きょういくしょくいんめんきょほうしこうきそく
教育職員免許法施行規則
昭和29年文部省令第26号
教育職員免許法(昭和24年法律第147号)の規定に基き、及びその規定を実施するため教育職員免許法施行規則(昭和24年文部省令第38号)の全部を改正する省令を次のように定める。
第1章 単位の修得方法等
第1条 教育職員免許法(昭和24年法律第147号。以下「免許法」という。)別表第1から別表第8までにおける単位の修得方法等に関しては、この章の定めるところによる。
第1条の2 免許法別表第1から別表第8までにおける単位の計算方法は、大学設置基準(昭和31年文部省令第28号)第21条第2項及び第3項(大学院設置基準(昭和49年文部省令第28号)第15条において準用する場合を含む。)、大学通信教育設置基準(昭和50年文部省令第33号)第5条、短期大学設置基準(昭和50年文部省令第21号)第7条第2項及び第3項並びに短期大学通信教育設置基準(昭和57年文部省令第3号)第5条に定める基準によるものとする。
第1条の3 免許法別表第1備考第2号の規定により専修免許状に係る基礎資格を取得する場合の単位の修得方法は、大学院における単位の修得方法の例によるものとする。
第2条 免許法別表第1に規定する幼稚園教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教科に関する科目の単位の修得方法は、小学校の教科に関する科目について修得するものとし、国語、算数、生活、音楽、図画工作及び体育の教科に関する科目(これら科目に含まれる内容を合わせた内容に係る科目その他これら科目に準ずる内容の科目を含む。)のうち1以上の科目について修得するものとする。
2 学生が前項の科目の単位を修得するに当たっては、大学は、各科目についての学生の知識及び技能の修得状況に応じ適切な履修指導を行うよう努めなければならない。
第3条 免許法別表第1に規定する小学校教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教科に関する科目の単位の修得方法は、国語(書写を含む。)、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭及び体育の教科に関する科目のうち1以上の科目について修得するものとする。
2 学生が前項の科目の単位を修得するに当たっては、大学は、各科目についての学生の知識及び技能の修得状況に応じ適切な履修指導を行うよう努めなければならない。
第4条 免許法別表第1に規定する中学校教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教科に関する科目の単位の修得方法は、次の表の第1欄に掲げる免許教科の種類に応じ、第2欄に掲げる科目について、専修免許状又は1種免許状の授与を受ける場合にあってはそれぞれ1単位以上計20単位を、2種免許状の授与を受ける場合にあってはそれぞれ1単位以上計10単位を修得するものとする。
第1欄 | 第2欄 |
免許教科 | 教科に関する科目 |
国語 | 国語学(音声言語及び文章表現に関するものを含む。) |
国文学(国文学史を含む。) | |
漢文学 | |
書道(書写を中心とする。) | |
社会 | 日本史及び外国史 |
地理学(地誌を含む。) | |
「法律学、政治学」 | |
「社会学、経済学」 | |
「哲学、倫理学、宗教学」 | |
数学 | 代数学 |
幾何学 | |
解析学 | |
「確率論、統計学」 | |
コンピュータ | |
理科 | 物理学 |
物理学実験(コンピュータ活用を含む。) | |
化学 | |
化学実験(コンピュータ活用を含む。) | |
生物学 | |
生物学実験(コンピュータ活用を含む。) | |
地学 | |
地学実験(コンピュータ活用を含む。) | |
音楽 | ソルフェージュ |
声楽(合唱及び日本の伝統的な歌唱を含む。) | |
器楽(合奏及び伴奏並びに和楽器を含む。) | |
指揮法 | |
音楽理論、作曲法(編曲法を含む。)及び音楽史(日本の伝統音楽及び諸民族の音楽を含む。) | |
美術 | 絵画(映像メディア表現を含む。) |
彫刻 | |
デザイン(映像メディア表現を含む。) | |
工芸 | |
美術理論及び美術史(鑑賞並びに日本の伝統美術及びアジアの美術を含む。) | |
保健体育 | 体育実技 |
「体育原理、体育心理学、体育経営管理学、体育社会学、体育史」及び運動学(運動方法学を含む。) | |
生理学(運動生理学を含む。) | |
衛生学及び公衆衛生学 | |
学校保健(小児保健、精神保健、学校安全及び救急処置を含む。) | |
保健 | 生理学及び栄養学 |
衛生学及び公衆衛生学 | |
学校保健(小児保健、精神保健、学校安全及び救急処置を含む。) | |
技術 | 木材加工(製図及び実習を含む。) |
金属加工(製図及び実習を含む。) | |
機械(実習を含む。) | |
電気(実習を含む。) | |
栽培(実習を含む。) | |
情報とコンピュータ(実習を含む。) | |
家庭 | 家庭経営学(家族関係学及び家庭経済学を含む。) |
被服学(被服製作実習を含む。) | |
食物学(栄養学、食品学及び調理実習を含む。) | |
住居学 | |
保育学(実習を含む。) | |
職業 | 産業概説 |
職業指導 | |
「農業、工業、商業、水産」 | |
「農業実習、工業実習、商業実習、水産実習、商船実習」 | |
職業指導 | 職業指導 |
職業指導の技術 | |
職業指導の運営管理 | |
英語 | 英語学 |
英米文学 | |
英語コミュニケーション | |
異文化理解 | |
宗教 | 宗教学 |
宗教史 | |
「教理学、哲学」 | |
備考 一 第2欄に掲げる教科に関する科目は、一般的包括的な内容を含むものでなければならない。(次条の表の場合においても同様とする。)
二 英語以外の外国語の教科に関する科目の単位の修得方法は、それぞれ英語の場合の例によるものとする。(次条の表の場合においても同様とする。)
三 「 」内に表示された教科に関する科目の単位の修得は、当該教科に関する科目の1以上にわたって行うものとする。ただし、「農業、工業、商業、水産」の修得方法は、これらの科目のうち2以上の科目(商船をもって水産と替えることができる。)についてそれぞれ2単位以上を修得するものとする。(次条、第9条、第15条第4項、第18条の2及び第64条第2項の場合においても同様とする。)
|
第5条 免許法別表第1に規定する高等学校教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教科に関する科目の単位の修得方法は、次の表の第1欄に掲げる免許教科の種類に応じ、第2欄に掲げる科目について、それぞれ1単位以上計20単位を修得するものとする。
第1欄 | 第2欄 |
免許教科 | 教科に関する科目 |
国語 | 国語学(音声言語及び文章表現に関するものを含む。) |
国文学(国文学史を含む。) | |
漢文学 | |
地理歴史 | 日本史 |
外国史 | |
人文地理学及び自然地理学 | |
地誌 | |
公民 | 「法律学(国際法を含む。)、政治学(国際政治を含む。)」 |
「社会学、経済学(国際経済を含む。)」 | |
「哲学、倫理学、宗教学、心理学」 | |
数学 | 代数学 |
幾何学 | |
解析学 | |
「確率論、統計学」 | |
コンピュータ | |
理科 | 物理学 |
化学 | |
生物学 | |
地学 | |
「物理学実験(コンピュータ活用を含む。)、化学実験(コンピュータ活用を含む。)、生物学実験(コンピュータ活用を含む。)、地学実験(コンピュータ活用を含む。)」 | |
音楽 | ソルフェージュ |
声楽(合唱及び日本の伝統的な歌唱を含む。) | |
器楽(合奏及び伴奏並びに和楽器を含む。) | |
指揮法 | |
音楽理論、作曲法(編曲法を含む。)及び音楽史(日本の伝統音楽及び諸民族の音楽を含む。) | |
美術 | 絵画(映像メディア表現を含む。) |
彫刻 | |
デザイン(映像メディア表現を含む。) | |
美術理論及び美術史(鑑賞並びに日本の伝統美術及びアジアの美術を含む。) | |
工芸 | 図法及び製図 |
デザイン | |
工芸制作(プロダクト制作を含む。) | |
工芸理論、デザイン理論及び美術史(鑑賞並びに日本の伝統工芸及びアジアの工芸を含む。) | |
書道 | 書道(書写を含む。) |
書道史 | |
「書論、鑑賞」 | |
「国文学、漢文学」 | |
保健体育 | 体育実技 |
「体育原理、体育心理学、体育経営管理学、体育社会学、体育史」及び運動学(運動方法学を含む。) | |
生理学(運動生理学を含む。) | |
衛生学及び公衆衛生学 | |
学校保健(小児保健、精神保健、学校安全及び救急処置を含む。) | |
保健 | 「生理学、栄養学、微生物学、解剖学」 |
衛生学及び公衆衛生学 | |
学校保健(小児保健、精神保健、学校安全及び救急処置を含む。) | |
看護 | 「生理学、生化学、病理学、微生物学、薬理学」 |
看護学(成人看護学、老年看護学及び母子看護学を含む。) | |
看護実習 | |
家庭 | 家庭経営学(家族関係学及び家庭経済学を含む。) |
被服学(被服製作実習を含む。) | |
食物学(栄養学、食品学及び調理実習を含む。) | |
住居学(製図を含む。) | |
保育学(実習及び家庭看護を含む。) | |
家庭電気・機械及び情報処理 | |
情報 | 情報社会及び情報倫理 |
コンピュータ及び情報処理(実習を含む。) | |
情報システム(実習を含む。) | |
情報通信ネットワーク(実習を含む。) | |
マルチメディア表現及び技術(実習を含む。) | |
情報と職業 | |
農業 | 農業の関係科目 |
職業指導 | |
工業 | 工業の関係科目 |
職業指導 | |
商業 | 商業の関係科目 |
職業指導 | |
水産 | 水産の関係科目 |
職業指導 | |
福祉 |
社会福祉学(職業指導を含む。) 高齢者福祉、児童福祉及び障害者福祉 社会福祉援助技術 介護理論及び介護技術 社会福祉総合実習(社会福祉援助実習及び社会福祉施設等における介護実習を含む。) 人体構造及び日常生活行動に関する理解 加齢及び障害に関する理解 |
商船 | 商船の関係科目 |
職業指導 | |
職業指導 | 職業指導 |
職業指導の技術 | |
職業指導の運営管理 | |
英語 | 英語学 |
英米文学 | |
英語コミュニケーション | |
異文化理解 | |
宗教 | 宗教学 |
宗教史 | |
「教理学、哲学」 |
第6条 免許法別表第1に規定する幼稚園、小学校、中学校又は高等学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教職に関する科目の単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
第1欄 | 最低修得単位数 | |||||||||||||||||||||
第2欄 | 第3欄 | 第4欄 | 第5欄 | 第6欄 | ||||||||||||||||||
教職に関する科目 | 教職の意義等に関する科目 | 教育の基礎理論に関する科目 | 教育課程及び指導法に関する科目 | 生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目 | 教育実習 | 教職実践演習 | ||||||||||||||||
右項の各科目に含めることが必要な事項 | 教職の意義及び教員の役割 | 教員の職務内容(研修、服務及び身分保障等を含む。) | 進路選択に資する各種の機会の提供等 | 教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 | 幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程を含む。) | 教育に関する社会的、制度的又は経営的事項 | 教育課程の意義及び編成の方法 | 各教科の指導法 | 道徳の指導法 | 特別活動の指導法 | 教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。) | 教育課程の意義及び編成の方法 | 保育内容の指導法 | 教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。) | 生徒指導の理論及び方法 | 教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法 | 進路指導の理論及び方法 | 幼児理解の理論及び方法 | 教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法 | |||
幼稚園教諭 | 専修免許状 | 2 | 6 | 18 | 2 | 5 | 2 | |||||||||||||||
1種免許状 | 2 | 6 | 18 | 2 | 5 | 2 | ||||||||||||||||
2種免許状 | 2 | 4 | 12 | 2 | 5 | 2 | ||||||||||||||||
小学校教諭 | 専修免許状 | 2 | 6 | 22 | 4 | 5 | 2 | |||||||||||||||
1種免許状 | 2 | 6 | 22 | 4 | 5 | 2 | ||||||||||||||||
2種免許状 | 2 | 4 | 14 | 4 | 5 | 2 | ||||||||||||||||
中学校教諭 | 専修免許状 | 2 | 6(五) | 12(六) | 4(二) | 5(三) | 2 | |||||||||||||||
1種免許状 | 2 | 6(五) | 12(六) | 4(二) | 5(三) | 2 | ||||||||||||||||
2種免許状 | 2 | 4(三) | 4(三) | 4(二) | 5(三) | 2 | ||||||||||||||||
高等学校教諭 | 専修免許状 | 2 | 6(四) | 6(四) | 4(二) | 3(二) | 2 | |||||||||||||||
1種免許状 | 2 | 6(四) | 6(四) | 4(二) | 3(二) | 2 | ||||||||||||||||
備考 一 教育課程及び指導法に関する科目は、幼稚園教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては、教育課程の意義及び編成の方法、保育内容の指導法並びに教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)を含むものとし、小学校又は中学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては、教育課程の意義及び編成の方法、各教科の指導法、道徳の指導法、特別活動の指導法並びに教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)を含むものとし、高等学校教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては、教育課程の意義及び編成の方法、各教科の指導法、特別活動の指導法並びに教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)を含むものとする。
二 教育課程及び指導法に関する科目は、学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第38条に規定する幼稚園教育要領、同令第52条に規定する小学校学習指導要領、同令第74条に規定する中学校学習指導要領又は同令第84条に規定する高等学校学習指導要領に掲げる事項に即し、包括的な内容を含むものでなければならない。
三 教育の基礎理論に関する科目に教育課程の意義及び編成の方法を含む場合にあっては、教育課程及び指導法に関する科目に教育課程の意義及び編成の方法を含むことを要しない。
四 各教科の指導法の単位の修得方法は、小学校教諭の専修免許状又は1種免許状の授与を受ける場合にあっては、国語(書写を含む。)、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭及び体育(以下この号において「国語等」という。)の教科の指導法についてそれぞれ2単位以上を、小学校教諭の2種免許状の授与を受ける場合にあっては、国語等のうち6以上の教科の指導法(音楽、図画工作又は体育の教科の指導法のうち2以上を含む。)についてそれぞれ2単位以上を、中学校又は高等学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては、それぞれ、受けようとする免許教科ごとに修得するものとする。
五 道徳の指導法の単位の修得方法は、小学校又は中学校の教諭の専修免許状又は1種免許状の授与を受ける場合にあっては2単位以上を、小学校又は中学校の教諭の2種免許状の授与を受ける場合にあっては1単位以上を修得するものとする。
六 生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目は、幼稚園教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては、幼児理解の理論及び方法並びに教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法を含むものとし、小学校、中学校又は高等学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては、生徒指導の理論及び方法、教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法並びに進路指導の理論及び方法を含むものとする。
七 教育実習は、授与を受けようとする普通免許状に係る学校並びに幼稚園教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては小学校及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律(平成18年法律第77号)第2条第7項に規定する幼保連携型認定こども園(以下「幼保連携型認定こども園」という。)、小学校教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては幼稚園、中学校及び幼保連携型認定こども園、中学校教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては小学校及び高等学校、高等学校教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては中学校の教育を中心とするものとする。この場合において、幼稚園には特別支援学校の幼稚部を、小学校には義務教育学校の前期課程及び特別支援学校の小学部を、中学校には義務教育学校の後期課程、中等教育学校の前期課程及び特別支援学校の中学部を、高等学校には中等教育学校の後期課程及び特別支援学校の高等部を含む。
八 教育実習の単位数には、教育実習に係る事前及び事後の指導(授与を受けようとする普通免許状に係る学校以外の学校、専修学校、社会教育に関する施設、社会福祉施設、児童自立支援施設及びボランティア団体における教育実習に準ずる経験を含むことができる。)の1単位を含むものとする。(第7条第1項、第10条及び第10条の4の表の場合においても同様とする。)
九 幼稚園又は小学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教育実習の単位は、幼稚園(特別支援学校の幼稚部及び附則第22項第4号に規定する幼稚園に相当する旧令による学校を含む。)、小学校(義務教育学校の前期課程、特別支援学校の小学部及び同項第1号に規定する小学校に相当する旧令による学校を含む。)又は幼保連携型認定こども園において、教員として1年以上良好な成績で勤務した旨の実務証明責任者の証明を有する者については、経験年数1年について1単位の割合で、表に掲げる幼稚園又は小学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教職に関する科目(教育実習を除く。)の単位をもって、これに替えることができる。
十 中学校又は高等学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教育実習の単位は、中学校(義務教育学校の後期課程、中等教育学校の前期課程及び特別支援学校の中学部並びに附則第22項第2号に規定する中学校に相当する旧令による学校を含む。)又は高等学校(中等教育学校の後期課程及び特別支援学校の高等部並びに同項第3号に規定する高等学校に相当する旧令による学校を含む。)において、教員として1年以上良好な成績で勤務した旨の実務証明責任者の証明を有する者については、経験年数1年について1単位の割合で、表に掲げる中学校又は高等学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教職に関する科目(教育実習を除く。)の単位をもって、これに替えることができる。
十一 教職実践演習は、当該演習を履修する者の教科に関する科目及び教職に関する科目(教職実践演習を除く。)の履修状況を踏まえ、教員として必要な知識技能を修得したことを確認するものとする(第10条及び第10条の4の表の場合においても同様とする。)。
十二 幼稚園、小学校又は中学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教職の意義等に関する科目、教育の基礎理論に関する科目、生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目、教育実習又は教職実践演習の単位は、教職の意義等に関する科目にあっては2単位まで、教育の基礎理論に関する科目にあっては6単位(2種免許状の授与を受ける場合にあっては4単位)まで、生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目にあっては2単位まで、教育実習にあっては3単位まで、教職実践演習にあっては2単位まで、他の学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合のそれぞれの科目の単位をもってあてることができる。
十三 高等学校教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教職の意義等に関する科目、教育の基礎理論に関する科目、生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目、教育実習又は教職実践演習の単位は、教職の意義等に関する科目にあっては2単位まで、教育の基礎理論に関する科目にあっては6単位まで、生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目、教育実習並びに教職実践演習にあってはそれぞれ2単位まで、幼稚園、小学校又は中学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合のそれぞれの科目の単位をもってあてることができる。
十四 幼稚園又は小学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教育課程及び指導法に関する科目に係る教育課程の意義及び編成の方法並びに教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)の単位のうち、2単位(2種免許状の授与を受ける場合にあっては1単位)までは、幼稚園又は小学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の単位をもってあてることができる。
十五 小学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教育課程及び指導法に関する科目に係る各教科の指導法の単位のうち、生活の教科の指導法の単位にあっては2単位まで、特別活動の指導法の単位にあっては1単位まで、幼稚園の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の保育内容の指導法の単位をもってあてることができる。
十六 保育内容の指導法の単位のうち、半数までは、小学校教諭の普通免許状の授与を受ける場合の各教科の指導法又は特別活動の指導法の単位をもってあてることができる。
十七 括弧内の数字は、免許法別表第1備考第9号の規定の適用を受ける者の修得すべき単位数とする。
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2 免許法別表第1備考第6号に規定する教職に関する科目の単位を修得させるために大学が設置する修業年限を1年とする課程(以下「教職特別課程」という。)における教職に関する科目の単位の修得方法は、前項に定める修得方法の例によるものとする。
3 大学は、第1項に規定する各科目の開設に当たっては、各科目の内容の整合性及び連続性を確保するとともに、効果的な教育方法を確保するように努めなければならない。
第6条の2 免許法別表第1に規定する幼稚園、小学校、中学校又は高等学校の教諭の専修免許状の授与を受ける場合の教科又は教職に関する科目の単位の修得方法は、第2条から第5条までに規定する教科に関する科目(中学校及び高等学校にあっては、当該専修免許状の授与を受けようとする者が有し又は所要資格を得ている1種免許状の教科に応じた教科に関する科目)又は前条に規定する教職に関する科目のうち1以上の科目について単位を修得するものとする。
2 免許法別表第1に規定する幼稚園、小学校、中学校又は高等学校の教諭の1種免許状又は2種免許状の授与を受ける場合の教科又は教職に関する科目の単位の修得方法は、第2条から第5条までに規定する教科に関する科目(中学校及び高等学校にあっては、授与を受けようとする免許状の教科に応じた教科に関する科目)又は前条に規定する教職に関する科目若しくは大学が加えるこれに準ずる科目のうち1以上の科目について単位を修得するものとする。
第7条 免許法別表第1に規定する特別支援学校教諭の普通免許状の授与を受ける場合の特別支援教育に関する科目の単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
特別支援教育に関する科目 | 最低修得単位数 | ||||||
第1欄 | 第2欄 | 第3欄 | 第4欄 | ||||
免許状の種類 | 特別支援教育の基礎理論に関する科目 | 特別支援教育領域に関する科目 | 免許状に定められることとなる特別支援教育領域以外の領域に関する科目 | 心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育実習 | |||
心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目 | 心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目 | 心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目 | 心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目 | ||||
特別支援学校教諭 | 専修免許状 | 2 | 16 | 5 | 3 | ||
1種免許状 | 2 | 16 | 5 | 3 | |||
2種免許状 | 2 | 8 | 3 | 3 | |||
備考 | |||||||
一 第1欄に掲げる科目は、特別支援学校の教育に係る、心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想並びに心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育に係る社会的、制度的又は経営的事項を含むものとする。
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二 第2欄に掲げる科目の単位の修得方法は、特別支援教育領域のうち、1又は2以上の免許状教育領域(授与を受けようとする免許状に定められることとなる特別支援教育領域をいう。次項において同じ。)について、それぞれ次のイ又はロに定める単位を修得するものとする。
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イ 視覚障害者又は聴覚障害者に関する教育の領域を定める免許状の授与を受けようとする場合にあっては、当該領域に関する心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目(以下「心理等に関する科目」という。)並びに当該領域に関する心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目(以下「教育課程等に関する科目」という。)について合わせて8単位(2種免許状の授与を受ける場合にあっては4単位)以上(当該心理等に関する科目に係る1単位以上及び当該教育課程等に関する科目に係る2単位(2種免許状の授与を受ける場合にあっては1単位)以上を含む。)
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|||||||
ロ 知的障害者、肢体不自由者又は病弱者(身体虚弱者を含む。以下同じ。)に関する教育の領域を定める免許状の授与を受けようとする場合にあっては、当該領域に関する心理等に関する科目及び当該領域に関する教育課程等に関する科目について合わせて4単位(2種免許状の授与を受ける場合にあっては2単位)以上(当該心理等に関する科目に係る1単位以上及び当該教育課程等に関する科目に係る2単位(2種免許状の授与を受ける場合にあっては1単位)以上を含む。)
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|||||||
三 第3欄に掲げる科目は、視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者及び病弱者に関する教育並びにその他障害により教育上特別の支援を必要とする者に対する教育に関する事項のうち、授与を受けようとする免許状に定められることとなる特別支援教育領域に関する事項以外の全ての事項を含むものとする。
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四 第4欄に定める単位は、特別支援学校において、教員として1年以上良好な成績で勤務した旨の実務証明責任者の証明を有するものについては、経験年数1年について1単位の割合で、それぞれ第1欄から第3欄までに掲げる科目に関する単位をもって、これに替えることができる。
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2 免許法別表第1に規定する特別支援学校教諭の専修免許状の授与を受ける場合の特別支援教育に関する科目の単位は、前項に規定するもののほか、免許状教育領域の種類に応じ、大学の加える特別支援教育に関する科目についても修得することができる。
3 特別支援教育に関する科目の修得により免許法第5条の2第3項の規定による新教育領域の追加の定めを受けようとする場合における特別支援教育に関する科目の単位の修得方法は、追加の定めを受けようとする新教育領域の種類に応じ、第1項の表備考第2号イ又はロに定める単位を修得するものとする。
4 前項の規定により修得するものとされる単位は、新教育領域の追加の定めを受けようとする者が免許状の授与を受けた際又は過去に新教育領域の追加の定めを受けた際に修得した単位(新たに追加の定めを受けようとする新教育領域に関する科目に係るものに限る。)をもって、これに替えることができる。この場合において、第1項の表の第3欄に掲げる科目について修得した単位数が同欄に定める最低修得単位数に不足することとなるときは、同欄に掲げる科目について、その不足する単位数と同数以上の単位を修得しなければならない。
5 免許法第5条の2第3項に規定する教育職員検定のうち、特別支援学校教諭の普通免許状に新教育領域を追加して定める場合の学力及び実務の検定は、次に定めるところによって行わなければならない。
一 学力の検定は、追加の定めを受けようとする新教育領域の種類に応じ、第1項の表第2欄に掲げる科目についてそれぞれ次のイ又はロに定める単位を修得するものとする。
イ 視覚障害者又は聴覚障害者に関する教育の領域の追加の定めを受けようとする場合にあっては、当該領域に関する心理等に関する科目及び当該領域に関する教育課程等に関する科目について合わせて4単位(2種免許状に新教育領域の追加の定めを受けようとする場合にあっては2単位)以上(当該心理等に関する科目に係る1単位以上及び当該教育課程等に関する科目に係る1単位以上を含む。)
ロ 知的障害者、肢体不自由者又は病弱者に関する教育の領域の追加の定めを受けようとする場合にあっては、当該領域に関する心理等に関する科目及び当該領域に関する教育課程等に関する科目についてそれぞれ1単位又は当該教育課程等に関する科目並びに当該心理等に関する科目及び当該教育課程等に関する科目の内容を含む科目(以下この号において「心理及び教育課程等に関する科目」という。)についてそれぞれ1単位(2種免許状に当該領域の追加の定めを受ける場合にあっては当該心理及び教育課程等に関する科目1単位)以上
二 前号の単位は、文部科学大臣の認定する講習、大学の公開講座若しくは通信教育において修得した単位又は文部科学大臣が大学に委嘱して行う試験の合格により修得した単位をもって替えることができる。
三 実務の検定は、特別支援学校の教員(専修免許状又は1種免許状に新教育領域の追加の定めを受けようとする場合にあっては、当該免許状に定められている特別支援教育領域又は追加の定めを受けようとする新教育領域を担任する教員に限り、2種免許状に新教育領域の追加の定めを受けようとする場合にあっては、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校又は幼保連携型認定こども園の教員を含む。)として1年間良好な成績で勤務した旨の実務証明責任者の証明を有することを必要とする。
6 第4項の規定は、前項の場合について準用する。この場合において、「前項」とあるのは「第5項」と読み替えるものとする。
7 免許法別表第1備考第6号に規定する特別支援教育に関する科目の単位を修得させるために大学が設置する修業年限を1年とする課程(以下「特別支援教育特別課程」という。)における特別支援教育に関する科目の単位の修得方法は、第1項から第4項までに定める修得方法の例によるものとする。
第8条 削除
第9条 免許法別表第2に規定する養護教諭の普通免許状の授与を受ける場合の養護に関する科目の単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
養護に関する科目 | 最低修得単位数 | ||||||||||
衛生学及び公衆衛生学(予防医学を含む。) | 学校保健 | 養護概説 | 健康相談活動の理論及び方法 | 栄養学(食品学を含む。) | 解剖学及び生理学 | 「微生物学、免疫学、薬理概論」 | 精神保健 | 看護学(臨床実習及び救急処置を含む。) | |||
免許状の種類 | 養護教諭 | 専修免許状 | 4 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 10 |
1種免許状 | 4 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 10 | ||
2種免許状 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 10 | ||
備考1 免許法別表第2の養護教諭の1種免許状のロの項に規定する養護に関する科目の単位の修得方法は、衛生学及び公衆衛生学(予防医学を含む。)、学校保健、養護概説及び栄養学(食品学を含む。)に含まれる内容について、合わせて3単位以上を修得するものとする。 二 免許法別表第2の養護教諭の1種免許状のハの項に規定する養護に関する科目の単位の修得方法は、衛生学及び公衆衛生学(予防医学を含む。)並びに栄養学(食品学を含む。)についてそれぞれ2単位以上を、学校保健及び養護概説について合わせて2単位以上を修得するものとする。
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第10条 免許法別表第2に規定する養護教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教職に関する科目の単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
第1欄 | 最低修得単位数 | |||||||||||||
第2欄 | 第3欄 | 第4欄 | 第5欄 | 第6欄 | ||||||||||
教職に関する科目 | 教職の意義等に関する科目 | 教育の基礎理論に関する科目 | 教育課程に関する科目 | 生徒指導及び教育相談に関する科目 | 養護実習 | 教職実践演習 | ||||||||
右項の各科目に含めることが必要な事項 | 教職の意義及び教員の役割 | 教員の職務内容(研修、服務及び身分保障等を含む。) | 進路選択に資する各種の機会の提供等 | 教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 | 幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程を含む。) | 教育に関する社会的、制度的又は経営的事項 | 教育課程の意義及び編成の方法 | 道徳及び特別活動に関する内容 | 教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。) | 生徒指導の理論及び方法 | 教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法 | |||
養護教諭 | 専修免許状 | 2 | 4 | 4 | 4 | 5 | 2 | |||||||
1種免許状 | 2 | 4 | 4 | 4 | 5 | 2 | ||||||||
2種免許状 | 2 | 2 | 2 | 2 | 4 | 2 | ||||||||
備考 一 免許法別表第2の養護教諭の1種免許状のロの項及びハの項に規定する教職に関する科目の単位の修得方法は、教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想並びに幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程を含む。)のうち1以上の事項並びに養護実習について、それぞれ2単位以上を修得するものとする。
二 養護実習の単位は、養護教諭、養護助教諭又は第69条の2に規定する職員として1年以上良好な成績で勤務した旨の実務証明責任者の証明を有する者については、経験年数1年について1単位の割合で、表に掲げる教職に関する科目(養護実習を除く。)の単位をもって、これに替えることができる。
三 教職の意義等に関する科目、教育の基礎理論に関する科目又は生徒指導及び教育相談に関する科目の単位は、教職の意義等に関する科目にあっては2単位まで、教育の基礎理論に関する科目にあっては4単位(2種免許状の授与を受ける場合にあっては2単位)まで、生徒指導及び教育相談に関する科目にあっては2単位まで、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合のそれぞれの科目の単位をもってあてることができる。
四 教職の意義等に関する科目、教育の基礎理論に関する科目、教育課程に関する科目又は生徒指導及び教育相談に関する科目の単位は、教職の意義等に関する科目にあっては2単位まで、教育の基礎理論に関する科目、教育課程に関する科目並びに生徒指導及び教育相談に関する科目にあってはそれぞれ4単位(2種免許状の授与を受ける場合にあっては2単位)まで、栄養教諭の普通免許状の授与を受ける場合のそれぞれの科目の単位をもってあてることができる。
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第10条の2 免許法別表第2に規定する養護教諭の専修免許状の授与を受ける場合の養護又は教職に関する科目の単位の修得方法は、第9条に規定する養護に関する科目又は前条に規定する教職に関する科目のうち1以上の科目について単位を修得するものとする。
2 免許法別表第2に規定する養護教諭の1種免許状又は2種免許状の授与を受ける場合の養護又は教職に関する科目の単位の修得方法は、第9条に規定する養護に関する科目又は前条に規定する教職に関する科目若しくは大学が加えるこれに準ずる科目のうち1以上の科目について単位を修得するものとする。
第10条の3 免許法別表第2の2に規定する栄養教諭の普通免許状の授与を受ける場合の栄養に係る教育に関する科目の単位の修得方法は、栄養教諭の役割及び職務内容に関する事項、幼児、児童及び生徒の栄養に係る課題に関する事項、食生活に関する歴史的及び文化的事項並びに食に関する指導の方法に関する事項を含む科目について、専修免許状又は1種免許状の授与を受ける場合にあっては4単位以上を、2種免許状の授与を受ける場合にあっては2単位以上を修得するものとする。
第10条の4 免許法別表第2の2に規定する栄養教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教職に関する科目の単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
第1欄 | 最低修得単位数 | |||||||||||||
第2欄 | 第3欄 | 第4欄 | 第5欄 | 第6欄 | ||||||||||
教職に関する科目 | 教職の意義等に関する科目 | 教育の基礎理論に関する科目 | 教育課程に関する科目 | 生徒指導及び教育相談に関する科目 | 栄養教育実習 | 教職実践演習 | ||||||||
右項の各科目に含めることが必要な事項 | 教職の意義及び教員の役割 | 教員の職務内容(研修、服務及び身分保障等を含む。) | 進路選択に資する各種の機会の提供等 | 教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 | 幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程を含む。) | 教育に関する社会的、制度的又は経営的事項 | 教育課程の意義及び編成の方法 | 道徳及び特別活動に関する内容 | 教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。) | 生徒指導の理論及び方法 | 教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法 | |||
栄養教諭 | 専修免許状 | 2 | 4 | 4 | 4 | 2 | 2 | |||||||
1種免許状 | 2 | 4 | 4 | 4 | 2 | 2 | ||||||||
2種免許状 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | ||||||||
備考 一 教職の意義等に関する科目、教育の基礎理論に関する科目又は生徒指導及び教育相談に関する科目の単位は、教職の意義等に関する科目にあっては2単位まで、教育の基礎理論に関する科目にあっては4単位(2種免許状の授与を受ける場合にあっては2単位)まで、生徒指導及び教育相談に関する科目にあっては2単位まで、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合のそれぞれの科目の単位をもってあてることができる。
二 教職の意義等に関する科目、教育の基礎理論に関する科目、教育課程に関する科目又は生徒指導及び教育相談に関する科目の単位は、教職の意義等に関する科目にあっては2単位まで、教育の基礎理論に関する科目、教育課程に関する科目並びに生徒指導及び教育相談に関する科目にあってはそれぞれ4単位(2種免許状の授与を受ける場合にあっては2単位)まで、養護教諭の普通免許状の授与を受ける場合のそれぞれの科目の単位をもってあてることができる。
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第10条の5 免許法別表第2の2に規定する栄養教諭の専修免許状の授与を受ける場合の栄養に係る教育又は教職に関する科目の単位の修得方法は、第10条の3に規定する栄養に係る教育に関する科目若しくは大学が加えるこれに準ずる科目(管理栄養士学校指定規則(昭和41年文部省・厚生省令第2号)別表第1に掲げる教育内容に係るものに限る。)又は前条に規定する教職に関する科目のうち1以上の科目について単位を修得するものとする。
第10条の6 幼稚園、小学校、中学校若しくは特別支援学校の教諭、養護教諭若しくは栄養教諭の1種免許状若しくは2種免許状を有する者又はこれらの免許状に係る所要資格を得ている者が、免許法別表第1、別表第2又は別表第2の2の規定により、それぞれの専修免許状又は1種免許状の授与を受けようとするときは、これらの別表の専修免許状又は1種免許状に係る第3欄に定める単位数のうちその者が有し又は所要資格を得ている1種免許状又は2種免許状に係る第3欄に定める単位数は、既に修得したものとみなす。
2 前項の規定の適用を受ける場合(1種免許状を有している者又は1種免許状に係る所要資格を得ている者が専修免許状の授与を受けようとする場合を除く。)の教職に関する科目、特別支援教育に関する科目、養護に関する科目又は栄養に係る教育に関する科目の単位の修得方法は、第6条、第7条、第9条、第10条、第10条の3及び第10条の4に規定する授与を受けようとする専修免許状又は1種免許状に係る各科目の単位数から2種免許状に係る各科目の単位数を差し引いた単位数について修得するものとする。
3 免許法別表第1、別表第2又は別表第2の2の規定により幼稚園、小学校、中学校若しくは特別支援学校の教諭、養護教諭又は栄養教諭の専修免許状若しくは1種免許状の授与を受けようとする者は、それぞれの1種免許状又は2種免許状の授与を受けるために修得した科目の単位をこれらの別表の専修免許状又は1種免許状に係る第3欄に掲げる単位数に含めることができる。ただし、第2条から第6条、第7条、第9条、第10条、第10条の3及び第10条の4に規定する1種免許状又は2種免許状に係る各科目の単位数を上限とする。
4 第7条第3項又は第5項の規定により1種免許状に新教育領域の追加の定めを受けようとする者が、当該領域を定めた2種免許状を所持している場合、当該領域を定めた2種免許状に係る所要資格を得ている場合又は特別支援学校教諭の2種免許状に当該新教育領域の追加の定めを受けることができる者である場合には、同条第3項又は第5項に定める単位数のうち2種免許状に当該領域の追加の定めを受けるためにそれぞれ必要な単位数は、既に修得したものとみなす。
5 第7条第3項又は第5項の規定により1種免許状に新教育領域の追加の定めを受けようとする者は、当該新教育領域を定めた2種免許状の授与を受けるため、又は2種免許状に当該新教育領域の追加の定めを受けるために修得した科目の単位を同条第3項又は第5項に定める1種免許状に係る単位数に含めることができる。ただし、同条第3項又は第5項に定める単位数のうち、2種免許状に当該新教育領域の追加の定めを受けるためにそれぞれ必要な単位数を上限とする。
第10条の7 認定課程を有する大学に入学した者は、当該大学の認めるところにより、当該大学に入学する前に大学(認定課程を有する大学(授与を受けようとする普通免許状に係る学校に相当する学校の教員を養成する外国の大学を含む。)に限る。)において修得した科目の単位のうち、大学設置基準第30条第1項(大学院設置基準第15条において準用する場合を含む。)、短期大学設置基準第16条第1項又は専門職大学院設置基準(平成15年文部科学省令第16号)第22条第1項若しくは第28条第1項の規定により当該大学における授業科目の履修により修得したものとみなされるものについては、当該大学が有する認定課程に係る免許状の授与を受けるための科目の単位に含めることができる。この場合において、当該大学に入学する前の大学が短期大学である場合にあっては、第2条から第6条、第7条、第9条、第10条、第10条の3及び第10条の4に規定する2種免許状(高等学校教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては、中学校教諭の2種免許状)に係る各科目の単位数を上限とする。
2 免許法別表第1、別表第2又は別表第2の2の規定により普通免許状の授与を受けようとする者は、認定課程を有する大学の認めるところにより、認定課程を有する他の大学(授与を受けようとする普通免許状に係る学校に相当する学校の教員を養成する外国の大学を含む。)において修得した科目の単位のうち、大学設置基準第28条(大学院設置基準第15条において準用する場合を含む。)、短期大学設置基準第14条又は専門職大学院設置基準第21条若しくは第27条の規定により当該大学における授業科目の履修により修得したものとみなされるものについては、当該大学が有する認定課程に係る免許状の授与を受けるための科目の単位に含めることができる。
第11条 免許法別表第3の規定により普通免許状の授与を受ける場合(特別免許状を有する者で免許法別表第3の規定により普通免許状の授与を受ける場合を除く。)の単位の修得方法は、次の表の第1欄に掲げる免許状の種類に応じ、それぞれ第2欄に掲げる科目の単位を含めて第3欄に掲げる単位を修得するものとする。
第1欄 | 第2欄 | 第3欄 | |||
受けようとする免許状の種類 | 教科に関する科目 | 教職に関する科目 | 教科又は教職に関する科目 | 最低修得単位数 | |
幼稚園教諭 | 専修免許状 | 15 | 15 | ||
1種免許状 | 4 | 20 | 6 | 45 | |
2種免許状 | 5 | 30 | 45 | ||
小学校教諭 | 専修免許状 | 15 | 15 | ||
1種免許状 | 4 | 21 | 5 | 45 | |
2種免許状 | 4 | 29 | 2 | 45 | |
中学校教諭 | 専修免許状 | 15 | 15 | ||
1種免許状 | 10 | 16 | 4 | 45 | |
2種免許状 | 10 | 21 | 4 | 45 | |
高等学校教諭 | 専修免許状 | 15 | 15 | ||
1種免許状 | 10 | 12 | 8 | 45 | |
備考 一 第2欄に掲げる教科に関する科目、教職に関する科目及び教科又は教職に関する科目の単位の修得方法は、それぞれ第2条から第6条の2までに定める修得方法の例にならうものとする。ただし、専修免許状の授与を受ける場合の教科又は教職に関する科目の単位のうち3単位までは、第6条第1項の表に規定する教職に関する科目に準ずる科目の単位をもって、これに替えることができる。
二 高等学校教諭の1種免許状の授与を受けようとする者が、大学に2年以上在学し、62単位以上を修得した者又は高等専門学校を卒業した者で、免許法第5条第6項の規定により高等学校助教諭の臨時免許状の授与を受けたものであり、かつ、大学又は高等専門学校において教職に関する科目について4単位以上を修得していないものであるときは、4単位に不足する単位数を12単位に加えた単位数を、教職に関する科目の単位として修得しなければならない。
三 幼稚園、小学校、中学校又は高等学校の教諭の1種免許状の授与を受けようとする者が大学に3年以上在学し、かつ、93単位以上を修得したもの又は大学に2年以上及び大学の専攻科に1年以上在学し、かつ、93単位以上を修得したものであるときは、その者は、幼稚園又は小学校の教諭の1種免許状の授与を受ける場合にあっては、この表の当該1種免許状の項の第3欄に掲げる最低修得単位数のうち、第2欄に掲げる教科に関する科目2単位及び教職に関する科目8単位を含めて20単位を、中学校教諭の1種免許状の授与を受ける場合にあっては、この表の当該1種免許状の項の第3欄に掲げる最低修得単位数のうち、第2欄に掲げる教科に関する科目4単位及び教職に関する科目6単位を含めて20単位を、高等学校教諭の1種免許状の授与を受ける場合にあっては、この表の当該1種免許状の項の第3欄に掲げる最低修得単位数のうち、第2欄に掲げる教科に関する科目5単位及び教職に関する科目5単位を含めて20単位を修得したものとみなして、この表を適用する。
四 保健の教科についての中学校教諭の1種免許状の授与を受けようとする者が旧国立養護教諭養成所を卒業したものであるときは、その者は、この表の中学校教諭の1種免許状の項の第3欄に掲げる最低修得単位数のうち、第2欄に掲げる教科に関する科目4単位及び教職に関する科目6単位を含めて20単位を修得したものとみなして、この表を適用する。
|
2 免許法別表第3の規定により1種免許状又は2種免許状の授与を受けようとする者は、前項の表の第2欄に掲げる教科に関する科目及び教職に関する科目以外の科目の単位を修得するに当たっては、幅広く深い教養を身に付けるよう努めなければならない。
第11条の2 特別免許状を有する者で免許法別表第3の規定により普通免許状の授与を受ける場合の単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
第1欄 | 第2欄 | ||
受けようとする免許状の種類 | 教職に関する科目 | 教科又は教職に関する科目 | |
小学校教諭 | 専修免許状 | 26 | 15 |
1種免許状 | 26 | ||
中学校教諭 | 専修免許状 | 10 | 15 |
高等学校教諭 | 専修免許状 | 10 | 15 |
備考1 第2欄に掲げる教科又は教職に関する科目の単位の修得方法は、第6条の2第1項に定める修得方法の例にならうものとする。ただし、教科又は教職に関する科目の単位のうち3単位までは、第6条第1項の表に規定する教職に関する科目に準ずる科目の単位をもって、これに替えることができる。 二 小学校教諭の専修免許状又は1種免許状の授与を受ける場合の教職に関する科目の単位の修得方法は、第6条第1項の表に規定する教育の基礎理論に関する科目6単位以上並びに生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目4単位以上並びに国語(書写を含む。)、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭及び体育の教科の指導法のうち専修免許状又は1種免許状の授与を受けようとするものが有している特別免許状の教科以外の教科の指導法についてそれぞれ2単位以上を修得するものとする。
三 中学校教諭又は高等学校教諭の専修免許状の授与を受ける場合の教職に関する科目の単位の修得方法は、第6条第1項の表に規定する教育の基礎理論に関する科目6単位以上並びに生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目4単位以上を修得するものとする。
|
第12条 第11条第1項の表備考第3号又は第4号に規定する者の免許法別表第3の第3欄に定める最低在職年数の通算については、その者の大学又は旧国立養護教諭養成所における在学年数のうち2年を超える在学年数1年をもって在職年数2年とみなして取り扱うことができる。第17条第1項の表備考に規定する者の免許法別表第6の第3欄に定める最低在職年数の通算についても、同様とする。
第13条 免許法別表第3の規定により1種免許状又は2種免許状の授与を受けようとする者が、同表備考第7号の規定により10単位の修得をもって足りる場合における単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
受けようとする免許状の種類 | 最低修得単位数 | |||
教科に関する科目 | 教職に関する科目 | 教科又は教職に関する科目 | ||
幼稚園教諭 | 1種免許状 | 1 | 7 | 2 |
2種免許状 | 1 | 9 | ||
小学校教諭 | 1種免許状 | 1 | 7 | 2 |
2種免許状 | 1 | 8 | 1 | |
中学校教諭 | 1種免許状 | 3 | 5 | 2 |
2種免許状 | 3 | 6 | 1 | |
高等学校教諭 | 1種免許状 | 3 | 4 | 3 |
備考 この表各項の教科に関する科目、教職に関する科目及び教科又は教職に関する科目の単位の修得方法は、それぞれ第2条から第6条の2までに定める修得方法の例にならうものとする。 |
第14条 免許法別表第3の規定により1種免許状又は2種免許状の授与を受けようとする者で、同表備考第7号の規定の適用を受けるもの(10単位の修得をもって足りる者を除く。)の単位の修得方法は、第11条及び前条に定める修得方法を参酌して、都道府県の教育委員会規則で定める。
第15条 免許法別表第4に規定する中学校又は高等学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教科に関する科目の単位の修得方法は、それぞれ第4条又は第5条に定める修得方法の例にならうものとする。
2 免許法別表第4に規定する中学校又は高等学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合の教職に関する科目の単位は、当該教科に関する教科の指導法の単位とする。
3 免許法別表第4に規定する中学校又は高等学校の教諭の専修免許状の授与を受ける場合の教科又は教職に関する科目の単位の修得方法は、第6条の2第1項に定める修得方法の例にならうものとする。
4 次の表の第1欄に掲げる事項についての免許法第16条の4第1項の免許状を有する者が免許法別表第4の規定により次の表の第2欄に掲げる教科についての高等学校教諭の1種免許状の授与を受ける場合には、それぞれ免許法別表第4の高等学校教諭の1種免許状の項第3欄に定める単位数から、教科に関する科目については4単位を、教職に関する科目については1単位を差し引くものとする。この場合における教科に関する科目の単位の修得方法については、次の表の第3欄に掲げる単位を修得したものとみなして、第1項の規定を適用する。
第1欄 | 第2欄 | 第3欄 | |
受けている免許状の事項の種類 | 受けようとする免許状の教科の種類 | 修得したものとみなす教科に関する科目の単位数 | |
第5条に規定するもの | |||
柔道又は剣道 | 保健体育 | 体育実技2 | |
「体育原理、体育心理学、体育経営管理学、体育社会学、体育史」及び運動学(運動方法学を含む。) | 2 | ||
情報技術、建築、インテリア又はデザイン | 工業 | 工業の関係科目4 | |
情報処理又は計算実務 | 商業 | 商業の関係科目4 |
第16条 免許法別表第5に規定する単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
受けようとする免許状の種類 | 最低修得単位数 | |||
教科に関する科目 | 教職に関する科目 | 教科又は教職に関する科目 | ||
中学校において職業実習を担任する教諭 | 専修免許状 | 15 | ||
1種免許状 | 10 | 5 | ||
2種免許状 | 10 | 10 | ||
高等学校において看護実習、家庭実習、情報実習、農業実習、工業実習、商業実習、水産実習、福祉実習又は商船実習を担任する教諭 | 専修免許状 | 15 | ||
1種免許状 | 5 | 5 |
2 免許法別表第5備考第3号の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、前項の規定にかかわらず、同表第3欄に定める最低修得単位数が10単位である場合には、教科に関する科目5単位以上及び教職に関する科目5単位以上を、同表第3欄に定める最低修得単位数が15単位である場合には、教科に関する科目8単位以上及び教職に関する科目7単位以上を修得するものとする。
3 免許法別表第5備考第4号の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、第1項の規定にかかわらず、教科に関する科目5単位以上及び教職に関する科目5単位以上を修得するものとする。
4 前3項の教科に関する科目の単位の修得方法は、第4条に定める職業についての修得方法又は第5条に定める看護、家庭、情報、農業、工業、商業、水産、福祉若しくは商船についての修得方法の例にならうものとし、教職に関する科目の単位の修得方法は、第6条に定める修得方法の例にならうものとする。
5 第1項の教科又は教職に関する科目の単位の修得方法は、第6条の2第1項に定める修得方法の例にならうものとする。ただし、教科又は教職に関する科目の単位のうち3単位までは、第6条第1項の表に規定する教職に関する科目に準ずる科目の単位をもって、これに替えることができる。
第17条 免許法別表第6に規定する単位の修得方法は、次の表の第1欄に掲げる免許状の種類に応じ、それぞれ第2欄に掲げる科目の単位を含めて第3欄に掲げる単位を修得するものとする。
第1欄 | 第2欄 | 第3欄 | |||
受けようとする免許状の種類 | 養護に関する科目 | 教職に関する科目 | 養護又は教職に関する科目 | 最低修得単位数 | |
養護教諭 | 専修免許状 | 15 | 15 | ||
1種免許状 | 8 | 6 | 2 | 20 | |
2種免許状 | 14 | 8 | 2 | 30 | |
備考 養護教諭の1種免許状の授与を受けようとする者が、大学に3年以上在学し、かつ、93単位以上を修得したもの若しくは大学に2年以上及び大学の専攻科に1年以上在学し、かつ、93単位以上を修得したもの又は旧国立養護教諭養成所を卒業したものであるときは、その者は、この表の当該1種免許状の項の第3欄に掲げる最低修得単位数のうち、第2欄に掲げる養護に関する科目4単位及び教職に関する科目3単位を含めて10単位を修得したものとみなして、この表を適用する。 |
2 免許法別表第6の規定により1種免許状又は2種免許状の授与を受けようとする者は、前項の表の第2欄に掲げる養護に関する科目及び教職に関する科目以外の科目の単位を修得するに当たっては、幅広く深い教養を身に付けるよう努めなければならない。
3 免許法別表第6備考第1号又は第2号の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、第1項の規定にかかわらず、養護に関する科目4単位及び教職に関する科目3単位を含めて10単位を修得するものとする。
4 第1項及び前項の養護に関する科目、教職に関する科目及び養護又は教職に関する科目の単位の修得方法は、それぞれ第9条、第10条及び第10条の2に定める修得方法の例にならうものとする。ただし、専修免許状の授与を受ける場合の養護又は教職に関する科目の単位のうち3単位までは、第10条の表に規定する教職に関する科目に準ずる科目の単位をもって、これに替えることができる。
第17条の2 免許法別表第6の2に規定する単位の修得方法は、次の表の第1欄に掲げる免許状の種類に応じ、それぞれ第2欄に掲げる科目の単位を含めて第3欄に掲げる単位を修得するものとする。
第1欄 | 第2欄 | 第3欄 | ||||
受けようとする免許状の種類 | 管理栄養士学校指定規則別表第1に掲げる教育内容に係る科目 | 栄養に係る教育に関する科目 | 教職に関する科目 | 栄養に係る教育又は教職に関する科目 | 最低修得単位数 | |
栄養教諭 | 専修免許状 | 15 | 15 | |||
1種免許状 | 32 | 2 | 6 | 40 |
2 免許法別表第6の2備考の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、前項の規定にかかわらず、栄養に係る教育に関する科目2単位以上及び教職に関する科目6単位以上を修得するものとする。
3 前2項の栄養に係る教育に関する科目、教職に関する科目及び栄養に係る教育又は教職に関する科目の単位の修得方法は、それぞれ第10条の3、第10条の4及び第10条の5に定める修得方法の例にならうものとする。
第18条 免許法別表第7に規定する単位の修得方法は、第7条に定める修得方法の例にならうものとする。
第18条の2 免許法別表第8に規定する単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
受けようとする免許状の種類 | 有することを必要とする学校の免許状 | 最低修得単位数 | |||||
教科に関する科目 | 教職に関する科目 | 教科又は教職に関する科目 | |||||
教育課程及び指導法に関する科目 | 生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目 | ||||||
各教科の指導法 | 道徳の指導法 | 保育内容の指導法 | |||||
幼稚園教諭2種免許状 | 小学校教諭普通免許状 | 6 | |||||
小学校教諭2種免許状 | 幼稚園教諭普通免許状 | 10 | 1 | 2 | |||
中学校教諭普通免許状 | 10 | 2 | |||||
中学校教諭2種免許状 | 小学校教諭普通免許状 | 10 | 2 | 2 | |||
高等学校教諭普通免許状 | 2 | 1 | 2 | 4 | |||
高等学校教諭1種免許状 | 中学校教諭普通免許状(2種免許状を除く。) | 2 | 2 | 8 |
備考
一 教科に関する科目の単位の修得方法は、第4条に定める修得方法の例にならうものとする。
二 各教科の指導法の単位の修得方法は、小学校教諭の2種免許状の授与を受ける場合にあっては、国語(書写を含む。)、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭及び体育のうち5以上の教科の指導法(幼稚園教諭の普通免許状を有する場合にあっては生活、中学校教諭の普通免許状を有する場合にあってはその免許教科に相当する教科を除く。)についてそれぞれ2単位以上を、中学校教諭の2種免許状又は高等学校教諭の1種免許状の授与を受ける場合にあっては、それぞれ受けようとする免許教科ごとに修得するものとする。
三 教科又は教職に関する科目の修得方法は、第6条の2に定める修得方法の例にならうものとし、高等学校教諭の普通免許状を有する者が中学校教諭の2種免許状の授与を受ける場合の教科又は教職に関する科目の修得方法は、国語の教科についての免許状の授与を受ける場合にあっては書道(書写を中心とする。)について1単位以上を、地理歴史の教科についての免許状を有する者が社会の教科についての免許状の授与を受ける場合にあっては「法律学、政治学」、「社会学、経済学」及び「哲学、倫理学、宗教学」についてそれぞれ1単位以上を、公民の教科についての免許状を有する者が社会の教科についての免許状の授与を受ける場合にあっては日本史及び外国史並びに地理学(地誌を含む。)についてそれぞれ1単位以上を、理科の教科についての免許状の授与を受ける場合にあっては物理学実験(コンピュータ活用を含む。)、化学実験(コンピュータ活用を含む。)、生物学実験(コンピュータ活用を含む。)及び地学実験(コンピュータ活用を含む。)のうち3以上の科目についてそれぞれ1単位以上を、美術の教科についての免許状の授与を受ける場合にあっては工芸について1単位以上を、技術の教科についての免許状の授与を受ける場合にあっては木材加工(製図及び実習を含む。)、金属加工(製図及び実習を含む。)及び栽培(実習を含む。)についてそれぞれ1単位以上を修得するものとし、中学校教諭の普通免許状(2種免許状を除く。)を有する者が高等学校教諭の1種免許状の授与を受ける場合の教科又は教職に関する科目の修得方法は、地理歴史の教科についての免許状の授与を受ける場合にあっては第5条の表第2欄に掲げる地理歴史の教科に関する科目のうち1以上の科目について1単位以上を、公民の教科についての免許状の授与を受ける場合にあっては同表第2欄に掲げる公民の教科に関する科目のうち1以上の科目について1単位以上を、情報の教科についての免許状の授与を受ける場合にあっては同表第2欄に掲げる情報の教科に関する科目(情報社会及び情報倫理並びにコンピュータ及び情報処理(実習を含む。)を除く。)についてそれぞれ1単位以上を、工業の教科についての免許状の授与を受ける場合にあっては同表第2欄に掲げる工業の教科に関する科目についてそれぞれ2単位以上を、家庭の教科についての免許状の授与を受ける場合にあっては住居学(製図を含む。)、保育学(実習及び家庭看護を含む。)並びに家庭電気・機械及び情報処理についてそれぞれ1単位以上を修得するものとする。
四 幼稚園、小学校若しくは中学校の教諭の2種免許状又は高等学校教諭の1種免許状の授与を受けようとする者について、免許法別表第8の第3欄に定める最低在職年数に加え、次の表の上欄に掲げる受けようとする免許状の種類に応じ、それぞれ同表の下欄に掲げる学校の教員として良好な成績で勤務した旨の実務証明責任者の証明を有する在職年数があるときは、3単位にその在職年数を乗じて得た単位数(免許法別表第8の第4欄に定める単位数のうちその半数までの単位数を限度とする。)を修得したものとみなして、この表を適用する。
受けようとする免許状の種類 | 学校 |
幼稚園教諭2種免許状 |
イ 幼稚園
ロ 特別支援学校の幼稚部
ハ 幼保連携型認定こども園
|
小学校教諭2種免許状 |
イ 小学校
ロ 学校教育法施行規則第79条の9第1項の規定により小学校における教育と一貫した教育を施す中学校
ハ 義務教育学校
ニ 特別支援学校の小学部
|
中学校教諭2種免許状 |
イ 学校教育法施行規則第79条の9第1項の規定により中学校における教育と一貫した教育を施す小学校
ロ 中学校
ハ 義務教育学校
ニ 学校教育法(昭和22年法律第26号)第71条の規定により中学校における教育と一貫した教育を施す高等学校
ホ 中等教育学校
ヘ 特別支援学校の中学部
|
高等学校教諭1種免許状 |
イ 学校教育法第71条の規定により高等学校における教育と一貫した教育を施す中学校
ロ 高等学校
ハ 中等教育学校
ニ 特別支援学校の高等部
|
第18条の3 免許法別表第8備考に規定する中学校教諭普通免許状(2種免許状を除く。)を有する者が高等学校教諭1種免許状の授与を受けようとする場合の免許状に係る教科については、次の表の定めるところによる。
有している中学校教諭の普通免許状(2種免許状を除く。)の教科の種類 | 受けようとする高等学校教諭1種免許状の教科の種類 |
国語 | 国語 |
社会 | 地理歴史又は公民 |
数学 | 数学 |
理科 | 理科 |
音楽 | 音楽 |
美術 | 美術 |
保健体育 | 保健体育 |
保健 | 保健 |
技術 | 工業又は情報 |
家庭 | 家庭 |
外国語(英語その他外国語ごとに応ずるものとする。) | 外国語(英語その他外国語ごとに応ずるものとする。) |
宗教 | 宗教 |
2 免許法別表第8備考に規定する高等学校教諭普通免許状を有する者が中学校教諭2種免許状の授与を受けようとする場合の免許状に係る教科については、次の表の定めるところによる。
有している高等学校教諭の普通免許状の教科の種類 | 受けようとする中学校教諭2種免許状の教科の種類 |
国語 | 国語 |
地理歴史又は公民 | 社会 |
数学 | 数学 |
理科 | 理科 |
音楽 | 音楽 |
美術 | 美術 |
保健体育 | 保健体育 |
保健 | 保健 |
工業又は情報 | 技術 |
家庭 | 家庭 |
外国語(英語その他外国語ごとに応ずるものとする。) | 外国語(英語その他外国語ごとに応ずるものとする。) |
宗教 | 宗教 |
第18条の4 免許法別表第8の規定により1種免許状又は2種免許状の授与を受けようとする者が、第18条の2の表備考第4号の規定により免許法別表第8の第4欄に定める単位数の半数(小数点以下は切り上げる。)の修得をもって足りる場合における単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
受けようとする免許状の種類 | 有することを必要とする学校の免許状 | 最低修得単位数 | |||||
教科に関する科目 | 教職に関する科目 | 教科又は教職に関する科目 | |||||
教育課程及び指導法に関する科目 | 生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目 | ||||||
各教科の指導法 | 道徳の指導法 | 保育内容の指導法 | |||||
幼稚園教諭2種免許状 | 小学校教諭普通免許状 | 3 | |||||
小学校教諭2種免許状 | 幼稚園教諭普通免許状 | 5 | 1 | 1 | |||
中学校教諭普通免許状 | 5 | 1 | |||||
中学校教諭2種免許状 | 小学校教諭普通免許状 | 5 | 1 | 1 | |||
高等学校教諭普通免許状 | 1 | 1 | 1 | 2 | |||
高等学校教諭1種免許状 | 中学校教諭普通免許状(2種免許状を除く。) | 1 | 1 | 4 | |||
備考 この表各項の教科に関する科目、教職に関する科目及び教科又は教職に関する科目の単位の修得方法は、第18条の2に定める修得方法の例にならうものとする。 |
第18条の5 免許法別表第8の規定により1種免許状又は2種免許状の授与を受けようとする者で、第18条の2の表備考第4号の規定の適用を受けるもの(前条に規定する場合を除く。)の単位の修得方法は、第18条の2及び前条に定める修得方法を参酌して、都道府県の教育委員会規則で定める。
第2章 認定課程
第19条 免許法別表第1備考第5号イ又は第6号の規定に基づき文部科学大臣が免許状授与の所要資格を得させるための適当と認める大学の課程(以下「認定課程」という。)に関しては、この章の定めるところによる。
第20条 文部科学大臣は、免許法別表第1、別表第2又は別表第2の2に規定する科目の単位の修得に関し、大学の課程が教育課程、教員組織、教育実習並びに施設及び設備について、免許状授与の所要資格を得させるための課程として適当であることを当該科目に係る免許状の種類(中学校及び高等学校の教員の免許状にあっては免許教科の種類を、特別支援学校の教員の免許状にあっては特別支援教育領域の種類を含む。以下この章において同じ。)ごとに、認定するものとする。ただし、教職特別課程にあっては専修免許状又は1種免許状授与の所要資格を得させるための課程(当該課程において専修免許状授与の所要資格を得ることができる者は、免許法別表第1の専修免許状の項に係る所要資格のうち教職に関する科目以外の科目の最低単位数は既に修得している者に限る。)について、特別支援教育特別課程にあっては1種免許状授与の所要資格を得させるための課程について認定するものとする。
2 前項ただし書の規定による認定は、教職特別課程にあっては中学校又は高等学校の教諭の1種免許状に係る認定課程を有する大学、特別支援教育特別課程にあっては特別支援学校教諭の1種免許状に係る認定課程を有する大学に限り行うものとする。
第21条 前条の規定により課程の認定を受けようとする大学の設置者は、認定を受けようとする課程について、次の事項を記載した申請書を文部科学大臣に提出しなければならない。ただし、大学設置基準第43条第1項、大学院設置基準第31条第2項、短期大学設置基準第36条第1項又は専門職大学院設置基準第32条第2項に規定する共同教育課程(以下この項及び次条第4項において単に「共同教育課程」という。)について課程の認定を受けようとする場合は、当該共同教育課程を編成するすべての大学の設置者が申請書を提出しなければならない。
一 大学及び大学の学部の名称
二 大学の学科、課程若しくはこれらに相当する組織、大学の専攻科又は大学院の研究科の名称
三 免許状の種類
四 学生定員
五 教育課程
六 教員の氏名、職名、履歴、担任科目及び専任兼任の別
七 教育実習施設に関する事項
八 学則
九 その他大学において必要と認める事項
2 大学の設置者は、前項第5号に掲げる事項を変更しようとするときは、あらかじめ文部科学大臣に届け出なければならない。
第22条 認定課程を有する大学は、免許状授与の所要資格を得させるために必要な授業科目を自ら開設し、体系的に教育課程を編成しなければならない。
2 免許法別表第1備考第8号及び別表第2備考第4号に規定する文部科学大臣が指定する短期大学の専攻科は、前項の規定にかかわらず、1種免許状に係る科目の単位数から2種免許状に係る科目の単位数を差し引いた単位数について修得させるために必要な授業科目を開設しなければならない。
3 認定課程を有する大学は、教育上有益と認めるときは、大学設置基準第28条第1項(大学院設置基準第15条において準用する場合を含む。)又は短期大学設置基準第14条第1項の規定により大学が定める他の大学の授業科目として開設される教職に関する科目及び特別支援教育に関する科目を前2項の規定により開設する授業科目とみなすことができる。この場合において、当該みなすことができる授業科目の単位数は、免許法別表第1、別表第2及び別表第2の2に規定する当該科目の単位数のそれぞれ3割を超えないものとする。
4 認定課程であり、かつ、共同教育課程である教育課程を編成する大学(以下この項において「構成大学」という。)は、当該構成大学のうちの一の大学が開設する当該共同教育課程に係る授業科目を、当該構成大学のうちの他の大学が第1項の規定により開設する授業科目とそれぞれみなすものとする。
5 第1項及び第2項の教育課程の編成に当たっては、教員として必要な幅広く深い教養及び総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養するよう適切に配慮しなければならない。
第22条の2 文部科学大臣は、認定課程につき必要があると認めるときは、認定課程を有する大学に対して当該認定課程の実施について報告を求めることができる。
2 文部科学大臣は、認定課程を有する大学が、第21条第2項、前条及び次条並びに第23条の規定による文部科学大臣の定めに違反しているときその他認定課程の教育課程、教員組織、教育実習並びに施設及び設備が認定課程として適当でないと認めるときは、免許法第16条の3第4項の政令で定める審議会の意見を聴いて、当該大学に対し、その是正を勧告することができる。
3 文部科学大臣は、前項の勧告によってもなお是正が行われない場合には、第20条第1項に規定する認定を取り消すことができる。
第22条の3 免許法別表第1備考第8号及び別表第2備考第4号に規定する文部科学大臣が指定する短期大学の専攻科は、学位規則(昭和28年文部省令第9号)第6条第1項に規定する独立行政法人大学改革支援・学位授与機構が定める要件を満たす短期大学の専攻科とする。
第22条の4 認定課程を有する大学は、学生が普通免許状に係る所要資格を得るために必要な科目の単位を修得するに当たっては、当該認定課程の全体を通じて当該学生に対する適切な指導及び助言を行うよう努めなければならない。
第22条の5 認定課程を有する大学は、第6条第1項の表第5欄に掲げる教育実習、第7条第1項の表第4欄に規定する心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育実習、第10条の表第5欄に規定する養護実習及び第10条の4の表第5欄に規定する栄養教育実習(この条において「教育実習等」という。)を行うに当たっては、教育実習等の受入先の協力を得て、その円滑な実施に努めなければならない。
第22条の6 認定課程を有する大学は、次に掲げる教員の養成の状況についての情報を公表するものとする。
一 教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること。
二 教員の養成に係る組織及び教員の数、各教員が有する学位及び業績並びに各教員が担当する授業科目に関すること。
三 教員の養成に係る授業科目、授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画に関すること。
四 卒業者の教員免許状の取得の状況に関すること。
五 卒業者の教員への就職の状況に関すること。
六 教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組に関すること。
2 前項の規定による情報の公表は、適切な体制を整えた上で、刊行物への掲載、インターネットの利用その他広く周知を図ることができる方法によって行うものとする。
第23条 認定課程に関し、必要な事項は、この章に規定するもののほか、別に文部科学大臣が定める。
第3章 相当課程
第24条 免許法別表第1備考第2号の規定に基づき文部科学大臣が大学の専攻科に相当する課程として指定する課程及び同表備考第5号ロの規定に基づき文部科学大臣が大学の課程に相当する課程として指定する課程に関しては、この章の定めるところによる。
第25条 免許法別表第1備考第2号に規定する大学の専攻科に相当する課程は、大学院の課程とする。
第26条 免許法別表第1備考第5号ロに規定する大学の課程に相当する課程は、高等学校、中等教育学校の後期課程及び特別支援学校の高等部の専攻科の課程(学校教育法第58条の2(同法第70条第1項及び第82条において準用する場合を含む。)に規定するものに限る。)、高等専門学校の課程(第4学年及び第5学年に係る課程に限る。)、高等専門学校の専攻科の課程並びに専修学校の専門課程(同法第132条に規定するものに限る。)とする。
第4章 教員養成機関の指定
第27条 免許法第5条第1項に規定する養護教諭養成機関、免許法別表第1備考第2号の3及び第3号に規定する幼稚園、小学校、中学校又は特別支援学校の教員養成機関並びに免許法別表第2の2備考第2号に規定する栄養教諭の教員養成機関に対する文部科学大臣の指定に関しては、この章の定めるところによる。
第28条 前条の指定は、大学の課程における前条に掲げる学校の教員、養護教諭又は栄養教諭の養成数が、不充分な場合に限り、行うものとする。
2 前条の教員養成機関は、大学(当該教員の養成課程を有するものに限るものとし、養護教諭養成機関、特別支援学校の教員養成機関又は栄養教諭の教員養成機関の場合には、当分の間、教育学部又は学校教育学部を有する大学とすることができる。以下この章において同じ。)に附置されるか又は大学の指導と承認のもとに運営されなければならない。
第29条 第27条の指定は、国(国立大学法人法(平成15年法律第112号)第2条第1項に規定する国立大学法人を含む。)、地方公共団体(地方独立行政法人法(平成15年法律第118号)第68条第1項に規定する公立大学法人を含む。)、私立学校法(昭和24年法律第270号)第3条の規定による学校法人又は同法第64条第4項の規定による法人が設置する教員養成機関について行うものとする。
第30条 第27条の教員養成機関の指定を受けようとするときは、その設置者は、次の事項を記載した申請書を、これに指導と承認を受けようとする大学の意見書を添え、文部科学大臣に提出しなければならない。
一 設置者の名称及び住所
二 目的
三 名称及び位置
四 開設年月日
五 教育課程
六 生徒定員
七 長の氏名及び履歴
八 教員の氏名、職名、履歴、担任科目及び専任兼任の別
九 施設、設備、実習施設等に関する事項
十 収支予算
十一 学則
十二 法人の寄附行為
十三 その他設置者において必要と認める事項
第31条 指定を受けた教員養成機関(以下「指定教員養成機関」という。)の設置者は、前条第5号又は第6号に掲げる事項を変更しようとするときは、文部科学大臣に申請してその承認を受けなければならない。
2 指定教員養成機関の設置者は、前条第1号から第3号まで、第7号若しくは第9号に掲げる事項を変更しようとするとき又は指定教員養成機関を廃止しようとするときは、文部科学大臣に届け出なければならない。
第31条の2 免許法別表第1備考第2号の3に規定する教員養成機関及び免許法別表第2の養護教諭の2種免許状のイの項の養護教諭養成機関に係る卒業の要件は、当該教員養成機関又は養護教諭養成機関に2年以上在学し、62単位以上を修得することとする。
第32条 免許法別表第1の幼稚園、小学校及び中学校の教諭の2種免許状の授与の所要資格に関する指定教員養成機関、免許法別表第2の養護教諭の2種免許状のイの項の指定教員養成機関並びに免許法別表第2の2の栄養教諭の1種免許状及び2種免許状の授与の所要資格に関する指定教員養成機関においては、それぞれ、その免許状授与の所要資格を得させるために必要な授業科目を開設し、生徒に履修させなければならない。
2 免許法別表第1の特別支援学校教諭の2種免許状の授与の所要資格に関する指定教員養成機関においては、それぞれ、特別支援教育に関する科目について、その免許状授与の所要資格を得させるために必要な授業科目を開設し、生徒に履修させなければならない。
3 免許法別表第2の養護教諭の1種免許状のロの項及びハの項の指定教員養成機関においては、それぞれ、その免許状授与の所要資格を得させるために必要な養護に関する科目の単位及び教職に関する科目の単位を含めて、17単位及び32単位以上の授業科目を開設し、生徒に履修させなければならない。
4 第1項及び前項の指定教員養成機関においては、その授業科目の開設に当たっては、幅広く深い教養を身に付けさせるよう適切に配慮しなければならない。
第33条 指定教員養成機関が第28条第2項又は第31条の規定に違反したときは、文部科学大臣はその指定を取り消すことができる。
第5章 免許法認定講習
第34条 免許法別表第3備考第6号に規定する文部科学大臣の認定する講習に関しては、この章の定めるところによる。
第35条 この章の規定により認定を受けた講習は、免許法認定講習と称する。
第36条 免許法認定講習を開設することのできる者は、次の各号のいずれかに掲げるものとする。
一 開設しようとする講習の課程に相当する課程を有する大学(第4章に規定する特別支援学校の教員養成機関を含む。第39条第3項において同じ。)
二 免許法に定める授与権者
三 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
四 地方自治法(昭和22年法律第67号)第252条の19第1項の指定都市の教育委員会
五 地方自治法第252条の22第1項の中核市の教育委員会
2 前項第2号、第4号及び第5号に掲げるものの開設する免許法認定講習は、大学(開設しようとする講習の課程に相当する課程を有するものに限るものとし、養護教諭、特別支援学校教諭及び栄養教諭の普通免許状の授与を受けようとするために必要とする単位を修得させることを目的として開設しようとする講習の課程の場合には、当分の間、教育学部又は学校教育学部を有する大学とすることができる。)の指導のもとに、運営されなければならない。
3 免許法認定講習を開設する者は、その適切な水準の確保に努めなければならない。
第37条 免許法認定講習の講師は、次の各号のいずれかに該当する者でなければならない。
一 大学の教員(第4章に規定する文部科学大臣の指定する養護教諭養成機関、特別支援学校の教員養成機関又は栄養教諭の教員養成機関の教員を含む。以下この章及び第6章において同じ。)
二 その他前号に準ずる者(免許法第5条第1項ただし書各号のいずれかに該当する者を除く。)
2 前条第1項第2号、第4号及び第5号に掲げるものが開設する免許法認定講習の講師の半数以上は、大学の教員でなければならない。
3 前条第1項第2号、第4号及び第5号に掲げるものが、第1項第2号に掲げる者を講師として委嘱しようとするときは、指導を受ける大学の意見を聞かなければならない。
第38条 免許法認定講習における単位は、第1条の2の定めるところにより、開設者が当該単位の課程として定めた授業時数について、それぞれ5分の4以上出席し、開設者の行う試験、論文、報告書その他による成績審査に合格した者に授与するものとする。
第39条 第36条第1項各号に掲げるものが、開設しようとする講習について、免許法別表第3備考第6号の規定による認定(以下この章において「認定」という。)を受けようとするときは、当該講習に関し次の事項を記載した申請書を、講習開始1月前までに、文部科学大臣に提出しなければならない。
一 講習の目的及び名称
二 指導を受けようとする大学の名称
三 会場
四 期間
五 講習人員及び学級区分
六 講習課程
七 各科目についての時間及び単位の配当
八 全日制定時制の別及びその計画
九 講師の氏名、主要職歴及び担任科目
十 成績審査の方法
十一 実験又は実習を伴う科目を開設する場合はその施設、設備
十二 受講料
十三 収支予算
十四 その他開設しようとする者において必要と認める事項
2 前項第4号から第9号までに掲げる事項は、会場ごとに記載しなければならない。
3 開設しようとする講習について認定を受けようとするものが第36条第1項第1号に掲げる大学であるときは、第1項の申請書に当該大学の学則を添付しなければならない。
第40条 免許法認定講習の開設者が、前条第1項第6号、第7号及び第9号に掲げる事項を変更しようとするときは、文部科学大臣に届け出なければならない。
第41条 免許法認定講習の開設者が、第36条第2項及び第3項、第37条、第38条並びに前条の規定に違反したときは、文部科学大臣はその認定を取り消すことができる。
第42条 免許法認定講習の開設者は、免許法認定講習終了後2月以内に、免許法認定講習の実施状況及び収支決算について、文部科学大臣に報告しなければならない。
第43条 免許法認定講習の実施に関する基準は、この章に規定するもののほか、別に文部科学大臣が定める。
第5章の2 免許法認定公開講座
第43条の2 免許法別表第3備考第6号に規定する文部科学大臣の認定する大学の公開講座に関しては、この章の定めるところによる。
第43条の3 この章の規定により認定を受けた大学の公開講座は、免許法認定公開講座と称する。
第43条の4 免許法認定公開講座は、開設しようとする公開講座の課程に相当する課程を有する大学に限り開設することができる。
第43条の5 第39条の規定は公開講座について認定を受けようとする大学に、第36条第3項、第38条及び第40条から第42条までの規定は公開講座について認定を受けた大学に準用する。
第43条の6 免許法認定公開講座の実施に関する基準は、この章に規定するもののほか、別に文部科学大臣が定める。
第6章 免許法認定通信教育
第44条 免許法別表第3備考第6号に規定する文部科学大臣の認定する通信教育に関しては、この章の定めるところによる。
第45条 この章の規定により認定を受けた通信教育は、免許法認定通信教育と称する。
第46条 免許法認定通信教育は、開設しようとする通信教育の課程に相当する課程を有する大学及び独立行政法人国立特別支援教育総合研究所に限り開設することができる。
2 免許法認定通信教育を開設する者は、その適切な水準の確保に努めなければならない。
第46条の2 免許法認定通信教育の講師は、次の各号のいずれかに該当する者でなければならない。
一 大学の教員
二 その他前号に準ずる者(免許法第5条第1項ただし書各号のいずれかに該当する者を除く。)
第47条 免許法認定通信教育における単位は、第1条の2の定めるところに準じて行う通信教育の課程を修了し、開設者の行う試験、論文、報告書その他による成績審査に合格した者に授与するものとする。
第48条 大学及び独立行政法人国立特別支援教育総合研究所が、開設しようとする通信教育について、免許法別表第3備考第6号の規定による認定(以下この章において「認定」という。)を受けようとするときは、当該通信教育に関し次の事項を記載した申請書に、通信教育用教材及び学習指導書を添えて当該通信教育の開設2月前までに、文部科学大臣に提出しなければならない。
一 通信教育の目的及び名称
二 受講者定員
三 教育課程及び指導計画
四 各科目についての単位の配当
五 講師の氏名、主要職歴及び担任科目
六 成績審査の方法
七 受講料
八 収支予算
九 その他開設しようとする者において必要と認める事項
2 開設しようとする通信教育について認定を受けようとするものが第46条第1項に規定する大学であるときは、前項の申請書に当該大学の学則を添付しなければならない。
3 免許法認定通信教育の開設者が第1項第3号から第5号までに掲げる事項を変更しようとするときは、文部科学大臣に届け出なければならない。
第49条 免許法認定通信教育の開設者が、第46条第2項、第46条の2、第47条及び前条第3項の規定に違反したときは、文部科学大臣はその認定を取り消すことができる。
第50条 免許法認定通信教育の開設者は、免許法認定通信教育終了後2月以内に、免許法認定通信教育の実施状況及び収支決算について、文部科学大臣に報告しなければならない。
第7章 単位修得試験
第51条 免許法別表第3備考第6号に規定する文部科学大臣が大学に委嘱して行う試験に関しては、この章の定めるところによる。
第52条 この章の規定により行う試験は、単位修得試験(以下「試験」という。)と称する。
第53条 試験の問題は、試験の委嘱を受けた大学(以下この章において「大学」という。)が作成するものとする。
第54条 大学、試験の科目、場所及び期日並びに出願期日その他の試験の実施細目については、そのつど文部科学大臣が、官報で告示する。ただし、特別の事情のある場合には、適宜な方法によって公示するものとする。
第55条 試験は、原則として、筆記試験によるものとする。ただし、大学において必要があると認める場合には、口述又は実地の試験を加えることができる。
第56条 大学は、科目ごとに、試験の合格者の決定を行い、その者に対して単位を授与しなければならない。
2 前項の単位は、原則として、1科目について2単位とする。
第57条 大学は、試験に関し、次の事項を記載した計画書を、試験の開始期日の2月前までに、文部科学大臣に提出しなければならない。
一 科目
二 場所
三 期日
四 問題作成者及び採点者の氏名
五 成績審査の方法
六 収支予算
七 その他大学において必要と認める事項
第58条 大学が、前条各号に掲げる事項を変更しようとするときは、文部科学大臣に届け出なければならない。
第59条 大学は、試験終了後1月以内に、試験問題、試験実施状況、科目ごとの合格者数及び授与単位数並びに収支決算について、文部科学大臣に報告しなければならない。
第60条 試験を受けようとする者は、1科目について100円を基準として試験を行う大学が定める額の受験手数料を納付しなければならない。
2 前項の規定により納付した受験手数料は、いかなる場合においても返還しない。
第61条 試験の実施に関する基準は、この章に規定するもののほか、別に文部科学大臣が定める。
第7章の2 免許状の有効期間の更新及び延長
第61条の2 免許法第9条の2に規定する免許状の有効期間の更新及び延長に関しては、この章の定めるところによる。
第61条の3 免許法第9条の2第3項に規定する文部科学省令で定める期間は、2年2月とする。
第61条の4 免許管理者は、免許法第9条の2第1項の規定による申請をした者(免許法第9条の3第3項各号に掲げる者に限る。)が次の各号のいずれかに該当する者(第1号、第2号及び第5号に掲げる者については、最新の知識技能を十分に有していないと免許管理者が認める者を除く。)であるときは、免許法第9条の2第3項の規定により、免許状更新講習を受ける必要がないものとして認めるものとする。
一 校長、副校長、教頭、主幹教諭(幼保連携型認定こども園の主幹養護教諭及び主幹栄養教諭を含む。)、指導教諭、主幹保育教諭又は指導保育教諭
二 指導主事、社会教育主事その他教育委員会において学校教育又は社会教育に関する専門的事項の指導等に関する事務に従事している者として免許管理者が定める者
三 免許状更新講習の講師
四 国若しくは地方公共団体の職員又は次に掲げる法人の役員若しくは職員で、前2号に掲げる者に準ずる者として免許管理者が定める者
イ 国立大学法人法(平成15年法律第112号)第2条第1項に規定する国立大学法人及び同条第3項に規定する大学共同利用機関法人
ロ 地方独立行政法人法(平成15年法律第118号)第68条第1項に規定する公立大学法人
ハ 私立学校法(昭和24年法律第270号)第3条に規定する学校法人
ニ 社会福祉法(昭和26年法律第45号)第22条に規定する社会福祉法人(幼保連携型認定こども園を設置するものに限る。第65条の7第3号において同じ。)
ホ 独立行政法人通則法(平成11年法律第103号)第2条第1項に規定する独立行政法人であって、文部科学大臣が指定したもの
五 学校における学習指導、生徒指導等に関し、特に顕著な功績があった者に対する表彰等であって免許管理者が指定したものを受けた者
六 その他前各号に掲げる者と同等以上の最新の知識技能を有する者として、文部科学大臣が別に定める者
第61条の5 免許法第9条の2第5項の文部科学省令で定めるやむを得ない事由は、次の各号に掲げる事由とする。
一 心身の故障若しくは刑事事件に関し起訴されたことによる休職、引き続き90日以上の病気休暇(90日未満の病気休暇で免許管理者がやむを得ないと認めるものを含む。)、産前及び産後の休業、育児休業又は介護休業の期間中であること。
二 地震、積雪、洪水その他の自然現象により交通が困難となっていること。
三 海外に在留する邦人のための在外教育施設若しくは外国の教育施設又はこれらに準ずるものにおいて教育に従事していること。
四 外国の地方公共団体の機関等に派遣されていること。
五 大学の大学院の課程若しくは専攻科の課程又はこれらの課程に相当する外国の大学の課程に専修免許状の取得を目的として在学していること(取得しようとする専修免許状に係る基礎となる免許状(免許法別表第3、別表第5、別表第6、別表第6の2又は別表第7の規定により専修免許状の授与を受けようとする場合には有することを必要とされる免許状をいう。)を有している者に限る。)。
六 教育職員として任命され、又は雇用された日から普通免許状又は特別免許状の有効期間の満了の日までの期間が2年2月未満であること。
七 前各号に掲げる事由のほか、免許管理者がやむを得ない事由として認める事由があること。
第61条の6 免許管理者は、免許法第9条の2第5項に規定する相当の期間を定めるに当たっては、免許法第9条の3第4項の規定により免許状更新講習を受けることができない場合並びに前条第1号から第5号まで及び第7号に掲げる事由による場合にあっては、当該事由がなくなった日から起算して2年2月を超えない範囲内で、同条第6号に掲げる事由による場合にあっては、教育職員として任命され、又は雇用された日から起算して2年2月を超えない範囲内で定めなければならない。
第61条の7 免許法第9条の2第1項に規定する申請は、当該申請に係る普通免許状又は特別免許状の有効期間の満了する日の2月前までにしなければならない。
第61条の8 前条の申請をしようとする者は、免許状更新講習規則(平成20年文部科学省令第10号)第4条の表選択領域の項に掲げる事項に係る免許状更新講習を履修するに当たっては、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める免許状更新講習を履修しなければならない。
一 教諭の免許状の有効期間の更新を受けようとする者 教諭を対象とする免許状更新講習
二 養護教諭の免許状の有効期間の更新を受けようとする者 養護教諭を対象とする免許状更新講習
三 栄養教諭の免許状の有効期間の更新を受けようとする者 栄養教諭を対象とする免許状更新講習
第61条の9 免許法第9条の2第5項に規定する有効期間の延長は、当該有効期間の延長に係る普通免許状又は特別免許状を有する者の申請により行うものとする。
2 前項の申請は、普通免許状又は特別免許状の有効期間の満了する日の2月前までに、申請書に免許管理者が定める書類を添えて、これを免許管理者に提出してしなければならない。
第61条の10 免許管理者は、普通免許状又は特別免許状の有効期間を更新し、又は延長したときは、その免許状を有する者に対して、普通免許状又は特別免許状の有効期間の更新又は延長に関する証明書を発行しなければならない。
第7章の3 免許状更新講習
第61条の11 免許状更新講習に関し必要な事項は、免許法に定めるもののほか、免許状更新講習規則の定めるところによる。
第8章 教員資格認定試験
第61条の12 免許法第16条の2第1項の教員資格認定試験(以下「教員資格認定試験」という。)の受験資格、実施の方法その他試験に関し必要な事項は、教員資格認定試験規程(昭和48年文部省令第17号)の定めるところによる。
第9章 中学校等の教員の特例
第61条の13 免許法第16条の3及び第16条の4に規定する中学校教諭又は高等学校教諭の普通免許状の授与については、この章の定めるところによる。
第61条の14 免許法第16条の4第1項の規定による高等学校教諭の普通免許状は、柔道、剣道、情報技術、建築、インテリア、デザイン、情報処理及び計算実務の事項について授与するものとする。
第10章 自立教科等の免許状
第62条 免許法第4条の2第2項に規定する特別支援学校において専ら自立教科等の教授を担任する教員の普通免許状及び臨時免許状の授与については、この章の定めるところによる。
第63条 特別支援学校の高等部において専ら自立教科(自立教科等のうち自立活動を除いたものをいう。以下同じ。)の教授を担任する教員の普通免許状及び臨時免許状については、次項から第4項までに定めるところによる。
2 普通免許状は、特別支援学校自立教科教諭の免許状とし、それぞれ1種免許状及び2種免許状に区分する。
3 臨時免許状は、特別支援学校自立教科助教諭の免許状とする。
4 特別支援学校の自立教科の教員の普通免許状及び臨時免許状は、視覚障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校の高等部における理療(あん摩マッサージ指圧、はり及びきゅうを含む。)、理学療法及び音楽並びに聴覚障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校の高等部における理容及び特殊技芸(美術、工芸及び被服に分ける。)の各教科について授与するものとする。
第63条の2 特別支援学校において専ら自立活動の教授を担任する教員の普通免許状については、次項及び第3項に定めるところによる。
2 普通免許状は、特別支援学校自立活動教諭の1種免許状とする。
3 特別支援学校の自立活動の教員の普通免許状は、視覚障害教育、聴覚障害教育、肢体不自由教育、言語障害教育の各自立活動について授与するものとする。
第64条 特別支援学校自立教科教諭の普通免許状は、次の表の下欄に掲げる基礎資格を有する者又は免許法第6条第1項の規定による教育職員検定(以下この章において「教育職員検定」という。)に合格した者に授与する。ただし、特別支援学校自立教科教諭の普通免許状のうち次の各号に掲げるものは、それぞれ当該各号に定める者には、授与しない。
一 理療の教科についての普通免許状 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(昭和22年法律第217号)の規定によるあん摩マッサージ指圧師免許、はり師免許又はきゅう師免許(以下それぞれ「あん摩マッサージ指圧師免許」、「はり師免許」及び「きゅう師免許」という。)のいずれかを有しない者(医師法(昭和23年法律第201号)の規定による医師免許(以下この項において「医師免許」という。)を受けているものを除く。)
二 理学療法の教科についての普通免許状 理学療法士及び作業療法士法(昭和40年法律第137号)の規定による理学療法士の免許(第65条において「理学療法士免許」という。)を有しない者
三 理容の教科についての普通免許状 理容師法(昭和22年法律第234号)、美容師法(昭和32年法律第163号)又は理容師法及び美容師法の特例に関する法律(昭和23年法律第67号)の規定による理容師免許及び美容師免許(第65条においてそれぞれ「理容師免許」及び「美容師免許」という。)のいずれも有しない者
上欄 | 下欄 | ||
免許状の種類 | 教科の種類 | 基礎資格 | |
特別支援学校自立教科教諭 | 1種免許状 | 理療 |
イ 文部科学大臣の指定する特別支援学校の教員養成機関の理療科を卒業したこと。
|
ロ 医師免許を受けていること。
|
|||
理学療法 |
次に掲げる科目の単位を含めて計26単位以上修得していること。 イ 特別支援教育の基礎理論に関する科目 2単位以上
ロ 視覚障害者に関する教育の領域に関する科目 8単位以上
ハ 視覚障害者に関する教育の領域に関する科目又は視覚障害者に関する教育の領域以外の領域に関する科目 13単位以上(視覚障害者に関する教育の領域以外の領域に関する科目に係る5単位以上を含む。)
ニ 心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育実習 3単位以上
|
||
音楽 | 文部科学大臣の指定する特別支援学校の教員養成機関の音楽科を卒業したこと。 | ||
特殊技芸 | 文部科学大臣の指定する特別支援学校の教員養成機関の特殊技芸科を卒業したこと。 | ||
2種免許状 | 理療 | 文部科学大臣の指定する特別支援学校の教員養成機関の理療科に1年以上在学したこと。 | |
理学療法 |
次に掲げる科目の単位を含めて計16単位以上修得していること。 イ 特別支援教育の基礎理論に関する科目 2単位以上
ロ 視覚障害者に関する教育の領域に関する科目 4単位以上
ハ 視覚障害者に関する教育の領域に関する科目又は視覚障害者に関する教育の領域以外の領域に関する科目 7単位以上(視覚障害者に関する教育の領域以外の領域に関する科目に係る3単位以上を含む。)
ニ 心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育実習 3単位以上
|
||
音楽 | 文部科学大臣の指定する特別支援学校の教員養成機関の音楽科に1年以上在学したこと。 | ||
特殊技芸 | 文部科学大臣の指定する特別支援学校の教員養成機関の特殊技芸科に1年以上在学したこと。 | ||
備考 一 この表の下欄に掲げる科目の単位の修得方法は、免許法別表第1に規定する特別支援学校教諭の普通免許状(視覚障害者に関する教育の領域を定めるものに限る。)の授与を受ける場合における第7条に定める特別支援教育に関する科目の各科目の修得方法の例にならうものとする。
二 この表の下欄に規定する文部科学大臣の指定する特別支援学校の教員養成機関については、第4章(第29条を除く。)の規定を準用する(次項の表の第4欄の場合においても同様とする。)。
|
2 前項の教育職員検定のうち、学力及び実務の検定は、次の表の定めるところによる。
第1欄 | 第2欄 | 第3欄 | 第4欄 | ||
所要資格 | 有することを必要とする第1欄に掲げる学校の教員の免許状の種類及び免許状に係る教科の種類 | 第2欄に定める各免許状を取得した後、特別支援学校の教員として良好な成績で勤務した旨の実務証明責任者の証明を有することを必要とする最低在職年数 | 第2欄に定める各免許状を取得した後、大学、文部科学大臣の指定する特別支援学校の教員養成機関又は文部科学大臣の認定する講習、大学の公開講座若しくは通信教育において修得することを必要とする最低単位数 | ||
受けようとする免許状の種類 | |||||
特別支援学校自立教科教諭 | 1種免許状 | 2種免許状 | 理療 | 5 | 10 |
理学療法 | 5 | 3 | |||
音楽 | 10 | ||||
理容 | 10 | ||||
特殊技芸 | 10 | ||||
2種免許状 | 臨時免許状 | 理療 | 5 | 15 | |
理学療法 | 5 | 6 | |||
音楽 | 5 | 10 | |||
理容 | 5 | ||||
特殊技芸 | 5 | 10 | |||
備考 一 実務の検定は第3欄により、学力の検定は第4欄によるものとする。
二 第3欄に定める最低在職年数については、その授与を受けようとする免許状に係る教科の種類に応じ、それぞれ視覚障害者である幼児、児童若しくは生徒に対する教育を行う特別支援学校(次号において「視覚特別支援学校」という。)又は聴覚障害者である幼児、児童若しくは生徒に対する教育を行う特別支援学校(次号において「聴覚特別支援学校」という。)の教員として在職した年数とし、同欄の実務証明責任者は、特別支援学校の教員についての免許法別表第3の第3欄に規定する実務証明責任者と同様とする。
三 この表の第4欄に定める単位の修得方法は、次のイからヘまでに定めるところによる。ただし、イからヘまでに掲げる科目は、授与を受けようとする免許状に係る教科の種類に応じ、それぞれ視覚特別支援学校又は聴覚特別支援学校の教育を中心として修得するものとする。
イ 理療の教科の教授を担任する特別支援学校自立教科教諭の1種免許状の授与を受ける場合にあっては、「第7条第1項の表に定める特別支援教育の基礎理論に関する科目、特別支援教育領域に関する科目」3単位以上及び理療に関する科目7単位以上
ロ 理学療法の教科の教授を担任する特別支援学校自立教科教諭の1種免許状の授与を受ける場合にあっては、「第7条第1項の表に定める特別支援教育の基礎理論に関する科目、特別支援教育領域に関する科目」3単位以上
ハ 理療の教科の教授を担任する特別支援学校自立教科教諭の2種免許状の授与を受ける場合にあっては、第7条第1項の表に定める特別支援教育の基礎理論に関する科目4単位以上、特別支援教育領域に関する科目のうち心理等に関する科目2単位以上及び理療に関する科目9単位以上
ニ 理学療法の教科の教授を担任する特別支援学校自立教科教諭の2種免許状の授与を受ける場合にあっては、第7条第1項の表に定める特別支援教育の基礎理論に関する科目4単位以上及び特別支援教育領域に関する科目のうち心理等に関する科目2単位以上
ホ 音楽の教科の教授を担任する特別支援学校自立教科教諭の2種免許状の授与を受ける場合にあっては、第7条第1項の表に定める特別支援教育の基礎理論に関する科目4単位以上、特別支援教育領域に関する科目のうち心理等に関する科目2単位以上及び音楽に関する科目4単位以上
ヘ 特殊技芸の教授を担任する特別支援学校自立教科教諭の2種免許状の授与を受ける場合にあっては、第7条第1項の表に定める特別支援教育の基礎理論に関する科目4単位以上、特別支援教育領域に関する科目のうち心理等に関する科目2単位以上及びその免許教科に係る教科に関する科目4単位以上
四 この表の第4欄に規定する文部科学大臣の認定する講習、大学の公開講座又は通信教育については、第5章、第5章の2又は第6章の規定を、同欄に規定する単位の計算方法については第1条の2の規定をそれぞれ準用する。
|
第65条 特別支援学校自立教科助教諭の臨時免許状は、次の各号に掲げる免許教科に応じ、それぞれ当該各号に定める者に、教育職員検定により授与する。
一 理療 あん摩マッサージ指圧師免許、はり師免許及びきゅう師免許を受けている者
二 理学療法 理学療法士免許を受けている者
三 音楽 視覚障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校の高等部の音楽専攻科を卒業した者
四 理容 理容師免許又は美容師免許を受けている者で、かつ、聴覚障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校高等部の理容科の専攻科を卒業したもの又は4年以上理容に関する実地の経験を有するもの
五 特殊技芸 免許教科の種類に応じ、それぞれ聴覚障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校の高等部の相当課程の専攻科において2年以上の課程を修了した者又は10年以上実地の経験を有する者
第65条の2 特別支援学校自立活動教諭の1種免許状は、その免許状に係る教員資格認定試験に合格した者に授与する。
第10章の2 特別免許状
第65条の3 免許法第4条の2第3項及び第5条第3項から第5項までに規定する特別免許状の授与については、この章の定めるところによる。
第65条の4 免許法第5条第5項に規定する文部科学省令で定める者は、学校教育に関し学識経験を有する者であって、認定課程を有する大学の学長、認定課程を有する学部の学部長又はこれらに準ずる者及び小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校若しくは特別支援学校の校長又はこれらに準ずる者とする。
第65条の5 免許法第4条の2第3項の規定による特別支援学校教諭の特別免許状は、第63条第4項に掲げる各教科及び第63条の2第3項に掲げる各自立活動について授与するものとする。
第65条の6 免許法第5条第4項に規定する教育職員検定の申請は、特別免許状の授与を受けようとする者が、当該者を教育職員に任命し、又は雇用しようとする者の推薦書を添えて行うものとする。
第11章 雑則
第65条の7 免許法第2条第2項に規定する文部科学省令で定める教育の職にある者は、次に掲げる者であって教育職員以外の者とする。
一 幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校又は幼保連携型認定こども園の職員
二 教育委員会又は教育委員会の所管に属する教育機関(前号に規定するものを除く。)の職員
三 教育職員として任命され、又は雇用された者であって、任命権者又は雇用者の要請に応じ、引き続き地方公共団体の職員又は国立大学法人法第2条第1項に規定する国立大学法人、地方独立行政法人法第68条第1項に規定する公立大学法人、私立学校法第3条に規定する学校法人若しくは社会福祉法第22条に規定する社会福祉法人の役員若しくは職員となっている者
第65条の8 免許法第5条第2項、第6条第4項(免許法附則第5項後段、第9項後段及び第18項後段の規定により読み替えて適用される場合を含む。次条において同じ。)、第9条第4項括弧書(免許法附則第5項後段、第9項後段及び第18項後段の規定により読み替えて適用される場合を含む。次条において同じ。)及び第16条の2第2項(第16条の3第3項、第16条の4第4項及び第17条第2項において読み替えて準用する場合を含む。次条において同じ。)に規定する文部科学省令で定める期間は、2年2月とする。
第65条の9 免許法第5条第2項、第6条第4項、第9条第4項括弧書及び第16条の2第2項の規定により普通免許状の授与を受けようとする者は、免許状更新講習規則第4条の表選択領域の項に掲げる事項に係る免許状更新講習を履修するに当たっては、次の各号に掲げる授与を受けようとする普通免許状の種類に応じ、当該各号に定めるものを履修するものとする。
一 教諭の免許状 教諭を対象とする免許状更新講習
二 養護教諭の免許状 養護教諭を対象とする免許状更新講習
三 栄養教諭の免許状 栄養教諭を対象とする免許状更新講習
第65条の10 免許法第3条の2第1項第7号に規定する教科に関する事項は、学校教育法施行規則第第50条第1項及び126条第1項に規定する外国語活動の一部、同令第50条第1項、第72条、第126条、第127条及び第128条第2項に規定する道徳の一部、同令第50条第1項、第72条、第83条、第126条第1項、第127条及び第128条に規定する総合的な学習の時間の一部並びに同令第52条に規定する小学校学習指導要領及び同令第129条に規定する特別支援学校小学部・中学部学習指導要領で定めるクラブ活動とする。
第65条の11 免許法第3条の2第2項の届出は、次に掲げる事項を記載した届出書により行うものとする。
一 設置者及び学校名
二 任命又は雇用しようとする者の氏名
三 教授又は実習を担任しようとする事項の内容及び期間
四 前号の教授又は実習を担任させる理由
五 その他都道府県の教育委員会規則で定める事項
第66条 次の各号の一に該当する者は、免許法第5条第1項第2号ただし書の規定に基づき、高等学校を卒業した者と同等以上の資格を有するものと認める。
一 中等教育学校を卒業した者
二 通常の課程による12年の学校教育を修了した者(通常の課程以外の課程により、これに相当する学校教育を修了した者を含む。)
三 学校教育法第90条第2項の規定により、大学への入学を認められた者
四 学校教育法施行規則第150条の規定により、大学入学に関し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者(前号に該当する者を除く。)
五 免許法第5条第1項に規定する養護教諭養成機関、免許法別表第1備考第2号の3及び第3号に規定する教員養成機関並びに免許法別表第2の2備考第2号に規定する栄養教諭の教員養成機関において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、18歳に達したもの
第66条の2 免許法第5条第6項第2号の規定により同項第1号に掲げる者と同等以上の資格を有すると認められる者は、次に掲げる者とする。
一 大学に2年以上在学し、62単位以上を修得した者(短期大学士の学位を有する者を除く。)
二 旧国立養護教諭養成所を卒業した者
三 旧国立工業教員養成所を卒業した者
第66条の2の2 免許法第5条の2第3項の規定による特別支援学校助教諭の臨時免許状についての新教育領域の追加の定めは、当該新教育領域が定められた普通免許状を有する者を採用することができない場合に限り、免許法第6条第1項の規定による教育職員検定に合格した者が所有する臨時免許状について行うものとする。
第66条の3 免許法第16条の5第1項に規定する教科に関する事項は、学校教育法施行規則第50条第1項及び第126条第1項に規定する外国語活動、同令第50条第1項及び第126条に規定する道徳、同令第50条第1項及び第126条第1項に規定する総合的な学習の時間、同令第50条第1項及び126条に規定する特別活動並びに同令第50条第2項に規定する宗教とする。
2 免許法第16条の5第2項に規定する教科に関する事項は、学校教育法施行規則第72条及び同令第127条に規定する総合的な学習の時間とする。
3 任命権者又は雇用者は、免許法第16条の5第1項の規定に基づき、第1項に規定する道徳又は特別活動の教授を担任する主幹教諭、指導教諭、教諭又は講師となる者に対し、必要な研修を実施するよう努めなければならない。
第66条の4 免許法別表第1備考第2号の2に規定する学士の学位を有することと同等以上の資格を有すると認められる場合は、学校教育法第102条第2項の規定により大学院への入学を認められる場合とする。
第66条の5 免許法別表第1備考第2号の3の規定により短期大学士の学位を有することと同等以上の資格を有すると認められる場合は、次に掲げる場合とする。
一 大学に2年以上在学し、62単位以上を修得した場合(短期大学士の学位を有する場合を除く。)
二 指定教員養成機関に2年以上在学し、62単位以上を修得した場合(指定教員養成機関を卒業した場合を除く。)
第66条の6 免許法別表第1備考第4号に規定する文部科学省令で定める科目の単位は、日本国憲法2単位、体育2単位、外国語コミュニケーション2単位及び情報機器の操作2単位とする。
第66条の7 免許法別表第1備考第5号ロの規定により認定課程を有する大学が免許状の授与の所要資格を得させるための教科に関する科目として適当であると認める科目の単位は、次の表の第1欄に掲げる課程について、それぞれ、第2欄に掲げる免許状の種類に応じ、第3欄に掲げる単位数を限度とする。
第1欄 | 第2欄 | 第3欄 |
課程 | 免許状の種類 | 単位数 |
高等学校、中等教育学校の後期課程又は特別支援学校の高等部の専攻科(学校教育法第58条の2(同法第70条第1項及び第82条において準用する場合を含む。)に規定する課程に限る。) | 中学校又は高等学校の教諭の普通免許状 | 10 |
短期大学の専攻科 | 幼稚園又は小学校の教諭の普通免許状 | 2 |
中学校又は高等学校の教諭の普通免許状 | 5 | |
高等専門学校(第4学年及び第5学年に係る課程に限る。) | 中学校又は高等学校の教諭の普通免許状 | 10 |
高等専門学校の専攻科 | 中学校又は高等学校の教諭の普通免許状 | 5 |
専修学校の専門課程(学校教育法第132条に規定するものに限る。) | 中学校又は高等学校の教諭の普通免許状 | 10 |
第66条の8 免許法別表第2備考第1号の規定により短期大学士の学位を有することと同等以上の資格を有すると認められる場合は、大学に2年以上在学し、62単位以上を修得した場合(短期大学士の学位を有する場合を除く。)とする。
2 免許法別表第2備考第1号の規定により文部科学大臣の指定する養護教諭養成機関を卒業することと同等以上の資格を有すると認められる場合は、免許法第5条第1項に規定する養護教諭養成機関に2年以上在学し、62単位以上を修得した場合(養護教諭養成機関を卒業した場合を除く。)とする。
第66条の9 免許法別表第2の2備考第1号の規定により学士の学位を有することと同等以上の資格を有すると認められる場合は、学校教育法第102条第2項の規定により大学院への入学を認められる場合又は栄養教諭の指定教員養成機関に4年以上在学し、124単位以上を修得し卒業した場合とする。
第67条 免許法別表第3の規定の適用については、次の表の第1欄に掲げる学校以外の教育施設において教育に従事した者(免許法別表第3備考第2号の規定により実務に関する証明を受けることのできる者を除く。)は、それぞれ第2欄に掲げる学校の教員に相当するものとし、その勤務成績についての実務証明責任者は第3欄に掲げるとおりとする。
第1欄 | 第2欄 | 第3欄 |
少年院法(平成26年法律第58号)による少年院 | 授業を担当した課程に応じ、小学校、中学校又は高等学校 | 法務大臣 |
海外に在留する邦人のための在外教育施設で、文部科学大臣が小学校、中学校又は高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定したもの | 授業を担当した課程に応じ、小学校、中学校又は高等学校 | 文部科学大臣 |
外国の教育施設又はこれに準ずるもの(前項に掲げるものを除き、独立行政法人国際協力機構法(平成14年法律第136号)に基づき派遣された場合に限る。第70条の2において同じ。) | 授業を担当した課程に応じ、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校 | 独立行政法人国際協力機構の理事長 |
第67条の2 免許法別表第3備考第5号及び免許法別表第4備考第3号に規定する文部科学大臣が指定する短期大学の専攻科は、学位規則第6条第1項に規定する独立行政法人大学改革支援・学位授与機構が定める要件を満たす短期大学の専攻科とする。
第68条 免許法別表第3備考第7号に規定する文部科学省令で定める教育の職は、免許法別表第3の規定の適用を受ける者にあっては、校長、副校長、教頭、主幹教諭(幼保連携型認定こども園の主幹養護教諭及び主幹栄養教諭を含む。)、指導教諭、主幹保育教諭、指導保育教諭、教育長、指導主事若しくは社会教育主事の職又は中学校教諭の1種免許状の授与を受ける場合にあっては免許法第16条の5第1項の規定による小学校、義務教育学校の前期課程若しくは特別支援学校の小学部の主幹教諭、指導教諭、教諭若しくは講師の職とする。
第68条の2 免許法別表第5備考第1号の2に規定する資格は、学校教育法第102条第2項の規定により大学院への入学を認められることとする。
第69条 免許法別表第5備考第3号に規定する文部科学省令で定める教育の職は、校長、副校長、教頭、教育長、指導主事、社会教育主事の職又は中学校教諭の1種免許状の授与を受ける場合にあっては免許法第16条の5第1項の規定による小学校、義務教育学校の前期課程若しくは特別支援学校の小学部の主幹教諭、指導教諭、教諭若しくは講師の職とする。
第69条の2 免許法別表第6備考第3号の文部科学省令で定める者は、次条に規定する職員で、次に掲げる者とする。
一 免許法第5条第1項各号の一に該当しない者
二 免許法附則第3項の規定により免許状の授与を受けることができる者
三 免許法附則第7項の規定により養護助教諭の臨時免許状を受けることができる者
第69条の3 免許法別表第6備考第4号に規定する文部科学省令で定める職員は、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校又は幼保連携型認定こども園において専ら幼児、児童又は生徒の養護に従事する職員で常時勤務に服することを要するものとし、その者についての実務証明責任者は、その者の勤務する学校の教員について免許法別表第3の第3欄に規定する実務証明責任者と同様とする。
第70条 免許法別表第3、別表第6、別表第6の2、別表第7、別表第8若しくは第64条第2項の表の第3欄又は別表第5の第2欄に規定する在職年数には、休職の期間は通算しない。
第70条の2 免許法別表第3備考第8号及び第10号に規定する期間には、心身の故障による休職、引き続き90日以上の病気休暇(90日未満の病気休暇で授与権者がやむを得ないと認めるものを含む。)、産前及び産後の休業並びに育児休業の期間、指導主事又は社会教育主事の職に従事した期間並びに海外に在留する邦人のための在外教育施設並びに外国の教育施設又はこれに準ずるものにおいて教育に従事した期間は通算しない。
第71条 免許状の授与、新教育領域の追加の定め、書換若しくは再交付又は教育職員検定を受けようとする者は、免許法第5条の2第1項及び第3項に定めるもののほか、都道府県の教育委員会規則の定めるところにより、授与権者に申し出るものとする。
第72条 普通免許状の様式は、別記第1号様式のとおりとする。
2 専修免許状には、大学院での専攻を記入するものとする。この場合において、次の各号に掲げる免許状の区分に応じ当該各号に掲げるいずれかの分野に関する単位を12単位以上修得した場合は、大学院での専攻に加えて当該分野を記入することができる。
一 幼稚園教諭の専修免許状においては、教育哲学、教育史、教育制度・学校経営、教育社会学、教育内容・方法、教育心理学・発達心理学、教育臨床、幼児教育又は授与権者が適当と認めた分野
二 小学校又は中学校の教諭の専修免許状においては、教育哲学、教育史、教育制度・学校経営、教育社会学、教育内容・方法、教育心理学・発達心理学、教育臨床、生徒指導・進路指導、国語教育、社会科教育、数学教育、理科教育、音楽教育、美術教育、保健体育、技術教育、家政教育、英語教育、道徳教育、国際理解教育、環境教育、情報教育、日本語教育、生涯学習(社会教育を含む。)又は授与権者が適当と認めた分野
三 高等学校教諭の専修免許状においては、前号に掲げる分野、世界史、日本史、地理、倫理、政治・経済、物理、化学、生物、地学、体育若しくは保健又は授与権者が適当と認めた分野
四 特別支援学校の教諭の専修免許状においては、視覚障害教育、聴覚障害教育、知的障害教育、肢体不自由教育、病弱教育又は授与権者が適当と認めた分野
五 養護教諭の専修免許状においては、教育哲学、教育史、教育制度、教育社会学、教育心理学・発達心理学、教育臨床、生徒指導、衛生学・公衆衛生学、健康相談、栄養学、解剖学・生理学、微生物学・免疫学・薬理概論、精神保健、看護学又は授与権者が適当と認めた分野
六 栄養教諭の専修免許状においては、教育哲学、教育史、教育制度、教育社会学、教育心理学・発達心理学、教育臨床、生徒指導、衛生学・公衆衛生学、生理学・生化学、食品学・食品衛生学、基礎栄養学、応用栄養学、臨床栄養学、栄養教育論、調理学、給食経営管理論又は授与権者が適当と認めた分野
3 特別免許状及び臨時免許状の様式は、第1項の普通免許状の様式を参酌して、都道府県の教育委員会規則で定める。
第73条 免許法第7条第1項に規定する証明書の様式は、別記第2の1号様式から第2の4号様式までのとおりとする。
第73条の2 免許法第7条第2項に規定する証明書の様式は、別記第3の1号様式から第3の3号様式までのとおりとする。
第73条の3 免許法第7条第4項に規定する証明書の様式は、別記第4号様式のとおりとする。
第73条の4 第61条の10に規定する有効期間の更新又は延長に関する証明書の様式は、それぞれ別記第5号様式及び別記第6号様式のとおりとする。
第74条 免許法第8条の原簿は、免許法第4条及び第4条の2第1項の規定による免許状、免許法第16条の3第1項の規定による中学校教諭又は高等学校教諭の普通免許状、免許法第16条の4第1項の規定による高等学校教諭の普通免許状並びに第63条、第63条の2及び第65条の5の規定による特別支援学校の自立教科又は自立活動の教員の免許状の種類に応じて作製しなければならない。
2 前項の原簿には、氏名、生年月日、本籍地、免許状授与年月日、普通免許状に係る所要資格を得た日の属する年度、教員資格認定試験に合格した日の属する年度、免許法第16条の3第2項又は第17条第1項に規定する文部科学省令で定める資格を有することとなった日の属する年度、教育職員免許法施行法(昭和24年法律第148号)第2条の表の上欄各号に掲げる者となった日の属する年度、有効期間の更新年月日、有効期間の更新番号、有効期間の延長年月日、有効期間の延長番号、有効期間の満了の年月日(有効期間が延長されたときにあっては延長後の有効期間の満了の年月日)、免許状の番号、授与の根拠規定、教科、特別支援教育領域(新教育領域の追加の定めがあったときにあっては、当該新教育領域及び当該新教育領域の追加の定めの年月日を含む。)及び授与条件その他必要と認める事項を記載しなければならない。
第75条 免許法第18条第1項(同条第2項において準用する場合を含む。)の文部科学省令で定める島は、本州、北海道、四国及び九州に附属する島のうち内閣府設置法第4条第1項第13号に規定する北方地域の範囲を定める政令(昭和34年政令第33号)に規定する北方地域の島以外の島とする。
第76条 免許法認定講習を開設した者は、単位修得原簿及びこれに関する主なる公文書を相当期間保存しなければならない。
2 大学は、大学、免許法認定公開講座、免許法認定通信教育及び単位修得試験における単位修得原簿その他これらに関する主なる公文書を相当期間保存しなければならない。
3 指定教員養成機関は、単位修得原簿その他これに関する主なる公文書を相当期間保存しなければならない。
附則
1 この省令は、昭和29年12月3日から施行する。
4 免許法附則第5項の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
免許法附則第5項の表の番号 | 最低修得単位数 | |
教科に関する科目 | 教職に関する科目 | |
1 | 4 | 6 |
2 | 4 | 6 |
3 | 4 | 6 |
4 | 6 | 4 |
5 | 4 | 6 |
備考 この表各号の教科に関する科目及び教職に関する科目の単位の修得方法は、それぞれ第4条、第5条及び第6条に定める修得方法の例にならうものとする。 |
5 免許法附則第9項の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、第16条に定める修得方法の例にならうものとする。
6 免許法附則第18項の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
受けようとする免許状の種類 | 最低修得単位数 | ||
栄養に係る教育に関する科目 | 教職に関する科目 | ||
栄養教諭 | 1種免許状 | 2 | 8 |
2種免許状 | 2 | 6 | |
備考 一 この表における単位の計算方法に関しては、第1条の2の規定を準用する。
二 栄養に係る教育に関する科目の単位の修得方法は、第10条の3に定める修得方法の例にならうものとする。
三 教職に関する科目の単位の修得方法は、教職の意義等に関する科目、教育の基礎理論に関する科目、教育課程に関する科目、生徒指導及び教育相談に関する科目並びに栄養教育実習についてそれぞれ1単位以上を修得するものとする。
四 前号の栄養教育実習の単位は、免許法第3条の2に規定する非常勤の講師として1年以上栄養の指導に関し良好な成績で勤務した旨の実務証明責任者の証明を有する者については、経験年数1年について1単位の割合で、前号の教職に関する科目(栄養教育実習を除く。)の単位をもって、これに替えることができる。
五 免許法附則第18項の表備考第2号の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、栄養に係る教育に関する科目について2単位以上を修得するものとする。
|
7 免許法附則第19項に規定する文部科学省令で定める基礎資格は、次の各号に掲げる免許状の区分に応じ、当該各号に定めるものとする。
一 幼稚園教諭の1種免許状 学士の学位を有すること(学校教育法第102条第2項の規定により大学院への入学を認められる場合を含む。)、かつ、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第18条の6第1号に規定する指定保育士養成施設を卒業していること又は同法第18条の8第1項に規定する保育士試験若しくは国家戦略特別区域法(平成25年法律第107号)第12条の4第6項に規定する国家戦略特別区域限定保育士試験に合格していること。
二 幼稚園教諭の2種免許状 児童福祉法第18条の6第1号に規定する指定保育士養成施設を卒業していること又は同法第18条の8第1項に規定する保育士試験若しくは国家戦略特別区域法第12条の4第6項に規定する国家戦略特別区域限定保育士試験に合格していること。
8 免許法附則第19項に規定する文部科学省令で定める職員は、次に掲げる者とする。
一 幼稚園(特別支援学校の幼稚部を含む。附則第10項の表備考第1号において同じ。)において専ら幼児の保育に従事する職員
二 幼保連携型認定こども園において園児の教育及び保育に従事する職員
三 次に掲げる施設の保育士(国家戦略特別区域法第12条の4第5項に規定する事業実施区域内にある施設にあっては、保育士又は当該事業実施区域に係る国家戦略特別区域限定保育士)
イ 児童福祉法第39条第1項に規定する保育所
ロ 児童福祉法第59条第1項に規定する施設のうち同法第39条第1項に規定する業務を目的とするものであって就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律(平成18年法律第77号)第3条第1項又は第3項の認定を受けたもの及び同条第9項の規定による公示がされたもの
ハ イ及びロに掲げるものに準ずる施設として文部科学大臣が厚生労働大臣と協議して定めるもの
9 免許法附則第19項に規定する文部科学省令で定める機関は、大学とする。
10 免許法附則第19項に規定する最低在職年数及び最低単位数として文部科学省令で定めるものは、次の表に定めるところによる。
第1欄 | 第2欄 | 第3欄 | |
受けようとする免許状の種類 | 附則第7項各号に掲げる免許状の区分に応じそれぞれ当該各号に定める基礎資格を取得した後、附則第8項に規定する職員として良好な成績で勤務した旨の実務証明責任者の証明を有することを必要とする最低在職年数 | 附則第7項各号に掲げる免許状の区分に応じそれぞれ当該各号に定める基礎資格を取得した後、前項に規定する機関において修得することを必要とする最低単位数 | |
幼稚園教諭 | 1種免許状 |
三 (勤務時間の合計が4320時間以上の場合に限る。) |
8 |
2種免許状 |
三 (勤務時間の合計が4320時間以上の場合に限る。) |
8 | |
備考 一 第2欄の実務証明責任者は、附則第8項第1号及び第2号に掲げる者にあっては幼稚園の教員についての免許法別表第3の第3欄に規定する実務証明責任者と同様とし、同項第3号に掲げる者にあってはその者が勤務した施設の設置者とする。
二 第3欄に定める単位の修得方法は、第6条第1項の表に定める教職の意義等に関する科目2単位以上(教職の意義及び教員の役割並びに教員の職務内容(研修、服務及び身分保障等を含む。)に係る2単位以上を含む。)、教育の基礎理論に関する科目2単位以上(教育に関する社会的、制度的又は経営的事項に係る2単位以上を含む。)、教育課程及び指導法に関する科目3単位以上(教育課程の意義及び編成の方法に係る1単位以上並びに保育内容の指導法並びに教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)に係る2単位以上を含む。)並びに生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目1単位以上(幼児理解の理論及び方法に係る1単位以上を含む。)を修得するものとする。
三 この表により免許状の授与を受けようとする者が前号の規定により修得するものとされる科目の単位を修得したものであるときは、その者は、その修得した科目の単位を第3欄に掲げる単位数に含めることができる。
四 1種免許状に係る第3欄に定める単位数は、学位規則第6条第1項に規定する独立行政法人大学改革支援・学位授与機構が定める要件を満たす短期大学の専攻科の課程において修得することができる。
五 第3欄の単位数は、文部科学大臣の指定する養護教諭養成機関において修得した単位、文部科学大臣の認定する講習、大学の公開講座若しくは通信教育において修得した単位又は文部科学大臣が大学に委嘱して行う試験の合格により修得した単位をもって替えることができる。
六 前号に規定する文部科学大臣の指定する養護教諭養成機関、文部科学大臣の認定する講習、大学の公開講座若しくは通信教育又は文部科学大臣が大学に委嘱して行う試験については、第4章、第5章、第5章の2、第6章又は第7章の規定を、第3欄に定める単位の計算方法については第1条の2の規定をそれぞれ準用する。
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11 改正法附則第5項の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、次の表の定めるところによる。
受けようとする免許状の種類 | 最低修得単位数 | |||
一般教育科目 | 専門科目 | |||
教科に関するもの | 教職に関するもの | 特殊教育に関するもの | ||
幼稚園又は小学校の教諭の2級普通免許状 | 5 | 5 | 5 | |
中学校教諭2級普通免許状 | 5 | 10 | ||
高等学校教諭2級普通免許状 | 15 | 25 | 5 | |
中学校又は高等学校において、職業実習又は農業実習、工業実習、商業実習、水産実習若しくは商船実習を担任する教諭の2級普通免許状 | 5 | 5 | ||
養護教諭2級普通免許状 | 2 | 6 | 2 | |
旧法の規定により盲学校、聾学校又は養護学校の教諭の仮免許状を有する者が授与を受けようとする盲学校、聾学校又は養護学校の教諭の2級普通免許状 | 6 | |||
旧施行法の規定により盲学校又は聾学校の教諭の仮免許状を有する者が授与を受けようとする盲学校又は聾学校の教諭の2級普通免許状 | 10 | |||
備考 この表各項の単位の修得方法は、第2条から第7条まで、第9条及び第10条並びに第11条の表備考第1号に定める修得方法の例にならうものとする。 |
12 前項の規定により高等学校教諭2級普通免許状の授与を受けようとする者についての改正法附則第5項の表備考第2号において準用する免許法第6条別表第3備考第5号の規定により文部省令で定める教育の職は、校長、教育長若しくは指導主事又は盲学校、聾学校若しくは養護学校の高等部の教員の職とする。
13 改正法附則第5項の表備考第4号又は第5号の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、教科に関する専門科目5単位以上、教職に関する専門科目5単位以上とし、教科に関する専門科目及び教職に関する専門科目の単位の修得方法は、それぞれ第2条、第3条及び第6条に定める修得方法の例にならうものとする。
14 改正法附則第8項の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、教科に関する科目20単位、教職に関する科目24単位及び教科又は教職に関する科目16単位を含めて90単位を修得するものとし、教科に関する科目及び教職に関する科目の単位の修得方法にあってはそれぞれ第5条及び第6条に定める修得方法の例にならうものとする。
15 改正法附則第11項又は改正法附則第12項若しくは第13項の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、それぞれ附則第11項又は第13項に定める修得方法の例にならうものとする。
16 改正法附則第18項の規定の適用を受ける者の単位の修得方法は、附則第11項に定める修得方法の例にならうものとする。
17 改正法附則第3項の規定により旧法第6条別表第4に規定する幼稚園、小学校若しくは中学校の教諭の仮免許状に係る所要資格、同条別表第5に規定する中学校若しくは高等学校において職業実習、農業実習、工業実習、商業実習、水産実習若しくは商船実習を担任する教諭の仮免許状に係る所要資格又は同条別表第6に規定する養護教諭仮免許状に係る所要資格を得た者又は改正法附則第4項の規定により旧法第6条別表第4に規定する高等学校教諭仮免許状に係る所要資格を得た者で、これらの学校の教諭(講師を含む。)になろうとするものは、授与権者に願い出て所要資格を得たむねの証明を受けなければならない。
18 免許法附則第2項の規定により、ある教科の免許状を有しない主幹教諭、指導教諭又は教諭(以下この項において「主幹教諭等」という。)が、当該教科の教授を担任しようとするときは、当該学校の校長及び当該主幹教諭等は、連署をもって、次の事項を記載した申請書を授与権者に提出し、許可を受けなければならない。
一 設置者、学校名及び位置
二 校長及び当該教科の教授を担任しようとする主幹教諭等の氏名
三 教授を担任しようとする教科の名称及び期間
四 前号の教授を担任しようとする事由
五 第2号に掲げる主幹教諭等の履歴及び所有する免許状の種類
六 当該学校の学級編成及び免許教科別教員数
19 昭和29年12月2日までに免許状授与の所要資格を得させるための課程として文部大臣の認定を受けた大学の課程は、第2章の規定による認定課程とみなす。
22 免許法附則第4項の旧令による学校の校長及び教員は、次の各号に掲げる学校の校長及び教員とする。
一 小学校に相当する旧令による学校については、国民学校(教員養成諸学校の附属国民学校を含む。以下この項において同じ。)、青年学校(青年師範学校の附属青年学校を含む。以下この項において同じ。)、盲学校、聾唖学校、国民学校に準ずる各種学校、国民学校に類する各種学校、文部省以外の官庁の所管に属した学校であって国民学校に相当する学校、第4号に掲げる学校その他文部科学大臣がこれらの学校に準ずるものと認めた学校
二 中学校に相当する旧令による学校については、国民学校、中等学校(教員養成諸学校の附属中学校及び附属高等女学校を含む。以下この項において同じ。)、高等学校尋常科、師範学校予科、盲学校、聾唖学校、青年学校、国民学校に準ずる各種学校、国民学校に類する各種学校、中等学校に相当する学校、文部省以外の官庁の所管に属した学校であって国民学校又は中等学校に相当する学校、専門学校入学に関し指定を受けた学校その他文部科学大臣がこれらの学校に準ずるものと認めた学校
三 高等学校に相当する旧令による学校については、中等学校、高等学校尋常科、師範学校予科、青年学校、専門学校入学に関し指定を受けた学校、高等学校高等科、大学予科、専門学校、大学、高等学校高等科又は専門学校に類する各種学校、中等学校に相当する学校、文部省以外の官庁の所管に属した学校であって高等学校高等科又は専門学校に相当する学校、盲学校又は聾唖学校の師範部、教員養成諸学校(青年学校教員養成所及び臨時の教員養成機関を含む。)その他文部科学大臣がこれらの学校に準ずるものと認めた学校
四 幼稚園に相当する旧令による学校については、旧幼稚園令(大正15年勅令第74号)による幼稚園(教員養成諸学校の附属幼稚園及び文部科学大臣が幼稚園に相当するものと認めた学校を含む。)及び第1号に掲げる学校(青年学校を除く。)
23 免許法附則第4項の学校以外の教育施設において教育に従事する者は、第67条の表の第1欄に掲げる施設において教育に従事する者とする。
24 免許法附則第4項の官公庁又は私立学校において教育事務に従事する職員は、学校教育法施行規則第20条第1号イからヌまでに掲げる職にある者とする。
25 免許法附則第5項の表備考に規定する基礎資格を有する者に相当する者及び改正法附則第5項の表備考第4号の規定により修業年限4年以上の専門学校を卒業した者に相当する者は、旧令による専門学校の入学資格を入学資格とする修業年限1年以上の専門学校の予科を修了し、修業年限3年以上の専門学校を卒業した者又は修業年限3年以上の専門学校を卒業し、修業年限1年以上の専門学校研究科を修了した者とする。
26 免許法附則第4項、第5項、第9項及び第18項の表の第3欄並びに改正法附則第5項の表の第3欄並びに附則第10項の表の第2欄に規定する在職年数の通算に関しては、第70条の規定を準用する。
27 免許法附則第8項ただし書及び第12項ただし書に規定する文部科学省令で定める期間は、2年2月とする。
28 免許法附則第8項ただし書の規定により普通免許状の授与を受けようとする者は、免許状更新講習規則第4条の表選択領域の項に掲げる事項に係る免許状更新講習を履修するに当たっては、教諭を対象とするものを履修しなければならない。
29 免許法附則第9項の表イの項に掲げる「文部科学大臣がこれと同等以上と認める資格」は、大学に2年以上在学し、同表の第1欄に掲げる実習に係る実業に関する学科を専攻し、62単位以上を修得すること(短期大学士の学位を有することを除く。)又は旧令による修業年限3年以上の専門学校において同表の第1欄に掲げる実習に係る実業に関する学科を専攻して卒業することとし、同表のハの項に掲げる「文部科学大臣がこれと同等以上と認める資格」とは、旧令による国民学校初等科修了程度を入学資格とする修業年限5年の実業学校又は旧令による国民学校高等科修了程度を入学資格とする修業年限3年の実業学校において同表の第1欄に掲げる実習に係る実業に関する学科を修めて卒業することとする。
30 免許法附則第9項の表備考第2号に規定する文部科学省令で定める実習助手は、高等学校(中等教育学校の後期課程並びに特別支援学校の高等部を含む。)において専ら実習助手の職務に従事する者で常時勤務に服することを要するものとし、その者についての実務証明責任者は、その者の勤務する学校の教員について免許法別表第3の第3欄に規定する実務証明責任者と同様とする。
31 改正法附則第5項の表備考第7号に規定する文部省令で定める職員は、第69条の2に規定する職員とし、その者について証明をすべき所轄庁は、その者の勤務する学校の教員について免許法第2条第3項に規定する所轄庁と同様とする。
32 免許法附則第12項ただし書の規定により普通免許状の授与を受けようとする者は、免許状更新講習規則第4条の表選択領域の項に掲げる事項に係る免許状更新講習を履修するに当たっては、次の各号に掲げる授与を受けようとする普通免許状の種類に応じ、当該各号に定めるものを履修しなければならない。
一 養護教諭の免許状 養護教諭を対象とする免許状更新講習
二 教諭の免許状 教諭を対象とする免許状更新講習
33 免許法附則第18項の表第3欄に規定する実務証明責任者は、その者の勤務する学校(学校給食法(昭和29年法律第160号)第6条に規定する共同調理場に勤務する者については、当該共同調理場の設置者が設置する学校とする。)の教員について免許法別表第3の第3欄に規定する実務証明責任者と同様とする。
36 前項の者で盲学校又は聾学校の高等部において特殊の教科の教授を担任する教諭(講師を含む。)になろうとするものについては、附則第17項の規定を準用する。
37 附則第34項及び第35項の規定に該当する者に対して、教育職員検定により、盲学校又は聾学校の特殊教科の教諭の2級普通免許状を授与する場合における学力及び実務の検定は、第64条第2項の規定にかかわらず、次の表の第3欄及び第4欄の定めるところによる。
第1欄 | 第2欄 | 第3欄 | 第4欄 | |
受けようとする免許状の種類 | 所要資格 | 基礎資格 | 第2欄に規定する基礎資格を取得したのち、第1欄に掲げる学校の教員として良好な成績で勤務した旨の所轄庁の証明を有することを必要とする最低在職年数 | 第2欄に規定する基礎資格を取得したのち、大学、特殊教科教員養成機関又は特殊教科認定講習において修得することを必要とする最低単位数 |
盲学校特殊教科教諭2級普通免許状 | 附則第34項又は第35項の規定により、盲学校の高等部において特殊の教科の教授を担任する教諭の職にあることができること。 | 3 | 4 | |
聾学校特殊教科教諭2級普通免許状 | 附則第34項又は第35項の規定により、聾学校の高等部において特殊の教科の教授を担任する教諭の職にあることができること。 | 3 | 4 | |
備考 一 この表により理容の教科についての聾学校特殊教科教諭2級普通免許状の授与を受けようとする場合には、第4欄に掲げる単位は、修得することを要しない。
二 この表各項の単位の修得方法は、学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備等に関する省令(平成19年文部科学省令第5号)第9条による改正前の第64条第3項に定める修得方法の例にならうものとする。
|
38 免許法別表第3により保健の教科についての高等学校教諭の1種免許状の授与を受けようとする者が、改正法附則第7項の規定により保健の教科についての高等学校助教諭の臨時免許状の授与を受けており、かつ、保健師助産師看護師法(昭和23年法律第203号)第7条の規定により看護師の免許を受けているものであるときは、当分の間、その者は、附則第14項に規定する最低修得単位数のうち、教科に関する科目10単位、教職に関する科目12単位及び教科又は教職に関する科目8単位を含めて45単位(同法第21条第2号又は第3号の規定に基づき文部科学大臣又は厚生労働大臣が指定した学校又は看護師養成所(次項において「看護師養成施設」という。)のうち修業年限2年のものを卒業した者にあっては、教科に関する科目7単位、教職に関する科目8単位及び教科又は教職に関する科目5単位を含めて30単位)を修得したものとみなして、附則第14項の規定を適用する。
39 前項の規定の適用を受ける者の改正法附則第8項により読み替えられた免許法別表第3に規定する最低在職年数については、当分の間、その者の看護師養成施設における在学年数1年を在職年数2年とみなして通算することができる。
40 旧国立工業教員養成所を卒業した者が、免許法第6条第3項別表第4により数学又は理科の教科についての高等学校教諭2級普通免許状の授与を受けようとする場合にあっては、当分の間、教育職員免許法施行規則等の一部を改正する省令(平成元年文部省令第3号)による改正前の第25条第3項の規定にかかわらず、同項に定めるもののほか、旧国立工業教員養成所は、同法第6条第2項別表第3備考第1号の規定に基づく他の課程とみなす。
41 免許法附則第15項に規定する文部科学省令で定める事項は、学校教育法施行規則第52条に規定する小学校学習指導要領で定める保健に係る事項とする。
附則 (昭和31年3月20日文部省令第3号) 抄
1 この省令は、公布の日から施行する。
2 この省令施行の際、現に免許法第5条別表第1備考第1号の2の規定により、文部大臣が、高等学校教諭1級普通免許状授与の所要資格を得させるための課程として適当と認める大学の専攻生の課程に在学する者については、第20条第2項、第25条第1項及び同条第2項の改正規定にかかわらず、なお従前の規定を適用する。
附則 (昭和31年7月25日文部省令第22号) 抄
1 この省令は、昭和31年10月1日から施行する。
附則 (昭和34年7月25日文部省令第20号) 抄
1 この省令は、公布の日から施行する。
3 この省令施行の際、現に改正前の施行規則第3条又は第11条、第12条第1項、第13条、第15条第1項、附則第4項、第5項若しくは第9項の規定により、家庭の教科について中学校教諭免許状の授与を受けるために必要とする教科に関する専門科目の単位の全部又は一部を修得している者については、免許法第5条別表第1の規定により中学校教諭免許状の授与を受ける場合又は同法第6条別表第3、第4若しくは改正法附則第5項の規定により中学校教諭免許状の授与を受けようとする場合の家庭の教科に関する専門科目の単位の修得方法は、改正後の施行規則第3条の規定(同条に定める修得方法の例にならうものとする改正後の施行規則第11条、第12条第1項、第13条、第15条第1項、附則第4項若しくは第5項の規定又は改正後の施行規則附則第5項に定める修得方法の例にならうものとする同附則第9項の規定を含む。)にかかわらず、当分の間、改正前の施行規則第3条に定める修得方法の例によることができる。
附則 (昭和36年7月25日文部省令第18号) 抄
1 この省令は、公布の日から施行する。ただし、この省令の規定中、教育職員免許法施行規則第3条第1項の表の改正規定、同規則第4条第1項の表の改正規定(美術及び工芸に係る部分を除く。)、同規則第11条の表の備考第2号の改正規定、同規則第16条第3項の改正規定、同規則別表の表面の記載注意に1号を加える規定並びに附則第2項、附則第3項、附則第5項、附則第6項、附則第8項及び附則第10項から附則第12項までの規定(以下「教科専門科目の単位の修得方法の改正等に関する規定」という。)は、昭和37年4月1日から施行する。
6 教科専門科目の単位の修得方法の改正等に関する規定の施行の際、現に改正前の施行規則第11条、第12条第1項、第13条、第15条第2項、第16条、附則第4項、附則第5項若しくは附則第9項の規定により修得した図画工作の教科に係る教科教育法の単位は、改正後の施行規則第11条、第12条第1項、第13条、第15条第2項、第16条、附則第4項、附則第6項若しくは附則第10項の規定により修得した美術の教科に係る教科教育法の同数の単位とみなす。
7 この省令の施行の際、現に改正前の施行規則第11条、第12条第1項、第13条、第15条第2項、第16条、附則第4項、附則第5項若しくは附則第8項の規定により修得した図画又は工作の教科に係る教科教育法の単位は、改正後の施行規則第11条、第12条第1項、第13条、第15条第2項、第16条、附則第4項、附則第6項若しくは附則第9項の規定により修得した美術又は工芸の教科に係る教科教育法の同数の単位とみなす。
8 教科専門科目の単位の修得方法の改正等に関する規定の施行の際、現に改正前の施行規則第20条の規定により図画工作の教科についての中学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程において修得した図画工作の教科に係る専門科目の単位は、改正後の施行規則第20条の規定により美術の教科についての中学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程において修得した美術の教科に係る専門科目の単位とみなす。
9 教育職員免許法等の一部を改正する法律(昭和36年法律第122号)(附則第1項ただし書に係る部分を除く。)の施行の際(以下「法施行の際」という。)、現に改正前の施行規則第20条の規定により図画又は工作の教科についての高等学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程において修得した図画又は工作の教科に係る専門科目の単位は、それぞれ、改正後の施行規則第20条の規定により美術又は工芸の教科についての高等学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程において修得した美術又は工芸の教科に係る専門科目の単位とみなす。
10 教科専門科目の単位の修得方法の改正等に関する規定の施行の際、現に改正前の施行規則第20条の規定により職業の教科についての中学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程において、同規則第3条第1項の表職業イの項及び第3条第2項の規定により修得した職業の教科に係る教科に関する専門科目の単位並びに同規則第6条の規定により修得した教職に関する専門科目の単位は、それぞれ、改正後の施行規則第20条の規定により技術の教科についての中学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程において、同規則第3条の規定により修得した技術の教科に係る教科に関する専門科目の単位及び同規則第6条の規定により修得した教職に関する専門科目の単位とみなす。
11 教育職員免許法等の一部を改正する法律附則第6項及び附則第7項に規定する文部省令で定める技術の教科に関する講習は、昭和34年4月1日から昭和37年3月31日までの間において文部省の計画に基づき都道府県が実施した技術・家庭科についての中学校教育課程研究協議会又は文部大臣がこれに相当すると認めた講習とする。
12 教科専門科目の単位の修得方法の改正等に関する規定の施行の際、現に改正前の施行規則第20条の規定により図画工作の教科についての中学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けている課程は、教科専門科目の単位の修得方法の改正等に関する規定の施行の日において、改正後の施行規則第20条の規定により美術の教科についての中学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程とみなす。
13 法施行の際、現に改正前の施行規則第20条の規定により図画又は工作の教科についての高等学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けている課程は、その日において、それぞれ、美術又は工芸の教科についての高等学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程とみなす。
附則 (昭和39年8月24日文部省令第24号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (昭和40年7月21日文部省令第32号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (昭和43年6月26日文部省令第24号) 抄
1 この省令は、公布の日から施行する。
附則 (昭和44年8月4日文部省令第22号) 抄
1 この省令は、公布の日から施行する。ただし、第3条第1項の表の改正規定は、昭和45年4月1日から施行する。
附則 (昭和44年8月25日文部省令第25号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (昭和45年8月31日文部省令第22号)
この省令は、昭和46年4月1日から施行する。
附則 (昭和47年5月13日文部省令第29号)
この省令は、沖縄の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律(昭和46年法律第130号)の施行の日(昭和47年5月15日)から施行する。
附則 (昭和48年8月9日文部省令第16号)
1 この省令は、公布の日から施行し、教育職員免許法等の一部を改正する法律(昭和48年法律第57号)の施行の日(昭和48年7月20日)から適用する。
2 教育職員免許法第6条別表第4の規定により看護の教科についての高等学校教諭免許状の授与を受けようとする者が、保健の教科についての高等学校教諭免許状の授与を受け、かつ、高等学校の衛生看護に関する学科においてその免許状に相当する教科の教授を担任する教員として1年以上良好な成績で勤務した旨の同法第2条第2項に規定する所轄庁の証明のあるものであるときは、昭和54年3月31日までは、その者が修得している保健の教科に係る教科教育法の単位をもってその同数の看護の教科に係る教科教育法の単位を修得したものとみなす。
附則 (昭和48年11月28日文部省令第29号) 抄
1 この省令は、公布の日から施行する。
附則 (昭和49年4月23日文部省令第15号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (昭和49年8月8日文部省令第38号)
この省令は、学校教育法の一部を改正する法律の施行の日(昭和49年9月1日)から施行する。
附則 (昭和50年6月6日文部省令第26号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (昭和55年3月31日文部省令第9号) 抄
1 この省令は、昭和55年4月1日から施行する。
附則 (昭和60年4月1日文部省令第12号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (昭和62年3月10日文部省令第3号)
この省令は、昭和62年4月1日から施行する。
附則 (平成元年3月22日文部省令第3号) 抄
1 この省令は、平成元年4月1日から施行する。
2 改正後の教育職員免許法施行規則(以下「新施行規則」という。)第21条の規定により課程の認定を受けようとする大学の設置者は、当該認定を受けようとする課程の免許状の種類(中学校及び高等学校の教員の免許状にあっては、免許教科の種類を含む。以下この項及び次項において同じ。)がこの省令の施行の際現に改正前の教育職員免許法施行規則(以下「旧施行規則」という。)第20条の規定により文部大臣の認定を受けている課程の免許状の種類に対応するものである場合には、平成2年3月31日までは、新施行規則第21条の申請書に同条第7号の事項を記載することを要しない。
3 新施行規則第30条の規定により指定を受けようとする教員養成機関の設置者は、当該指定を受けようとする教員養成機関に係る免許状の種類がこの省令の施行の際現に教育職員免許法等の一部を改正する法律(昭和63年法律第106号)による改正前の教育職員免許法(昭和24年法律第147号)別表第1備考第2号の規定により文部大臣の指定を受けている教員養成機関に係る免許状の種類に対応するものである場合には、平成2年3月31日までは、新施行規則第30条の申請書に同条第4号、第7号、第9号、第10号及び第12号の事項を記載することを要しない。
附則 (平成2年3月13日文部省令第2号)
1 この省令は、平成2年4月1日から施行する。
2 教育職員免許法施行規則(以下「施行規則」という。)第21条の規定により地理歴史又は公民の教科についての高等学校教諭の1種免許状に係る課程の認定を受けようとする大学の設置者は、当該認定を受けようとする課程が社会の教科についての高等学校教諭の1種免許状に係る課程の認定の申請を平成元年10月31日までに行ったものである場合には、平成2年9月30日までは、同条の申請書に同条第7号の事項を記載することを要しない。
3 前項の規定により大学の設置者が施行規則第21条の申請書に同条第7号の事項を記載することを要しないとされる課程であって、施行規則第20条の規定により平成3年3月31日までに地理歴史又は公民の教科についての高等学校教諭の1種免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程は、平成2年4月1日において、地理歴史又は公民の教科についての高等学校教諭の1種免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程とみなす。
附則 (平成3年6月10日文部省令第30号)
この省令は、平成3年7月1日から施行する。
附則 (平成3年11月14日文部省令第45号) 抄
1 この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成6年1月17日文部省令第1号)
この省令は、平成6年4月1日から施行する。
附則 (平成6年6月24日文部省令第20号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成7年3月28日文部省令第5号)
1 この省令は、平成7年4月1日から施行する。
2 この省令の施行の際現に改正前の教育職員免許法施行規則第31条第1項の規定によりされている第30条第9号に掲げる事項の変更についての承認の申請は、改正後の教育職員免許法施行規則第31条第2項の規定によりされた届出とみなす。
附則 (平成10年6月25日文部省令第28号)
1 この省令は、平成10年7月1日から施行する。ただし、第10条の3第2項の改正規定は、平成12年4月1日から施行する。
2 教育職員免許法の一部を改正する法律(平成10年法律第98号。以下「改正法」という。)による改正後の教育職員免許法(以下「新法」という。)別表第1の規定により普通免許状の授与を受ける場合にあっては、改正法による改正前の教育職員免許法(以下「旧法」という。)による認定課程(以下「旧課程」という。)において修得した教科に関する科目の単位のうち、新法別表第1備考第5号ロの規定に準じて、新法による認定課程(以下「新課程」という。)を有する大学が適当であると認めるものは、新課程において修得した教科に関する科目の単位とみなすことができる。
3 新法別表第1の規定により盲学校、聾学校又は養護学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては、旧課程において修得した特殊教育に関する科目の単位について、それぞれの学校ごとに、次の表の第2欄に掲げる科目の単位については、第1欄に掲げる科目の単位とみなすことができる。
第1欄 | 第2欄 |
第7条に規定する科目 | この省令による改正前の教育職員免許法施行規則第7条に規定する科目 |
教育の基礎理論に関する科目 |
心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育の本質及び目標に関する科目 心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育に係る社会的、制度的又は経営的な事項に関する科目 |
心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目 | 心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目 |
心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目 | 心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目 |
心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育実習 | 心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育実習 |
4 新法別表第1又は別表第2の規定により普通免許状の授与を受ける場合にあっては、旧課程において修得した教職に関する科目の単位について、次の表の第1欄に掲げる免許状の種類に応じ、第3欄に掲げる科目の単位については、第2欄に掲げる科目の単位とみなすことができる。
第1欄 | 第2欄 | 第3欄 |
第6条又は第10条に規定する科目 | この省令による改正前の教育職員免許法施行規則第6条又は第10条に規定する科目 | |
幼稚園教諭 | 教育の基礎理論に関する科目 |
教育の本質及び目標に関する科目 幼児、児童又は生徒の心身の発達及び学習の過程に関する科目 教育に係る社会的、制度的又は経営的な事項に関する科目 |
教育課程及び指導法に関する科目 |
教育課程一般に関する科目 保育内容に関する科目 指導法に関する科目 教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)に関する科目 |
|
教育実習 | 教育実習 | |
小学校教諭 | 教育の基礎理論に関する科目 |
教育の本質及び目標に関する科目 幼児、児童又は生徒の心身の発達及び学習の過程に関する科目 教育に係る社会的、制度的又は経営的な事項に関する科目 |
教育課程及び指導法に関する科目 |
教科教育法に関する科目 道徳教育に関する科目 特別活動に関する科目 教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)に関する科目 |
|
生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目 | 生徒指導及び教育相談に関する科目 | |
教育実習 | 教育実習 | |
中学校教諭 | 教育の基礎理論に関する科目 |
教育の本質及び目標に関する科目 幼児、児童又は生徒の心身の発達及び学習の過程に関する科目 教育に係る社会的、制度的又は経営的な事項に関する科目 |
教育課程及び指導法に関する科目 |
教科教育法に関する科目 道徳教育に関する科目 特別活動に関する科目 教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)に関する科目 |
|
生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目 | 生徒指導、教育相談及び進路指導に関する科目 | |
教育実習 | 教育実習 | |
高等学校教諭 | 教育の基礎理論に関する科目 |
教育の本質及び目標に関する科目 幼児、児童又は生徒の心身の発達及び学習の過程に関する科目 教育に係る社会的、制度的又は経営的な事項に関する科目 |
教育課程及び指導法に関する科目 |
教科教育法に関する科目 特別活動に関する科目 教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)に関する科目 |
|
生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目 | 生徒指導、教育相談及び進路指導に関する科目 | |
教育実習 | 教育実習 | |
養護教諭 | 教育の基礎理論に関する科目 |
教育の本質及び目標に関する科目 幼児、児童又は生徒の心身の発達及び学習の過程に関する科目 教育に係る社会的、制度的又は経営的な事項に関する科目 |
教育課程に関する科目 |
教育課程に関する科目(道徳教育に関する科目及び特別活動に関する科目を含む。) 教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)に関する科目 |
|
生徒指導及び教育相談に関する科目 | 生徒指導及び教育相談に関する科目 | |
養護実習 | 養護実習 |
5 新法別表2の規定により養護教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては、旧課程において修得した養護に関する科目の単位について、次の表の第2欄に掲げる科目の単位については、第1欄に掲げる科目の単位とみなすことができる。
第2欄 | 第3欄 |
第9条に規定する科目 | この省令による改正前の教育職員免許法施行規則第9条に規定する科目 |
衛生学及び公衆衛生学(予防医学を含む。) | 衛生学及び公衆衛生学(予防医学を含む。) |
学校保健 | 学校保健(養護教諭の職務を含む。) |
養護概説 | 学校保健(養護教諭の職務を含む。) |
栄養学(食品学を含む。) | 栄養学(食品学を含む。) |
解剖学及び生理学 | 解剖学及び生理学 |
「微生物学、免疫学、薬理概論」 | 「微生物学、免疫学、薬理概論」 |
精神保健 | 精神衛生 |
看護学(臨床実習及び救急処置を含む。) | 看護学(臨床実習及び救急処置を含む。) |
6 新法別表第1又は別表第2の規定により教諭又は養護教諭の専修免許状の授与を受ける場合にあっては、旧課程において修得した教科又は教職に関する科目又は養護又は教職に関する科目の単位については、新課程において修得した単位とみなすことができる。
7 改正法附則第6項の規定により旧法別表第1又は第2に規定するそれぞれの普通免許状に係る所要資格を得たことにより新法別表第1又は第2に規定する当該普通免許状に係る所要資格を得たものとみなされる者が普通免許状の授与を受ける場合の単位の修得方法は、この省令による改正後の施行規則第2条から第7条、第9条から第10条の2、第66条の6及び第66条の7の規定にかかわらず、なお従前の例による。
8 平成15年3月31日までにこの省令による改正前の施行規則第11条、第13条、第14条の2、第17条又は第17条の2の適用により免許法別表第3又は別表第6に規定するそれぞれの普通免許状(専修免許状を除く。)に係る単位数のうち10単位以上を修得した者に対する免許法別表第3又は別表第6の規定の適用については、この省令による改正後の施行規則第11条、第13条、第14条の2、第17条及び第17条の2の規定にかかわらず、なお従前の例による。
9 改正法附則第7項の規定により旧法別表第4に規定するそれぞれの普通免許状に係る所要資格を得たことにより新法別表第4に規定する当該普通免許状に係る所要資格を得たものとみなされる者が普通免許状の授与を受ける場合の第15条第4項の規定の適用については、なお従前の例による。
10 改正法施行の際、現に旧法別表第1備考第5号イの規定により専修免許状授与の所要資格を得させるための課程として文部大臣の認定を受けている大学の課程は、新法別表第1備考第5号イの規定により専修免許状授与の所要資格を得させるための課程として文部大臣の認定を受けたものとみなす。
附則 (平成10年11月17日文部省令第38号) 抄
1 この省令は、平成11年4月1日から施行する。
附則 (平成12年1月21日文部省令第3号) 抄
(施行期日)
1 この省令は、平成12年4月1日から施行する。
附則 (平成12年3月27日文部省令第21号)
1 この省令は、平成12年4月1日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に掲げる日から施行する。
一 教育職員免許法施行規則第65条の8の改正規定中学校教育法施行規則第24条第1項、第53条第1項、第73条の7及び第73条の8第1項に規定する総合的な学習の時間に係る部分 平成14年4月1日
二 教育職員免許法施行規則第65条の7の改正規定中学校教育法施行規則第57条及び第73条の9に規定する総合的な学習の時間に係る部分 平成15年4月1日
2 平成15年3月31日までに第1条の規定による改正前の教育職員免許法施行規則(以下「旧施行規則」という。)第11条の表備考第4号、附則第9項及び第29項の適用により教育職員免許法(昭和24年法律第147号。以下「免許法」という。)別表第3に規定するそれぞれの普通免許状に係る所要資格を得た者は、第1条の規定による改正後の教育職員免許法施行規則(以下「新施行規則」という。)第11条の表備考第4号、附則第9項及び第29項の適用により免許法別表第3に規定する当該普通免許状に係る所要資格を得たものとみなす。
3 この省令の施行の際現に旧施行規則の規定に基づき授与された盲学校、聾学校及び養護学校の養護訓練の教諭の1種免許状(以下「旧免許状」という。)は、新施行規則に規定するそれぞれの自立活動の教諭の1種免許状(以下「新免許状」という。)とみなし、旧免許状を有する者は、この省令の施行の日において、それぞれ新免許状の授与を受けたものとみなす。
4 免許法第3条の2第1項第6号に規定する教科に関する事項については、新施行規則第65条の7に定めるもののほか、次の各号に掲げる期間内においては当該各号に掲げるものを含むものとする。
一 平成12年4月1日から平成14年3月31日まで 学校教育法施行規則の一部を改正する省令(平成10年文部省令第44号)附則第2項の規定により読み替えて適用される学校教育法施行規則第24条第1項及び第53条第1項の規定による総合的な学習の時間並びに学校教育法施行規則の一部を改正する省令(平成11年文部省令第7号)附則第12項の規定により読み替えて適用される学校教育法施行規則第73条の7及び第73条の8第1項の規定による総合的な学習の時間の一部
二 平成12年4月1日から学校教育法施行規則の一部を改正する省令(平成11年文部省令第7号)による改正後の学校教育法施行規則第57条の規定が適用されるまで 学校教育法施行規則の一部を改正する省令(平成11年文部省令第7号)附則第4項の規定により読み替えて適用される学校教育法施行規則第57条の規定による総合的な学習の時間及び同令附則第13項の規定により読み替えて適用される学校教育法施行規則第73条の9の規定による総合的な学習の時間の一部
5 児童福祉法等の一部を改正する法律(平成9年法律第74号)による改正前の児童福祉法(昭和22年法律第164号)による教護院で、その教科について、児童福祉法の一部を改正する法律(昭和26年法律第202号)による改正前の児童福祉法第48条の規定により文部大臣の承認を受けたもの及び児童福祉法等の一部を改正する法律による改正前の児童福祉法第48条の規定により文部大臣の勧告に従ったものにおいて教育に従事した者に対する免許法第6条別表第3の規定の適用については、なお従前の例による。児童福祉法による児童自立支援施設(児童福祉法等の一部を改正する法律附則第7条第1項の規定により証明書を発行することができるもので、同条第2項の規定によりその例によることとされた同法による改正前の児童福祉法第48条第4項ただし書の規定による指定を受けたものを除く。)において教育に従事した者についても、同様とする。
附則 (平成12年3月31日文部省令第35号) 抄
(施行期日)
1 この省令は、平成12年4月1日から施行する。
附則 (平成12年6月29日文部省令第47号)
1 この省令は、平成12年7月1日から施行する。
2 平成13年3月31日までの間に、この省令による改正前の教育職員免許法施行規則(以下「旧施行規則」という。)第3条又は第6条の2、第11条、第13条、第15条、附則第4項若しくは附則第10項の規定により修得した、音楽、美術、技術、家庭又は外国語の教科について中学校教諭免許状の授与を受けるために必要とする教科に関する科目の単位については、この省令による改正後の教育職員免許法施行規則(以下「新施行規則」という。)第3条の規定にかかわらず、当該教科について中学校教諭免許状の授与を受ける場合の教科に関する科目の単位とみなすことができる。
3 平成13年3月31日までの間に、旧施行規則第4条又は第6条の2、第11条、第13条、第15条、第16条、附則第4項、附則第5項若しくは附則第9項の規定により修得した、音楽、美術、工芸、看護、看護実習、家庭、家庭実習又は外国語の教科について高等学校教諭免許状の授与を受けるために必要とする教科に関する科目の単位については、新施行規則第4条の規定にかかわらず、当該教科について高等学校教諭免許状の授与を受ける場合の教科に関する科目の単位とみなすことができる。
4 平成16年3月31日までに旧施行規則第3条若しくは第4条又は第6条の2、第11条、第13条、第15条、第16条、附則第4項、附則第5項、附則第9項若しくは附則第10項の規定の適用により教育職員免許法別表第1、別表第3、別表第4、別表第5、附則第7項又は附則第11項に規定するそれぞれの普通免許状に係る所要資格を得た者は、新施行規則第3条又は第4条の規定にかかわらず、当該普通免許状に係る所要資格を得たものとみなす。
5 この省令の施行の際、現に教育職員免許法別表第1備考第5号イの規定により、音楽、美術、技術、家庭若しくは外国語の教科についての中学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程又は音楽、美術、工芸、看護、家庭若しくは外国語の教科について高等学校教諭免許状に係る文部大臣の認定を受けた課程は、当該免許状に係る教育課程について、新施行規則第21条第2項に規定する届出を平成13年3月31日までに行ったものである場合には、当該免許状に係る文部科学大臣の認定を受けた課程とみなす。
6 教育職員免許法等の一部を改正する法律(以下「改正法」という。)附則第2項に規定する文部科学省令で定める情報の教科に関する講習は、この省令施行の日から平成15年3月31日までの間において文部科学省が実施する情報の教科に関する現職教員等講習会とする。
7 改正法附則第2項第1号の規定により文部科学省令で定めることとされている教科の領域の一部に係る事項で教育職員免許法第16条の4第1項の文部科学省令で定めるものは、旧施行規則第61条の4に規定する情報技術又は情報処理とする。
8 改正法附則第3項に規定する文部科学省令で定める福祉の教科に関する講習は、この省令施行の日から平成15年3月31日までの間において文部科学省が実施する福祉の教科に関する現職教員等講習会とする。
9 改正法附則第4項又は第5項の規定の適用を受ける者の単位の修得方法については、第14条の3及び第16条第5項の改正規定にかかわらず、なお従前の規定を適用する。
10 改正法による改正後の教育職員免許法(以下「新法」という。)第6条別表第4の規定により情報又は福祉の教科についての高等学校教諭の1種免許状の授与を受けようとする者が、改正法の施行日以後にそれぞれ改正法附則第2項第1号に掲げる数学、理科、看護、家庭、農業、工業、商業若しくは水産の教科若しくは第7項に掲げる情報技術若しくは情報処理の事項(以下「情報関連教科」という。)又は同法附則第3項に掲げる公民、看護若しくは家庭の教科(以下「福祉関連教科」という。)について、新法又は教育職員免許法施行法(昭和24年法律第148号)の規定により免許状の授与又は交付を受け、かつ、それぞれ第6項又は第8項に規定する現職教員等講習会を修了したものであるときは、新施行規則第5章の規定にかかわらず、当該現職教員等講習会を新法第6条別表第3備考第6号に規定する文部科学大臣の認定する講習とみなし、新施行規則第4条の表第1欄に掲げる情報又は福祉の教科の種類に応じて第2欄に掲げる科目について、それぞれ1単位以上計20単位を修得したものとみなすことができる。この場合において、その者が、情報関連教科又は福祉関連教科の免許状の授与又は交付を受けた後、それぞれ情報関連教科若しくは情報の教科又は福祉関連教科若しくは福祉の教科の教授を担任する教員として3年以上良好な成績で勤務した旨の実務証明責任者の証明を有するものであるときは、その者が修得している情報関連教科又は福祉関連教科に係る教科の指導法の単位をもってそれぞれ情報又は福祉の教科に係る教科の指導法について4単位を修得したものとみなすことができる。
附則 (平成12年10月31日文部省令第53号) 抄
(施行期日)
第1条 この省令は、内閣法の一部を改正する法律(平成11年法律第88号)の施行の日(平成13年1月6日)から施行する。
附則 (平成13年3月27日文部科学省令第22号)
1 この省令は、平成13年4月1日から施行する。
2 改正後の教育職員免許法施行規則第6条の表備考第14号及び第15号の規定により、幼稚園又は小学校の教諭の普通免許状の授与を受ける場合にあっては、教育職員免許法等の一部を改正する法律(平成10年法律第98号)による改正前の認定課程において修得した教職に関する科目の単位のうち、第2欄に掲げる科目の単位については、第1欄に掲げる教職に関する科目の単位とみなすことができる。
第1欄 | 第2欄 |
教育課程及び指導法に関する科目のうち保育内容の指導法 | 保育内容に関する科目 |
教育課程及び指導法に関する科目のうち教育課程の意義及び編成の方法 | 教育課程一般に関する科目 |
教育課程及び指導法に関する科目のうち教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。) | 教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)に関する科目 |
附則 (平成13年3月30日文部科学省令第28号) 抄
(施行期日)
第1条 この省令は、平成13年4月1日から施行する。
附則 (平成13年11月27日文部科学省令第80号) 抄
(施行期日)
第1条 この省令は、平成14年4月1日から施行する。
附則 (平成14年3月1日文部科学省令第3号)
この省令は、保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律の施行の日(平成14年3月1日)から施行する。
附則 (平成14年6月24日文部科学省令第31号) 抄
(施行期日)
1 この省令は、平成14年7月1日から施行する。
附則 (平成15年5月29日文部科学省令第33号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成16年3月31日文部科学省令第15号) 抄
(施行期日)
第1条 この省令は、平成16年4月1日から施行する。
附則 (平成16年4月7日文部科学省令第29号)
この省令は、公布の日から施行し、第66条の改正規定は、平成15年9月19日から、第67条の改正規定は、平成15年10月1日から適用する。
附則 (平成16年4月30日文部科学省令第31号)
(施行期日)
第1条 この省令は、平成16年7月1日から施行する。
(経過措置)
第2条 平成18年3月31日までに教育職員免許法の規定により高等学校教諭の普通免許状、盲学校特殊教科教諭の理療の教科についての1種免許状又は自立活動の教諭の1種免許状の授与を受けた者であって、理学療法士免許又は医師法(昭和23年法律第201号)の定めるところによる医師免許を受けているものには、学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備等に関する省令(平成19年文部科学省令第5号)第9条の規定による改正後の教育職員免許法施行規則(以下「新免許法施行規則」という。)第64条第1項の規定にかかわらず、新免許法施行規則に規定する特別支援学校自立教科教諭の理学療法の教科についての1種免許状を授与することができる。
2 平成18年3月31日までに教育職員免許法の規定により盲学校特殊教科教諭の理療の教科についての2種免許状の授与を受けた者であって、理学療法士免許を受けているものには、新免許法施行規則第64条第1項の規定にかかわらず、新免許法施行規則に規定する特別支援学校自立教科教諭の理学療法の教科についての2種免許状を授与することができる。
3 この省令の施行の際現に教育職員免許法の規定により高等学校助教諭の臨時免許状又は盲学校特殊教科助教諭の理療の教科についての臨時免許状の授与を受けている者であって、理学療法士免許を受け、かつ、盲学校において理学療法の教科の教授を担任する教員として5年以上良好な成績で勤務した旨の実務証明責任者の証明を有するものには、新免許法施行規則第64条第1項の規定にかかわらず、新免許法施行規則に規定する特別支援学校自立教科教諭の理学療法の教科についての2種免許状を授与することができる。
附則 (平成16年6月30日文部科学省令第36号)
この省令は、平成16年7月1日から施行する。
附則 (平成17年9月9日文部科学省令第40号)
この省令は、平成17年10月1日から施行する。
附則 (平成18年8月7日文部科学省令第31号)
(施行期日)
1 この省令は、学校教育法等の一部を改正する法律(平成18年法律第80号。以下「改正法」という。)の施行の日(平成19年4月1日)から施行する。
(経過措置)
2 改正法附則第7条の規定の適用がある者についての改正法第2条の規定による改正前の教育職員免許法(以下「旧免許法」という。)別表第1の第3欄に定める特殊教育に関する科目の単位の修得方法は、この省令による改正前の教育職員免許法施行規則(以下「旧施行規則」という。)第7条に定める修得方法の例にならうものとする。この場合において、この省令の施行の際現に同条の表第4欄に掲げる科目の単位を修得していない者については、当該科目は、特別支援学校の教育を中心として修得するものとする。
3 この省令の施行の日(以下「施行日」という。)前に旧免許法別表第1の規定により改正法附則第5条第1項の表の上欄に掲げる同項に規定する旧免許状の授与を受けるために修得した旧免許法別表第1の第3欄に定める特殊教育に関する科目の単位(教育職員免許法施行規則の一部を改正する省令(平成10年文部省令第28号)附則第3項の規定により当該科目の単位とみなされるものを含む。)については、次の表に定めるところにより、それぞれ同表の下欄に掲げる新免許法(改正法第2条の規定による改正後の教育職員免許法をいう。以下同じ。)別表第1の第3欄に定める特別支援教育に関する科目の単位とみなすことができる。
特殊教育に関する科目 | 特別支援教育に関する科目 |
教育の基礎理論に関する科目 | 特別支援教育の基礎理論に関する科目 |
盲学校の教諭の免許状の授与を受ける場合の心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目 | 視覚障害者に関する教育の領域に関する心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目 |
聾学校の教諭の免許状の授与を受ける場合の心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目 | 聴覚障害者に関する教育の領域に関する心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目 |
養護学校の教諭の免許状の授与を受ける場合の心身に障害のある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目 | 知的障害者、肢体不自由者及び病弱者(身体虚弱者を含む。以下同じ。)に関する教育の領域に関する心身に障害ある幼児、児童又は生徒の心理、生理及び病理に関する科目 |
盲学校の教諭の免許状の授与を受ける場合の心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目 | 視覚障害者に関する教育の領域に関する心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目 |
聾学校の教諭の免許状の授与を受ける場合の心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目 | 聴覚障害者に関する教育の領域に関する心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目 |
養護学校の教諭の免許状の授与を受ける場合の心身に障害のある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目 | 知的障害者、肢体不自由者及び病弱者に関する教育の領域に関する心身に障害ある幼児、児童又は生徒の教育課程及び指導法に関する科目 |
心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育実習 | 心身に障害のある幼児、児童又は生徒についての教育実習 |
4 改正法附則第5条第1項の規定により同項に規定する新免許状の授与を受けたものとみなされる者が新免許法別表第7の規定により同表の第1欄に掲げる専修免許状若しくは1種免許状の授与を受けようとする場合における同表の第4欄に定める最低単位数の算定については、当該者が修得した特殊教育に関する科目の単位は、それぞれ前項の規定の例により特別支援教育領域に関する各相当の科目の単位とみなして、これを新免許法別表第7の規定により免許状の授与を受けるために必要な単位数に合算するものとする。幼稚園、小学校、中学校又は高等学校の教諭の普通免許状を受けている者が新免許法別表第7の規定により同表の第1欄に掲げる2種免許状の授与を受けようとする場合も、これと同様とする。
5 前項前段の規定は、改正法附則第20条第3項において改正法附則第8条第2項の規定を準用する場合について準用する。
6 旧施行規則第7条第1項の表備考第4号に規定する盲学校、聾学校及び養護学校における教員としての経験年数は、この省令による改正後の教育職員免許法施行規則(以下「新施行規則」という。)第7条第1項の表備考第4号に規定する特別支援学校における教員としての経験年数に通算することができる。
7 新免許法別表第1及び別表第7に規定する特別支援学校教諭の普通免許状に係る単位の修得に関し、新施行規則第20条の規定による課程の認定、新施行規則第27条に規定する指定、新施行規則第34条の規定による認定、新施行規則第43条の2の規定による認定又は新施行規則第44条の規定による認定(以下「課程の認定等」という。)を受けようとする者は、施行日前においても、それぞれ新施行規則第21条、新施行規則第30条、新施行規則第39条(新施行規則第43条の5において準用する場合を含む。)又は新施行規則第48条の規定の例により、課程の認定等の申請をすることができる。
8 文部科学大臣は、前項の規定により課程の認定等の申請があった場合には、施行日前においても、その課程の認定等をすることができる。
附則 (平成19年3月30日文部科学省令第5号) 抄
(施行期日)
第1条 この省令は、学校教育法等の一部を改正する法律(以下「改正法」という。)の施行の日(平成19年4月1日)から施行する。
(教育職員免許法等の一部改正に伴う経過措置)
第3条 改正法の施行の際現に旧免許法施行規則(この省令第9条による改正前の教育職員免許法施行規則をいう。以下同じ。)第63条又は第63条の2の規定に基づき授与されている次の表の上欄に掲げる特殊教科免許状(改正法附則第6条第1項に規定する特殊教科免許状をいう。以下この項において同じ。)は、それぞれ同表の下欄に掲げる新免許法施行規則(この省令第9条による改正後の教育職員免許法施行規則をいう。以下同じ。)第63条又は第63条の2の規定に基づき授与される自立教科等免許状(改正法附則第6条第1項に規定する自立教科等免許状をいう。以下この項において同じ。)とみなし、当該特殊教科免許状を有する者は、この省令の施行の日(以下「施行日」という。)において、それぞれ当該自立教科等免許状の授与を受けたものとみなす。
特殊教科免許状 | 自立教科等免許状 |
理療の教科についての盲学校特殊教科教諭の1種免許状 | 理療の教科についての特別支援学校自立教科教諭の1種免許状 |
理療の教科についての盲学校特殊教科教諭の2種免許状 | 理療の教科についての特別支援学校自立教科教諭の2種免許状 |
理療の教科についての盲学校特殊教科助教諭の臨時免許状 | 理療の教科についての特別支援学校自立教科助教諭の臨時免許状 |
理学療法の教科についての盲学校特殊教科教諭の1種免許状 | 理学療法の教科についての特別支援学校自立教科教諭の1種免許状 |
理学療法の教科についての盲学校特殊教科教諭の2種免許状 | 理学療法の教科についての特別支援学校自立教科教諭の2種免許状 |
理学療法の教科についての盲学校特殊教科助教諭の臨時免許状 | 理学療法の教科についての特別支援学校自立教科助教諭の臨時免許状 |
音楽の教科についての盲学校特殊教科教諭の1種免許状 | 音楽の教科についての特別支援学校自立教科教諭の1種免許状 |
音楽の教科についての盲学校特殊教科教諭の2種免許状 | 音楽の教科についての特別支援学校自立教科教諭の2種免許状 |
音楽の教科についての盲学校特殊教科助教諭の臨時免許状 | 音楽の教科についての特別支援学校自立教科助教諭の臨時免許状 |
理容の教科についての聾学校特殊教科教諭の1種免許状 | 理容の教科についての特別支援学校自立教科教諭の1種免許状 |
理容の教科についての聾学校特殊教科教諭の2種免許状 | 理容の教科についての特別支援学校自立教科教諭の2種免許状 |
理容の教科についての聾学校特殊教科助教諭の臨時免許状 | 理容の教科についての特別支援学校自立教科助教諭の臨時免許状 |
美術の教科についての聾学校特殊教科教諭の1種免許状 | 美術の教科についての特別支援学校自立教科教諭の1種免許状 |
美術の教科についての聾学校特殊教科教諭の2種免許状 | 美術の教科についての特別支援学校自立教科教諭の2種免許状 |
美術の教科についての聾学校特殊教科助教諭の臨時免許状 | 美術の教科についての特別支援学校自立教科助教諭の臨時免許状 |
工芸の教科についての聾学校特殊教科教諭の1種免許状 | 工芸の教科についての特別支援学校自立教科教諭の1種免許状 |
工芸の教科についての聾学校特殊教科教諭の2種免許状 | 工芸の教科についての特別支援学校自立教科教諭の2種免許状 |
工芸の教科についての聾学校特殊教科助教諭の臨時免許状 | 工芸の教科についての特別支援学校自立教科助教諭の臨時免許状 |
被服の教科についての聾学校特殊教科教諭の1種免許状 | 被服の教科についての特別支援学校自立教科教諭の1種免許状 |
被服の教科についての聾学校特殊教科教諭の2種免許状 | 被服の教科についての特別支援学校自立教科教諭の2種免許状 |
被服の教科についての聾学校特殊教科助教諭の臨時免許状 | 被服の教科についての特別支援学校自立教科助教諭の臨時免許状 |
視覚障害教育の自立活動についての盲学校自立活動教諭の1種免許状 | 視覚障害教育の自立活動についての特別支援学校自立活動教諭の1種免許状 |
聴覚障害教育の自立活動についての聾学校自立活動教諭の1種免許状 | 聴覚障害教育の自立活動についての特別支援学校自立活動教諭の1種免許状 |
肢体不自由教育の自立活動についての養護学校自立活動教諭の1種免許状 | 肢体不自由教育の自立活動についての特別支援学校自立活動教諭の1種免許状 |
言語障害教育の自立活動についての養護学校自立活動教諭の1種免許状 | 言語障害教育の自立活動についての特別支援学校自立活動教諭の1種免許状 |
2 改正法の施行の際現に旧免許法施行規則第65条の5の規定に基づき授与されている次の表の上欄に掲げる特殊教科特別免許状(改正法附則第6条第2項に規定する特殊教科特別免許状をいう。以下この項において同じ。)は、それぞれ同表の下欄に掲げる新免許法施行規則第65条の5の規定に基づき授与される自立教科等特別免許状(改正法附則第6条第2項に規定する自立教科等特別免許状をいう。以下この項において同じ。)とみなし、当該特殊教科特別免許状を有する者は、施行日において、それぞれ当該自立教科等特別免許状の授与を受けたものとみなす。
特殊教科特別免許状 | 自立教科等特別免許状 |
理療の教科についての盲学校特殊教科教諭の特別免許状 | 理療の教科についての特別支援学校自立教科教諭の特別免許状 |
理学療法の教科についての盲学校特殊教科教諭の特別免許状 | 理学療法の教科についての特別支援学校自立教科教諭の特別免許状 |
音楽の教科についての盲学校特殊教科教諭の特別免許状 | 音楽の教科についての特別支援学校自立教科教諭の特別免許状 |
理容の教科についての聾学校特殊教科教諭の特別免許状 | 理容の教科についての特別支援学校自立教科教諭の特別免許状 |
美術の教科についての聾学校特殊教科教諭の特別免許状 | 美術の教科についての特別支援学校自立教科教諭の特別免許状 |
工芸の教科についての聾学校特殊教科教諭の特別免許状 | 工芸の教科についての特別支援学校自立教科教諭の特別免許状 |
被服の教科についての聾学校特殊教科教諭の特別免許状 | 被服の教科についての特別支援学校自立教科教諭の特別免許状 |
視覚障害教育の自立活動についての盲学校自立活動教諭の特別免許状 | 視覚障害教育の自立活動についての特別支援学校自立活動教諭の特別免許状 |
聴覚障害教育の自立活動についての聾学校自立活動教諭の特別免許状 | 聴覚障害教育の自立活動についての特別支援学校自立活動教諭の特別免許状 |
肢体不自由教育の自立活動についての養護学校自立活動教諭の特別免許状 | 肢体不自由教育の自立活動についての特別支援学校自立活動教諭の特別免許状 |
言語障害教育の自立活動についての養護学校自立活動教諭の特別免許状 | 言語障害教育の自立活動についての特別支援学校自立活動教諭の特別免許状 |
3 改正法附則第5条第1項の規定により同項に規定する新免許状の授与を受けたものとみなされる者が新免許法(改正法第2条の規定による改正後の教育職員免許法(昭和24年法律第147号)をいう。以下同じ。)別表第7の規定により同表の第1欄に掲げる専修免許状又は1種免許状の授与を受けようとする場合における同表の第3欄に定める最低在職年数の算定については、次の各号に掲げる旧盲学校等の区分に応じ、当該学校の教員として在職した年数を、それぞれ当該各号に定める教員として在職した年数に通算することができる。この場合において、同欄に規定する実務証明責任者は、当該各号に掲げる学校の設置者が設置する特別支援学校の教員についての同欄に規定する実務証明責任者と同様とする(第5項、第9項及び第12項の場合においても同様とする。)。
一 盲学校 特別支援学校において視覚障害者に関する教育の領域を担任する教員
二 聾学校 特別支援学校において聴覚障害者に関する教育の領域を担任する教員
三 養護学校 特別支援学校において知的障害者、肢体不自由者及び病弱者(身体虚弱者を含む。)に関する教育の領域を担任する教員
4 前項の規定は、改正法附則第20条第3項において改正法附則第8条第1項の規定を準用する場合について準用する。
5 新免許法別表第3、別表第8及び附則第9項の表の第3欄並びに別表第5の第2欄に定める特別支援学校の各部の教員又は職員(以下この項において「教員等」という。)としての最低在職年数の算定については、旧盲学校等の各部において教員等として在職した年数を、特別支援学校の相当する各部において教員等として在職した年数に通算することができる。
6 この省令の施行の際現に理学療法の教科についての盲学校特殊教科教諭の1種免許状又は2種免許状の授与を受けるために必要とされた旧免許法施行規則第64条第1項の表下欄に定める科目の単位を修得するために認定課程を有する大学又は文部科学大臣の指定を受けている教員養成機関に在学している者で、当該大学又は教員養成機関を卒業するまでに、当該大学又は教員養成機関において当該必要とされた単位数を修得したものは、それぞれ相当する免許状の授与を受けるために必要な新免許法施行規則第64条第1項の表下欄に定める単位数を修得したものとみなす。
7 施行日前に旧免許法施行規則第64条第1項の規定により理学療法の教科についての盲学校特殊教科教諭の1種免許状又は2種免許状の授与を受けるために修得した同項の表下欄に定める科目の単位については、教育職員免許法の一部を改正する省令(平成18年文部科学省令第31号。第10項において「18年改正省令」という。)附則第3項の規定の例により、それぞれ新免許法施行規則第64条第1項の表下欄に定める科目の単位とみなすことができる。
8 旧免許法施行規則第64条第1項の表下欄に定める盲学校教員養成機関又は聾学校教員養成機関の在学又は卒業は、新免許法施行規則第64条第1項の表下欄に定める特別支援学校の教員養成機関の卒業又は在学とみなすことができる。
9 第1項の規定により同項に規定する自立教科等免許状の授与を受けたものとみなされる者が新免許法施行規則第64条第2項の規定により同表の第1欄に規定する1種免許状又は2種免許状の授与を受けようとする場合における同表の第3欄に定める最低在職年数の算定については、授与を受けようとする免許状に係る教科の種類に応じ、それぞれ改正法第1条による改正前の学校教育法第1条に規定する盲学校又は聾学校の教員として在職した年数を、同項の表備考第2号に規定する視覚特別支援学校又は聴覚特別支援学校の教員として在職した年数に通算することができる。
10 第1項の規定により自立教科等免許状の授与を受けたものとみなされる者が新免許法施行規則第64条第2項の規定により同表の第1欄に規定する1種免許状又は2種免許状の授与を受けようとする場合における同表の第4欄に定める最低単位数の算定については、当該者が旧免許法施行規則第64条第3項に定めるところにより修得した単位は、それぞれ18年改正省令附則第3項の規定の例により、それぞれ新免許法施行規則第64条の表備考第2号に定めるところにより修得した単位とみなして、これを新免許法施行規則第64条第2項の規定により免許状の授与を受けるために必要な単位数に合算することができる。
11 旧教育職員免許法施行規則第6条第1項の表備考第8号に規定する盲学校、聾学校及び養護学校の各部の教育についての教育実習は、新免許法施行規則第6条第1項の表備考第8号に規定する特別支援学校の各部の教育についての教育実習とみなす。
12 旧免許法施行規則第6条第1項の表備考第10号及び第11号に規定する盲学校、聾学校及び養護学校の各部における教員としての経験年数は、新免許法施行規則第6条第1項の表備考第10号及び第11号に規定する特別支援学校の各部における教員の経験年数に通算することができる。
13 旧免許法(改正法第2条の規定による改正前の教育職員免許法をいう。)第16条の5第1項の規定による盲学校、聾学校又は養護学校の小学部の教諭又は講師の職は、新免許法施行規則第68条及び第69条に規定する新免許法第16条の5第1項の規定による特別支援学校の小学部の教諭若しくは講師の職とみなす。
14 旧免許法施行規則第69条の3に規定する盲学校、聾学校又は養護学校において専ら幼児、児童又は生徒の養護に従事する職員は、新免許法施行規則第69条の3に規定する特別支援学校において専ら幼児、児童又は生徒の養護に従事する職員とみなす。
附則 (平成19年7月31日文部科学省令第22号) 抄
(施行期日)
第1条 この省令は、平成20年4月1日から施行する。
附則 (平成19年12月25日文部科学省令第40号)
この省令は、学校教育法等の一部を改正する法律の施行の日(平成19年12月26日)から施行する。ただし、第1条中学校教育法施行規則第1章第2節の節名、第20条第1号ロ、第23条、第44条第1項、第2項及び第3項、第45条第1項、第2項及び第3項、第70条第1項、第2項及び第3項、第71条第2項及び第3項、第81条第1項、第2項及び第3項、第120条、第122条、第124条第1項、第2項及び第3項並びに第125条第2項の改正規定、第5条中学校基本調査規則第3条第2項の改正規定、第8条中学校教員統計調査規則第3条第2項の改正規定、第9条中教育職員免許法施行規則第68条及び第69条の改正規定、第12条中幼稚園設置基準第5条第1項、第2項及び第3項並びに第6条の改正規定、第17条中高等学校通信教育規程第5条第1項の改正規定、第23条中専修学校設置基準第18条第3号の改正規定、第38条中小学校設置基準第6条第1項及び第2項の改正規定、第39条中中学校設置基準第6条第1項及び第2項の改正規定並びに第47条中高等学校設置基準第8条第1項及び第2項並びに第9条の改正規定(副校長、主幹教諭又は指導教諭に係る部分に限る。)は、平成20年4月1日から施行する。
附則 (平成20年3月31日文部科学省令第9号) 抄
第1条 この省令は、平成21年4月1日から施行する。ただし、教育職員免許法施行規則附則第14項の改正規定については、平成20年4月1日から施行する。
第2条 教育職員免許法施行規則第61条の4第6号、次条第4号及び第10条第1項第6号の文部科学大臣が定める者は、この省令の施行前においても定めることができる。
第3条 教育職員免許法及び教育公務員特例法の一部を改正する法律(平成19年法律第98号。以下「改正法」という。)附則第2条第2項に規定する教育の職にある者は、次に掲げる者とする。
一 校長、副校長又は教頭
二 指導主事、社会教育主事その他教育委員会において学校教育又は社会教育に関する専門的事項の指導等に関する事務に従事している者として免許管理者が定める者
三 地方公共団体の職員又は国立大学法人法(平成15年法律第112号)第2条第1項に規定する国立大学法人、私立学校法(昭和24年法律第270号)第3条に規定する学校法人(いずれも幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校又は就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律(平成18年法律第77号)第2条第7項に規定する幼保連携型認定こども園(以下「幼保連携型認定こども園」という。)を設置するものに限る。)若しくは社会福祉法(昭和26年法律第45号)第22条に規定する社会福祉法人(幼保連携型認定こども園を設置するものに限る。)の役員若しくは職員で、前号に掲げる者に準ずる者として免許管理者が定める者
四 前3号に掲げる者のほか、文部科学大臣が別に定める者
第4条 改正法附則第2条第2項に規定する文部科学省令で定める期間は、2年2月とする。
第5条 改正法附則第2条第3項第1号に規定する文部科学省令で定める年度の末日は、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める日とする。
一 平成23年3月31日において、満35歳、満45歳又は満55歳である旧免許状所持者(改正法附則第2条第1項に規定する旧免許状所持者をいう。以下同じ。) 平成23年3月31日
二 平成24年3月31日において、満35歳、満45歳又は満55歳である旧免許状所持者 平成24年3月31日
三 平成25年3月31日において、満35歳、満45歳又は満55歳である旧免許状所持者 平成25年3月31日
四 平成26年3月31日において、満35歳、満45歳又は満55歳である旧免許状所持者 平成26年3月31日
五 平成27年3月31日において、満35歳、満45歳又は満55歳である旧免許状所持者 平成27年3月31日
六 平成28年3月31日において、満35歳、満45歳又は満55歳である旧免許状所持者 平成28年3月31日
七 平成29年3月31日において、満35歳、満45歳又は満55歳である旧免許状所持者 平成29年3月31日
八 平成30年3月31日において、満35歳、満45歳又は満55歳である旧免許状所持者 平成30年3月31日
九 平成31年3月31日において、満35歳、満45歳又は満55歳である旧免許状所持者 平成31年3月31日
十 平成32年3月31日において、満35歳以下、満45歳又は満55歳である旧免許状所持者 平成32年3月31日
2 栄養教諭の普通免許状を有する旧免許状所持者の改正法附則第2条第3項第1号に規定する文部科学省令で定める年度の末日は、前項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める日とする。
一 平成18年3月31日以前に栄養教諭の普通免許状を授与された旧免許状所持者 平成28年3月31日
二 平成18年4月1日から平成19年3月31日までに栄養教諭の普通免許状を授与された旧免許状所持者 平成29年3月31日
三 平成19年4月1日から平成20年3月31日までに栄養教諭の普通免許状を授与された旧免許状所持者 平成30年3月31日
四 平成20年4月1日から平成21年3月31日までに栄養教諭の普通免許状を授与された旧免許状所持者 平成31年3月31日
第6条 改正法附則第2条第3項第3号に規定する文部科学省令で定める期間は、2年2月とする。
2 教育職員免許法の一部を改正する法律(昭和29年法律第158号。附則第12条において「昭和29年改正法」という。)附則第10項ただし書に規定する文部科学省令で定める期間は、2年2月とする。
第7条 改正法附則第2条第4項前段の文部科学省令で定めるやむを得ない事由は、次の各号に掲げる事由とする。
一 心身の故障若しくは刑事事件に関し起訴されたことによる休職、引き続き90日以上の病気休暇(90日未満の病気休暇で免許管理者がやむを得ないと認めるものを含む。)、産前及び産後の休業、育児休業又は介護休業の期間中であること。
二 地震、積雪、洪水その他の自然現象により交通が困難となっていること。
三 海外に在留する邦人のための在外教育施設若しくは外国の教育施設又はこれらに準ずるものにおいて教育に従事していること。
四 外国の地方公共団体の機関等に派遣されていること。
五 大学の大学院の課程若しくは専攻科の課程又はこれらの課程に相当する外国の大学の課程に専修免許状の取得を目的として在学していること(取得しようとする専修免許状に係る基礎となる免許状(免許法別表第3、別表第5、別表第6、別表第6の2又は別表第7の規定により専修免許状の授与を受けようとする場合には有することを必要とされる免許状をいう。)を有している者に限る。)。
六 教育職員として任命され、又は雇用された日から改正法附則第2条第3項に規定する修了確認期限(以下単に「修了確認期限」という。)までの期間が2年2月未満であること。
七 前各号に掲げる事由のほか、免許管理者がやむを得ない事由として認める事由があること。
2 改正法附則第2条第4項後段に規定する文部科学省令で定める事由は、次の各号に掲げる事由とする。
一 改正法附則第2条第2項に規定する旧免許状所持現職教員(以下単に「旧免許状所持現職教員」という。)が平成21年4月1日以降に普通免許状又は特別免許状の授与を受けたこと。
二 修了確認期限が、旧免許状所持現職教員の有する普通免許状又は特別免許状の授与の日(学校教育法等の一部を改正する法律(平成18年法律第80号。以下、本号において「一部改正法」という。)附則第5条並びに第6条第1項及び第2項の規定により、一部改正法の施行の日において一部改正法第2条の規定による改正後の教育職員免許法の規定による免許状の授与を受けたものとみなされる場合(当該施行の日以後に普通免許状又は特別免許状の授与を受けた場合を除く。)にあっては、一部改正法第2条の規定による改正前の教育職員免許法の規定により免許状の授与を受けた日)の翌日から起算して10年を超えない日であること(前号に該当する者を除く。)。
三 附則第5条第1項第1号に掲げる者(平成22年の末日において免許状更新講習の課程を修了していないものに限る。)であること。
第8条 免許管理者は、改正法附則第2条第4項に規定する期間を定めるに当たっては、次の各号に掲げる事由の区分に応じ、次の各号に定める期間の範囲内において定めなければならない。
一 免許法第9条の3第4項の規定により免許状更新講習を受けることができないこと並びに前条第1項第1号から第5号まで及び第7号に掲げる事由 当該事由がなくなった日から起算して2年2月
二 前条第1項第6号に掲げる事由 修了確認期限の延期を受けようとする者が教育職員として任用され、又は雇用された日から起算して2年2月
三 前条第2項第1号及び第2号に掲げる事由 修了確認期限の延期を受けようとする者の有する普通免許状又は特別免許状の授与の日(普通免許状又は特別免許状を2以上有する者にあっては、それぞれの免許状に係る授与の日のうち最も遅い日)の翌日から起算して10年
四 前条第2項第3号に掲げる事由 2月
第9条 次の各号に掲げる事項については、旧免許状所持者(第3号及び第4号に掲げる事項については旧免許状所持現職教員に限る。)の申請により行うものとする。
一 更新講習修了確認
二 改正法附則第2条第3項第3号に規定する確認
三 改正法附則第2条第4項に規定する修了確認期限の延期
四 改正法附則第2条第5項括弧書に規定する認定
2 前項の申請は、申請書に免許管理者が定める書類を添えて、これを免許管理者に提出してしなければならない。
3 第1項の申請(同項第2号に規定する確認に係るものを除く。)は、修了確認期限の2月前までに行わなければならない。
第10条 免許管理者は、前条第1項第4号に規定する認定に係る申請をした旧免許状所持現職教員が次の各号のいずれかに該当する者(第1号、第2号及び第5号に掲げる者については、最新の知識技能を十分に有していないと免許管理者が認める者を除く。)であるときは、改正法附則第2条第5項の規定により、免許状更新講習を受ける必要がないものとして認めるものとする。
一 校長、副校長、教頭、主幹教諭(幼保連携型認定こども園の主幹養護教諭及び主幹栄養教諭を含む。)、指導教諭、主幹保育教諭又は指導保育教諭
二 指導主事、社会教育主事その他教育委員会において学校教育又は社会教育に関する専門的事項の指導等に関する事務に従事している者として免許管理者が定める者
三 免許状更新講習の講師
四 附則第3条第3号に規定する者のうち、前2号に掲げる者に準ずる者として免許管理者が定める者
五 学校における学習指導、生徒指導等に関し、特に顕著な功績があった者に対する表彰等であって免許管理者が指定したものを受けた者
六 その他前各号に掲げる者と同等以上の最新の知識技能を有する者として、文部科学大臣が別に定める者
2 前項の規定による認定を受けた旧免許状所持現職教員は、その修了確認期限までに更新講習修了確認を受けた者とみなす。
第11条 更新講習修了確認を受けようとする者は、免許状更新講習規則(平成20年文部科学省令第10号)第4条の表選択領域の項に掲げる事項に係る免許状更新講習を履修するに当たっては、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める免許状更新講習を履修しなければならない。
一 教諭の職にある者 教諭を対象とする免許状更新講習
二 養護教諭の職にある者 養護教諭を対象とする免許状更新講習
三 栄養教諭の職にある者 栄養教諭を対象とする免許状更新講習
第12条 昭和29年改正法附則第10項ただし書の規定により普通免許状の授与を受けようとする者は、免許状更新講習規則第4条の表選択領域の項に掲げる事項に係る免許状更新講習を履修するに当たっては、教諭を対象とするものを履修しなければならない。
第13条 免許管理者は、改正法附則第2条第3項第3号に規定する確認を行ったときは、その旨を当該確認に係る免許状を有する者及びその免許状を授与した授与権者(免許法第5条第7項に規定する授与権者をいい、免許管理者を除く。以下本項において同じ。)に、改正法附則第2条第5項括弧書に規定する認定を行ったときは、その旨を当該認定に係る免許状を有する者、その者の所轄庁及びその免許状を授与した授与権者に通知しなければならない。
2 改正法附則第2条第3項第3号に規定する確認若しくは改正法附則第2条第5項括弧書に規定する認定を行ったとき、又は前項の通知を受けたときは、当該確認若しくは当該認定又は当該通知に係る免許状を授与した授与権者(免許法第5条第7項に規定する授与権者をいう。)は、その旨を免許法第8条第1項に規定する原簿に記入しなければならない。
第14条 この省令による改正後の教育職員免許法施行規則第74条の規定にかかわらず、旧免許状所持者に係る原簿には、氏名、生年月日、本籍地、免許状授与年月日、更新講習修了確認年月日及び更新講習修了確認番号、改正法附則第2条第3項第3号に規定する確認年月日及び確認番号、改正法附則第2条第4項に規定する修了確認期限の延期年月日及び延期番号、改正法附則第2条第5項括弧書に規定する認定年月日及び認定番号、修了確認期限(修了確認期限が延期されたときにあっては延期後の修了確認期限)、免許状の番号、授与の根拠規定、教科、特別支援教育領域(新教育領域の追加の定めがあったときにあっては、当該新教育領域及び当該新教育領域の追加の定めの年月日を含む。)、授与条件並びにその者が有する他の免許状その他必要と認める事項を記載しなければならない。
第15条 免許管理者は、附則第9条第1項各号に掲げる行為を行ったときは、当該各号に掲げる行為に係る免許状を有する者に対して、その旨の証明書を発行しなければならない。
第16条 旧免許状所持者に授与される普通免許状の様式は、改正後の教育職員免許法施行規則別記第1号様式にかかわらず、なお従前の例による。
第17条 改正法附則第3条に規定する証明書の様式は、改正後の教育職員免許法施行規則別記第4号様式のとおりとする。
第18条 附則第15条に規定する証明書の様式は、次の各号に掲げる証明書の区分に応じ、当該各号に定める様式とする。
一 更新講習修了確認に関する証明書 別記第1号様式
二 改正法附則第2条第3項第3号に規定する確認に関する証明書 別記第2号様式
三 改正法附則第2条第4項に規定する修了確認期限の延期に関する証明書 別記第3号様式
四 改正法附則第2条第5項括弧書に規定する認定に関する証明書 別記第4号様式
附則 (平成20年11月12日文部科学省令第34号) 抄
(施行期日)
第1条 この省令は、平成21年4月1日から施行する。
(経過措置)
第2条 平成22年3月31日において教育職員免許法別表第1備考第5号イに規定する認定課程を有する大学(次条において「課程認定大学」という。)の課程又は同法第5条第1項に規定する養護教諭養成機関、同法別表第1備考第2号の3及び第3号に規定する教員養成機関若しくは同法別表第2の2備考第2号に規定する栄養教諭の教員養成機関(次条において「指定教員養成機関」という。)の課程に在学している者で、これらを卒業するまでに、この省令による改正前の教育職員免許法施行規則(次条において「旧規則」という。)第6条第1項、第10条又は第10条の4の表に規定する教職に関する科目の最低修得単位数を修得した者については、この省令による改正後の教育職員免許法施行規則(以下「新規則」という。)第6条第1項、第10条又は第10条の4の表に規定する教職に関する科目の最低修得単位数を修得した者とみなす。
第3条 平成22年4月1日以後に課程認定大学及び指定教員養成機関に入学した者(課程認定大学に入学した者であって、学校教育法(昭和22年法律第26号)第88条の規定により当該大学が定める期間を当該大学の修業年限に通算された者、同法第108条第7項、第122条又は第132条の規定により課程認定大学に編入学した者、大学を退学した後に課程認定大学に入学し当該退学までの在学期間が修業年限に通算された者及び大学を卒業した後に課程認定大学に入学し当該卒業までの在学期間が修業年限に通算された者並びに指定教員養成機関におけるこれらに相当する者を除く。)以外の者であって、平成25年3月31日までに、旧規則第6条第1項の表第5欄、第10条の表第5欄又は第10条の4の表第5欄に規定する総合演習の単位を修得した者は、新規則第6条第1項、第10条又は第10条の4の規定にかかわらず、新規則第6条第1項の表第6欄、第10条の表第6欄又は第10条の4の表第6欄に規定する教職実践演習の単位を修得することを要しない。
第4条 教育職員免許法の一部を改正する法律(平成10年法律第98号)附則第6項に規定する者については、新規則第6条第1項、第10条又は第10条の4の表に規定する教職に関する科目の最低修得単位数を修得した者とみなす。
第5条 新規則第7条第5項第3号の規定により実務の検定を行う場合における同号に定める在職年数の算定については、学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備等に関する省令(平成19年文部科学省令第5号)附則第3条第3項各号に掲げる学校の区分に応じ、当該学校の教員として在職した年数を、それぞれ当該各号に定める教員として在職した年数に通算することができる。
附則 (平成21年3月31日文部科学省令第10号)
この省令は、平成21年4月1日から施行する。
附則 (平成21年7月1日文部科学省令第29号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成22年3月31日文部科学省令第9号) 抄
(施行期日)
第1条 この省令は、公布の日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
一 教育職員免許法施行規則第4条及び第5条の改正規定 平成23年4月1日
二 教育職員免許法施行規則附則第34項の改正規定 平成22年4月1日
(経過措置)
第2条 平成23年3月31日において教育職員免許法別表第1備考第5号イに規定する認定課程を有する大学(次項において「課程認定大学」という。)の課程に在学する者で、当該大学を卒業するまでに、この省令による改正前の教育職員免許法施行規則(以下「旧規則」という。)第5条に規定する福祉の教科に関する科目の最低修得単位数を修得した者については、この省令による改正後の教育職員免許法施行規則(以下「新規則」という。)第5条に規定する福祉の教科に関する科目の最低修得単位数を修得した者とみなす。
2 平成23年4月1日以後に課程認定大学に入学した者(学校教育法(昭和22年法律第26号)第88条の規定により当該大学が定める期間を当該大学の修業年限に通算された者、同法第108条第7項、第122条又は第132条の規定により課程認定大学に編入学した者、大学を退学した後に課程認定大学に入学し当該退学までの在学期間が修業年限に通算された者及び大学を卒業した後に課程認定大学に入学し当該卒業までの在学期間が修業年限に通算された者を除く。)以外の者であって、平成26年3月31日までに、旧規則第5条に規定する福祉の教科についての教科に関する科目の最低修得単位数を修得した者は、新規則第5条に規定する福祉の教科に関する科目の最低修得単位数を修得した者とみなす。
附則 (平成25年8月8日文部科学省令第22号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成26年9月26日文部科学省令第28号)
この省令は、子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号)の施行の日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
一 第1条中教育職員免許法施行規則第10条の7の改正規定及び同令第22条の5の次に1条を加える改正規定 平成27年4月1日
二 第1条中教育職員免許法施行規則第61条の8、第65条の9、附則第28項及び第32項並びに別記第4号様式並びに第2条中教育職員免許法施行規則の一部を改正する省令附則第11条及び第12条の改正規定 平成28年4月1日
附則 (平成27年6月1日文部科学省令第26号)
この省令は、少年院法の施行の日(平成27年6月1日)から施行する。
附則 (平成28年3月31日文部科学省令第20号)
この省令は、平成28年4月1日から施行する。
附則 (平成28年4月1日文部科学省令第23号) 抄
(施行期日)
第1条 この省令は、平成28年4月1日から施行する。
別記第1号様式(第72条関係)
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別記第2の1号様式(第73条関係)
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別記第2の2号様式(第73条関係)
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別記第2の3号様式(第73条関係)
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別記第2の4号様式(第73条関係)
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別記第3の1号様式(第73条の2関係)
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別記第3の2号様式(第73条の2関係)
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別記第3の3号様式(第73条の2関係)
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別記第4号様式(第73条の3関係)
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別記第5号様式(第73条の4関係)
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別記第6号様式(第73条の4関係)
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別記第1号様式(附則第18条関係)
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別記第2号様式(附則第18条関係)
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別記第3号様式(附則第18条関係)
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別記第4号様式(附則第18条関係)
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