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東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則

平成23年財務省令第20号
東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(平成23年法律第29号)及び東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令(平成23年政令第112号)の規定に基づき、並びに同法を実施するため、東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則を次のように定める。

第1章 総則

(定義)
第1条 この省令において、「東日本大震災」とは、東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(以下「法」という。)第2条第1項に規定する東日本大震災をいう。
2 次章において「居住者」、「確定申告書」、「減価償却資産」又は「国内」とは、それぞれ法第2条第2項第1号、第2号、第8号又は第9号に規定する居住者、確定申告書、減価償却資産又は国内をいう。
3 第3章において「人格のない社団等」、「法人課税信託」、「事業年度」、「減価償却資産」、「連結事業年度」、「連結親法人」、「分割法人」、「現物出資法人」又は「連結子法人」とは、それぞれ法第2条第3項第1号から第3号まで、第10号から第12号まで、第22号、第23号又は第35号に規定する人格のない社団等、法人課税信託、事業年度、減価償却資産、連結事業年度、連結親法人、分割法人、現物出資法人又は連結子法人をいう。

第2章 所得税法等の特例

(震災関連寄附金を支出した場合の寄附金控除の特例又は所得税額の特別控除)
第2条 法第8条第1項の規定により所得税法(昭和40年法律第33号)第78条の規定を適用する場合における所得税法施行規則(昭和40年大蔵省令第11号)第47条の2第3項の規定の適用については、同項第1号イ中「場合には、」とあるのは「場合には」と、「含む」とあるのは「、当該特定寄附金が東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(平成23年法律第29号)第8条第1項(震災関連寄附金を支出した場合の寄附金控除の特例)に規定する震災関連寄附金(同項に規定する財務大臣が指定した寄附金に限る。)である場合にはその旨をそれぞれ含む」とする。
2 法第8条第2項の規定による控除を受けようとする者は、確定申告書に、同項の規定による控除を受ける金額の計算に関する明細書及び同項に規定する特定震災指定寄附金を受領した法人の次に掲げる事項を証する書類(当該特定震災指定寄附金を支出した者の氏名及び住所の記載があるものに限る。)を添付しなければならない。
 その寄附金の額
 その寄附金を受領した旨及びその受領した年月日
 その寄附金が、法第8条第1項に規定する震災関連寄附金である旨及び同条第2項に規定する被災者支援活動の資金に充てられるものである旨
 その寄附金を受領した法人の名称
3 東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令(以下「令」という。)第10条第6項の規定により読み替えて適用される租税特別措置法(昭和32年法律第26号)第4条の5第6項の規定により法第8条第2項の規定が適用される場合における前項の規定の適用については、同項中「住所」とあるのは、「住所並びに租税特別措置法第4条の5第1項に規定する特定寄附信託(以下この項において「特定寄附信託」という。)の信託財産から支出した寄附金にあっては、当該寄附金が特定寄附信託の信託財産から支出されたものである旨及び当該寄附金と併せて寄附した同条第1項の規定の適用を受けた同項に規定する利子等の金額に相当する部分の金額」とする。
(財産形成住宅貯蓄契約等の要件に該当しない事実が生じた場合の課税の特例)
第3条 法第9条の2第1項の規定による確認は、租税特別措置法第4条の2第4項に規定する財産形成非課税住宅貯蓄申告書を提出した個人から次に掲げる事項を記載した書面による申出を受けて行われるものとする。
 その者の氏名、住所(国内に住所がない場合には、居所。以下この号及び次項第1号において同じ。)及び個人番号(行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成25年法律第27号)第2条第5項に規定する個人番号をいう。以下この号及び次項第1号において同じ。)(個人番号を有しない者にあっては、氏名及び住所。次項第1号において同じ。)
 その者の租税特別措置法第4条の2第1項に規定する勤務先の名称及び所在地
 現に租税特別措置法第4条の2第1項に規定する財産形成住宅貯蓄の受入れをしている金融機関の営業所等(同項に規定する金融機関の営業所等をいう。次項において同じ。)の名称及び所在地
 法第9条の2第1項に規定する事実が東日本大震災によって被害を受けたことにより生じたことについての事情の詳細
 その他参考となるべき事項
2 法第9条の2第2項の規定による確認は、租税特別措置法第4条の3第4項に規定する財産形成非課税年金貯蓄申告書を提出した個人から次に掲げる事項を記載した書面による申出を受けて行われるものとする。
 その者の氏名、住所及び個人番号
 その者の租税特別措置法第4条の3第1項に規定する勤務先の名称及び所在地
 現に租税特別措置法第4条の3第1項に規定する財産形成年金貯蓄の受入れをしている金融機関の営業所等の名称及び所在地
 法第9条の2第2項に規定する事実が東日本大震災によって被害を受けたことにより生じたことについての事情の詳細
 その他参考となるべき事項
3 前2項の書面には、第1項第4号又は前項第4号に掲げる事項を証する書類を添付しなければならない。ただし、税務署長においてやむを得ない事情があると認める場合には、当該書類を添付することを要しない。
(復興産業集積区域等において機械等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除)
第3条の2 令第12条の2第2項に規定する財務省令で定める事業は、東日本大震災復興特別区域法施行規則(平成23年内閣府令第69号)第8条第1項第5号ロに該当する事業とする。
2 令第12条の2第7項に規定する財務省令で定める書類は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める書類とする。
 法第10条第1項又は第3項(これらの規定のうち同条第1項の表の第1号(同号の第3欄に規定する建築物整備事業に係る部分に限る。)に係る部分に限る。)の規定の適用を受ける場合 同号の第1欄に規定する認定地方公共団体の当該建築物整備事業の用に供する同号の第4欄に掲げる建物及びその附属設備に該当する旨を証する書類
 法第10条第1項又は第3項(これらの規定のうち同条第1項の表の第2号に係る部分に限る。)の規定の適用を受ける場合 次に掲げる書類(当該建物及びその附属設備が地方公共団体に対し貸し付けられ、当該地方公共団体が賃貸する場合にあっては、ロに掲げる書類)
 その賃貸が令第13条の2第2項第5号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類
 その賃貸に係る家賃の額が令第13条の2第2項第6号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類
(復興産業集積区域において被災雇用者等を雇用した場合の所得税額の特別控除)
第3条の3 法第10条の3第3項に規定する財務省令で定めるものは、同条第1項に規定する給与等の支給を受けた者が同項に規定する被災雇用者等のうち次の各号に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、当該各号に定める書類とする。
 令第12条の3第1項第1号に掲げる者 その者が次に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、それぞれ次に定める書類
 平成23年3月11日以前から雇用されている者 次に掲げる書類のうちその旨を証する書類
(1) 労働基準法(昭和22年法律第49号)第107条第1項に規定する労働者名簿
(2) 労働基準法第108条に規定する賃金台帳
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日以前から雇用されていることを明らかにする書類
 平成23年3月11日後に新たに雇用された者 その雇用された者から提出された次に掲げる書類
(1) 平成23年3月11日における労働基準法第22条第1項の使用者の同日において令第12条の3第1項第1号に規定する特定被災区域((3)及び次号において「特定被災区域」という。)内に所在する事業所において雇用していた旨を証する同法第22条第1項の証明書
(2) 雇用保険の被保険者資格の取得の届出の確認の照会書の写し及び公共職業安定所の当該照会書に対する回答書(平成23年3月11日における被保険者資格を取得していることを明らかにするものに限る。)
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において特定被災区域内に所在する事業所において雇用されていたことを明らかにする書類
 令第12条の3第1項第2号に掲げる者 次に掲げる書類のうちその者が平成23年3月11日において特定被災区域内に居住していたことを証する書類
 住民票の写し(平成23年3月11日後に転出している場合には、消除された住民票の写し)
 住民基本台帳法(昭和42年法律第81号)第20条第1項に規定する戸籍の附票の写し
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において特定被災区域内に居住していたことを明らかにする書類
(企業立地促進区域において避難対象雇用者等を雇用した場合の所得税額の特別控除)
第3条の3の2 法第10条の3の2第3項において準用する法第10条の3第3項に規定する財務省令で定めるものは、法第10条の3の2第1項に規定する給与等の支給を受けた者が同項に規定する避難対象雇用者等のうち次の各号に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、当該各号に定める書類とする。
 令第12条の3の2第3項第1号に掲げる者 その者から提出された次に掲げる書類
 平成23年3月11日における労働基準法第22条第1項の使用者の同日において令第12条の3の2第3項第1号に規定する避難対象区域(ハ及び次号において「避難対象区域」という。)内に所在する事業所に勤務していた旨を証する同法第22条第1項の証明書
 雇用保険の被保険者資格の取得の届出の確認の照会書の写し及び公共職業安定所の当該照会書に対する回答書(平成23年3月11日における被保険者資格を取得していることを明らかにするものに限る。)
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に所在する事業所に勤務していたことを明らかにする書類
 令第12条の3の2第3項第2号に掲げる者 次に掲げる書類のうちその者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを証する書類
 住民票の写し(平成23年3月11日後に転出している場合には、消除された住民票の写し)
 住民基本台帳法第20条第1項に規定する戸籍の附票の写し
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを明らかにする書類
(避難解除区域等において避難対象雇用者等を雇用した場合の所得税額の特別控除)
第3条の3の3 法第10条の3の3第3項において準用する法第10条の3第3項に規定する財務省令で定めるものは、法第10条の3の3第1項に規定する給与等の支給を受けた者が同項に規定する避難対象雇用者等のうち次の各号に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、当該各号に定める書類とする。
 令第12条の3の3第3項第1号に掲げる者 その者が次に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、それぞれ次に定める書類
 平成23年3月11日以前から勤務している者 次に掲げる書類のうちその旨を証する書類
(1) 労働基準法第107条第1項に規定する労働者名簿
(2) 労働基準法第108条に規定する賃金台帳
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日以前から勤務していることを明らかにする書類
 平成23年3月11日後に新たに勤務することとなった者 その勤務することとなった者から提出された次に掲げる書類
(1) 平成23年3月11日における労働基準法第22条第1項の使用者の同日において令第12条の3の3第3項第1号に規定する避難対象区域((3)及び次号において「避難対象区域」という。)内に所在する事業所に勤務していた旨を証する同法第22条第1項の証明書
(2) 雇用保険の被保険者資格の取得の届出の確認の照会書の写し及び公共職業安定所の当該照会書に対する回答書(平成23年3月11日における被保険者資格を取得していることを明らかにするものに限る。)
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に所在する事業所に勤務していたことを明らかにする書類
 令第12条の3の3第3項第2号に掲げる者 次に掲げる書類のうちその者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを証する書類
 住民票の写し(平成23年3月11日後に転出している場合には、消除された住民票の写し)
 住民基本台帳法第20条第1項に規定する戸籍の附票の写し
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを明らかにする書類
(復興産業集積区域における開発研究用資産の特別償却等)
第3条の4 令第12条の5第2項に規定する財務省令で定めるものは、減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)別表第6の上欄に掲げる建物及び建物附属設備、構築物、工具、器具及び備品、機械及び装置並びにソフトウエア(同欄に掲げる建物及び建物附属設備、構築物、器具及び備品並びに機械及び装置にあっては、それぞれ同表の中欄に掲げる固定資産に限る。)とする。
2 法第10条の5第4項に規定する財務省令で定める書類は、同条第1項に規定する開発研究につき次に掲げる事項を記載した書類とする。
 その名称及び内容
 その実施予定期間
 その実施場所
 法第10条の5第1項の規定の適用を受ける同項に規定する開発研究用資産の明細
 その他参考となるべき事項
(被災者向け優良賃貸住宅の割増償却)
第3条の5 令第13条の2第3項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類(法第11条の2第1項の規定の適用を受ける年分において新たな賃貸が行われていない場合又はその賃貸住宅が地方公共団体に対し貸し付けられ、当該地方公共団体が賃貸する場合にあっては、第2号及び第3号に掲げる書類)とする。
 その賃貸が令第13条の2第2項第5号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類
 その賃貸に係る家賃の額が令第13条の2第2項第6号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類
 その賃貸住宅の所在地を管轄する市町村長のその賃貸住宅の所在地が東日本大震災復興特別区域法(平成23年法律第122号)第7条第1項に規定する認定復興推進計画に定められた同法第4条第2項第4号ロに規定する復興居住区域内でない旨を証する書類
(福島再開投資等準備金)
第3条の5の2 法第11条の3の2第1項に規定する財務省令で定める期間は、同項の認定避難解除等区域復興再生推進事業実施計画に記載された福島復興再生特別措置法(平成24年法律第25号)第20条第2項第4号に掲げる事項のうち福島復興再生特別措置法施行規則(平成24年復興庁令第3号)第4条第1項第4号ロ(2)に掲げる積立期間とする。
2 法第11条の3の2第1項第1号に規定する財務省令で定める金額は、同項の認定避難解除等区域復興再生推進事業実施計画に記載された福島復興再生特別措置法第20条第2項第4号に掲げる事項のうち福島復興再生特別措置法施行規則第4条第1項第4号ロ(2)に掲げる積立金の総額とする。
(被災した個人について債務処理計画が策定された場合の課税の特例)
第3条の5の3 法第11条の3の3の規定により租税特別措置法第28条の2の2第1項の規定が適用される場合における租税特別措置法施行規則(昭和32年大蔵省令第15号)第9条の10の規定の適用については、同条第1項第1号中「個人」とあるのは「個人又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律第11条の3の3の個人」と、同条第2項中「掲げる者」とあるのは「掲げる者又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則(平成23年財務省令第20号)第3条の5の3第2項の規定により読み替えられた同令第6条の2第1項各号に掲げる者」と、「要件」とあるのは「要件又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令(平成23年政令第112号)第13条の2の3に規定する要件」とする。
2 法第11条の3の3の債務処理に関する計画が令第13条の2の3に規定する要件に該当するかどうかの判定をする場合には、第6条の2第1項第1号中「令第17条第1項」とあるのは「法第11条の3の3」と、同項第2号中「法人(人格のない社団等及び法人課税信託の受託者である個人を含む。以下この章において同じ。)、その役員(法人税法第2条第15号に規定する役員をいう。)及び株主等(同条第14号に規定する株主等をいい、同号に規定する株主等となると見込まれる者を含む。)並びに」とあるのは「個人及び」と、「当該法人」とあるのは「当該個人」と、それぞれ読み替えるものとする。
(被災市街地復興土地区画整理事業による換地処分に伴い代替住宅等を取得した場合の譲渡所得の課税の特例)
第3条の6 法第11条の4第2項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類とする。
 法第11条の4第1項に規定する被災市街地復興土地区画整理事業に係る換地処分により譲渡をした同項に規定する土地等及び取得をした同項に規定する代替住宅等の登記事項証明書並びに当該土地等の換地処分に係る換地計画に関する図書(土地区画整理法(昭和29年法律第119号)第87条第1項各号に掲げる事項の記載があるものに限る。)の写し(当該被災市街地復興土地区画整理事業の施行者の当該換地計画に関する図書の写しである旨の記載があるものに限る。)
 法第11条の4第1項に規定する清算金又は同項に規定する保留地の対価を取得する場合には、同項に規定する被災市街地復興土地区画整理事業の施行者の当該清算金又は当該保留地の対価の支払をした旨を証する書類(当該清算金の額又は当該保留地の対価の額の記載があるものに限る。)
(被災市街地復興土地区画整理事業等のために土地等を譲渡した場合の譲渡所得の特別控除の特例等)
第3条の7 法第11条の5第1項(第1号に係る部分に限る。)の規定により租税特別措置法第33条の規定が適用される場合における同条第5項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第14条第5項の規定にかかわらず、次に掲げる書類とする。
 国土交通大臣(法第11条の5第1項第1号の被災市街地復興土地区画整理事業を施行する者が市町村である場合には、県知事。以下この項において同じ。)の当該被災市街地復興土地区画整理事業が同号に規定する減価補償金を交付すべきこととなる土地区画整理法による土地区画整理事業となることが確実であると認められる旨を証する書類
 法第11条の5第1項第1号の被災市街地復興土地区画整理事業を施行する者の当該被災市街地復興土地区画整理事業に係る公共施設の整備改善に関する事業の用地に充てるための土地又は土地の上に存する権利(以下この条において「土地等」という。)の買取りにつき国土交通大臣の承認を受けて当該被災市街地復興土地区画整理事業の同号に規定する施行区域内にある当該土地等を買い取った旨を証する書類(当該土地等の所在地及び面積並びに当該土地等の買取りの年月日及び買取りの対価の額並びに当該土地等が当該被災市街地復興土地区画整理事業を施行する者に代わって当該施行する者以外の者により買い取られたときは当該買い取った者の名称及び所在地の記載があるものに限る。)
2 法第11条の5第1項(第2号に係る部分に限る。)の規定により租税特別措置法第33条の規定が適用される場合における同条第5項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第14条第5項の規定にかかわらず、国土交通大臣の次に掲げる事項を証する書類(当該土地等の所在地及び面積並びに当該土地等の買取りの年月日及び買取りの対価の額並びに同号の第2種市街地再開発事業を施行する者の名称及び所在地(当該土地等が当該第2種市街地再開発事業を施行する者に代わって当該施行する者以外の者により買い取られた場合には、当該施行する者の名称及び所在地並びに当該買い取った者の名称及び所在地)の記載があるものに限る。)とする。
 当該土地等が法第11条の5第1項第2号に規定する施行区域内の土地等であり、かつ、当該土地等が同号の第2種市街地再開発事業を施行する者により当該事業の用に供されることが確実であると認められること。
 前号の第2種市街地再開発事業につき都市再開発法(昭和44年法律第38号)第51条第1項又は第58条第1項の規定による認可があることが確実であると認められること。
3 法第11条の5第1項の規定により租税特別措置法第33条の4の規定が適用される場合における租税特別措置法施行規則第15条第2項の規定の適用については、同項第3号中「第14条第5項各号の区分に応じ当該各号に定める書類」とあるのは、「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第3条の7第1項又は第2項に規定する書類」とする。
4 法第11条の5第2項の規定により租税特別措置法第34条の規定が適用される場合における同条第4項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第17条第1項の規定にかかわらず、法第11条の5第2項に規定する土地等の買取りをする者の当該土地等を地方公共団体、独立行政法人都市再生機構、地方住宅供給公社、地方道路公社又は土地開発公社が行う東日本大震災からの復興のための事業の用に供するために買い取った旨を証する書類(当該買取りが当該買取りをする者以外の者に代わり行われたものである場合にはその旨並びに当該買取りをする者以外の者の名称及び所在地の記載があるものに限る。)とする。
5 法第11条の5第3項の規定により租税特別措置法第34条の2の規定が適用される場合における同条第5項において準用する同法第34条第4項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第17条の2第1項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める書類とする。
 法第11条の5第3項第1号の場合 同号の土地の買取りをする者の当該土地を被災市街地復興特別措置法(平成7年法律第14号)第8条第3項の規定に基づき買い取った旨を証する書類
 法第11条の5第3項第2号の場合 同号の被災市街地復興土地区画整理事業を施行する者の同号の土地等に係る換地処分により当該土地等のうち被災市街地復興特別措置法第17条第1項の保留地の対価の額に対応する部分の譲渡があった旨を証する書類(当該対価の額の記載があるものに限る。)
6 法第11条の5第5項の規定により租税特別措置法第31条の2の規定が適用される場合における同条第2項に規定する財務省令で定めるところにより証明がされた土地等の譲渡は、租税特別措置法施行規則第13条の3第1項の規定にかかわらず、土地開発公社の当該土地等を法第11条の5第5項各号に定める事業の用に供するために買い取ったものである旨を証する書類(当該土地等の所在地の記載があるものに限る。)を確定申告書に添付することにより証明がされた土地等の譲渡とする。
(帰還環境整備推進法人に対して土地等を譲渡した場合の譲渡所得の特別控除の特例等)
第3条の8 法第11条の6第1項に規定する財務省令で定める区域は、同項に規定する事業につき福島復興再生特別措置法施行規則第8条第2項の規定により同項に規定する帰還環境整備事業計画に記載された当該事業の実施区域とする。
2 法第11条の6第1項に規定する財務省令で定める特定公益的施設又は特定公共施設は、それぞれ福島復興再生特別措置法施行規則第8条第1項第7号イに定める施設又は同号ロに定める施設とする。
3 法第11条の6第1項の規定により租税特別措置法第34条の2の規定が適用される場合における同条第5項において準用する同法第34条第4項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第17条の2第1項の規定にかかわらず、市町村長の当該土地等(法第11条の4第1項に規定する土地等をいう。以下この項及び第6項において同じ。)が法第11条の6第1項に規定する区域内にある土地等である旨、当該事業が同項に規定する事業である旨及び当該土地等の買取りをする者が同項に規定する帰還環境整備推進法人(以下この項及び第6項において「帰還環境整備推進法人」という。)である旨を証する書類並びに当該帰還環境整備推進法人の当該土地等を当該事業の用に供するために買い取った旨を証する書類とする。
4 法第11条の6第2項に規定する財務省令で定める区域は、同項に規定する事業につき福島復興再生特別措置法施行規則第8条第2項の規定により同項に規定する帰還環境整備事業計画に記載された当該事業の実施区域とする。
5 法第11条の6第2項に規定する財務省令で定める事業は、福島復興再生特別措置法施行規則第8条第1項第8号に掲げる事業とする。
6 法第11条の6第2項の規定により租税特別措置法第31条の2の規定が適用される場合における同条第2項に規定する財務省令で定めるところにより証明がされた土地等の譲渡は、租税特別措置法施行規則第13条の3第1項の規定にかかわらず、市町村長の当該土地等が法第11条の6第2項に規定する区域内にある土地等である旨及び当該土地等の買取りをする者が帰還環境整備推進法人である旨を証する書類並びに当該帰還環境整備推進法人の当該土地等を同項に規定する事業の用に供するために買い取った旨を証する書類を確定申告書に添付することにより証明がされた土地等の譲渡とする。
(被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長等の特例)
第3条の9 法第11条の7第3項第2号に規定する財務省令で定める指示は、住民に対し避難のための立退きを行うことを求める指示、勧告、助言その他の行為を行うことの指示とする。
2 法第11条の7第6項に規定する財務省令で定める書類は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める書類とする。
 法第11条の7第1項の規定の適用を受ける場合 市町村長のその者の有する家屋でその居住の用に供していたものに係る東日本大震災による被害の状況その他の事項を証する書類(その写しを含む。)その他の書類で、当該家屋が警戒区域設定指示等(同条第3項に規定する警戒区域設定指示等をいう。以下この号及び次号において同じ。)が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在し、当該警戒区域設定指示等が行われたことによってその居住の用に供することができなくなったことを明らかにするもの
 法第11条の7第2項の規定の適用を受ける場合 次に掲げる書類
 法第11条の7第2項に規定する被相続人(イにおいて「被相続人」という。)に係る次に掲げる書類
(1) 市町村長のその者の有していた家屋でその居住の用に供していたものに係る東日本大震災による被害の状況その他の事項を証する書類(その写しを含む。)その他の書類で、当該家屋(以下この号において「被相続人所有家屋」という。)が警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在し、当該警戒区域設定指示等が行われたことによってその居住の用に供することができなくなったことを明らかにするもの
(2) 被相続人所有家屋に係る登記事項証明書その他これに類する書類で、当該被相続人が当該被相続人所有家屋を(1)に規定する居住の用に供することができなくなった時(以下この号において「家屋居住不能時」という。)の直前において有していたことを明らかにするもの
(3) 被相続人所有家屋の所在地を管轄する市町村長から交付を受けた当該被相続人の住民票の写し(ロ(3)に規定する譲渡をした日から2月を経過した日後に交付を受けたものに限る。)、戸籍の附票の写しその他これらに類する書類で、当該被相続人が家屋居住不能時の直前において当該被相続人所有家屋を居住の用に供していたことを明らかにするもの
 被相続人所有家屋又は当該被相続人所有家屋及び当該被相続人所有家屋の敷地の用に供されている土地等(ロにおいて「被相続人所有家屋等」という。)の譲渡をした者に係る次に掲げる書類
(1) 譲渡をした被相続人所有家屋等に係る登記事項証明書その他これに類する書類で、当該譲渡をした者が当該被相続人所有家屋等を有していたことを明らかにするもの
(2) 譲渡をした者の戸籍の謄本又は抄本その他これに類する書類で、当該譲渡をした者がイに規定する被相続人の相続人(包括受遺者を含む。)に該当することを明らかにするもの
(3) 譲渡をした被相続人所有家屋等の所在地を管轄する市町村長から交付を受けた当該譲渡をした者の住民票の写し(当該譲渡をした日から2月を経過した日後に交付を受けたものに限る。)、戸籍の附票の写しその他これらに類する書類で、当該譲渡をした者が家屋居住不能時の直前においてイに規定する被相続人に係る被相続人所有家屋に居住していたことを明らかにするもの
 法第11条の7第4項の規定の適用を受ける場合 市町村長又は特別区の区長のその者の有していた家屋でその居住の用に供していたものに係る東日本大震災による被害の状況その他の事項を証する書類(その写しを含む。)その他の書類で、当該家屋が東日本大震災により滅失(通常の修繕によっては原状回復が困難な損壊を含む。次号において同じ。)をしたことによりその居住の用に供することができなくなったことを明らかにするもの
 法第11条の7第5項の規定の適用を受ける場合 次に掲げる書類
 法第11条の7第5項に規定する被相続人(イにおいて「被相続人」という。)に係る次に掲げる書類
(1) 市町村長又は特別区の区長のその者の有していた家屋でその居住の用に供していたものに係る東日本大震災による被害の状況その他の事項を証する書類(その写しを含む。)その他の書類で、当該家屋(以下この号において「被相続人所有家屋」という。)が東日本大震災により滅失をしたことによりその居住の用に供することができなくなったことを明らかにするもの
(2) 被相続人所有家屋に係る登記事項証明書その他これに類する書類で、当該被相続人が当該被相続人所有家屋を(1)に規定する居住の用に供することができなくなった時(以下この号において「家屋滅失時」という。)の直前において有していたことを明らかにするもの
(3) 被相続人所有家屋の所在地を管轄する市町村長(特別区の区長を含むものとし、地方自治法(昭和22年法律第67号)第252条の19第1項の指定都市にあっては、区長又は総合区長とする。ロ(3)において同じ。)から交付を受けた当該被相続人の住民票の写し(ロ(3)に規定する譲渡をした日から2月を経過した日後に交付を受けたものに限る。)、戸籍の附票の写しその他これらに類する書類で、当該被相続人が家屋滅失時の直前において当該被相続人所有家屋を居住の用に供していたことを明らかにするもの
 法第11条の7第5項の土地等(ロにおいて「土地等」という。)の譲渡をした者に係る次に掲げる書類
(1) 譲渡をした土地等に係る登記事項証明書その他これに類する書類で、当該譲渡をした者が当該土地等を有していたことを明らかにするもの
(2) 譲渡をした者の戸籍の謄本又は抄本その他これに類する書類で、当該譲渡をした者がイに規定する被相続人の相続人(包括受遺者を含む。)に該当することを明らかにするもの
(3) 譲渡をした土地等の所在地を管轄する市町村長から交付を受けた当該譲渡をした者の住民票の写し(当該譲渡をした日から2月を経過した日後に交付を受けたものに限る。)、戸籍の附票の写しその他これらに類する書類で、当該譲渡をした者が家屋滅失時の直前においてイに規定する被相続人に係る被相続人所有家屋に居住していたことを明らかにするもの
(特定の事業用資産の買換え等の場合の譲渡所得の課税の特例)
第4条 法第12条第1項の表(以下この項及び次項において「表」という。)の各号の上欄に掲げる資産で同条第1項に規定する事業の用に供しているものの譲渡(同項に規定する譲渡をいう。次項第1号において同じ。)をした個人が、同条第4項に規定する翌年中に当該各号の下欄に掲げる資産の取得(同条第1項に規定する取得をいう。以下この条において同じ。)をする見込みであり、かつ、当該取得の日から1年以内に当該取得をした資産を当該各号の下欄に規定する地域内にある当該個人の事業の用に供する見込みである場合において、法第12条第4項(同条第5項の規定により適用する場合を含む。)において準用する同条第1項の規定の適用を受けるときは、取得をする予定の同項に規定する買換資産についての取得予定年月日、当該買換資産の取得価額の見積額及び当該買換資産が表の各号の下欄のいずれに該当するかの別その他の明細を記載した書類を、同条第6項において準用する租税特別措置法第37条第6項の確定申告書に添付しなければならない。
2 法第12条第6項において準用する租税特別措置法第37条第6項に規定する財務省令で定める書類は、次の各号に掲げる資産の区分に応じ当該各号に定める書類とする。ただし、税務署長においてやむを得ない事情があると認める場合には、当該書類を添付することを要しない。
 表の第1号の上欄に掲げる資産 当該譲渡をした資産が同欄に掲げる資産に該当するものであることを明らかにする書類
 表の第1号の下欄のイに掲げる資産(同欄のロに掲げる資産に該当するものを除くものとし、減価償却資産にあっては所得税法施行令(昭和40年政令第96号)第6条第1号から第3号までに掲げるものに限る。以下この号において「買換資産」という。) 当該買換資産の所在地を管轄する市町村長の当該買換資産の所在地が同欄のイに規定する特定被災区域内である旨を証する書類
 表の第2号の下欄に掲げる資産 当該取得をした資産が同欄に掲げる資産に該当するものであることを明らかにする書類
3 法第12条第6項において準用する租税特別措置法第37条第9項の規定により読み替えられた同法第33条第6項に規定する財務省令で定める書類は、法第12条第1項に規定する買換資産に関する登記事項証明書その他当該買換資産の取得をした旨を証する書類とする。
4 法第12条第5項の規定により適用する同条第6項において準用する租税特別措置法第37条第6項に規定する財務省令で定める書類は、第2項第1号に定める書類のほか、法第12条第5項に規定する譲渡をした者の戸籍の謄本又は抄本その他これに類する書類で、当該譲渡をした者が同項に規定する相続事業用資産を有していた同項に規定する被相続人の相続人(包括受遺者を含む。)に該当することを明らかにするものとする。
(買換資産の取得期間等の延長の特例)
第4条の2 租税特別措置法施行規則第13条の3第9項に規定する書類を添付して確定申告書を提出した個人が、当該確定申告書を提出した後、租税特別措置法第31条の2第3項の規定の適用を受けた譲渡に係る土地等の買取りをした者から当該土地等につき令第14条の2第1項に規定する所轄税務署長の承認に係る通知書の写しの交付を受けたときは、当該通知書の写しを、遅滞なく、納税地の所轄税務署長に提出するものとし、当該通知書の写しの提出があった場合には、当該土地等の譲渡は法第12条の2第1項に規定する財務省令で定めるところにより証明がされたものとする。
2 令第14条の2第1項に規定する事業(以下この項において「確定優良住宅地造成等事業」という。)を行う個人又は法人が、当該確定優良住宅地造成等事業につき、同条第1項に規定する所轄税務署長の承認を受けようとする場合には、平成24年1月1日から同月16日までの間に、第1号に掲げる事項を記載した申請書に第2号に掲げる書類を添付して、同項に規定する所轄税務署長に提出しなければならない。
 次に掲げる事項
 申請者の氏名又は名称及び住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地並びに当該確定優良住宅地造成等事業に係る事務所、事業所その他これらに準ずるものの名称、所在地及びその代表者その他の責任者の氏名
 当該確定優良住宅地造成等事業について、東日本大震災による被害により平成23年12月31日までに令第14条の2第1項に規定する開発許可等を受けることが困難となった事情の詳細
 当該承認を受けようとする確定優良住宅地造成等事業の完成予定年月日
 当該承認を受けようとする確定優良住宅地造成等事業につき令第14条の2第1項に規定する開発許可等を受けることができると見込まれる年月日
 当該承認を受けようとする確定優良住宅地造成等事業につき租税特別措置法施行令(昭和32年政令第43号)第20条の2第23項又は第25項の承認を受けたことがある場合には、その承認に係る同条第24項又は第25項に規定する所轄税務署長が認定した日
 当該承認を受けようとする確定優良住宅地造成等事業の租税特別措置法施行規則第13条の3第1項第12号から第16号までの区分に応じこれらの規定に規定する申請書に準じて作成した書類(租税特別措置法第31条の2第2項第12号イ、第13号イ、第14号イ及びロ、第15号イ若しくはロ及びハ又は第16号イ若しくはロに関する事項の記載のあるものに限る。)並びに同令第13条の3第1項第12号から第16号までに規定する事業概要書、設計説明書又は各階平面図及び地形図その他の書類
3 法第12条の2第2項に規定する所轄税務署長の承認を受けようとする同項の表の各号の上欄に掲げる個人は、平成24年3月15日までに、次の各号に掲げる個人の区分に応じ当該各号に定める申請書に、東日本大震災に起因するやむを得ない事情により同表の各号の下欄に規定する資産の取得(同項に規定する取得をいう。以下この項において同じ。)が困難であると認められる事情を証する書類を添付して、同条第2項に規定する所轄税務署長に提出しなければならない。ただし、税務署長においてやむを得ない事情があると認める場合には、当該書類を添付することを要しない。
 法第12条の2第2項の表の第1号又は第2号の上欄に掲げる個人 租税特別措置法第33条第1項又は第33条の2第1項に規定する譲渡した資産について法第12条の2第2項の規定の適用を受けようとする旨、東日本大震災に起因するやむを得ない事情により同項の表の第1号又は第2号の下欄に規定する代替資産の取得が困難であると認められる事情の詳細、取得をする予定の当該代替資産についての取得予定年月日及びその取得価額の見積額並びに令第14条の2第3項第1号に規定する税務署長の認定を受けようとする年月日その他の明細を記載した申請書
 法第12条の2第2項の表の第3号又は第6号の上欄に掲げる個人 租税特別措置法第36条の2第1項に規定する譲渡をした同項に規定する譲渡資産又は同法第41条の5第7項第1号に規定する特定譲渡をした同号に規定する譲渡資産について法第12条の2第2項の規定の適用を受けようとする旨、東日本大震災に起因するやむを得ない事情により同項の表の第3号又は第6号の下欄に規定する買換資産の取得が困難であると認められる事情の詳細、取得をする予定の当該買換資産についての取得予定年月日及びその取得価額の見積額その他の明細を記載した申請書
 法第12条の2第2項の表の第4号又は第5号の上欄に掲げる個人 租税特別措置法第37条第1項に規定する譲渡をした同項の表の各号の上欄に掲げる資産で同項に規定する事業の用に供しているもの又は同法第37条の5第1項に規定する譲渡をした同項に規定する譲渡資産について法第12条の2第2項の規定の適用を受けようとする旨、東日本大震災に起因するやむを得ない事情により同項の表の第4号又は第5号の下欄に掲げる買換資産の取得が困難であると認められる事情の詳細、取得をする予定の当該買換資産についての取得予定年月日及びその取得価額の見積額、令第14条の2第3項第1号に規定する税務署長の認定を受けようとする年月日、当該買換資産が租税特別措置法第37条第1項の表の各号の下欄又は第37条の5第1項の表の各号の下欄のいずれに該当するかの別(同表の第1号の下欄に該当する場合にあっては、当該買換資産が同欄に規定する中高層耐火建築物又は中高層の耐火建築物のいずれに該当するかの別)その他の明細を記載した申請書
4 前項に規定する個人が同項の税務署長の承認を受けた場合には、令第14条の2第3項第1号に規定する税務署長が認定した日は当該承認において税務署長が認定した日とする。
(被災した法人について債務処理計画が策定された場合の課税の特例)
第4条の3 法第12条の3の規定により租税特別措置法第40条の3の2第1項の規定が適用される場合における租税特別措置法施行規則第18条の19の2の規定の適用については、同条第2項第2号中「内国法人」とあるのは「内国法人又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律第12条の3の内国法人」と、同条第3項中「掲げる者」とあるのは「掲げる者又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第6条の2第1項第1号に掲げる者」と、「規定する要件」とあるのは「規定する要件又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令第14条の3に規定する要件」とする。
(住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除等の適用期間等に係る特例)
第5条 令第15条第1項の規定により読み替えて適用される租税特別措置法第41条第31項に規定する財務省令で定める書類は、市町村長又は特別区の区長の従前家屋等(法第13条第1項に規定する従前家屋及び同条第2項に規定する従前増改築等家屋をいう。以下この項において同じ。)に係る東日本大震災による被害の状況その他の事項を証する書類(その写しを含む。)、従前家屋等の登記事項証明書、当該被害を受けた者の住民票の写し(当該被害を受けた時及びその後におけるその者の住所を明らかにするものに限る。)その他の書類で従前家屋等が東日本大震災によって被害を受けたことにより居住の用に供することができなくなったことを明らかにする書類とする。
2 法第13条第5項第1号に規定する新規住宅借入金等(次項において「新規住宅借入金等」という。)の金額につき同条第3項又は第4項の規定の適用を受けようとする者は、確定申告書に前項に規定する書類を添付しなければならない。
3 新規住宅借入金等の金額につき法第13条第3項又は第4項の規定の適用を受けた居住者又は個人が、その適用を受けた年分の翌年分以後の各年分の所得税につき同項の規定の適用を受けようとする場合における租税特別措置法施行規則第18条の21第11項の規定の適用については、同項中「同条第1項の規定の適用を受けた個人」とあるのは「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(以下この項において「震災特例法」という。)第13条第3項又は第4項の規定の適用を受けた居住者又は個人」と、「による控除」とあるのは「の適用」と、「当該控除」とあるのは「その適用」と、「書類を」とあるのは「書類及び東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第5条第1項に規定する書類を」と、「同条第1項の規定の適用を受けている旨」とあるのは「震災特例法第13条第3項又は第4項の規定の適用を受けている旨」と、「(同条第23項」とあるのは「(法第41条第23項」と、「書類の」とあるのは「書類及び同令第5条第1項に規定する書類の」とする。
4 第1項の規定は、令第15条第3項の規定により読み替えられた租税特別措置法施行令第26条の4第23項の規定により読み替えて適用される租税特別措置法第41条第31項に規定する居住の用に供することができなくなったことを証する書類として財務省令で定める書類について準用する。
5 法第13条第5項第2号に規定する新規増改築等借入金等(次項において「新規増改築等借入金等」という。)の金額につき同条第3項又は第4項の規定の適用を受けようとする者は、確定申告書に前項において準用する第1項に規定する書類を添付しなければならない。
6 新規増改築等借入金等の金額につき法第13条第3項又は第4項の規定の適用を受けた居住者又は個人が、その適用を受けた年分の翌年分以後の各年分の所得税につき同項の規定の適用を受けようとする場合における租税特別措置法施行規則第18条の23の2第12項の規定の適用については、同項中「「同条第1項の」とあるのは「法第41条の3の2第1項、第5項又は第8項の規定により法第41条第1項の」と、「第9項各号に定める」とあるのは「第18条の23の2第11項各号に掲げる」」とあるのは「「同条第1項の規定の適用を受けた個人」とあるのは「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(以下この項において「震災特例法」という。)第13条第3項又は第4項の規定の適用を受けた居住者又は個人」と、「による控除」とあるのは「の適用」と、「当該控除」とあるのは「その適用」と、「第9項各号に定める書類を」とあるのは「第18条の23の2第11項各号に掲げる書類及び東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第5条第4項において準用する同条第1項に規定する書類を」」と、「とする」とあるのは「と、「同条第1項の規定の適用を受けている旨」とあるのは「震災特例法第13条第3項又は第4項の規定の適用を受けている旨」と、「(同条第23項」とあるのは「(法第41条第23項」と、「第9項各号に定める書類の」とあるのは「第18条の23の2第11項各号に掲げる書類及び同令第5条第4項において準用する同条第1項に規定する書類の」とする」とする。
(住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除の控除額に係る特例)
第5条の2 令第15条の2第4項第1号の規定により読み替えて適用される租税特別措置法第41条第31項に規定する財務省令で定める事実は次に掲げる事実とし、同項に規定する財務省令で定める書類は市町村長又は特別区の区長の第1号に規定する従前住宅に係る東日本大震災による被害の状況その他の事項を証する書類(その写しを含む。)、当該従前住宅の登記事項証明書、当該被害を受けた者の住民票の写し(当該被害を受けた時及びその後におけるその者の住所を明らかにするものに限る。)その他の書類で次に掲げる事実を明らかにする書類とする。
 法第13条の2第1項に規定する従前住宅が東日本大震災によって被害を受けたことにより居住の用に供することができなくなったこと。
 法第13条の2第1項に規定する再建住宅に係る同項に規定する再建住宅借入金等の金額につき同項の規定の適用を受けようとする場合又は当該再建住宅に係る同条第3項に規定する再建特別特定住宅借入金等の金額につき同項の規定の適用を受けようとする場合には、これらの再建住宅が前号に規定する従前住宅を同条第1項又は第3項の居住の用に供することができなくなった日以後最初に居住の用に供したものであること。
2 法第13条の2第1項又は第3項の規定により租税特別措置法第41条の規定の適用を受けようとする者は、確定申告書に前項に規定する書類を添付しなければならない。
3 法第13条の2第1項に規定する居住の用に供した日の属する年分又はその翌年以後8年内(同条第3項の規定により租税特別措置法第41条の規定の適用を受ける場合には、同項に規定する居住の用に供した日の属する年分又はその翌年以後11年内)のいずれかの年分の所得税につき法第13条の2第1項又は第3項の規定により租税特別措置法第41条の規定の適用を受けた法第13条の2第1項に規定する住宅被災者が、その適用を受けた年分の翌年分以後の各年分の所得税につき同項又は同条第3項の規定により租税特別措置法第41条の規定の適用を受けようとする場合における租税特別措置法施行規則第18条の21第11項の規定の適用については、同項中「同条第13項又は第16項の規定により同条」とあるのは「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(以下この項において「震災特例法」という。)第13条の2第3項の規定により法第41条」と、「同条第1項の規定の適用を受けた」とあるのは「震災特例法第13条の2第1項又は第3項の規定により法第41条の規定の適用を受けた」と、「同項」とあるのは「震災特例法第13条の2第1項又は第3項の規定により法第41条第1項」と、「書類を添付して」とあるのは「書類の添付及び東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第5条の2第1項に規定する書類の添付(同条第4項の規定の適用がある場合には、同項の記載)をして」と、「同条第1項の規定の適用を受けている旨」とあるのは「震災特例法第13条の2第1項又は第3項の規定により法第41条の規定の適用を受けている旨」と、「を記載する」とあるのは「の記載をする」と、「書類の添付」とあるのは「書類の添付及び同令第5条の2第1項に規定する書類の添付」とする。
4 前項に規定する住宅被災者が、その適用を受けた年分の翌年分以後の各年分の所得税につき、当該翌年以後の各年が法第13条の2第1項に規定する居住年に該当する同項に規定する住宅の再取得等(租税特別措置法第41条第1項に規定する増改築等に該当するものに限る。)に係る法第13条の2第1項に規定する再建住宅借入金等につき同項の規定により租税特別措置法第41条の規定の適用を受けようとする場合又は当該翌年以後の各年が法第13条の2第3項に規定する居住年に該当する同項に規定する住宅の特別特定再取得等(租税特別措置法第41条第1項に規定する増改築等に該当するものに限る。)に係る法第13条の2第3項に規定する再建特別特定住宅借入金等につき同項の規定により租税特別措置法第41条の規定の適用を受けようとする場合には、当該適用を受けようとする年分の所得税に係る確定申告書に前項の規定により読み替えて適用される租税特別措置法施行規則第18条の21第11項の規定による記載をすることにより第2項の規定による書類の添付に代えることができる。
5 法第13条の2第3項の規定により租税特別措置法第41条の規定の適用を受けた法第13条の2第1項に規定する住宅被災者が租税特別措置法第41条の2の2の規定の適用を受ける場合における租税特別措置法施行規則第18条の23の規定の適用については、同条第3項中「同条第13項又は第16項の規定により同条」とあるのは、「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律第13条の2第3項の規定により法第41条」とする。
(復興指定会社が発行した株式を取得した場合の課税の特例)
第5条の3 法第13条の3の規定により租税特別措置法第41条の19の規定が適用される場合における租税特別措置法施行令第26条の28の3第1項第8号に規定する財務省令で定める契約は、租税特別措置法施行規則第19条の11第4項の規定にかかわらず、法第13条の3に規定する復興指定会社に該当する特定新規中小会社(租税特別措置法第41条の19第1項に規定する特定新規中小会社をいう。以下この条において同じ。)との間で締結する特定新規株式(租税特別措置法第41条の19第1項に規定する特定新規株式をいう。以下この条において同じ。)に係る投資に関する条件を定めた契約で東日本大震災復興特別区域法施行規則第24条第1項第3号に規定する株式投資契約に該当するものとする。
2 法第13条の3の規定により租税特別措置法第41条の19の規定が適用される場合における租税特別措置法施行令第26条の28の3第9項の規定により読み替えられた所得税法施行令第262条第1項第6号に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第19条の11第7項の規定にかかわらず、次に掲げる書類とする。
 法第13条の3に規定する復興指定会社に該当する特定新規中小会社から交付を受けた東日本大震災復興特別区域法第42条第1項に規定する認定地方公共団体の長の特定新規株式に係る租税特別措置法施行規則第19条の11第7項第1号イに規定する基準日においてイからハまでに掲げる事実の確認をした旨を証する書類(ニに掲げる事項の記載があるものに限る。)
 当該特定新規中小会社が東日本大震災復興特別区域法第42条第1項に規定する指定会社に該当するものであること。
 当該居住者又は所得税法第2条第1項第8号の4に規定する恒久的施設を有する同項第5号に規定する非居住者(以下この号及び第3号において「恒久的施設を有する非居住者」という。)が取得(法第13条の3に規定する取得をいう。以下この号において同じ。)をした株式が、当該復興指定会社が東日本大震災復興特別区域法第42条第1項に規定する指定を受けた日から同日以後5年を経過する日までの間に発行されたものであること。
 当該居住者又は恒久的施設を有する非居住者による当該特定新規株式の取得が、当該居住者又は恒久的施設を有する非居住者と当該特定新規中小会社との間で締結された前項に規定する契約に基づき払込み(法第13条の3に規定する払込みをいう。以下この号において同じ。)によりされたものであること。
 当該居住者又は恒久的施設を有する非居住者の氏名及び住所(国内に住所を有しない者にあっては、所得税法施行規則第81条第1号又は第2号に定める場所)、払込みにより取得がされた当該特定新規株式の数及び当該特定新規株式と引換えに払い込むべき額並びにその払い込んだ金額
 租税特別措置法施行規則第19条の11第7項第2号、第3号、第5号及び第6号に掲げる書類(同項第3号に掲げる書類にあっては、租税特別措置法第41条の19第1項に規定する控除対象特定新規株式を取得した日の属する年中の同号イからニまでに掲げる事項の記載があるものに限る。)
 当該居住者又は恒久的施設を有する非居住者と当該特定新規中小会社との間で締結された前項に規定する契約に係る契約書の写し

第3章 法人税法等の特例

(震災損失の繰戻しによる法人税額の還付請求書の記載事項等)
第6条 法第15条第4項において準用する法人税法(昭和40年法律第34号)第80条第5項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 請求をする法人の名称及び納税地
 代表者の氏名
 法第15条第1項に規定する還付所得事業年度の開始及び終了の日
 その他参考となるべき事項
2 法第15条第1項の規定の適用を受けようとする法人については、法人税法施行規則(昭和40年大蔵省令第12号)第32条第1項中「掲げる事項」とあるのは「掲げる事項及び東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(平成23年法律第29号)第15条(震災損失の繰戻しによる法人税額の還付)の規定により還付の請求をする法人税の額」と、同令第34条第1項第5号中「法第80条(欠損金の繰戻しによる還付)」とあるのは「法第80条(欠損金の繰戻しによる還付)又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律第15条(震災損失の繰戻しによる法人税額の還付)」として、これらの規定を適用する。
(被災法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)
第6条の2 令第17条第1項第1号ロに規定する財務省令で定める者は、次に掲げる者とする。
 令第17条第1項の債務処理に関する計画(次号において「再建計画」という。)に係る債務者に対し株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法(平成23年法律第113号)第18条第1項に規定する再生支援をする株式会社東日本大震災事業者再生支援機構
 再建計画に係る債務者である法人(人格のない社団等及び法人課税信託の受託者である個人を含む。以下この章において同じ。)、その役員(法人税法第2条第15号に規定する役員をいう。)及び株主等(同条第14号に規定する株主等をいい、同号に規定する株主等となると見込まれる者を含む。)並びに債権者以外の者で、当該再建計画に係る債務処理について利害関係を有しないもののうち、債務処理に関する専門的な知識経験を有すると認められるもの(当該者が3人以上(当該法人の借入金その他の債務で利子の支払の基因となるものの額が10億円に満たない場合には、2人以上)選任される場合の当該者に限る。)
2 法第17条第1項の規定により法人税法第25条第3項及び第33条第4項の規定を読み替えて適用する場合における同法第25条第5項及び第33条第7項に規定する財務省令で定める書類に係る法人税法施行規則第8条の6第3項第2号及び第22条の2第2号の規定の適用については、同項第2号中「事実」とあるのは「事実又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(以下「震災特例法」という。)第17条第1項(被災法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)に規定する政令で定める事実」と、同号イ中「書類」とあるのは「書類又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令(平成23年政令第112号。ロにおいて「震災特例法施行令」という。)第17条第1項第1号ロ(被災法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)に規定する手続に従い同号ロに規定する財務省令で定める者が同号ロに規定する確認をしたことを明らかにする書類」と、同号ロ中「限る。)」とあるのは「限る。)又は震災特例法施行令第17条第1項の債務処理に関する計画に係る計画書(同項第2号の貸借対照表の添付並びに同項第3号の債務免除等をする者の氏名又は名称、当該債務免除等をする者ごとの当該債務免除等をする金額及び当該金額の算定の根拠を明らかにする事項(同項第4号ロに規定する産業復興機構に係る同号イに規定する投資事業有限責任組合契約等を締結している者が同号ロの債務免除等をする場合にあっては、当該産業復興機構の名称、当該債務免除等をする金額の合計額及び当該金額の算定の根拠を明らかにする事項)の記載があるものに限る。)」と、同条第2号中「事実」とあるのは「事実又は震災特例法第17条第1項(被災法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)に規定する政令で定める事実」とする。
3 法第17条第1項の規定により法人税法第59条第2項の規定を読み替えて適用する場合における同条第4項に規定する財務省令で定める書類に係る法人税法施行規則第26条の6第2号の規定の適用については、同号イ中「事実が」とあるのは「事実又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(ロ(2)において「震災特例法」という。)第17条第1項(被災法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)に規定する政令で定める事実が」と、同号ロ(2)中「債権で」とあるのは「債権又は震災特例法第17条第1項に規定する政令で定める事実の発生前の原因に基づいて生じた債権で」と、同号ロ(3)中「含む」とあるのは「含み、(2)に規定する免除を受けた債務に係る債権が東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令第17条第1項第4号ロ(被災法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)に規定する産業復興機構に係る同号イに規定する投資事業有限責任組合契約等に係る組合財産であった場合における当該投資事業有限責任組合契約等を締結している者を除く」と、「所在地」とあるのは「所在地又は当該産業復興機構の名称及び事務所の所在地」とする。
(復興産業集積区域等において機械等を取得した場合の特別償却又は法人税額の特別控除)
第6条の2の2 令第17条の2第1項に規定する財務省令で定める事業は、東日本大震災復興特別区域法施行規則第8条第1項第5号ロに該当する事業とする。
2 令第17条の2第3項に規定する財務省令で定める書類は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める書類とする。
 法第17条の2第1項又は第2項(これらの規定のうち同条第1項の表の第1号(同号の第3欄に規定する建築物整備事業に係る部分に限る。)に係る部分に限る。)の規定の適用を受ける場合 同号の第1欄に規定する認定地方公共団体の当該建築物整備事業の用に供する同号の第4欄に掲げる建物及びその附属設備に該当する旨を証する書類
 法第17条の2第1項又は第2項(これらの規定のうち同条第1項の表の第2号に係る部分に限る。)の規定の適用を受ける場合 次に掲げる書類(当該建物及びその附属設備が地方公共団体に対し貸し付けられ、当該地方公共団体が賃貸する場合にあっては、ロに掲げる書類)
 その賃貸が令第18条の2第2項第5号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類
 その賃貸に係る家賃の額が令第18条の2第2項第6号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類
(復興産業集積区域において被災雇用者等を雇用した場合の法人税額の特別控除)
第6条の3 法第17条の3第3項に規定する財務省令で定めるものは、同条第1項に規定する給与等の支給を受けた者が同項に規定する被災雇用者等のうち次の各号に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、当該各号に定める書類とする。
 令第17条の3第1号に掲げる者 その者が次に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、それぞれ次に定める書類
 平成23年3月11日以前から雇用されている者 次に掲げる書類のうちその旨を証する書類
(1) 労働基準法第107条第1項に規定する労働者名簿
(2) 労働基準法第108条に規定する賃金台帳
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日以前から雇用されていることを明らかにする書類
 平成23年3月11日後に新たに雇用された者 その雇用された者から提出された次に掲げる書類
(1) 平成23年3月11日における労働基準法第22条第1項の使用者の同日において令第17条の3第1号に規定する特定被災区域((3)及び次号において「特定被災区域」という。)内に所在する事業所において雇用していた旨を証する同項の証明書
(2) 雇用保険の被保険者資格の取得の届出の確認の照会書の写し及び公共職業安定所の当該照会書に対する回答書(平成23年3月11日における被保険者資格を取得していることを明らかにするものに限る。)
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において特定被災区域内に所在する事業所において雇用されていたことを明らかにする書類
 令第17条の3第2号に掲げる者 次に掲げる書類のうちその者が平成23年3月11日において特定被災区域内に居住していたことを証する書類
 住民票の写し(平成23年3月11日後に転出している場合には、消除された住民票の写し)
 住民基本台帳法第20条第1項に規定する戸籍の附票の写し
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において特定被災区域内に居住していたことを明らかにする書類
(企業立地促進区域において避難対象雇用者等を雇用した場合の法人税額の特別控除)
第6条の3の2 法第17条の3の2第3項において準用する法第17条の3第3項に規定する財務省令で定めるものは、法第17条の3の2第1項に規定する給与等の支給を受けた者が同項に規定する避難対象雇用者等のうち次の各号に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、当該各号に定める書類とする。
 令第17条の3の2第3項第1号に掲げる者 その者から提出された次に掲げる書類
 平成23年3月11日における労働基準法第22条第1項の使用者の同日において令第17条の3の2第3項第1号に規定する避難対象区域(ハ及び次号において「避難対象区域」という。)内に所在する事業所に勤務していた旨を証する同法第22条第1項の証明書
 雇用保険の被保険者資格の取得の届出の確認の照会書の写し及び公共職業安定所の当該照会書に対する回答書(平成23年3月11日における被保険者資格を取得していることを明らかにするものに限る。)
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に所在する事業所に勤務していたことを明らかにする書類
 令第17条の3の2第3項第2号に掲げる者 次に掲げる書類のうちその者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを証する書類
 住民票の写し(平成23年3月11日後に転出している場合には、消除された住民票の写し)
 住民基本台帳法第20条第1項に規定する戸籍の附票の写し
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを明らかにする書類
(避難解除区域等において避難対象雇用者等を雇用した場合の法人税額の特別控除)
第6条の3の3 法第17条の3の3第3項において準用する法第17条の3第3項に規定する財務省令で定めるものは、法第17条の3の3第1項に規定する給与等の支給を受けた者が同項に規定する避難対象雇用者等のうち次の各号に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、当該各号に定める書類とする。
 令第17条の3の3第3項第1号に掲げる者 その者が次に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、それぞれ次に定める書類
 平成23年3月11日以前から勤務している者 次に掲げる書類のうちその旨を証する書類
(1) 労働基準法第107条第1項に規定する労働者名簿
(2) 労働基準法第108条に規定する賃金台帳
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日以前から勤務していることを明らかにする書類
 平成23年3月11日後に新たに勤務することとなった者 その勤務することとなった者から提出された次に掲げる書類
(1) 平成23年3月11日における労働基準法第22条第1項の使用者の同日において令第17条の3の3第3項第1号に規定する避難対象区域((3)及び次号において「避難対象区域」という。)内に所在する事業所に勤務していた旨を証する同項の証明書
(2) 雇用保険の被保険者資格の取得の届出の確認の照会書の写し及び公共職業安定所の当該照会書に対する回答書(平成23年3月11日における被保険者資格を取得していることを明らかにするものに限る。)
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に所在する事業所に勤務していたことを明らかにする書類
 令第17条の3の3第3項第2号に掲げる者 次に掲げる書類のうちその者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを証する書類
 住民票の写し(平成23年3月11日後に転出している場合には、消除された住民票の写し)
 住民基本台帳法第20条第1項に規定する戸籍の附票の写し
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを明らかにする書類
(復興産業集積区域における開発研究用資産の特別償却等)
第6条の4 令第17条の5第2項に規定する財務省令で定めるものは、減価償却資産の耐用年数等に関する省令別表第6の上欄に掲げる建物及び建物附属設備、構築物、工具、器具及び備品、機械及び装置並びにソフトウエア(同欄に掲げる建物及び建物附属設備、構築物、器具及び備品並びに機械及び装置にあっては、それぞれ同表の中欄に掲げる固定資産に限る。)とする。
2 法第17条の5第3項に規定する財務省令で定める書類は、同条第1項に規定する開発研究につき次に掲げる事項を記載した書類とする。
 その名称及び内容
 その実施予定期間
 その実施場所
 法第17条の5第1項の規定の適用を受ける同項に規定する開発研究用資産の明細
 その他参考となるべき事項
(被災者向け優良賃貸住宅の割増償却)
第6条の5 令第18条の2第3項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類(法第18条の2第1項の規定の適用を受ける事業年度において新たな賃貸が行われていない場合又はその賃貸住宅が地方公共団体に対し貸し付けられ、当該地方公共団体が賃貸する場合にあっては、第2号及び第3号に掲げる書類)とする。
 その賃貸が令第18条の2第2項第5号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類
 その賃貸に係る家賃の額が令第18条の2第2項第6号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類
 その賃貸住宅の所在地を管轄する市町村長のその賃貸住宅の所在地が東日本大震災復興特別区域法第7条第1項に規定する認定復興推進計画に定められた同法第4条第2項第4号ロに規定する復興居住区域内でない旨を証する書類
(再投資等準備金)
第6条の6 法第18条の3第2項第4号に規定する財務省令で定める事業所は、東日本大震災復興特別区域法施行規則第17条第2項に規定する区域外特定事業所とする。
(福島再開投資等準備金)
第6条の7 法第18条の8第1項に規定する財務省令で定める期間は、同項の認定避難解除等区域復興再生推進事業実施計画に記載された福島復興再生特別措置法第20条第2項第4号に掲げる事項のうち福島復興再生特別措置法施行規則第4条第1項第4号ロ(2)に掲げる積立期間とする。
2 法第18条の8第1項第1号に規定する財務省令で定める金額は、同項の認定避難解除等区域復興再生推進事業実施計画に記載された福島復興再生特別措置法第20条第2項第4号に掲げる事項のうち福島復興再生特別措置法施行規則第4条第1項第4号ロ(2)に掲げる積立金の総額とする。
3 法第18条の8第9項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 法第18条の8第8項の規定の適用を受けようとする法人の名称、納税地及び法人番号(行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第2条第15項に規定する法人番号をいう。以下この章において同じ。)並びに代表者の氏名
 法第18条の8第8項に規定する分割承継法人の名称及び納税地(当該分割承継法人が連結子法人である場合には、当該分割承継法人の本店又は主たる事務所の所在地)並びに代表者の氏名
 法第18条の8第8項に規定する適格分割の年月日
 法第18条の8第8項の福島再開投資等準備金として積み立てた金額及びその積み立てた金額の計算に関する明細
 その他参考となるべき事項
4 法第18条の8第8項の規定の適用がある場合における法人税法施行規則第27条の14の規定の適用については、同条中「の規定」とあるのは「若しくは東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の規定」と、「、別表13(一)」とあるのは「、別表12(十五)、別表13(一)」と、同条第2号中「に掲げる」とあるのは「並びに東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則(平成23年財務省令第20号)第6条の7第3項第4号(福島再開投資等準備金)に掲げる」とする。
(被災市街地復興土地区画整理事業等のために土地等を譲渡した場合の所得の特別控除の特例等)
第6条の8 法第18条の9第1項(第1号に係る部分に限る。)の規定により租税特別措置法第64条又は第64条の2の規定が適用される場合における同法第64条第4項(同法第64条の2第13項において準用する場合を含む。)に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第22条の2第4項の規定にかかわらず、次に掲げる書類とする。
 国土交通大臣(法第18条の9第1項第1号の被災市街地復興土地区画整理事業を施行する者が市町村である場合には、県知事。以下この項において同じ。)の当該被災市街地復興土地区画整理事業が同号に規定する減価補償金を交付すべきこととなる土地区画整理法による土地区画整理事業となることが確実であると認められる旨を証する書類
 法第18条の9第1項第1号の被災市街地復興土地区画整理事業を施行する者の当該被災市街地復興土地区画整理事業に係る公共施設の整備改善に関する事業の用地に充てるための土地又は土地の上に存する権利(以下この条において「土地等」という。)の買取りにつき国土交通大臣の承認を受けて当該被災市街地復興土地区画整理事業の同号に規定する施行区域内にある当該土地等を買い取った旨を証する書類(当該土地等の所在地及び面積並びに当該土地等の買取りの年月日及び買取りの対価の額並びに当該土地等が当該被災市街地復興土地区画整理事業を施行する者に代わって当該施行する者以外の者により買い取られたときは当該買い取った者の名称及び所在地の記載があるものに限る。)
2 法第18条の9第1項(第2号に係る部分に限る。)の規定により租税特別措置法第64条又は第64条の2の規定が適用される場合における同法第64条第4項(同法第64条の2第13項において準用する場合を含む。)に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第22条の2第4項の規定にかかわらず、国土交通大臣の次に掲げる事項を証する書類(当該土地等の所在地及び面積並びに当該土地等の買取りの年月日及び買取りの対価の額並びに同号の第2種市街地再開発事業を施行する者の名称及び所在地(当該土地等が当該第2種市街地再開発事業を施行する者に代わって当該施行する者以外の者により買い取られた場合には、当該施行する者の名称及び所在地並びに当該買い取った者の名称及び所在地)の記載があるものに限る。)とする。
 当該土地等が法第18条の9第1項第2号に規定する施行区域内の土地等であり、かつ、当該土地等が同号の第2種市街地再開発事業を施行する者により当該事業の用に供されることが確実であると認められること。
 前号の第2種市街地再開発事業につき都市再開発法第51条第1項又は第58条第1項の規定による認可があることが確実であると認められること。
3 法第18条の9第1項の規定により租税特別措置法第65条の2の規定が適用される場合における租税特別措置法施行規則第22条の3第3項の規定の適用については、同項第3号中「前条第4項各号の区分に応じ当該各号に定める書類」とあるのは、「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第6条の8第1項又は第2項に規定する書類」とする。
4 法第18条の9第2項の規定により租税特別措置法第65条の3の規定が適用される場合における同条第4項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第22条の4第1項の規定にかかわらず、法第18条の9第2項に規定する土地等の買取りをする者の当該土地等を地方公共団体、独立行政法人都市再生機構、地方住宅供給公社、地方道路公社又は土地開発公社が行う東日本大震災からの復興のための事業の用に供するために買い取った旨を証する書類(当該買取りが当該買取りをする者以外の者に代わり行われたものである場合には、その旨並びに当該買取りをする者以外の者の名称及び所在地の記載があるものに限る。)とする。
5 法第18条の9第3項の規定により租税特別措置法第65条の4の規定が適用される場合における同条第5項において準用する同法第65条の3第4項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第22条の5第1項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める書類とする。
 法第18条の9第3項第1号の場合 同号の土地の買取りをする者の当該土地を被災市街地復興特別措置法第8条第3項の規定に基づき買い取った旨を証する書類
 法第18条の9第3項第2号の場合 同号の被災市街地復興土地区画整理事業を施行する者の同号の土地等に係る換地処分により当該土地等のうち被災市街地復興特別措置法第17条第1項の保留地の対価の額に対応する部分の譲渡があった旨を証する書類(当該対価の額の記載があるものに限る。)
6 法第18条の9第5項の規定の適用を受ける場合における租税特別措置法第62条の3第4項に規定する財務省令で定めるところにより証明がされたときは、租税特別措置法施行規則第21条の19第2項の規定にかかわらず、法第18条の9第5項に規定する場合における土地等の譲渡が同項各号に定める事業の用に供される土地等の譲渡に該当するものであることにつき土地開発公社の当該土地等を当該事業の用に供するために買い取った旨を証する書類(当該土地等の所在地の記載があるものに限る。 )を租税特別措置法第2条第2項第27号に規定する確定申告書等(次条第6項において「確定申告書等」という。 )に添付することにより証明がされたときとする。
(帰還環境整備推進法人に対して土地等を譲渡した場合の所得の特別控除の特例等)
第6条の9 法第18条の10第1項に規定する財務省令で定める区域は、同項に規定する事業につき福島復興再生特別措置法施行規則第8条第2項の規定により同項に規定する帰還環境整備事業計画に記載された当該事業の実施区域とする。
2 法第18条の10第1項に規定する財務省令で定める特定公益的施設又は特定公共施設は、それぞれ福島復興再生特別措置法施行規則第8条第1項第7号イに定める施設又は同号ロに定める施設とする。
3 法第18条の10第1項の規定により租税特別措置法第65条の4の規定が適用される場合における同条第5項において準用する同法第65条の3第4項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第22条の5第1項の規定にかかわらず、市町村長の当該土地等(法第18条の9第1項に規定する土地等をいう。以下この項及び第6項において同じ。)が法第18条の10第1項に規定する区域内にある土地等である旨、当該事業が同項に規定する事業である旨及び当該土地等の買取りをする者が同項に規定する帰還環境整備推進法人(以下この項及び第6項において「帰還環境整備推進法人」という。)である旨を証する書類並びに当該帰還環境整備推進法人の当該土地等を当該事業の用に供するために買い取った旨を証する書類とする。
4 法第18条の10第2項に規定する財務省令で定める区域は、同項に規定する事業につき福島復興再生特別措置法施行規則第8条第2項の規定により同項に規定する帰還環境整備事業計画に記載された当該事業の実施区域とする。
5 法第18条の10第2項に規定する財務省令で定める事業は、福島復興再生特別措置法施行規則第8条第1項第8号に掲げる事業とする。
6 法第18条の10第2項の規定の適用を受ける場合における租税特別措置法第62条の3第4項に規定する財務省令で定めるところにより証明がされたときは、租税特別措置法施行規則第21条の19第2項の規定にかかわらず、法第18条の10第2項に規定する場合における土地等の譲渡(同項に規定する譲渡をいう。以下この項において同じ。)が同条第2項に規定する事業の用に供される土地等の譲渡に該当するものであることにつき市町村長の当該土地等が同項に規定する区域内にある土地等である旨及び当該土地等の買取りをする者が帰還環境整備推進法人である旨を証する書類並びに当該帰還環境整備推進法人の当該土地等を当該事業の用に供するために買い取った旨を証する書類を確定申告書等に添付することにより証明がされたときとする。
(特定の資産の買換えの場合等の課税の特例)
第7条 令第19条第7項第1号に規定する財務省令で定める場合は、次の各号に掲げる場合とし、同項第1号に規定する財務省令で定める金額は、当該各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める金額とする。
 買換資産(令第19条第7項に規定する買換資産をいう。次号及び第3号において同じ。)が同項に規定する連結買換資産(第3号において「連結買換資産」という。)である場合(第3号に掲げる場合を除く。) 法第27条第1項(法第28条第8項において準用する場合を含む。)の規定により損金の額に算入された金額
 買換資産が令第19条第15項の規定の適用を受けた買換資産である場合 同項の規定により計算された金額と同条第16項の規定により計算された金額との合計額
 買換資産が令第24条第15項の規定の適用を受けた連結買換資産である場合 同項の規定により計算された金額と同条第16項の規定により計算された金額との合計額
2 法第19条第5項及び第20条第17項において準用する租税特別措置法第65条の7第5項並びに令第19条第36項に規定する財務省令で定める書類は、当該取得をした法第19条第1項の表(以下この条において「表」という。)の第1号の下欄のイに掲げる資産(同欄のロに掲げる資産に該当するものを除くものとし、減価償却資産にあっては法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第13条第1号から第3号までに掲げるものに限る。以下この項において「買換資産」という。)につき、当該買換資産の所在地を管轄する市町村長の当該買換資産の所在地が同欄のイに規定する特定被災区域内である旨を証する書類とする。
3 法第19条第10項に規定する財務省令で定める事項及び法第20条第17項において準用する租税特別措置法第65条の7第11項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 法第19条第8項又は第20条第8項の規定の適用を受けようとする法人の名称、納税地及び法人番号並びに代表者(人格のない社団等で代表者の定めがなく、管理人の定めがあるものについては、管理人。以下この条において同じ。)の氏名(法人税法第2条第4号に規定する外国法人にあっては、代表者及び同法第141条各号に定める国内源泉所得に係る事業又は資産の経営又は管理の責任者の氏名。以下この条において同じ。)
 法第19条第8項又は第20条第8項に規定する分割承継法人等(以下この号において「分割承継法人等」という。)の名称及び納税地(当該分割承継法人等が連結子法人である場合には、当該分割承継法人等の本店又は主たる事務所の所在地)並びに代表者の氏名
 法第19条第8項又は第20条第8項に規定する適格分割等の年月日
 当該譲渡をした資産(以下この条において「譲渡資産」という。)の種類、所在地及び規模(土地又は土地の上に存する権利(以下この条及び次条第1項第3号において「土地等」という。)にあっては、その面積)並びにその譲渡年月日
 当該取得をした資産の種類、構造、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその取得年月日
 法第19条第8項(法第20条第8項において準用する場合を含む。)の規定により損金の額に算入される法第19条第8項に規定する減額した金額及びその金額の計算に関する明細
 その他参考となるべき事項
4 令第19条第10項第1号に規定する財務省令で定める場合は、次の各号に掲げる場合とし、同項第1号に規定する財務省令で定める金額は、当該各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める金額とする。
 買換資産(令第19条第10項に規定する買換資産をいう。次号及び第3号において同じ。)が同項に規定する連結買換資産(以下この号及び第3号において「連結買換資産」という。)である場合(第3号に掲げる場合を除く。) 法第27条第1項(法第28条第8項において準用する場合を含む。)又は法第27条第8項(法第28条第9項において準用する場合を含む。)の規定により当該連結買換資産につき法第27条第11項に規定する被合併法人等において損金の額に算入された金額
 買換資産が令第19条第15項の規定の適用を受けた買換資産である場合 同項の規定により計算された金額と同条第16項の規定により計算された金額との合計額(法第19条第11項(法第20条第16項において準用する場合を含む。)の規定により益金の額に算入された金額がある場合には、当該合計額に令第19条第17項ただし書の規定により計算された金額を加算した金額)
 買換資産が令第24条第15項の規定の適用を受けた連結買換資産である場合 同項の規定により計算された金額と同条第16項の規定により計算された金額との合計額(法第27条第11項(法第28条第17項において準用する場合を含む。)の規定により益金の額に算入された金額がある場合には、当該合計額に令第24条第17項ただし書の規定により計算された金額を加算した金額)
5 法第20条第3項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 法第20条第2項の規定の適用を受けようとする法人の名称、納税地及び法人番号並びに代表者の氏名
 法第20条第2項に規定する分割承継法人又は被現物出資法人(以下この号、第5号及び第7号において「分割承継法人等」という。)の名称及び納税地(当該分割承継法人等が連結子法人である場合には、当該分割承継法人等の本店又は主たる事務所の所在地)並びに代表者の氏名
 法第20条第2項に規定する適格分割又は適格現物出資の年月日
 譲渡資産の種類、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその譲渡年月日
 分割承継法人等において取得をする見込みである資産の種類、構造、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその取得予定年月日
 法第20条第2項の規定により損金の額に算入される同項に規定する期中特別勘定の金額及びその金額の計算に関する明細
 第5号の取得をする見込みである資産について分割承継法人等において適用を受けようとする表の各号の区分
 その他参考となるべき事項
6 法第20条第5項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 法第20条第4項の規定の適用を受けようとする同条第5項に規定する法人の名称、納税地及び法人番号並びに代表者の氏名
 法第20条第4項第2号に規定する分割承継法人又は被現物出資法人(以下この号、第4号及び第6号において「分割承継法人等」という。)の名称及び納税地(当該分割承継法人等が連結子法人である場合には、当該分割承継法人等の本店又は主たる事務所の所在地)並びに代表者の氏名
 法第20条第4項第2号に規定する適格分割又は適格現物出資の年月日
 法第20条第4項の規定により分割承継法人等に引き継ぐ同項第2号に定める特別勘定の金額又は期中特別勘定の金額
 前号に掲げる特別勘定の金額又は期中特別勘定の金額に係る譲渡資産の種類、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその譲渡年月日
 分割承継法人等において取得をする見込みである資産の種類、構造、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその取得予定年月日
 前号の取得をする見込みである資産について適用を受けようとする表の各号の区分
 その他参考となるべき事項
7 法第20条第17項の規定により読み替えられた租税特別措置法第65条の7第5項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 取得をする見込みである資産の種類、構造、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその取得予定年月日
 法第20条第1項の特別勘定を設ける方法により経理した金額並びに当該特別勘定に係る譲渡資産の種類、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその譲渡年月日
 第1号の取得をする見込みである資産について適用を受けようとする表の各号の区分
 その他参考となるべき事項
8 令第19条第34項に規定する財務省令で定める面積及び同条第35項に規定する当初の引継ぎの際に取得をする見込みであるとされた土地等に係る面積として財務省令で定める面積は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める面積とする。
 法第20条第4項第1号又は第28条第5項第1号の適格合併によりこれらの規定に定める特別勘定の金額を引き継ぐ場合 当該特別勘定の基礎となった譲渡に係る土地等の面積を基礎として令第19条第3項又は第24条第3項の規定により計算した面積(既に当該特別勘定に係る法第19条第1項に規定する買換資産(法第27条第1項に規定する買換資産を含む。)のうちに法第19条第1項及び第8項、第20条第7項及び第8項、第27条第1項及び第8項並びに第28条第8項及び第9項の規定の適用を受けた土地等がある場合には、当該計算した面積から当該適用を受けた土地等に係る面積を控除した面積。次号において「取得可能面積」という。)
 法第20条第4項第2号又は第28条第5項第2号の適格分割又は適格現物出資によりこれらの規定に定める特別勘定の金額を引き継ぐ場合 当該適格分割又は適格現物出資に係る分割法人又は現物出資法人が当該特別勘定の金額の引継ぎの際に法第20条第5項又は第28条第6項の規定により提出したこれらの規定に規定する書類に記載した取得をする見込みである土地等に係る面積(取得可能面積を限度とする。)
 法第20条第4項第2号又は第28条第5項第2号の適格分割又は適格現物出資によりこれらの規定に定める期中特別勘定の金額を引き継ぐ場合 当該適格分割又は適格現物出資に係る分割法人又は現物出資法人が当該期中特別勘定の金額の引継ぎの際に法第20条第5項又は第28条第6項の規定(当該期中特別勘定の金額のみを引き継ぐ場合にあっては、法第20条第3項又は第28条第4項の規定)により提出したこれらの規定に規定する書類に記載した取得をする見込みである土地等に係る面積(当該期中特別勘定の基礎となった譲渡に係る土地等の面積を基礎として令第19条第3項又は第24条第3項の規定により計算した面積を限度とする。)
9 令第19条第35項に規定する特別勘定の金額の引継ぎの際に取得をする見込みであるとされた土地等に係る面積として財務省令で定める面積は、前項第1号及び第2号に掲げる場合の区分に応じこれらの号に定める面積とする。
10 法第19条第8項(法第20条第8項において準用する場合を含む。)及び法第20条第2項の規定の適用がある場合における法人税法施行規則第27条の14の規定の適用については、同条中「の規定」とあるのは「若しくは東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の規定」と、同条第2号中「に掲げる」とあるのは「並びに東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第7条第3項第6号及び第5項第6号(特定の資産の買換えの場合等の課税の特例)に掲げる」とする。
(代替資産の取得期間等の延長の特例)
第8条 法第22条の税務署長の承認を受けようとする法人は、同条に規定する資産の取得をすべき期間の末日(当該期間の末日が平成23年9月30日前である場合には、同日)までに、次に掲げる事項を記載した申請書を納税地の所轄税務署長に提出しなければならない。
 申請をする法人の名称及び納税地並びに代表者の氏名
 その申請の日における租税特別措置法第64条の2第4項第1号又は第65条の8第4項第1号に規定する特別勘定の金額
 取得をする見込みである租税特別措置法第64条の2第1項に規定する代替資産又は同法第65条の8第1項に規定する各号の下欄に掲げる資産(第5号において「代替資産等」という。)の種類、構造、規模(土地等にあっては、その面積)及び価額
 法第22条に規定する東日本大震災に起因するやむを得ない事情の詳細
 代替資産等の取得予定年月日及び令第20条に規定する認定を受けようとする日
 その他参考となるべき事項
2 前項に規定する法人が同項の税務署長の承認を受けた場合には、令第20条に規定する税務署長が認定した日は当該承認において税務署長が認定した日とする。
(連結法人の震災損失の繰戻しによる法人税額の還付請求書の記載事項等)
第9条 法第23条第4項において準用する法人税法第80条第5項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 請求をする連結親法人の名称及び納税地
 代表者の氏名
 法第23条第1項に規定する還付所得連結事業年度の開始及び終了の日
 その他参考となるべき事項
2 法第23条第1項の規定の適用を受けようとする連結親法人については、法人税法施行規則第37条の9第1項中「掲げる事項」とあるのは「掲げる事項及び東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律第23条(連結法人の震災損失の繰戻しによる法人税額の還付)の規定により還付の請求をする法人税の額」と、同令第37条の11第1項第4号中「法第81条の31(連結欠損金の繰戻しによる還付)」とあるのは「法第81条の31(連結欠損金の繰戻しによる還付)又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律第23条(連結法人の震災損失の繰戻しによる法人税額の還付)」として、これらの規定を適用する。
(被災連結法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)
第9条の2 法人税法第81条の3第1項に規定する個別益金額又は個別損金額を計算する場合における同法第25条第3項及び第33条第4項の規定を法第25条第1項の規定により読み替えて適用する場合の法人税法第25条第5項及び第33条第7項に規定する財務省令で定める書類に係る法人税法施行規則第8条の6第3項第2号及び第22条の2第2号の規定の適用については、同項第2号中「事実」とあるのは「事実又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(以下「震災特例法」という。)第25条第1項(被災連結法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)に規定する政令で定める事実」と、同号イ中「書類」とあるのは「書類又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令(ロにおいて「震災特例法施行令」という。)第17条第1項第1号ロ(被災法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)に規定する手続に従い同号ロに規定する財務省令で定める者が同号ロに規定する確認をしたことを明らかにする書類」と、同号ロ中「限る。)」とあるのは「限る。)又は震災特例法施行令第22条第1項(被災連結法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)の債務処理に関する計画に係る計画書(震災特例法施行令第17条第1項第2号の貸借対照表の添付並びに同項第3号の債務免除等をする者の氏名又は名称、当該債務免除等をする者ごとの当該債務免除等をする金額及び当該金額の算定の根拠を明らかにする事項(同項第4号ロに規定する産業復興機構に係る同号イに規定する投資事業有限責任組合契約等を締結している者が同号ロの債務免除等をする場合にあっては、当該産業復興機構の名称、当該債務免除等をする金額の合計額及び当該金額の算定の根拠を明らかにする事項)の記載があるものに限る。)」と、同条第2号中「事実」とあるのは「事実又は震災特例法第25条第1項(被災連結法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)に規定する政令で定める事実」とする。
2 法人税法第81条の3第1項に規定する個別損金額を計算する場合における同法第59条第2項の規定を法第25条第1項の規定により読み替えて適用する場合の法人税法第59条第4項に規定する財務省令で定める書類に係る法人税法施行規則第26条の6第2号の規定の適用については、同号イ中「事実が」とあるのは「事実又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(ロ(2)において「震災特例法」という。)第25条第1項(被災連結法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)に規定する政令で定める事実が」と、同号ロ(2)中「債権で」とあるのは「債権又は震災特例法第25条第1項に規定する政令で定める事実の発生前の原因に基づいて生じた債権で」と、同号ロ(3)中「含む」とあるのは「含み、(2)に規定する免除を受けた債務に係る債権が東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令第17条第1項第4号ロ(被災法人について債務免除等がある場合の評価損益等の特例)に規定する産業復興機構に係る同号イに規定する投資事業有限責任組合契約等に係る組合財産であった場合における当該投資事業有限責任組合契約等を締結している者を除く」と、「所在地」とあるのは「所在地又は当該産業復興機構の名称及び事務所の所在地」とする。
(連結法人が復興産業集積区域等において機械等を取得した場合の特別償却又は法人税額の特別控除)
第9条の2の2 令第22条の2第5項に規定する財務省令で定める書類は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める書類とする。
 法第25条の2第1項又は第2項(これらの規定のうち同条第1項の表の第1号(同号の第3欄に規定する建築物整備事業に係る部分に限る。)に係る部分に限る。)の規定の適用を受ける場合 同号の第1欄に規定する認定地方公共団体の当該建築物整備事業の用に供する同号の第4欄に掲げる建物及びその附属設備に該当する旨を証する書類
 法第25条の2第1項又は第2項(これらの規定のうち同条第1項の表の第2号に係る部分に限る。)の規定の適用を受ける場合 次に掲げる書類(当該建物及びその附属設備が地方公共団体に対し貸し付けられ、当該地方公共団体が賃貸する場合にあっては、ロに掲げる書類)
 その賃貸が令第18条の2第2項第5号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類
 その賃貸に係る家賃の額が令第18条の2第2項第6号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類
(連結法人が復興産業集積区域において被災雇用者等を雇用した場合の法人税額の特別控除)
第9条の3 法第25条の3第3項に規定する財務省令で定めるものは、同条第1項に規定する給与等の支給を受けた者が同項に規定する被災雇用者等のうち次の各号に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、当該各号に定める書類とする。
 令第22条の3第1項第1号に掲げる者 その者が次に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、それぞれ次に定める書類
 平成23年3月11日以前から雇用されている者 次に掲げる書類のうちその旨を証する書類
(1) 労働基準法第107条第1項に規定する労働者名簿
(2) 労働基準法第108条に規定する賃金台帳
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日以前から雇用されていることを明らかにする書類
 平成23年3月11日後に新たに雇用された者 その雇用された者から提出された次に掲げる書類
(1) 平成23年3月11日における労働基準法第22条第1項の使用者の同日において令第22条の3第1項第1号に規定する特定被災区域((3)及び次号において「特定被災区域」という。)内に所在する事業所において雇用していた旨を証する同法第22条第1項の証明書
(2) 雇用保険の被保険者資格の取得の届出の確認の照会書の写し及び公共職業安定所の当該照会書に対する回答書(平成23年3月11日における被保険者資格を取得していることを明らかにするものに限る。)
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において特定被災区域内に所在する事業所において雇用されていたことを明らかにする書類
 令第22条の3第1項第2号に掲げる者 次に掲げる書類のうちその者が平成23年3月11日において特定被災区域内に居住していたことを証する書類
 住民票の写し(平成23年3月11日後に転出している場合には、消除された住民票の写し)
 住民基本台帳法第20条第1項に規定する戸籍の附票の写し
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において特定被災区域内に居住していたことを明らかにする書類
(連結法人が企業立地促進区域において避難対象雇用者等を雇用した場合の法人税額の特別控除)
第9条の3の2 法第25条の3の2第3項において準用する法第25条の3第3項に規定する財務省令で定めるものは、法第25条の3の2第1項に規定する給与等の支給を受けた者が同項に規定する避難対象雇用者等のうち次の各号に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、当該各号に定める書類とする。
 令第22条の3の2第3項第1号に掲げる者 その者から提出された次に掲げる書類
 平成23年3月11日における労働基準法第22条第1項の使用者の同日において令第22条の3の2第3項第1号に規定する避難対象区域(ハ及び次号において「避難対象区域」という。)内に所在する事業所に勤務していた旨を証する同法第22条第1項の証明書
 雇用保険の被保険者資格の取得の届出の確認の照会書の写し及び公共職業安定所の当該照会書に対する回答書(平成23年3月11日における被保険者資格を取得していることを明らかにするものに限る。)
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に所在する事業所に勤務していたことを明らかにする書類
 令第22条の3の2第3項第2号に掲げる者 次に掲げる書類のうちその者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを証する書類
 住民票の写し(平成23年3月11日後に転出している場合には、消除された住民票の写し)
 住民基本台帳法第20条第1項に規定する戸籍の附票の写し
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを明らかにする書類
(連結法人が避難解除区域等において避難対象雇用者等を雇用した場合の法人税額の特別控除)
第9条の3の3 法第25条の3の3第3項において準用する法第25条の3第3項に規定する財務省令で定めるものは、法第25条の3の3第1項に規定する給与等の支給を受けた者が同項に規定する避難対象雇用者等のうち次の各号に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、当該各号に定める書類とする。
 令第22条の3の3第3項第1号に掲げる者 その者が次に掲げる者のいずれに該当するかに応じ、それぞれ次に定める書類
 平成23年3月11日以前から勤務している者 次に掲げる書類のうちその旨を証する書類
(1) 労働基準法第107条第1項に規定する労働者名簿
(2) 労働基準法第108条に規定する賃金台帳
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日以前から勤務していることを明らかにする書類
 平成23年3月11日後に新たに勤務することとなった者 その勤務することとなった者から提出された次に掲げる書類
(1) 平成23年3月11日における労働基準法第22条第1項の使用者の同日において令第22条の3の3第3項第1号に規定する避難対象区域((3)及び次号において「避難対象区域」という。)内に所在する事業所に勤務していた旨を証する同法第22条第1項の証明書
(2) 雇用保険の被保険者資格の取得の届出の確認の照会書の写し及び公共職業安定所の当該照会書に対する回答書(平成23年3月11日における被保険者資格を取得していることを明らかにするものに限る。)
(3) (1)又は(2)に掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に所在する事業所に勤務していたことを明らかにする書類
 令第22条の3の3第3項第2号に掲げる者 次に掲げる書類のうちその者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを証する書類
 住民票の写し(平成23年3月11日後に転出している場合には、消除された住民票の写し)
 住民基本台帳法第20条第1項に規定する戸籍の附票の写し
 イ又はロに掲げるもののほか、その者が平成23年3月11日において避難対象区域内に居住していたことを明らかにする書類
(復興産業集積区域における連結法人の開発研究用資産の特別償却等)
第9条の4 法第25条の5第3項に規定する財務省令で定める書類は、同条第1項に規定する開発研究につき次に掲げる事項を記載した書類とする。
 その名称及び内容
 その実施予定期間
 その実施場所
 法第25条の5第1項の規定の適用を受ける同項に規定する開発研究用資産の明細
 その他参考となるべき事項
(連結法人の被災者向け優良賃貸住宅の割増償却)
第9条の5 令第23条の2に規定する財務省令で定める書類は、第6条の5各号に掲げる書類(法第26条の2第1項の規定の適用を受ける連結事業年度において新たな賃貸が行われていない場合又はその賃貸住宅が地方公共団体に対し貸し付けられ、当該地方公共団体が賃貸する場合にあっては、第6条の5第2号及び第3号に掲げる書類)とする。
(連結法人の再投資等準備金)
第9条の6 法第26条の3第6項第7号に規定する財務省令で定める事業所は、東日本大震災復興特別区域法施行規則第17条第2項に規定する区域外特定事業所とする。
(連結法人の福島再開投資等準備金)
第9条の7 法第26条の8第1項に規定する財務省令で定める期間は、同項の認定避難解除等区域復興再生推進事業実施計画に記載された福島復興再生特別措置法第20条第2項第4号に掲げる事項のうち福島復興再生特別措置法施行規則第4条第1項第4号ロ(2)に掲げる積立期間とする。
2 法第26条の8第1項第1号に規定する財務省令で定める金額は、同項の認定避難解除等区域復興再生推進事業実施計画に記載された福島復興再生特別措置法第20条第2項第4号に掲げる事項のうち福島復興再生特別措置法施行規則第4条第1項第4号ロ(2)に掲げる積立金の総額とする。
3 法第26条の8第10項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 法第26条の8第9項に規定する連結親法人の名称、納税地及び法人番号並びに代表者の氏名
 法第26条の8第9項の規定の適用を受けようとする連結親法人又はその連結子法人の名称(連結子法人にあっては、その本店又は主たる事務所の所在地及び代表者の氏名を含む。)
 法第26条の8第9項に規定する分割承継法人の名称及び納税地(当該分割承継法人が連結子法人である場合には、当該分割承継法人の本店又は主たる事務所の所在地)並びに代表者の氏名
 法第26条の8第9項に規定する適格分割の年月日
 法第26条の8第9項の福島再開投資等準備金として積み立てた金額及びその積み立てた金額の計算に関する明細
 その他参考となるべき事項
4 法第26条の8第9項の規定の適用がある場合における法人税法施行規則第37条第3項の規定の適用については、同項中「第27条の14(」とあるのは「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第6条の7第4項(福島再開投資等準備金)の規定により読み替えられた第27条の14(」と、「に基づく」とあるのは「若しくは東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律第26条の8第10項(連結法人の福島再開投資等準備金)の規定に基づく」と、同項第2号中「に掲げる」とあるのは「並びに東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第9条の7第3項第5号(連結法人の福島再開投資等準備金)に掲げる」とする。
(連結法人が被災市街地復興土地区画整理事業等のために土地等を譲渡した場合の連結所得の特別控除の特例等)
第9条の8 法第26条の9第1項(法第18条の9第1項第1号に係る部分に限る。)の規定により租税特別措置法第68条の70又は第68条の71の規定が適用される場合における同法第68条の70第3項(同法第68条の71第14項において準用する場合を含む。)に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第22条の64第3項の規定にかかわらず、第6条の8第1項各号に掲げる書類とする。
2 法第26条の9第1項(法第18条の9第1項第2号に係る部分に限る。)の規定により租税特別措置法第68条の70又は第68条の71の規定が適用される場合における同法第68条の70第3項(同法第68条の71第14項において準用する場合を含む。)に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第22条の64第3項の規定にかかわらず、国土交通大臣の第6条の8第2項各号に掲げる事項を証する同項に規定する書類とする。
3 法第26条の9第1項の規定により租税特別措置法第68条の73の規定が適用される場合における租税特別措置法施行規則第22条の65第3項の規定の適用については、同項第3号中「前条第3項に規定する書類」とあるのは、「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第9条の8第1項又は第2項に規定する書類」とする。
4 法第26条の9第2項の規定により租税特別措置法第68条の74の規定が適用される場合における同条第4項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第22条の66第1項の規定にかかわらず、法第26条の9第2項に規定する土地等の買取りをする者の当該土地等を地方公共団体、独立行政法人都市再生機構、地方住宅供給公社、地方道路公社又は土地開発公社が行う東日本大震災からの復興のための事業の用に供するために買い取った旨を証する書類(当該買取りが当該買取りをする者以外の者に代わり行われたものである場合には、その旨並びに当該買取りをする者以外の者の名称及び所在地の記載があるものに限る。)とする。
5 法第26条の9第3項の規定により租税特別措置法第68条の75の規定が適用される場合における同条第5項において準用する同法第68条の74第4項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第22条の67の規定にかかわらず、第6条の8第5項各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める書類とする。
6 法第26条の9第5項の規定の適用を受ける場合における租税特別措置法第68条の68第4項に規定する財務省令で定めるところにより証明がされたときは、租税特別措置法施行規則第22条の62第1項の規定にかかわらず、法第26条の9第5項に規定する場合における土地等(土地又は土地の上に存する権利をいう。 以下この項において同じ。 )の譲渡が法第18条の9第5項各号に定める事業の用に供される土地等の譲渡に該当するものであることにつき土地開発公社の当該土地等を当該事業の用に供するために買い取った旨を証する書類(当該土地等の所在地の記載があるものに限る。 )を租税特別措置法第2条第2項第27号の2に規定する連結確定申告書等(次条第2項において「連結確定申告書等」という。 )に添付することにより証明がされたときとする。
(連結法人が帰還環境整備推進法人に対して土地等を譲渡した場合の連結所得の特別控除の特例等)
第9条の9 法第26条の10第1項の規定により租税特別措置法第68条の75の規定が適用される場合における同条第5項において準用する同法第68条の74第4項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第22条の67の規定にかかわらず、市町村長の当該土地等(法第26条の9第1項に規定する土地等をいう。以下この条において同じ。)が法第26条の10第1項に規定する区域内にある土地等である旨、当該事業が同項に規定する事業である旨及び当該土地等の買取りをする者が同項に規定する帰還環境整備推進法人(以下この条において「帰還環境整備推進法人」という。)である旨を証する書類並びに当該帰還環境整備推進法人の当該土地等を当該事業の用に供するために買い取った旨を証する書類とする。
2 法第26条の10第2項の規定の適用を受ける場合における租税特別措置法第68条の68第4項に規定する財務省令で定めるところにより証明がされたときは、租税特別措置法施行規則第22条の62第1項の規定にかかわらず、法第26条の10第2項に規定する場合における土地等の譲渡(同項に規定する譲渡をいう。以下この項において同じ。)が同条第2項に規定する事業の用に供される土地等の譲渡に該当するものであることにつき市町村長の当該土地等が同項に規定する区域内にある土地等である旨及び当該土地等の買取りをする者が帰還環境整備推進法人である旨を証する書類並びに当該帰還環境整備推進法人の当該土地等を当該事業の用に供するために買い取った旨を証する書類を連結確定申告書等に添付することにより証明がされたときとする。
(連結法人の特定の資産の買換えの場合等の課税の特例)
第10条 令第24条第7項第1号に規定する財務省令で定める場合は、次の各号に掲げる場合とし、同項第1号に規定する財務省令で定める金額は、当該各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める金額とする。
 買換資産(令第24条第7項に規定する買換資産をいう。次号及び第3号において同じ。)が同項に規定する単体買換資産(第3号において「単体買換資産」という。)である場合(第3号に掲げる場合を除く。) 法第19条第1項(法第20条第7項において準用する場合を含む。)の規定により損金の額に算入された金額
 買換資産が令第24条第15項の規定の適用を受けた買換資産である場合 同項の規定により計算された金額と同条第16項の規定により計算された金額との合計額
 買換資産が令第19条第15項の規定の適用を受けた単体買換資産である場合 同項の規定により計算された金額と同条第16項の規定により計算された金額との合計額
2 法第27条第5項及び第28条第18項において準用する租税特別措置法第68条の78第5項並びに令第24条第36項に規定する財務省令で定める書類は、当該取得をした法第27条第1項の表(以下この条において「表」という。)の第1号の下欄のイに掲げる資産(同欄のロに掲げる資産に該当するものを除くものとし、減価償却資産にあっては法人税法施行令第13条第1号から第3号までに掲げるものに限る。以下この項において「買換資産」という。)につき、当該買換資産の所在地を管轄する市町村長の当該買換資産の所在地が同欄のイに規定する特定被災区域内である旨を証する書類とする。
3 法第27条第10項に規定する財務省令で定める事項及び法第28条第18項において準用する租税特別措置法第68条の78第11項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 法第27条第8項又は第28条第9項に規定する連結親法人の名称、納税地及び法人番号並びに代表者の氏名
 法第27条第8項又は第28条第9項の規定の適用を受けようとする連結親法人又はその連結子法人の名称(連結子法人にあっては、その本店又は主たる事務所の所在地及び代表者の氏名を含む。)
 法第27条第8項又は第28条第9項に規定する分割承継法人等(以下この号において「分割承継法人等」という。)の名称及び納税地(当該分割承継法人等が連結子法人である場合には、その本店又は主たる事務所の所在地)並びに代表者の氏名
 法第27条第8項又は第28条第9項に規定する適格分割等の年月日
 当該譲渡をした資産(以下この条において「譲渡資産」という。)の種類、所在地及び規模(土地又は土地の上に存する権利(以下この条及び次条第1項第4号において「土地等」という。)にあっては、その面積)並びにその譲渡年月日
 当該取得をした資産の種類、構造、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその取得年月日
 法第27条第8項(法第28条第9項において準用する場合を含む。)の規定により損金の額に算入される法第27条第8項に規定する減額した金額及びその金額の計算に関する明細
 その他参考となるべき事項
4 令第24条第10項第1号に規定する財務省令で定める場合は、次の各号に掲げる場合とし、同項第1号に規定する財務省令で定める金額は、当該各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める金額とする。
 買換資産(令第24条第10項に規定する買換資産をいう。次号及び第3号において同じ。)が同項に規定する単体買換資産(以下この号及び第3号において「単体買換資産」という。)である場合(第3号に掲げる場合を除く。) 法第19条第1項(法第20条第7項において準用する場合を含む。)又は法第19条第8項(法第20条第8項において準用する場合を含む。)の規定により当該単体買換資産につき法第19条第11項に規定する被合併法人等において損金の額に算入された金額
 買換資産が令第24条第15項の規定の適用を受けた買換資産である場合 同項の規定により計算された金額と同条第16項の規定により計算された金額との合計額(法第27条第11項(法第28条第17項において準用する場合を含む。)の規定により益金の額に算入された金額がある場合には、当該合計額に令第24条第17項ただし書の規定により計算された金額を加算した金額)
 買換資産が令第19条第15項の規定の適用を受けた単体買換資産である場合 同項の規定により計算された金額と同条第16項の規定により計算された金額との合計額(法第19条第11項(法第20条第16項において準用する場合を含む。)の規定により益金の額に算入された金額がある場合には、当該合計額に令第19条第17項ただし書の規定により計算された金額を加算した金額)
5 法第28条第4項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 法第28条第3項に規定する連結親法人の名称、納税地及び法人番号並びに代表者の氏名
 法第28条第3項の規定の適用を受けようとする連結親法人又はその連結子法人の名称(連結子法人にあっては、その本店又は主たる事務所の所在地及び代表者の氏名を含む。)
 法第28条第3項に規定する分割承継法人又は被現物出資法人(以下この号、第6号及び第8号において「分割承継法人等」という。)の名称及び納税地(当該分割承継法人等が連結子法人である場合には、その本店又は主たる事務所の所在地)並びに代表者の氏名
 法第28条第3項に規定する適格分割又は適格現物出資の年月日
 譲渡資産の種類、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその譲渡年月日
 分割承継法人等において取得をする見込みである資産の種類、構造、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその取得予定年月日
 法第28条第3項の規定により損金の額に算入される同項に規定する期中特別勘定の金額及びその金額の計算に関する明細
 第6号の取得をする見込みである資産について分割承継法人等において適用を受けようとする表の各号の区分
 その他参考となるべき事項
6 法第28条第6項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 法第28条第5項に規定する連結親法人の名称、納税地及び法人番号並びに代表者の氏名
 法第28条第5項の規定の適用を受けようとする連結親法人又はその連結子法人の名称(連結子法人にあっては、その本店又は主たる事務所の所在地及び代表者の氏名を含む。)
 法第28条第5項第2号に規定する分割承継法人又は被現物出資法人(以下この号、第5号及び第7号において「分割承継法人等」という。)の名称及び納税地(当該分割承継法人等が連結子法人である場合には、その本店又は主たる事務所の所在地)並びに代表者の氏名
 法第28条第5項第2号に規定する適格分割又は適格現物出資の年月日
 法第28条第5項の規定により分割承継法人等に引き継ぐ同項第2号に定める特別勘定の金額又は期中特別勘定の金額
 前号に掲げる特別勘定の金額又は期中特別勘定の金額に係る譲渡資産の種類、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその譲渡年月日
 分割承継法人等において取得をする見込みである資産の種類、構造、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその取得予定年月日
 前号の取得をする見込みである資産について適用を受けようとする表の各号の区分
 その他参考となるべき事項
7 法第28条第18項の規定により読み替えられた租税特別措置法第68条の78第5項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
 取得をする見込みである資産の種類、構造、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその取得予定年月日
 法第28条第1項の特別勘定を設ける方法により経理した金額並びに当該特別勘定に係る譲渡資産の種類、所在地及び規模(土地等にあっては、その面積)並びにその譲渡年月日
 第1号の取得をする見込みである資産について適用を受けようとする表の各号の区分
 その他参考となるべき事項
8 令第24条第33項に規定する財務省令で定める面積及び同条第34項に規定する当初の引継ぎの際に取得をする見込みであるとされた土地等に係る面積として財務省令で定める面積は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める面積とする。
 法第28条第5項第1号又は第20条第4項第1号の適格合併によりこれらの規定に定める特別勘定の金額を引き継ぐ場合 当該特別勘定の基礎となった譲渡に係る土地等の面積を基礎として令第24条第3項又は第19条第3項の規定により計算した面積(既に当該特別勘定に係る法第27条第1項に規定する買換資産(法第19条第1項に規定する買換資産を含む。)のうちに法第27条第1項及び第8項、第28条第8項及び第9項、第19条第1項及び第8項並びに第20条第7項及び第8項の規定の適用を受けた土地等がある場合には、当該計算した面積から当該適用を受けた土地等に係る面積を控除した面積。次号において「取得可能面積」という。)
 法第28条第5項第2号又は第20条第4項第2号の適格分割又は適格現物出資によりこれらの規定に定める特別勘定の金額を引き継ぐ場合 当該適格分割又は適格現物出資に係る分割法人又は現物出資法人が当該特別勘定の金額の引継ぎの際に法第28条第6項又は第20条第5項の規定により提出したこれらの規定に規定する書類に記載した取得をする見込みである土地等に係る面積(取得可能面積を限度とする。)
 法第28条第5項第2号又は第20条第4項第2号の適格分割又は適格現物出資によりこれらの規定に定める期中特別勘定の金額を引き継ぐ場合 当該適格分割又は適格現物出資に係る分割法人又は現物出資法人が当該期中特別勘定の金額の引継ぎの際に法第28条第6項又は第20条第5項の規定(当該期中特別勘定の金額のみを引き継ぐ場合にあっては、法第28条第4項又は第20条第3項の規定)により提出したこれらの規定に規定する書類に記載した取得をする見込みである土地等に係る面積(当該期中特別勘定の基礎となった譲渡に係る土地等の面積を基礎として令第24条第3項又は第19条第3項の規定により計算した面積を限度とする。)
9 令第24条第34項に規定する特別勘定の金額の引継ぎの際に取得をする見込みであるとされた土地等に係る面積として財務省令で定める面積は、前項第1号及び第2号に掲げる場合の区分に応じこれらの号に定める面積とする。
10 法第27条第8項(法第28条第9項において準用する場合を含む。)及び法第28条第3項の規定の適用がある場合における法人税法施行規則第37条第3項の規定の適用については、同項中「に基づく」とあるのは「若しくは東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律第27条第8項(連結法人の特定の資産の買換えの場合の課税の特例)(同法第28条第9項(連結法人の特定の資産の譲渡に伴い特別勘定を設けた場合の課税の特例)において準用する場合を含む。)及び同法第28条第3項の規定に基づく」と、同項第2号中「に掲げる」とあるのは「並びに東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第10条第3項第7号及び第5項第7号(連結法人の特定の資産の買換えの場合等の課税の特例)に掲げる」とする。
(連結法人の代替資産の取得期間等の延長の特例)
第11条 法第30条の税務署長の承認を受けようとする連結親法人は、同条に規定する資産の取得をすべき期間の末日(当該期間の末日が平成23年9月30日前である場合には、同日)までに、次に掲げる事項を記載した申請書を当該連結親法人の納税地の所轄税務署長に提出しなければならない。
 申請をする連結親法人の名称及び納税地並びに代表者の氏名
 租税特別措置法第68条の71第1項に規定する代替資産又は同法第68条の79第1項に規定する各号の下欄に掲げる資産(第4号及び第6号において「代替資産等」という。)の取得をする見込みである連結親法人又はその連結子法人の名称(連結子法人にあっては、その本店又は主たる事務所の所在地及び代表者の氏名を含む。)
 その申請の日における租税特別措置法第68条の71第5項第1号又は第68条の79第5項第1号に規定する特別勘定の金額
 取得をする見込みである代替資産等の種類、構造、規模(土地等にあっては、その面積)及び価額
 法第30条に規定する東日本大震災に起因するやむを得ない事情の詳細
 代替資産等の取得予定年月日及び令第25条に規定する認定を受けようとする日
 その他参考となるべき事項
2 前項に規定する連結親法人が同項の税務署長の承認を受けた場合には、令第25条に規定する税務署長が認定した日は当該承認において税務署長が認定した日とする。

第4章 相続税法等の特例

(店頭売買有価証券に該当する株式等に類するものの範囲)
第12条 令第27条第2項第2号に規定する財務省令で定めるものは、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第16項に規定する金融商品取引所が同法第121条の規定による内閣総理大臣への届出をするため当該届出を行うことを明らかにした株式(令第27条第2項第1号に掲げる同項に規定する株式等に該当するものを除く。)及び同法第67条第1項の認可金融商品取引業協会が同法第67条の11第1項に規定する店頭売買有価証券登録原簿に登録することを明らかにした株式とする。
(東日本大震災の被災者が住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税に係る住宅用家屋についての居住要件等の特例)
第13条 法第37条第1項第1号に規定する新築に準ずる状態として財務省令で定めるものは、屋根(その骨組みを含む。)を有し、土地に定着した建造物として認められる時以後の状態とする。
2 法第37条第1項第1号に規定する住民の避難に関する指示として財務省令で定めるものは、住民に対し避難のための立退きを行うことを求める指示、勧告、助言その他の行為を行うことの指示とする。
3 令第28条に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第23条の5の2第10項の規定にかかわらず、次に掲げる書類(法第37条第1項の規定の適用を受けようとする者が、所得税法等の一部を改正する法律(平成22年法律第6号)附則第124条第4項に規定する特定受贈者である場合にあっては、第3号に掲げる書類を除く。)とする。この場合において、同令第23条の5の2第4項及び第5項の規定は、適用しない。
 法第37条第1項に規定する住宅取得等資金(以下この項において「住宅取得等資金」という。)を贈与(贈与をした者の死亡により効力を生ずる贈与を除く。以下第14条の2までにおいて同じ。)により取得した日の属する年分の令第28条に規定する特定受贈者(以下この項において「特定受贈者」という。)に係る贈与税の課税価格及び贈与税の額その他の贈与税の額の計算に関する明細書で次に掲げる事項の記載があるもの
 当該住宅取得等資金を贈与により取得した日
 当該住宅取得等資金の金額
 当該住宅取得等資金のうち法第37条第1項の規定により租税特別措置法第70条の2第1項の規定の適用を受ける部分の金額
 当該住宅取得等資金の贈与をした者との続柄
 当該特定受贈者の戸籍の謄本その他の書類で当該特定受贈者の氏名、生年月日及び住宅取得等資金の贈与をした者が当該特定受贈者の直系尊属に該当することを証するもの
 当該特定受贈者の住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年分の所得税に係る所得税法第2条第1項第30号の合計所得金額を明らかにする書類(当該所得税に係る同項第37号に規定する確定申告書を当該所得税の納税地の所轄税務署長に提出した特定受贈者にあっては、その旨を記載した書類)
 その他参考となるべき事項を記載した書類
4 法第37条第3項の規定により租税特別措置法第70条の2第1項の規定が適用される場合における同条第14項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第23条の5の2第10項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める書類とする。この場合において、同条第4項及び第5項の規定は、適用しない。
 個人がその直系尊属からの贈与により取得した金銭を租税特別措置法第70条の2第2項第2号に規定する住宅用家屋(以下この号において「住宅用家屋」という。)の新築又は取得の対価に充てて法第37条第3項の規定の適用を受けようとする場合 次に掲げる書類
 平成23年分の当該個人に係る贈与税の課税価格及び贈与税の額その他の贈与税の額の計算に関する明細書で次に掲げる事項の記載があるもの
(1) 当該金銭を贈与により取得した日
(2) 当該金銭の額
(3) 当該金銭のうち法第37条第3項の規定により租税特別措置法第70条の2第1項の規定の適用を受ける部分の金額
(4) 当該金銭の贈与をした者との続柄
 当該個人の戸籍の謄本その他の書類で当該個人の氏名、生年月日及び当該金銭の贈与をした者が当該個人の直系尊属に該当することを証するもの
 当該個人の平成23年分の所得税に係る所得税法第2条第1項第30号の合計所得金額を明らかにする書類(当該所得税に係る同項第37号に規定する確定申告書を当該所得税の納税地の所轄税務署長に提出した個人にあっては、その旨を記載した書類)
 法第37条第3項の規定の適用を受けようとする旨を記載した書類
 当該住宅用家屋の新築又は取得をしたときは遅滞なく次に掲げる書類を平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
(1) 当該新築又は取得をした住宅用家屋(当該金銭により当該住宅用家屋の新築又は取得とともにその敷地の用に供されている土地又は土地の上に存する権利の取得をする場合には、当該土地又は土地の上に存する権利を含む。(2)において同じ。)に関する登記事項証明書(当該住宅用家屋が租税特別措置法施行令第40条の4の2第1項第1号又は第2号に掲げる家屋に該当することが当該登記事項証明書に記載された事項によって明らかでないときは、当該登記事項証明書及び同項第1号又は第2号に掲げる家屋に該当することを明らかにする書類)
(2) 当該新築又は取得をした住宅用家屋を租税特別措置法施行令第40条の4の2第6項各号に掲げる者以外の者との請負契約その他の契約に基づき新築をしたこと又は同項各号に掲げる者以外の者から取得をしたことを明らかにする書類
 当該住宅用家屋を居住の用に供したときは遅滞なく当該個人が当該住宅用家屋を居住の用に供した日以後に作成された住民票の写し(当該住宅用家屋の所在場所が当該個人の住所として記載されているものに限る。)を平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
 個人がその直系尊属からの贈与により取得した金銭を租税特別措置法第70条の2第2項第3号に規定する既存住宅用家屋(以下この号において「既存住宅用家屋」という。)の取得の対価に充てて法第37条第3項の規定の適用を受けようとする場合 次に掲げる書類
 前号イからニまでに掲げる書類
 当該既存住宅用家屋の取得をしたときは遅滞なく次に掲げる書類を平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
(1) 当該既存住宅用家屋が租税特別措置法施行令第40条の4の2第3項に規定する要件を満たすことを証する書類
(2) 当該取得をした既存住宅用家屋(当該金銭により当該既存住宅用家屋の取得とともにその敷地の用に供されている土地又は土地の上に存する権利の取得をする場合には、当該土地又は土地の上に存する権利を含む。(3)において同じ。)に関する登記事項証明書(当該既存住宅用家屋が租税特別措置法施行令第40条の4の2第3項各号に掲げる要件を満たすことが当該登記事項証明書に記載された事項によって明らかでないときは、当該登記事項証明書及び当該各号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類)
(3) 当該取得をした既存住宅用家屋を租税特別措置法施行令第40条の4の2第6項各号に掲げる者以外の者から取得したことを明らかにする書類
 当該既存住宅用家屋を居住の用に供したときは遅滞なく当該個人が当該既存住宅用家屋を居住の用に供した日以後に作成された住民票の写し(当該既存住宅用家屋の所在場所が当該個人の住所として記載されているものに限る。)を平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
 個人がその直系尊属からの贈与により取得した金銭を住宅用の家屋の租税特別措置法第70条の2第2項第4号に規定する増改築等(以下この号において「増改築等」という。)の対価に充てて法第37条第3項の規定の適用を受けようとする場合 次に掲げる書類
 第1号イからニまでに掲げる書類
 当該増改築等をしたときは遅滞なく次に掲げる書類を平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
(1) 当該増改築等をした住宅用の家屋が租税特別措置法施行令第40条の4の2第4項に規定する要件を満たすことを証する書類
(2) 当該増改築等をした住宅用の家屋(当該金銭により当該増改築等とともにその敷地の用に供されることとなる土地又は土地の上に存する権利の取得をする場合には、当該土地又は土地の上に存する権利を含む。)に関する登記事項証明書(当該住宅用の家屋が租税特別措置法施行令第40条の4の2第5項第2号に掲げる要件を満たすことを当該登記事項証明書に記載された事項によって明らかにすることができないときは、当該登記事項証明書及び当該住宅用の家屋が同号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類)
(3) 当該増改築等をした住宅用の家屋の増改築等に係る工事の請負契約書その他の書類で当該増改築等をした年月日並びに当該増改築等に係る工事に要した費用の額及びその明細を明らかにするもの又はその写し
(4) 当該金銭により当該住宅用の家屋の増改築等(当該住宅用の家屋の増改築等とともにするその敷地の用に供されることとなる土地又は土地の上に存する権利の取得を含む。)をする場合には、当該増改築等が租税特別措置法施行令第40条の4の2第6項各号に掲げる者以外の者との請負契約その他の契約に基づき増改築等をしたことを明らかにする書類
 当該住宅用の家屋を居住の用に供したときは遅滞なく当該個人が当該住宅用の家屋を居住の用に供した日以後に作成された戸籍の附票の写しその他の書類で、当該個人が当該増改築等前に当該住宅用の家屋に居住していたこと及び当該増改築等後に当該住宅用の家屋に居住していることを明らかにするものを平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
(東日本大震災の被災者が住宅取得等資金の贈与を受けた場合の相続時精算課税の特例に係る住宅用家屋についての居住要件等の特例)
第14条 法第38条第1項第1号に規定する新築に準ずる状態として財務省令で定めるものは、前条第1項に規定する状態とする。
2 令第29条において準用する令第28条に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第23条の6第9項の規定にかかわらず、法第38条第1項に規定する住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年分の同項に規定する特定受贈者に係る贈与税の課税価格及び贈与税の額その他の贈与税の額の計算に関する明細書その他参考となるべき事項を記載した書類とする。この場合において、同令第23条の6第4項及び第5項の規定は、適用しない。
3 法第38条第3項の規定により租税特別措置法第70条の3第1項の規定が適用される場合における同条第12項に規定する財務省令で定める書類は、租税特別措置法施行規則第23条の6第9項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める書類とする。この場合において、同条第4項及び第5項の規定は、適用しない。
 個人が平成23年1月1日において65歳未満の者からの贈与により取得した金銭を租税特別措置法第70条の3第3項第2号に規定する住宅用家屋(以下この号において「住宅用家屋」という。)の新築又は取得の対価に充てて法第38条第3項の規定の適用を受けようとする場合 次に掲げる書類
 平成23年分の当該個人に係る贈与税の課税価格及び贈与税の額その他の贈与税の額の計算に関する明細書
 法第38条第3項の規定の適用を受けようとする旨を記載した書類
 当該住宅用家屋の新築又は取得をしたときは遅滞なく次に掲げる書類を平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
(1) 当該新築又は取得をした住宅用家屋(当該金銭により当該住宅用家屋の新築又は取得とともにその敷地の用に供されている土地又は土地の上に存する権利の取得をする場合には、当該土地又は土地の上に存する権利を含む。(2)において同じ。)に関する登記事項証明書(当該住宅用家屋が租税特別措置法施行令第40条の5第1項第1号又は第2号に掲げる家屋に該当することが当該登記事項証明書に記載された事項によって明らかでないときは、当該登記事項証明書及び同項第1号又は第2号に掲げる家屋に該当することを明らかにする書類)
(2) 当該新築又は取得をした住宅用家屋を租税特別措置法施行令第40条の5第6項各号に掲げる者以外の者との請負契約その他の契約に基づき新築をしたこと又は同項各号に掲げる者以外の者から取得をしたことを明らかにする書類
 当該住宅用家屋を居住の用に供したときは遅滞なく当該個人が当該住宅用家屋を居住の用に供した日以後に作成された住民票の写し(当該住宅用家屋の所在場所が当該個人の住所として記載されているものに限る。)を平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
 個人が平成23年1月1日において65歳未満の者からの贈与により取得した金銭を租税特別措置法第70条の3第3項第3号に規定する既存住宅用家屋(以下この号において「既存住宅用家屋」という。)の取得の対価に充てて法第38条第3項の規定の適用を受けようとする場合 次に掲げる書類
 前号イ及びロに掲げる書類
 当該既存住宅用家屋の取得をしたときは遅滞なく次に掲げる書類を平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
(1) 当該既存住宅用家屋が租税特別措置法施行令第40条の5第3項に規定する要件を満たすことを証する書類
(2) 当該取得をした既存住宅用家屋(当該金銭により当該既存住宅用家屋の取得とともにその敷地の用に供されている土地又は土地の上に存する権利の取得をする場合には、当該土地又は土地の上に存する権利を含む。(3)において同じ。)に関する登記事項証明書(当該既存住宅用家屋が租税特別措置法施行令第40条の5第3項各号に掲げる要件を満たすことが当該登記事項証明書に記載された事項によって明らかでないときは、当該登記事項証明書及び当該各号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類)
(3) 当該取得をした既存住宅用家屋を租税特別措置法施行令第40条の5第6項各号に掲げる者以外の者から取得したことを明らかにする書類
 当該既存住宅用家屋を居住の用に供したときは遅滞なく当該個人が当該既存住宅用家屋を居住の用に供した日以後に作成された住民票の写し(当該既存住宅用家屋の所在場所が当該個人の住所として記載されているものに限る。)を平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
 個人が平成23年1月1日において65歳未満の者からの贈与により取得した金銭を住宅用の家屋の租税特別措置法第70条の3第3項第4号に規定する増改築等(以下この号において「増改築等」という。)の対価に充てて法第38条第3項の規定の適用を受けようとする場合 次に掲げる書類
 第1号イ及びロに掲げる書類
 当該増改築等をしたときは遅滞なく次に掲げる書類を平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
(1) 当該増改築等をした住宅用の家屋が租税特別措置法施行令第40条の5第4項に規定する要件を満たすことを証する書類
(2) 当該増改築等をした住宅用の家屋(当該金銭により当該増改築等とともにその敷地の用に供されることとなる土地又は土地の上に存する権利の取得をする場合には、当該土地又は土地の上に存する権利を含む。)に関する登記事項証明書(当該住宅用の家屋が租税特別措置法施行令第40条の5第5項第2号に掲げる要件を満たすことを当該登記事項証明書に記載された事項によって明らかにすることができないときは、当該登記事項証明書及び当該住宅用の家屋が同号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類)
(3) 当該増改築等をした住宅用の家屋の増改築等に係る工事の請負契約書その他の書類で当該増改築等をした年月日並びに当該増改築等に係る工事に要した費用の額及びその明細を明らかにするもの又はその写し
(4) 当該金銭により当該住宅用の家屋の増改築等(当該住宅用の家屋の増改築等とともにするその敷地の用に供されることとなる土地又は土地の上に存する権利の取得を含む。)をする場合には、当該増改築等が租税特別措置法施行令第40条の5第6項各号に掲げる者以外の者との請負契約その他の契約に基づき増改築等をしたことを明らかにする書類
 当該住宅用の家屋を居住の用に供したときは遅滞なく当該個人が当該住宅用の家屋を居住の用に供した日以後に作成された戸籍の附票の写しその他の書類で、当該個人が当該増改築等前に当該住宅用の家屋に居住していたこと及び当該増改築等後に当該住宅用の家屋に居住していることを明らかにするものを平成23年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
(東日本大震災の被災者が直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税)
第14条の2 法第38条の2第1項第1号に規定する新築に準ずる状態として財務省令で定めるものは、第13条第1項に規定する状態とする。
2 法第38条の2第1項第3号に規定する増改築等の完了に準ずる状態として財務省令で定めるものは、増築又は改築部分の屋根(その骨組みを含む。)を有し、既存の家屋と一体となって土地に定着した建造物として認められる時以後の状態とする。
3 法第38条の2第2項第1号ニ(1)に規定する新築に準ずる状態として財務省令で定める状態となっているものは、屋根(その骨組みを含む。)を有し、土地に定着した建造物として認められる時以後の状態となっている家屋とする。
4 令第29条の2第2項に規定する財務省令で定める構造は、登記簿に記録された当該家屋の構造のうち建物の主たる部分の構成材料が石造、れんが造、コンクリートブロック造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造とする。
5 令第29条の2第3項に規定する財務省令で定めるところにより証明がされた被災受贈者(法第38条の2第2項第1号に規定する被災受贈者をいう。以下この条において同じ。)がその居住の用に供する家屋は、次の各号に掲げる家屋の区分に応じ当該各号に定める書類を法第38条の2第14項に規定する申告書(以下この条において「贈与税の申告書」という。)に添付することにより証明がされたものとする。
 耐震基準(法第38条の2第2項第3号に規定する耐震基準をいう。以下この条において同じ。)に適合するものであることにつき令第29条の2第3項の証明を受けようとする家屋 次に掲げる場合の区分に応じ次に定める書類
 ロに掲げる場合以外の場合 当該家屋の登記事項証明書(当該家屋が令第29条の2第1項各号のいずれかに該当することが当該登記事項証明書に記載された事項によって明らかでないときは、当該登記事項証明書及び同項各号のいずれかに該当することを明らかにする書類)及び当該家屋が耐震基準に適合する旨を証する書類で国土交通大臣が財務大臣と協議して定めるもの
 災害(法第38条の2第10項第1号に規定する災害をいう。次項第2号、第7項及び第12項において同じ。)に起因するやむを得ない事情により同条第2項第5号に規定する住宅取得等資金(以下この条において「住宅取得等資金」という。)を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに当該家屋の取得ができなかった場合 当該家屋の取得をしたときは遅滞なくイに定める書類を住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
 経過年数基準(法第38条の2第2項第3号に規定する経過年数基準をいう。)に適合するものであることにつき令第29条の2第3項の証明を受けようとする家屋 次に掲げる場合の区分に応じ次に定める書類
 ロに掲げる場合以外の場合 当該家屋の前号イに規定する登記事項証明書
 前号ロに掲げる場合 当該家屋の取得をしたときは遅滞なくイに定める書類を住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
6 令第29条の2第4項に規定する財務省令で定めるところにより証明がされた工事は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める書類を贈与税の申告書に添付することにより証明がされた工事とする。
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに、被災受贈者の居住の用に供している家屋(次号及び第12項第3号において「増改築対象家屋」という。)の法第38条の2第2項第4号に規定する増改築等(次号、次項第3号及び第12項第3号において「増改築等」という。)をした場合 次に掲げる工事の区分に応じ次に定める書類
 令第29条の2第4項第1号に掲げる工事 当該工事に係る建築基準法(昭和25年法律第201号)第6条第1項に規定する確認済証の写し若しくは同法第7条第5項に規定する検査済証の写し又は当該工事が国土交通大臣が財務大臣と協議して定める同号に掲げる工事に該当する旨を証する書類
 令第29条の2第4項第2号に掲げる工事 当該工事が国土交通大臣が財務大臣と協議して定める同号イからハまでに掲げるいずれかの工事に該当する旨を証する書類
 令第29条の2第4項第3号に掲げる工事 当該工事が国土交通大臣が財務大臣と協議して定める同号に掲げる工事に該当する旨を証する書類
 令第29条の2第4項第4号に掲げる工事 当該工事が国土交通大臣が財務大臣と協議して定める同号に掲げる工事に該当する旨を証する書類
 令第29条の2第4項第5号に掲げる工事 当該工事が国土交通大臣が財務大臣と協議して定める同号に掲げる工事に該当する旨を証する書類
 令第29条の2第4項第6号に掲げる工事 当該工事が国土交通大臣が財務大臣と協議して定める同号に掲げる工事に該当する旨を証する書類
 令第29条の2第4項第7号に掲げる工事 当該工事が国土交通大臣が財務大臣と協議して定める同号に掲げる工事に該当する旨を証する書類
 令第29条の2第4項第8号に掲げる工事 当該工事が国土交通大臣が財務大臣と協議して定める同号に掲げる工事に該当する旨を証する書類
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日において増改築対象家屋が第2項に規定する増改築等の完了に準ずる状態にある場合又は災害に起因するやむを得ない事情により同日までに増改築対象家屋の増改築等ができなかった場合 増改築等をした増改築対象家屋の工事が完了したときは遅滞なく前号イからチまでに掲げる工事の区分に応じ同号イからチまでに定める書類を住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年分(次項第3号ロ及び第12項第3号において「増改築適用年分」という。)の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
7 令第29条の2第7項に規定する財務省令で定めるところにより証明がされた住宅用の家屋は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める書類を贈与税の申告書に添付することにより証明がされたものとする。
 次号及び第3号に掲げる場合以外の場合 当該住宅用の家屋が国土交通大臣が財務大臣と協議して定める令第29条の2第7項に規定する住宅用の家屋に該当する旨を証する書類
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日において住宅用の家屋が第1項に規定する新築に準ずる状態にある場合又は災害に起因するやむを得ない事情により同日までに住宅用の家屋の新築若しくは取得ができなかった場合 当該住宅用の家屋の工事が完了したとき又は当該住宅用の家屋の新築若しくは取得をしたときは遅滞なく前号に定める書類を当該贈与の日の属する年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
 住宅取得等資金を充てて増改築等をした場合 次に掲げる場合の区分に応じそれぞれ次に定める書類
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに、住宅用の家屋の増改築等をした場合 第1号に定める書類又は前項第1号チに定める書類
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日において住宅用の家屋が第2項に規定する増改築等の完了に準ずる状態にある場合又は災害に起因するやむを得ない事情により同日までに住宅用の家屋の増改築等ができなかった場合 増改築等の工事が完了したときは遅滞なくイに定める書類を増改築適用年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
8 法第38条の2第4項第1号に規定する新築に準ずる状態として財務省令で定めるものは、第13条第1項に規定する状態とする。
9 法第38条の2第9項に規定する財務省令で定める手続は、同項に規定する要耐震改修住宅用家屋の取得の日までに同日以後当該要耐震改修住宅用家屋の耐震改修(同項に規定する耐震改修をいう。次項及び第12項第2号ハ(1)(ii)において同じ。)を行うことにつき国土交通大臣が財務大臣と協議して定める書類に基づいて行う申請とする。
10 法第38条の2第9項の規定の適用を受けようとする者は、同項に規定する要耐震改修住宅用家屋が同項に規定する取得期限までに耐震改修により耐震基準に適合することとなったことにつき国土交通大臣が財務大臣と協議して定める書類により証明を受けなければならない。
11 令第29条の2第8項に規定する財務省令で定めるところにより証明がされた被災受贈者がその居住の用に供する家屋は、当該家屋が同条第1項各号のいずれかに該当するものであることにつき、第5項第1号イに規定する登記事項証明書により証明がされたものとする。
12 法第38条の2第1項の規定の適用を受けようとする者が同条第14項の規定により贈与税の申告書に添付する書類は、次の各号に掲げる住宅取得等資金の区分に応じ当該各号に定める書類とする。
 法第38条の2第2項第5号イに掲げる同項第2号に規定する住宅用家屋(以下この号において「住宅用家屋」という。)の新築又は取得の対価に充てるための住宅取得等資金 次に掲げる場合の区分に応じ次に定める書類
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに、住宅用家屋の法第38条の2第1項第1号に規定する新築又は取得をし、当該住宅用家屋を被災受贈者の居住の用に供した場合 次に掲げる書類
(1) 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年分(以下この号及び次号において「適用年分」という。)の当該贈与をした者に係る贈与税の課税価格及び贈与税の額その他の贈与税の額の計算に関する明細書で当該住宅取得等資金の贈与をした者ごとに次に掲げる事項の記載があるもの
(i) 当該住宅取得等資金を贈与により取得した日
(ii) 当該住宅取得等資金の金額
(iii) 当該住宅取得等資金のうち法第38条の2第1項の規定の適用を受ける部分の金額
(iv) 当該住宅取得等資金に係る法第38条の2第2項第6号に規定する住宅資金非課税限度額又は同項第7号に規定する特別住宅資金非課税限度額
(v) その他参考となるべき事項
(2) 当該被災受贈者の戸籍の謄本その他の書類で当該被災受贈者の氏名、生年月日及び当該住宅取得等資金の贈与をした者が当該被災受贈者の直系尊属に該当することを証するもの
(3) 当該被災受贈者の適用年分の所得税に係る所得税法第2条第1項第30号の合計所得金額を明らかにする書類(当該所得税に係る同項第37号に規定する確定申告書を当該所得税の納税地の所轄税務署長に提出した被災受贈者にあっては、その旨を記載した書類)
(4) 当該被災受贈者の次に掲げる場合の区分に応じ次に定める書類
(i) 当該被災受贈者が法第38条の2第2項第1号ニ(1)に掲げる者に該当する場合 市町村長又は特別区の区長の証明書その他の書類で被災家屋(同号ニ(1)のその居住の用に供していた家屋又はその居住の用に供しようとしていた家屋をいう。以下(ii)までにおいて同じ。)が東日本大震災により滅失(通常の修繕によっては原状回復が困難な損壊を含む。以下この項において同じ。)をしたことを明らかにするもの、当該被災家屋が滅失をした日以後に作成された住民票の写し、当該被災家屋に係る売買契約書の写しその他の書類で当該被災受贈者が当該被災家屋を居住の用に供していたこと又は居住の用に供しようとしていたことを明らかにするものその他参考となるべき事項を記載した書類
(ii) 当該被災受贈者が法第38条の2第2項第1号ニ(2)に掲げる者に該当する場合 警戒区域設定指示等(法第37条第1項第1号に規定する警戒区域設定指示等をいう。以下同じ。)が行われた日以後に作成された住民票の写し、被災家屋に係る売買契約書の写しその他の書類で当該被災受贈者が当該被災家屋を居住の用に供していたこと又は居住の用に供しようとしていたことを明らかにするものその他参考となるべき事項を記載した書類
(5) 当該新築又は取得をした住宅用家屋(当該住宅取得等資金により当該住宅用家屋の新築又は取得とともにその敷地の用に供されている土地又は土地の上に存する権利(以下この条において「土地等」という。)の法第38条の2第1項第1号に規定する取得をする場合には、当該土地等を含む。(6)において同じ。)に関する登記事項証明書(当該住宅用家屋が令第29条の2第1項第1号又は第2号に掲げる家屋に該当することが当該登記事項証明書に記載された事項によって明らかでないときは、当該登記事項証明書及び同項第1号又は第2号に掲げる家屋に該当することを明らかにする書類)
(6) 当該住宅用家屋の新築又は取得に係る契約書その他の書類で当該住宅用家屋の次に掲げる場合の区分に応じ次に定める事項を明らかにするもの又はその写し
(i) 当該住宅用家屋が法第38条の2第2項第6号に規定する住宅用の家屋である場合 当該新築又は取得をした住宅用家屋を令第29条の2第6項各号に掲げる者以外の者との請負契約その他の契約に基づき新築をしたこと又は同項各号に掲げる者以外の者から取得をしたこと及び当該住宅用家屋の新築又は取得に係る契約の締結をした年月日
(ii) 当該住宅用家屋が法第38条の2第2項第7号に規定する住宅用の家屋である場合 (i)に定める事項、当該住宅用家屋の新築又は取得に係る対価の額又は費用の額並びにこれらの額に含まれる消費税額及び地方消費税額の合計額
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに、住宅用家屋の法第38条の2第1項第1号に規定する新築又は取得をし、当該住宅用家屋を同日後遅滞なく被災受贈者の居住の用に供することが確実であると認められる場合 次に掲げる書類
(1) イに定める書類
(2) 当該住宅用家屋の当該新築又は取得後直ちに当該住宅用家屋を当該被災受贈者の居住の用に供することができない事情及び当該居住の用に供する予定時期を記載した書類
(3) 当該住宅用家屋を法第38条の2第1項第1号に規定する同日後遅滞なく当該被災受贈者の居住の用に供することを約する書類
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日において、住宅用家屋が第1項に規定する新築に準ずる状態にある場合 次に掲げる書類
(1) イ((5)を除く。)に定める書類
(2) 当該家屋の新築の工事の請負契約書その他の書類で当該家屋が住宅用家屋に該当することを明らかにするもの又はその写し
(3) 当該住宅用家屋の新築の工事を請け負った建設業法(昭和24年法律第100号)第2条第3項に規定する建設業者その他の者の当該住宅用家屋が新築に準ずる状態にあることを証する書類でその工事の完了予定年月の記載があるもの
(4) 当該住宅用家屋を法第38条の2第1項第1号に規定する同日後遅滞なく当該被災受贈者の居住の用に供すること並びに当該住宅用家屋を居住の用に供したときは遅滞なくイ(5)に掲げる書類を適用年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類で、当該居住の用に供する予定時期の記載があるもの
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに住宅用家屋の法第38条の2第1項第1号に規定する新築又は取得をした場合において、当該住宅用家屋が災害により滅失をしたことにより同日までに被災受贈者の居住の用に供することができなくなったとき 次に掲げる書類
(1) イに定める書類
(2) 市町村長又は特別区の区長の証明書その他の書類で当該新築又は取得をした住宅用家屋が災害により滅失をしたことにより住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに被災受贈者の居住の用に供することができなくなったことを明らかにするもの
 災害に起因するやむを得ない事情により住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに住宅用家屋の法第38条の2第1項第1号に規定する新築又は取得ができなかった場合 次に掲げる書類
(1) イ((5)を除く。)に定める書類
(2) ハ(2)に掲げる書類
(3) 災害に起因するやむを得ない事情により住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに当該住宅用家屋の新築又は取得ができなかったことを明らかにする書類
(4) 当該住宅用家屋の新築又は取得をしたときは遅滞なくイ(5)に掲げる書類を適用年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類で、当該新築又は取得の予定時期及び被災受贈者の居住の用に供する予定時期の記載があるもの
 法第38条の2第2項第5号ロに掲げる同項第3号に規定する既存住宅用家屋(以下この号において「既存住宅用家屋」という。)の取得の対価に充てるための住宅取得等資金 次に掲げる場合の区分に応じ次に定める書類
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに、既存住宅用家屋の法第38条の2第1項第2号に規定する取得をし、当該既存住宅用家屋を被災受贈者の居住の用に供した場合 次に掲げる書類
(1) 前号イ(1)から(4)までに掲げる書類
(2) 当該取得をした既存住宅用家屋(当該住宅取得等資金により当該既存住宅用家屋の取得とともにその敷地の用に供されている土地等の取得をする場合には、当該土地等を含む。(3)において同じ。)に関する登記事項証明書(当該既存住宅用家屋が令第29条の2第3項各号に掲げる要件を満たすことが当該登記事項証明書に記載された事項によって明らかでないときは、当該登記事項証明書及び当該各号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類)
(3) 当該既存住宅用家屋の取得に係る契約書その他の書類で当該既存住宅用家屋の次に掲げる場合の区分に応じ次に定める事項を明らかにするもの又はその写し
(i) 当該既存住宅用家屋が法第38条の2第2項第6号に規定する住宅用の家屋である場合 当該取得をした既存住宅用家屋を令第29条の2第6項各号に掲げる者以外の者から取得をしたこと及び当該既存住宅用家屋の取得に係る契約の締結をした年月日
(ii) 当該既存住宅用家屋が法第38条の2第2項第7号に規定する住宅用の家屋である場合 (i)に定める事項、当該既存住宅用家屋の取得に係る対価の額並びに当該対価の額に含まれる消費税額及び地方消費税額の合計額
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに既存住宅用家屋の法第38条の2第1項第2号に規定する取得をし、当該既存住宅用家屋を同日後遅滞なく被災受贈者の居住の用に供することが確実であると認められる場合 次に掲げる書類
(1) イに定める書類
(2) 当該既存住宅用家屋の当該取得後直ちに当該既存住宅用家屋を当該被災受贈者の居住の用に供することができない事情及び当該居住の用に供する予定時期を記載した書類
(3) 当該既存住宅用家屋を法第38条の2第1項第2号に規定する同日後遅滞なく当該被災受贈者の居住の用に供することを約する書類
 当該既存住宅用家屋が法第38条の2第9項の規定により同条第2項第3号に規定する既存住宅用家屋とみなされたものである場合 次に掲げる場合の区分に応じ次に定める書類
(1) イに掲げる場合 次に掲げる書類
(i) イに定める書類
(ii) 当該既存住宅用家屋の耐震改修に係る建築物の耐震改修の促進に関する法律施行規則(平成7年建設省令第28号)別記第5号様式に規定する認定申請書又は第9項に規定する書類の写しで同項の申請をしたことを証するもの
(iii) 当該既存住宅用家屋に係る第10項に規定する書類で同項の証明がされたことを証するもの
(2) ロに掲げる場合 次に掲げる書類
(i) ロに定める書類
(ii) (1)(ii)及び(iii)に掲げる書類
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに既存住宅用家屋の法第38条の2第1項第2号に規定する取得をした場合において、当該既存住宅用家屋が災害により滅失をしたことにより同日までに被災受贈者の居住の用に供することができなくなったとき 次に掲げる書類
(1) イに定める書類
(2) ハに掲げる場合には、ハ(1)(ii)及び(iii)に掲げる書類
(3) 市町村長又は特別区の区長の証明書その他の書類で当該取得をした既存住宅用家屋が災害により滅失をしたことにより住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに被災受贈者の居住の用に供することができなくなったことを明らかにするもの
 災害に起因するやむを得ない事情により住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに既存住宅用家屋の法第38条の2第1項第2号に規定する取得ができなかった場合 次に掲げる書類
(1) イ((2)を除く。)に定める書類
(2) 災害に起因するやむを得ない事情により住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに当該既存住宅用家屋の取得ができなかったことを明らかにする書類
(3) 当該既存住宅用家屋の取得をしたときは遅滞なく次に掲げる書類を適用年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類で、当該取得の予定時期及び被災受贈者の居住の用に供する予定時期の記載があるもの
(i) イ(2)に掲げる書類
(ii) ハに掲げる場合には、ハ(1)(ii)及び(iii)に掲げる書類
 増改築等の対価に充てるための住宅取得等資金 次に掲げる場合の区分に応じ次に定める書類
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに、増改築対象家屋の増改築等をし、当該増改築対象家屋を被災受贈者の居住の用に供した場合 次に掲げる書類
(1) 第1号イ(1)から(4)までに掲げる書類
(2) 当該増改築等をした増改築対象家屋(当該住宅取得等資金により当該増改築等とともにその敷地の用に供されることとなる土地等の取得をする場合には、当該土地等を含む。)に関する登記事項証明書(当該増改築対象家屋が令第29条の2第5項第2号に掲げる要件を満たすことを当該登記事項証明書に記載された事項によって明らかにすることができないときは、当該登記事項証明書及び当該増改築対象家屋が同号に掲げる要件を満たすことを明らかにする書類)
(3) 当該増改築対象家屋の増改築等に係る工事の請負契約書その他の書類で当該増改築対象家屋の次に掲げる場合の区分に応じ次に定める事項を明らかにするもの又はその写し
(i) 当該増改築対象家屋が法第38条の2第2項第6号に規定する住宅用の家屋である場合 当該増改築等(当該増改築対象家屋の増改築等とともにするその敷地の用に供されることとなる土地等の取得を含む。)が令第29条の2第6項各号に掲げる者以外の者との請負契約その他の契約に基づくものであること、当該増改築等に係る工事の契約の締結をした年月日、当該増改築等に係る工事が完了した年月日(以下この号において「工事完了年月日」という。)並びに当該増改築等に係る工事に要した費用の額及びその明細(以下この号において「工事費用の額等」という。)
(ii) 当該増改築対象家屋が法第38条の2第2項第7号に規定する住宅用の家屋である場合 (i)に定める事項、当該増改築等に係る工事に要する費用の額並びに当該費用の額に含まれる消費税額及び地方消費税額の合計額
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに、増改築対象家屋の増改築等をし、当該増改築対象家屋を同日後遅滞なく被災受贈者の居住の用に供することが確実であると認められる場合 次に掲げる書類
(1) イに定める書類
(2) 当該増改築対象家屋の当該増改築等後直ちに当該増改築対象家屋を当該被災受贈者の居住の用に供することができない事情及び当該居住の用に供する予定時期を記載した書類
(3) 当該増改築対象家屋を法第38条の2第1項第3号に規定する同日後遅滞なく当該被災受贈者の居住の用に供することを約する書類
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日において、増改築対象家屋が第2項に規定する増改築等の完了に準ずる状態にある場合 次に掲げる書類
(1) イ(1)及び(3)(工事完了年月日及び工事費用の額等を明らかにするものを除く。)に掲げる書類
(2) 当該増改築対象家屋の増改築等に係る工事の請負契約書その他の書類で当該工事により当該増改築対象家屋が令第29条の2第5項第2号に掲げる要件を満たすこととなることを明らかにするもの又はその写し
(3) 当該増改築対象家屋の増改築等の工事を請け負った建設業法第2条第3項に規定する建設業者その他の者の当該増改築対象家屋が工事の完成に準ずる状態にあることを証する書類でその工事の完了予定日の記載があるもの
(4) 当該増改築等をした増改築対象家屋の工事が完了したとき(当該増改築対象家屋を当該被災受贈者の居住の用に供した時が当該工事が完了した時後となる場合には、当該居住の用に供したとき)は遅滞なくイ(2)及び(3)(工事完了年月日及び工事費用の額等を明らかにするものに限る。)に掲げる書類を増改築適用年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類
 住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに増改築対象家屋の増改築等をした場合において、当該増改築対象家屋が災害により滅失をしたことにより同日までに被災受贈者の居住の用に供することができなくなったとき 次に掲げる書類
(1) イに定める書類
(2) 市町村長又は特別区の区長の証明書その他の書類で当該増改築等をした増改築対象家屋が災害により滅失をしたことにより住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに被災受贈者の居住の用に供することができなくなったことを明らかにするもの
 災害に起因するやむを得ない事情により住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに増改築対象家屋の増改築等ができなかった場合 次に掲げる書類
(1) イ(1)及び(3)(工事完了年月日及び工事費用の額等を明らかにするものを除く。)に掲げる書類
(2) ハ(2)に掲げる書類
(3) 災害に起因するやむを得ない事情により住宅取得等資金を贈与により取得した日の属する年の翌年3月15日までに当該増改築対象家屋の増改築等ができなかったことを明らかにする書類
(4) 当該増改築等をした増改築対象家屋の工事が完了したときは遅滞なくイ(2)及び(3)(工事完了年月日及び工事費用の額等を明らかにするものに限る。)に掲げる書類を増改築適用年分の贈与税に係る納税地の所轄税務署長に提出することを約する書類で、当該工事の完了予定日及び被災受贈者の居住の用に供する予定時期の記載があるもの
13 令第29条の2第10項の規定により法第38条の2第14項の規定を読み替えて適用する場合における第5項から第7項まで及び前項の規定の適用については、第5項中「法第38条の2第14項に規定する申告書」とあるのは「令第29条の2第10項の規定により読み替えて適用する法第38条の2第14項に規定する申告書又は更正請求書」と、「贈与税の申告書」とあるのは「贈与税の申告書等」と、第6項及び第7項中「贈与税の申告書」とあるのは「贈与税の申告書等」と、前項中「同条第14項」とあるのは「令第29条の2第10項の規定により読み替えて適用する法第38条の2第14項」と、「贈与税の申告書」とあるのは「贈与税の申告書等」とする。
14 令第29条の2第13項の規定により同項に規定する相続人が法第38条の2第14項に規定する書類を提出する場合における第12項の規定の適用については、同項第1号イ(2)中「、生年月日及び」とあるのは「及び生年月日、」と、「もの」とあるのは「もの、当該被災受贈者が法第38条の2第2項第6号に規定する新築等をした住宅用の家屋を居住の用に供していたことを証する書類並びに戸籍の謄本その他の書類で令第29条の2第13項の規定の適用を受けようとする者が同項に規定する相続人に該当することを証するもの」とする。
(被災した認定贈与承継会社等に係る非上場株式等についての納税猶予の特例)
第14条の3 令第29条の3第3項に規定する財務省令で定める事由は次の各号に掲げる事由とし、同項に規定する財務省令で定める数は当該各号に掲げる事由の区分に応じ当該各号に定める数に調整割合(当該事由がその効力を生ずる日から経営贈与承継期間(租税特別措置法第70条の7第2項第6号に規定する経営贈与承継期間をいう。以下第6項までにおいて同じ。)の末日までの間に存する第1種贈与基準日(同法第70条の7第2項第7号イに規定する第1種贈与基準日をいう。以下この項において同じ。)の数を当該経営贈与承継期間内に存する第1種贈与基準日の数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した数と同法第70条の7第1項の規定の適用に係る贈与の時における同条第2項第1号に規定する認定贈与承継会社(以下この条及び次条において「認定贈与承継会社」という。)の常時使用従業員(同号イに規定する常時使用従業員をいう。以下この条及び次条において同じ。)の数とを合計した数とする。
 吸収合併(認定贈与承継会社が消滅する場合に限る。) 当該吸収合併がその効力を生ずる直前における当該吸収合併により存続する会社及び当該吸収合併により消滅する会社(当該認定贈与承継会社を除く。)の常時使用従業員の数
 新設合併 当該新設合併がその効力を生ずる直前における当該新設合併により消滅する会社(当該認定贈与承継会社を除く。)の常時使用従業員の数
 株式交換等(株式交換又は株式移転をいう。以下この条において同じ。)(認定贈与承継会社が株式交換完全子会社等(会社法(平成17年法律第86号)第768条第1項第1号に規定する株式交換完全子会社又は同法第773条第1項第5号に規定する株式移転完全子会社をいう。以下この条において同じ。)となる場合に限る。) 当該株式交換等がその効力を生ずる直前における当該株式交換等に係る交換等承継会社(当該認定贈与承継会社が当該株式交換等により他の会社の株式交換完全子会社等となる場合における当該他の会社をいう。第3項第3号において同じ。)の常時使用従業員の数
2 令第29条の3第5項第1号の規定の適用がある場合における前項の規定の適用については、同項中「末日」とあるのは「末日の翌日以後最初に到来する令第29条の3第5項第1号に規定する雇用判定基準日(以下この項において「雇用判定基準日」という。)」と、「第1種贈与基準日(同法第70条の7第2項第7号イに規定する第1種贈与基準日をいう。以下この項において同じ。)」とあるのは「雇用判定基準日」と、「当該経営贈与承継期間内に存する第1種贈与基準日」とあるのは「平成23年3月11日から当該経営贈与承継期間の末日の翌日以後最初に到来する雇用判定基準日までの間に存する雇用判定基準日」とし、同条第17項の規定の適用がある場合における前項の規定の適用については、同項中「経営贈与承継期間(租税特別措置法第70条の7第2項第6号に規定する経営贈与承継期間をいう。以下第6項までにおいて同じ。)」とあるのは「経営相続承継期間(租税特別措置法第70条の7の4第2項第5号に規定する経営相続承継期間をいう。以下この項において同じ。)」と、「第1種贈与基準日(同法第70条の7第2項第7号イに規定する第1種贈与基準日をいう。以下この項において同じ。)」とあるのは「第1種相続基準日(同法第70条の7の4第2項第6号イに規定する第1種相続基準日をいう。以下この項において同じ。)」と、「当該経営贈与承継期間内に存する第1種贈与基準日の数」とあるのは「当該経営相続承継期間の末日において経営贈与承継期間(同法第70条の7第2項第6号に規定する経営贈与承継期間をいう。)内に存する第1種贈与基準日(同法第70条の7第2項第7号イに規定する第1種贈与基準日をいう。)の数と経営相続承継期間内に存する第1種相続基準日の数の合計」とし、同条第19項第1号の規定の適用がある場合における前項の規定の適用については、同項中「経営贈与承継期間(租税特別措置法第70条の7第2項第6号に規定する経営贈与承継期間をいう。以下第6項までにおいて同じ。)の末日」とあるのは「経営相続承継期間(租税特別措置法第70条の7の4第2項第5号に規定する経営相続承継期間をいう。以下この項において同じ。)の末日の翌日以後最初に到来する令第29条の3第19項第1号に規定する雇用判定基準日(以下この項において「雇用判定基準日」という。)」と、「第1種贈与基準日(同法第70条の7第2項第7号イに規定する第1種贈与基準日をいう。以下この項において同じ。)」とあるのは「雇用判定基準日」と、「当該経営贈与承継期間内に存する第1種贈与基準日」とあるのは「平成23年3月11日から当該経営相続承継期間の末日の翌日以後最初に到来する雇用判定基準日までの間に存する雇用判定基準日」とする。
3 令第29条の3第5項第1号に規定する財務省令で定める事由は次の各号に掲げる事由とし、同項第1号に規定する財務省令で定める割合は当該各号に掲げる事由の区分に応じ当該各号に定める割合とする。
 吸収合併(認定贈与承継会社が消滅する場合に限る。) イに掲げる金額に対するロに掲げる金額の割合
 贈与特定事業年度(令第29条の3第5項第1号に規定する贈与特定事業年度をいう。以下この項及び第5項において同じ。)における当該認定贈与承継会社の売上金額に調整割合(売上判定事業年度(令第29条の3第5項第1号に規定する売上判定事業年度をいう。以下この項において同じ。)の月数を贈与特定事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額(以下この項において「贈与特定売上金額」という。)と当該吸収合併がその効力を生ずる直前の事業年度における当該吸収合併により存続する会社の売上金額及び当該吸収合併により消滅する会社(当該認定贈与承継会社を除く。)の売上金額にそれぞれこれらの会社に係る調整割合(売上判定事業年度の月数を当該吸収合併がその効力を生ずる日の属する事業年度の直前の当該会社の事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額とを合計した金額
 売上判定事業年度における認定贈与承継会社の売上金額(平成23年3月11日又は警戒区域設定指示等が行われた日以後に当該吸収合併があった場合には、売上判定事業年度における、当該吸収合併により消滅する認定贈与承継会社の売上金額に当該吸収合併により存続する会社及び当該吸収合併により消滅する会社(当該認定贈与承継会社を除く。)の売上金額を加算した金額)
 新設合併 イに掲げる金額に対するロに掲げる金額の割合
 贈与特定売上金額と当該新設合併がその効力を生ずる直前の事業年度における当該新設合併により消滅する会社(当該認定贈与承継会社を除く。)の売上金額に調整割合(売上判定事業年度の月数を当該新設合併がその効力を生ずる日の属する事業年度の直前の当該消滅する会社の事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額とを合計した金額
 売上判定事業年度における認定贈与承継会社の売上金額(平成23年3月11日又は警戒区域設定指示等が行われた日以後に当該新設合併があった場合には、売上判定事業年度における、当該新設合併により消滅する認定贈与承継会社の売上金額に当該新設合併により消滅する会社(当該認定贈与承継会社を除く。)の売上金額を加算した金額)
 株式交換等(認定贈与承継会社が株式交換完全子会社等となる場合に限る。) イに掲げる金額に対するロに掲げる金額の割合
 贈与特定売上金額と当該株式交換等がその効力を生ずる直前の事業年度における当該株式交換等に係る交換等承継会社の売上金額に調整割合(売上判定事業年度の月数を当該株式交換等がその効力を生ずる日の属する事業年度の直前の当該交換等承継会社の事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額とを合計した金額
 売上判定事業年度における認定贈与承継会社の売上金額(平成23年3月11日又は警戒区域設定指示等が行われた日以後に当該株式交換等があった場合には、売上判定事業年度における、当該株式交換等により株式交換完全子会社等となる認定贈与承継会社の売上金額に当該株式交換等に係る交換等承継会社の売上金額を加算した金額)
4 法第38条の3第2項の規定により提出する届出書には、同条第1項の規定の適用を受けたい旨及び第1号に掲げる事項を記載し、かつ、第2号に掲げる書類を添付しなければならない。
 租税特別措置法第70条の7第2項第3号に規定する経営承継受贈者(以下この条及び次条において「経営承継受贈者」という。)の氏名及び住所又は居所、同法第70条の7第1項に規定する贈与者から同項の規定の適用に係る贈与により同項に規定する特例受贈非上場株式等(以下この項において「特例受贈非上場株式等」という。)の取得をした年月日、当該特例受贈非上場株式等に係る認定贈与承継会社の名称及び本店の所在地並びに次に掲げる経営承継受贈者の区分に応じそれぞれ次に定める事項
 法第38条の3第1項(第1号に係る部分に限る。)の規定の適用を受けようとする経営承継受贈者 平成23年3月10日における当該認定贈与承継会社の総資産の貸借対照表に計上されている帳簿価額の総額、当該認定贈与承継会社の令第29条の3第1項第1号及び第2号に掲げる資産(租税特別措置法第70条の7第2項第8号ロに規定する特定資産(以下この条及び次条において「特定資産」という。)を除く。)の貸借対照表に計上されている帳簿価額の合計額並びに当該総額に対する当該合計額の割合
 法第38条の3第1項(第2号に係る部分に限る。)の規定の適用を受けようとする経営承継受贈者 当該認定贈与承継会社の平成23年3月10日における常時使用従業員の総数、当該認定贈与承継会社の令第29条の3第2項第1号及び第2号に掲げる常時使用従業員の数の合計数並びに当該総数に対する当該合計数の割合
 法第38条の3第1項(第3号に係る部分に限る。)の規定の適用を受けようとする経営承継受贈者 当該認定贈与承継会社の令第29条の3第4項第1号及び第2号に掲げる金額並びに同項第1号に掲げる金額に対する同項第2号に掲げる金額の割合
 次に掲げる経営承継受贈者の区分に応じそれぞれ次に定める書類
 前号イに掲げる経営承継受贈者 次に掲げる書類
(1) 東日本大震災に対処するための中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律施行規則の特例を定める省令(平成23年経済産業省令第67号。以下この条及び次条において「特例円滑化省令」という。)第2条第3項の確認書(同条第1項第1号に係るものに限る。)の写し及び同条第2項の申請書(同号に係るものに限る。)の写し(同項の規定に基づき経済産業大臣に提出されたものに限る。)
(2) その他参考となるべき書類
 前号ロに掲げる経営承継受贈者 次に掲げる書類
(1) 特例円滑化省令第2条第3項の確認書(同条第1項第2号に係るものに限る。)の写し及び同条第2項の申請書(同号に係るものに限る。)の写し(同項の規定に基づき経済産業大臣に提出されたものに限る。)
(2) その他参考となるべき書類
 前号ハに掲げる経営承継受贈者 次に掲げる書類
(1) 特例円滑化省令第2条第3項の確認書(同条第1項第3号に係るものに限る。)の写し及び同条第2項の申請書(同号に係るものに限る。)の写し(同項の規定に基づき経済産業大臣に提出されたものに限る。)
(2) その他参考となるべき書類
5 令第29条の3第7項に規定する財務省令で定める事項は、同項の経営承継受贈者に係る認定贈与承継会社の次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める事項とする。
 令第29条の3第5項第1号に掲げる場合 次に掲げる事項
 令第29条の3第7項の基準日(法第38条の3第1項第3号に規定する基準日をいう。以下この項及び次項において同じ。)の直前の経営贈与報告基準日(租税特別措置法第70条の7第2項第7号に規定する経営贈与報告基準日をいう。以下この項及び次項において同じ。)の翌日から当該基準日までの間に終了する各事業年度の売上金額
 贈与特定事業年度における売上金額
 経営贈与承継期間の末日においてロの贈与特定事業年度における売上金額に対する当該経営贈与承継期間内に終了するイの各事業年度の売上金額の割合を合計し、当該各事業年度の数で除して計算した割合
 基準日の直前の経営贈与報告基準日の翌日から当該基準日までの間に到来する令第29条の3第5項第1号に規定する雇用判定基準日(以下この項及び次項において「雇用判定基準日」という。)における常時使用従業員の数
 特例対象贈与(租税特別措置法第70条の7第1項の規定の適用に係る贈与をいう。以下この項及び第15項において同じ。)の時における常時使用従業員の数
 経営贈与承継期間の末日の翌日以後最初に到来する雇用判定基準日においてホの特例対象贈与の時における常時使用従業員の数に対する当該雇用判定基準日までに到来するニの各雇用判定基準日における常時使用従業員の数の割合を合計し、当該雇用判定基準日までに到来する各雇用判定基準日の数で除して計算した割合
 その他参考となるべき事項
 令第29条の3第5項第2号に掲げる場合 次に掲げる事項
 基準日の直前の経営贈与報告基準日の翌日から当該基準日までの間に終了する各事業年度の売上金額
 贈与特定事業年度における売上金額
 ロの贈与特定事業年度の売上金額に対するイの各事業年度の売上金額の割合
 イの期間内にイの売上金額がロの売上金額以上となった場合には、その旨
 基準日の直前の経営贈与報告基準日の翌日から当該基準日までの間に到来する雇用判定基準日における常時使用従業員の数
 特例対象贈与の時における常時使用従業員の数
 ヘの特例対象贈与の時における常時使用従業員の数に対するホの雇用判定基準日における常時使用従業員の数の割合
 その他参考となるべき事項
6 法第38条の3第1項(第3号に係る部分に限る。)の規定の適用を受ける経営承継受贈者が令第29条の3第7項の規定により納税地の所轄税務署長に提出する届出書には、次に掲げる書類(基準日が経営贈与承継期間の末日の翌日から1年を経過する日までに存する場合には、第1号及び第2号の書類を除く。)を添付しなければならない。
 当該経営承継受贈者に係る認定贈与承継会社の基準日の直前の経営贈与報告基準日から当該基準日までの間に終了する各事業年度の損益計算書その他の書類で当該認定贈与承継会社の当該各事業年度の売上金額を明らかにするもの
 経営承継受贈者に係る認定贈与承継会社の従業員数証明書(中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律施行規則(平成21年経済産業省令第22号)第1条第6項に規定する従業員数証明書をいう。以下この条及び次条において同じ。)その他の書類で基準日の直前の経営贈与報告基準日の翌日から当該基準日までの間に到来する雇用判定基準日における当該認定贈与承継会社の常時使用従業員の数を明らかにするもの
 特例円滑化省令第3条第2項の規定に基づき経済産業大臣に提出された報告書の写し(基準日が経営贈与承継期間の末日の翌日から1年を経過する日までに存する場合に限る。)
7 令第29条の3第10項に規定する財務省令で定める事由は次の各号に掲げる事由とし、同項に規定する財務省令で定める数は当該各号に掲げる事由の区分に応じ当該各号に定める数に調整割合(当該事由がその効力を生ずる日から経営承継期間(租税特別措置法第70条の7の2第2項第6号に規定する経営承継期間をいう。以下第12項までにおいて同じ。)の末日までの間に存する第1種基準日(同法第70条の7の2第2項第7号イに規定する第1種基準日をいう。以下この項において同じ。)の数を当該経営承継期間内に存する第1種基準日の数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した数と同法第70条の7の2第1項の規定の適用に係る相続の開始の時における同条第2項第1号に規定する認定承継会社(以下この条及び次条において「認定承継会社」という。)の常時使用従業員の数とを合計した数とする。
 吸収合併(認定承継会社が消滅する場合に限る。) 当該吸収合併がその効力を生ずる直前における当該吸収合併により存続する会社及び当該吸収合併により消滅する会社(当該認定承継会社を除く。)の常時使用従業員の数
 新設合併 当該新設合併がその効力を生ずる直前における当該新設合併により消滅する会社(当該認定承継会社を除く。)の常時使用従業員の数
 株式交換等(認定承継会社が株式交換完全子会社等となる場合に限る。) 当該株式交換等がその効力を生ずる直前における当該株式交換等に係る交換等承継会社(当該認定承継会社が当該株式交換等により他の会社の株式交換完全子会社等となる場合における当該他の会社をいう。第9項第3号において同じ。)の常時使用従業員の数
8 令第29条の3第12項第1号の規定の適用がある場合における前項の規定の適用については、同項中「末日」とあるのは「末日の翌日以後最初に到来する令第29条の3第12項第1号に規定する雇用判定基準日(以下この項において「雇用判定基準日」という。)」と、「第1種基準日(同法第70条の7の2第2項第7号イに規定する第1種基準日をいう。以下この項において同じ。)」とあるのは「雇用判定基準日」と、「当該経営承継期間内に存する第1種基準日」とあるのは「平成23年3月11日から当該経営承継期間の末日の翌日以後最初に到来する雇用判定基準日までの間に存する雇用判定基準日」とする。
9 令第29条の3第12項第1号に規定する財務省令で定める事由は次の各号に掲げる事由とし、同項第1号に規定する財務省令で定める割合は当該各号に掲げる事由の区分に応じ当該各号に定める割合とする。
 吸収合併(認定承継会社が消滅する場合に限る。) イに掲げる金額に対するロに掲げる金額の割合
 特定事業年度(令第29条の3第12項第1号に規定する特定事業年度をいう。以下この項及び第11項において同じ。)における当該認定承継会社の売上金額に調整割合(売上判定事業年度(令第29条の3第12項第1号に規定する売上判定事業年度をいう。以下この項において同じ。)の月数を特定事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額(以下この項において「特定売上金額」という。)と当該吸収合併がその効力を生ずる直前の事業年度における当該吸収合併により存続する会社の売上金額及び当該吸収合併により消滅する会社(当該認定承継会社を除く。)の売上金額にそれぞれこれらの会社に係る調整割合(売上判定事業年度の月数を当該吸収合併がその効力を生ずる日の属する事業年度の直前の当該会社の事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額とを合計した金額
 売上判定事業年度における認定承継会社の売上金額(平成23年3月11日又は警戒区域設定指示等が行われた日以後に当該吸収合併があった場合には、売上判定事業年度における、当該吸収合併により消滅する認定承継会社の売上金額に当該吸収合併により存続する会社及び当該吸収合併により消滅する会社(当該認定承継会社を除く。)の売上金額を加算した金額)
 新設合併 イに掲げる金額に対するロに掲げる金額の割合
 特定売上金額と当該新設合併がその効力を生ずる直前の事業年度における当該新設合併により消滅する会社(当該認定承継会社を除く。)の売上金額に調整割合(売上判定事業年度の月数を当該新設合併がその効力を生ずる日の属する事業年度の直前の当該消滅する会社の事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額とを合計した金額
 売上判定事業年度における認定承継会社の売上金額(平成23年3月11日又は警戒区域設定指示等が行われた日以後に当該新設合併があった場合には、売上判定事業年度における、当該新設合併により消滅する認定承継会社の売上金額に当該新設合併により消滅する会社(当該認定承継会社を除く。)の売上金額を加算した金額)
 株式交換等(認定承継会社が株式交換完全子会社等となる場合に限る。) イに掲げる金額に対するロに掲げる金額の割合
 特定売上金額と当該株式交換等がその効力を生ずる直前の事業年度における当該株式交換等に係る交換等承継会社の売上金額に調整割合(売上判定事業年度の月数を当該株式交換等がその効力を生ずる日の属する事業年度の直前の当該交換等承継会社の事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額とを合計した金額
 売上判定事業年度における認定承継会社の売上金額(平成23年3月11日又は警戒区域設定指示等が行われた日以後に当該株式交換等があった場合には、売上判定事業年度における、当該株式交換等により株式交換完全子会社等となる認定承継会社の売上金額に当該株式交換等に係る交換等承継会社の売上金額を加算した金額)
10 法第38条の3第4項の規定により提出する届出書には、同条第3項の規定の適用を受けたい旨及び第1号に掲げる事項を記載し、かつ、第2号に掲げる書類を添付しなければならない。
 租税特別措置法第70条の7の2第2項第3号に規定する経営承継相続人等(以下この条及び次条において「経営承継相続人等」という。)の氏名及び住所又は居所、同法第70条の7の2第1項に規定する被相続人から同項の規定の適用に係る相続又は遺贈により同項に規定する特例非上場株式等(以下この項において「特例非上場株式等」という。)の取得をした年月日、当該特例非上場株式等に係る認定承継会社の名称及び本店の所在地並びに次に掲げる経営承継相続人等の区分に応じそれぞれ次に定める事項
 法第38条の3第3項(第1号に係る部分に限る。)の規定の適用を受けようとする経営承継相続人等 平成23年3月10日における当該認定承継会社の総資産の貸借対照表に計上されている帳簿価額の総額、当該認定承継会社の令第29条の3第8項第1号及び第2号に掲げる資産(特定資産を除く。)の貸借対照表に計上されている帳簿価額の合計額並びに当該総額に対する当該合計額の割合
 法第38条の3第3項(第2号に係る部分に限る。)の規定の適用を受けようとする経営承継相続人等 当該認定承継会社の平成23年3月10日における常時使用従業員の総数、当該認定承継会社の令第29条の3第9項第1号及び第2号に掲げる常時使用従業員の数の合計数並びに当該総数に対する当該合計数の割合
 法第38条の3第3項(第3号に係る部分に限る。)の規定の適用を受けようとする経営承継相続人等 当該認定承継会社の令第29条の3第11項第1号及び第2号に掲げる金額並びに同項第1号に掲げる金額に対する同項第2号に掲げる金額の割合
 次に掲げる経営承継相続人等の区分に応じそれぞれ次に定める書類
 前号イに掲げる経営承継相続人等 次に掲げる書類
(1) 特例円滑化省令第2条第3項の確認書(同条第1項第1号に係るものに限る。)の写し及び同条第2項の申請書(同号に係るものに限る。)の写し(同項の規定に基づき経済産業大臣に提出されたものに限る。)
(2) その他参考となるべき書類
 前号ロに掲げる経営承継相続人等 次に掲げる書類
(1) 特例円滑化省令第2条第3項の確認書(同条第1項第2号に係るものに限る。)の写し及び同条第2項の申請書(同号に係るものに限る。)の写し(同項の規定に基づき経済産業大臣に提出されたものに限る。)
(2) その他参考となるべき書類
 前号ハに掲げる経営承継相続人等 次に掲げる書類
(1) 特例円滑化省令第2条第3項の確認書(同条第1項第3号に係るものに限る。)の写し及び同条第2項の申請書(同号に係るものに限る。)の写し(同項の規定に基づき経済産業大臣に提出されたものに限る。)
(2) その他参考となるべき書類
11 令第29条の3第14項に規定する財務省令で定める事項は、同項の経営承継相続人等に係る認定承継会社の次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める事項とする。
 令第29条の3第12項第1号に掲げる場合 次に掲げる事項
 令第29条の3第14項の基準日(法第38条の3第3項第3号に規定する基準日をいう。以下この項及び次項において同じ。)の直前の経営報告基準日(租税特別措置法第70条の7の2第2項第7号に規定する経営報告基準日をいう。以下この項及び次項において同じ。)の翌日から当該基準日までの間に終了する各事業年度の売上金額
 特定事業年度における売上金額
 経営承継期間の末日においてロの特定事業年度における売上金額に対する当該経営承継期間内に終了するイの各事業年度の売上金額の割合を合計し、当該各事業年度の数で除して計算した割合
 基準日の直前の経営報告基準日の翌日から当該基準日までの間に到来する令第29条の3第12項第1号に規定する雇用判定基準日(以下この項及び次項において「雇用判定基準日」という。)における常時使用従業員の数
 相続の開始の時における常時使用従業員の数
 経営承継期間の末日の翌日以後最初に到来する雇用判定基準日においてホの相続の開始の時における常時使用従業員の数に対する当該雇用判定基準日までに到来するニの各雇用判定基準日における常時使用従業員の数の割合を合計し、当該雇用判定基準日までに到来する各雇用判定基準日の数で除して計算した割合
 その他参考となるべき事項
 令第29条の3第12項第2号に掲げる場合 次に掲げる事項
 基準日の直前の経営報告基準日の翌日から当該基準日までの間に終了する各事業年度の売上金額
 特定事業年度における売上金額
 ロの特定事業年度の売上金額に対するイの各事業年度の売上金額の割合
 イの期間内にイの売上金額がロの売上金額以上となった場合には、その旨
 基準日の直前の経営報告基準日の翌日から当該基準日までの間に到来する雇用判定基準日における常時使用従業員の数
 相続の開始の時における常時使用従業員の数
 ヘの相続の開始の時における常時使用従業員の数に対するホの雇用判定基準日における常時使用従業員の数の割合
 その他参考となるべき事項
12 法第38条の3第3項(第3号に係る部分に限る。)の規定の適用を受ける経営承継相続人等が令第29条の3第14項の規定により納税地の所轄税務署長に提出する届出書には、次に掲げる書類(基準日が経営承継期間の末日の翌日から1年を経過する日までに存する場合には、第1号及び第2号の書類を除く。)を添付しなければならない。
 当該経営承継相続人等に係る認定承継会社の基準日の直前の経営報告基準日から当該基準日までの間に終了する各事業年度の損益計算書その他の書類で当該認定承継会社の当該各事業年度の売上金額を明らかにするもの
 経営承継相続人等に係る認定承継会社の従業員数証明書その他の書類で基準日の直前の経営報告基準日の翌日から当該基準日までの間に到来する雇用判定基準日における当該認定承継会社の常時使用従業員の数を明らかにするもの
 特例円滑化省令第3条第2項の規定に基づき経済産業大臣に提出された報告書の写し(基準日が経営承継期間の末日の翌日から1年を経過する日までに存する場合に限る。)
13 令第29条の3第19項第1号に規定する財務省令で定める事由は次の各号に掲げる事由とし、同項第1号に規定する財務省令で定める割合は当該各号に掲げる事由の区分に応じ当該各号に定める割合とする。
 吸収合併(租税特別措置法第70条の7の4第2項第1号に規定する認定相続承継会社(以下この条において「認定相続承継会社」という。)が消滅する場合に限る。) イに掲げる金額に対するロに掲げる金額の割合
 相続特定事業年度(令第29条の3第19項第1号に規定する相続特定事業年度をいう。以下この項及び第15項において同じ。)における当該認定相続承継会社の売上金額に調整割合(売上判定事業年度(令第29条の3第19項第1号に規定する売上判定事業年度をいう。以下この項において同じ。)の月数を相続特定事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額(以下この項において「相続特定売上金額」という。)と当該吸収合併がその効力を生ずる直前の事業年度における当該吸収合併により存続する会社の売上金額及び当該吸収合併により消滅する会社(当該認定相続承継会社を除く。)の売上金額にそれぞれこれらの会社に係る調整割合(売上判定事業年度の月数を当該吸収合併がその効力を生ずる日の属する事業年度の直前の当該会社の事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額とを合計した金額
 売上判定事業年度における認定相続承継会社の売上金額(平成23年3月11日又は警戒区域設定指示等が行われた日以後に当該吸収合併があった場合には、売上判定事業年度における、当該吸収合併により消滅する認定相続承継会社の売上金額に当該吸収合併により存続する会社及び当該吸収合併により消滅する会社(当該認定相続承継会社を除く。)の売上金額を加算した金額)
 新設合併 イに掲げる金額に対するロに掲げる金額の割合
 相続特定売上金額と当該新設合併がその効力を生ずる直前の事業年度における当該新設合併により消滅する会社(当該認定相続承継会社を除く。)の売上金額に調整割合(売上判定事業年度の月数を当該新設合併がその効力を生ずる日の属する事業年度の直前の当該消滅する会社の事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額とを合計した金額
 売上判定事業年度における認定相続承継会社の売上金額(平成23年3月11日又は警戒区域設定指示等が行われた日以後に当該新設合併があった場合には、売上判定事業年度における、当該新設合併により消滅する認定相続承継会社の売上金額に当該新設合併により消滅する会社(当該認定相続承継会社を除く。)の売上金額を加算した金額)
 株式交換等(認定相続承継会社が株式交換完全子会社等となる場合に限る。) イに掲げる金額に対するロに掲げる金額の割合
 相続特定売上金額と当該株式交換等がその効力を生ずる直前の事業年度における当該株式交換等に係る交換等承継会社(当該認定相続承継会社が当該株式交換等により他の会社の株式交換完全子会社等となる場合における当該他の会社をいう。ロにおいて同じ。)の売上金額に調整割合(売上判定事業年度の月数を当該株式交換等がその効力を生ずる日の属する事業年度の直前の当該交換等承継会社の事業年度の月数で除して得た割合をいう。)を乗じて計算した金額とを合計した金額
 売上判定事業年度における認定相続承継会社の売上金額(平成23年3月11日又は警戒区域設定指示等が行われた日以後に当該株式交換等があった場合には、売上判定事業年度における、当該株式交換等により株式交換完全子会社等となる認定相続承継会社の売上金額に当該株式交換等に係る交換等承継会社の売上金額を加算した金額)
14 法第38条の3第6項の規定により提出する届出書には、同条第5項の規定の適用を受けたい旨及び第1号に掲げる事項を記載し、かつ、第2号に掲げる書類を添付しなければならない。
 租税特別措置法第70条の7の4第2項第3号に規定する経営相続承継受贈者(以下この条において「経営相続承継受贈者」という。)の氏名及び住所又は居所、同法第70条の7の4第1項に規定する被相続人から同項の規定の適用に係る贈与により特例相続非上場株式等(以下この項において「特例相続非上場株式等」という。)の取得をした年月日、当該特例相続非上場株式等に係る認定相続承継会社の名称及び本店の所在地並びに次に掲げる経営相続承継受贈者の区分に応じそれぞれ次に定める事項
 法第38条の3第5項(第1号に係る部分に限る。)の規定の適用を受けようとする経営相続承継受贈者 平成23年3月10日における当該認定相続承継会社の総資産の貸借対照表に計上されている帳簿価額の総額、当該認定相続承継会社の令第29条の3第15項第1号及び第2号に掲げる資産(特定資産を除く。)の貸借対照表に計上されている帳簿価額の合計額並びに当該総額に対する当該合計額の割合
 法第38条の3第5項(第2号に係る部分に限る。)の規定の適用を受けようとする経営相続承継受贈者 当該認定相続承継会社の平成23年3月10日における常時使用従業員の総数、当該認定相続承継会社の令第29条の3第16項第1号及び第2号に掲げる常時使用従業員の数の合計数並びに当該総数に対する当該合計数の割合
 法第38条の3第5項(第3号に係る部分に限る。)の規定の適用を受けようとする経営相続承継受贈者 当該認定相続承継会社の令第29条の3第18項第1号及び第2号に掲げる金額並びに同項第1号に掲げる金額に対する同項第2号に掲げる金額の割合
 次に掲げる経営相続承継受贈者の区分に応じそれぞれ次に定める書類
 前号イに掲げる経営相続承継受贈者 次に掲げる書類
(1) 特例円滑化省令第2条第3項の確認書(同条第1項第1号に係るものに限る。)の写し及び同条第2項の申請書(同号に係るものに限る。)の写し(同項の規定に基づき経済産業大臣に提出されたものに限る。)
(2) その他参考となるべき書類
 前号ロに掲げる経営相続承継受贈者 次に掲げる書類
(1) 特例円滑化省令第2条第3項の確認書(同条第1項第2号に係るものに限る。)の写し及び同条第2項の申請書(同号に係るものに限る。)の写し(同項の規定に基づき経済産業大臣に提出されたものに限る。)
(2) その他参考となるべき書類
 前号ハに掲げる経営相続承継受贈者 次に掲げる書類
(1) 特例円滑化省令第2条第3項の確認書(同条第1項第3号に係るものに限る。)の写し及び同条第2項の申請書(同号に係るものに限る。)の写し(同項の規定に基づき経済産業大臣に提出されたものに限る。)
(2) その他参考となるべき書類
15 令第29条の3第21項に規定する財務省令で定める事項は、同項の経営相続承継受贈者に係る認定相続承継会社の次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める事項とする。
 令第29条の3第19項第1号に掲げる場合 次に掲げる事項
 令第29条の3第21項の基準日(法第38条の3第5項第3号に規定する基準日をいう。以下この項及び次項において同じ。)の直前の経営相続報告基準日(租税特別措置法第70条の7の4第2項第6号に規定する経営相続報告基準日をいう。以下この項及び次項において同じ。)の翌日から当該基準日までの間に終了する各事業年度の売上金額
 相続特定事業年度における売上金額
 経営相続承継期間(租税特別措置法第70条の7の4第2項第5号に規定する経営相続承継期間をいう。以下この項及び次項において同じ。)の末日においてロの相続特定事業年度における売上金額に対する当該経営相続承継期間内に終了するイの各事業年度の売上金額の割合を合計し、当該各事業年度の数で除して計算した割合
 基準日の直前の経営相続報告基準日の翌日から当該基準日までの間に到来する令第29条の3第19項第1号に規定する雇用判定基準日(以下この項及び次項において「雇用判定基準日」という。)における常時使用従業員の数
 特例対象贈与の時における常時使用従業員の数
 経営相続承継期間の末日の翌日以後最初に到来する雇用判定基準日においてホの特例対象贈与の時における常時使用従業員の数に対する当該雇用判定基準日までに到来するニの各雇用判定基準日における常時使用従業員の数の割合を合計し、当該雇用判定基準日までに到来する各雇用判定基準日の数で除して計算した割合
 その他参考となるべき事項
 令第29条の3第19項第2号に掲げる場合 次に掲げる事項
 基準日の直前の経営相続報告基準日の翌日から当該基準日までの間に終了する各事業年度の売上金額
 相続特定事業年度における売上金額
 ロの相続特定事業年度の売上金額に対するイの各事業年度の売上金額の割合
 イの期間内にイの売上金額がロの売上金額以上となった場合には、その旨
 基準日の直前の経営相続報告基準日の翌日から当該基準日までの間に到来する雇用判定基準日における常時使用従業員の数
 特例対象贈与の時における常時使用従業員の数
 ヘの特例対象贈与の時における常時使用従業員の数に対するホの雇用判定基準日における常時使用従業員の数の割合
 その他参考となるべき事項
16 法第38条の3第5項(第3号に係る部分に限る。)の規定の適用を受ける経営相続承継受贈者が令第29条の3第21項の規定により納税地の所轄税務署長に提出する届出書には、次に掲げる書類(基準日が経営相続承継期間の末日の翌日から1年を経過する日までに存する場合には、第1号及び第2号の書類を除く。)を添付しなければならない。
 当該経営相続承継受贈者に係る認定相続承継会社の基準日の直前の経営相続報告基準日から当該基準日までの間に終了する各事業年度の損益計算書その他の書類で当該認定相続承継会社の当該各事業年度の売上金額を明らかにするもの
 経営相続承継受贈者に係る認定相続承継会社の従業員数証明書その他の書類で基準日の直前の経営相続報告基準日の翌日から当該基準日までの間に到来する雇用判定基準日における当該認定相続承継会社の常時使用従業員の数を明らかにするもの
 特例円滑化省令第3条第2項の規定に基づき経済産業大臣に提出された報告書の写し(基準日が経営相続承継期間の末日の翌日から1年を経過する日までに存する場合に限る。)
17 第13項及び前2項の規定は、令第29条の3第22項において同条第19項及び第21項の規定を準用する場合について準用する。
第14条の4 令第29条の4第2項に規定する財務省令で定める者は、次に掲げる要件の全てを満たす者とする。
 法第38条の4第1項第1号の譲渡又は贈与の後において、同号イの1人の者及び当該1人の者と租税特別措置法第70条の7第2項第3号ハに規定する特別の関係がある者の有する法第38条の4第1項第1号の認定贈与承継会社の非上場株式等(租税特別措置法第70条の7第2項第2号に規定する非上場株式等をいう。次号及び第4項において同じ。)に係る議決権の数の合計が、当該認定贈与承継会社の総株主等議決権数(租税特別措置法第70条の7第2項第3号ハに規定する総株主等議決権数をいう。第4項第1号において同じ。)の100分の50を超える数を有することとなる場合における当該1人の者であること。
 前号の譲渡又は贈与の後において、同号の1人の者が有する同号の認定贈与承継会社の非上場株式等の議決権の数が、当該1人の者と同号の特別の関係がある者のうちいずれの者が有する当該認定贈与承継会社の非上場株式等に係る議決権の数をも下回らないこと。
 第1号の譲渡又は贈与の後において、同号の1人の者(当該1人の者が持分の定めのある法人(医療法人を除く。)である場合には、当該法人の会社法第329条第1項に規定する役員又は業務を執行する社員その他これらに類する者で当該法人の経営に従事している者)が当該認定贈与承継会社の代表権を有すること。
2 令第29条の4第4項第3号に規定する財務省令で定める事項は、次の各号に掲げる経営承継受贈者の区分に応じ当該各号に定める事項とする。
 認定贈与承継会社が法第38条の3第1項第1号に掲げる場合に該当することにより法第38条の4第1項の規定の適用を受けようとする経営承継受贈者 前条第4項第1号イに定める事項及び特例円滑化省令第2条第2項の様式第1(同条第1項第1号に係る部分に限る。)の記載事項
 認定贈与承継会社が法第38条の3第1項第2号に掲げる場合に該当することにより法第38条の4第1項の規定の適用を受けようとする経営承継受贈者 前条第4項第1号ロに定める事項及び特例円滑化省令第2条第2項の様式第1(同条第1項第2号に係る部分に限る。)の記載事項
 認定贈与承継会社が法第38条の3第1項第3号に掲げる場合に該当することにより法第38条の4第1項の規定の適用を受けようとする経営承継受贈者 前条第4項第1号ハに定める事項及び特例円滑化省令第2条第2項の様式第1(同条第1項第3号に係る部分に限る。)の記載事項
3 法第38条の4第1項の規定の適用を受けようとする同項の経営承継受贈者が同条第2項の規定により読み替えて適用する租税特別措置法第70条の7第17項の規定により提出する申請書には、次の各号に掲げる経営承継受贈者の区分に応じ当該各号に定める書類を添付しなければならない。
 前項第1号に掲げる経営承継受贈者 次に掲げる書類
 前項第1号の認定贈与承継会社の貸借対照表その他の書類で平成23年3月10日における当該認定贈与承継会社の総資産の貸借対照表に計上されている帳簿価額の総額並びに当該認定贈与承継会社の令第29条の3第1項第1号及び第2号に掲げる資産(特定資産を除く。)の貸借対照表に計上されている帳簿価額の合計額を明らかにするもの
 市町村長又は特別区の区長の証明書その他の書類で前項第1号の認定贈与承継会社の令第29条の3第1項第1号に掲げる資産(特定資産を除く。)が東日本大震災により滅失(通常の修繕によっては原状回復が困難な損壊を含む。以下この条において同じ。)をしたことを明らかにするもの
 前項第1号の認定贈与承継会社の令第29条の3第1項第2号に掲げる資産(特定資産を除く。)が警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していたことを明らかにする書類
 その他参考となるべき書類
 前項第2号に掲げる経営承継受贈者 次に掲げる書類
 前項第2号の認定贈与承継会社の従業員数証明書その他の書類で当該認定贈与承継会社の平成23年3月10日又は警戒区域設定指示等が行われた日の前日における常時使用従業員の総数並びに当該認定贈与承継会社の令第29条の3第2項第1号及び第2号に掲げる常時使用従業員の数の合計数を明らかにするもの
 前項第2号の認定贈与承継会社の令第29条の3第2項第1号の事業所の常時使用従業員が平成23年3月11日から同年9月10日までの間継続して当該認定贈与承継会社の本来の業務に従事することができなかったことを明らかにする書類
 市町村長又は特別区の区長の証明書その他の書類で前項第2号の認定贈与承継会社の令第29条の3第2項第1号の事業所が東日本大震災により滅失し、又はその全部若しくは一部が損壊したことを明らかにするもの
 前項第2号の認定贈与承継会社の令第29条の3第2項第2号の事業所が警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していたことを明らかにする書類
 その他参考となるべき書類
 前項第3号に掲げる経営承継受贈者 次に掲げる書類
 前項第3号の認定贈与承継会社の損益計算書その他の書類で令第29条の3第4項第1号及び第2号に掲げる金額を明らかにするもの
 前項第3号の認定贈与承継会社の登記事項証明書(東日本大震災の発生直前における本店所在地が記載されているものに限る。)
 市町村長又は特別区の区長の証明書その他の書類で前項第3号の認定贈与承継会社が東日本大震災の発生直前において現にその事業の用に供していた建物が東日本大震災により滅失し、又は損壊したことを明らかにするもの
 その他参考となるべき書類
4 令第29条の4第6項に規定する財務省令で定める者は、次に掲げる要件の全てを満たす者とする。
 法第38条の4第3項第1号の譲渡又は贈与の後において、同号イの1人の者及び当該1人の者と租税特別措置法第70条の7の2第2項第3号ハに規定する特別の関係がある者の有する法第38条の4第3項第1号の認定承継会社の非上場株式等に係る議決権の数の合計が、当該認定承継会社の総株主等議決権数の100分の50を超える数を有することとなる場合における当該1人の者であること。
 前号の譲渡又は贈与の後において、同号の1人の者が有する同号の認定承継会社の非上場株式等の議決権の数が、当該1人の者と同号の特別の関係がある者のうちいずれの者が有する当該認定承継会社の非上場株式等に係る議決権の数をも下回らないこと。
 第1号の譲渡又は贈与の後において、同号の1人の者(当該1人の者が持分の定めのある法人(医療法人を除く。)である場合には、当該法人の会社法第329条第1項に規定する役員又は業務を執行する社員その他これらに類する者で当該法人の経営に従事している者)が当該認定承継会社の代表権を有すること。
5 令第29条の4第7項第3号に規定する財務省令で定める事項は、次の各号に掲げる経営承継相続人等の区分に応じ当該各号に定める事項とする。
 認定承継会社が法第38条の3第3項第1号に掲げる場合に該当することにより法第38条の4第3項の規定の適用を受けようとする経営承継相続人等 前条第10項第1号イに定める事項及び特例円滑化省令第2条第2項の様式第1(同条第1項第1号に係る部分に限る。)の記載事項
 認定承継会社が法第38条の3第3項第2号に掲げる場合に該当することにより法第38条の4第3項の規定の適用を受けようとする経営承継相続人等 前条第10項第1号ロに定める事項及び特例円滑化省令第2条第2項の様式第1(同条第1項第2号に係る部分に限る。)の記載事項
 認定承継会社が法第38条の3第3項第3号に掲げる場合に該当することにより法第38条の4第3項の規定の適用を受けようとする経営承継相続人等 前条第10項第1号ハに定める事項及び特例円滑化省令第2条第2項の様式第1(同条第1項第3号に係る部分に限る。)の記載事項
6 法第38条の4第3項の規定の適用を受けようとする同項の経営承継相続人等が同条第4項の規定により読み替えて適用する租税特別措置法第70条の7の2第17項の規定により提出する申請書には、次の各号に掲げる経営承継相続人等の区分に応じ当該各号に定める書類を添付しなければならない。
 前項第1号に掲げる経営承継相続人等 次に掲げる書類
 前項第1号の認定承継会社の貸借対照表その他の書類で平成23年3月10日における当該認定承継会社の総資産の貸借対照表に計上されている帳簿価額の総額並びに当該認定承継会社の令第29条の3第8項第1号及び第2号に掲げる資産(特定資産を除く。)の貸借対照表に計上されている帳簿価額の合計額を明らかにするもの
 市町村長又は特別区の区長の証明書その他の書類で前項第1号の認定承継会社の令第29条の3第8項第1号に掲げる資産(特定資産を除く。)が東日本大震災により滅失をしたことを明らかにするもの
 前項第1号の認定承継会社の令第29条の3第8項第2号に掲げる資産(特定資産を除く。)が警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していたことを明らかにする書類
 その他参考となるべき書類
 前項第2号に掲げる経営承継相続人等 次に掲げる書類
 前項第2号の認定承継会社の従業員数証明書その他の書類で当該認定承継会社の平成23年3月10日又は警戒区域設定指示等が行われた日の前日における常時使用従業員の総数並びに当該認定承継会社の令第29条の3第9項第1号及び第2号に掲げる常時使用従業員の数の合計数を明らかにするもの
 前項第2号の認定承継会社の令第29条の3第9項第1号の事業所の常時使用従業員が平成23年3月11日から同年9月10日までの間継続して当該認定承継会社の本来の業務に従事することができなかったことを明らかにする書類
 市町村長又は特別区の区長の証明書その他の書類で前項第2号の認定承継会社の令第29条の3第9項第1号の事業所が東日本大震災により滅失し、又はその全部若しくは一部が損壊したことを明らかにするもの
 前項第2号の認定承継会社の令第29条の3第9項第2号の事業所が警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していたことを明らかにする書類
 その他参考となるべき書類
 前項第3号に掲げる経営承継相続人等 次に掲げる書類
 前項第3号の認定承継会社の損益計算書その他の書類で令第29条の3第11項第1号及び第2号に掲げる金額を明らかにするもの
 前項第3号の認定承継会社の登記事項証明書(東日本大震災の発生直前における本店所在地が記載されているものに限る。)
 市町村長又は特別区の区長の証明書その他の書類で前項第3号の認定承継会社が東日本大震災の発生直前において現にその事業の用に供していた建物が東日本大震災により滅失し、又は損壊したことを明らかにするもの
 その他参考となるべき書類
7 前3項の規定は、令第29条の4第8項及び第9項において同条第6項及び第7項の規定を準用する場合について準用する。
第14条の5 第14条の3第10項の規定は、法第38条の5第1項又は第5項の個人が、同条第1項の規定により読み替えられた租税特別措置法第70条の7の2第1項の規定又は法第38条の5第5項の規定により読み替えられた租税特別措置法第70条の7の2第1項の規定の適用を受けようとする場合について準用する。
2 第14条の3第14項の規定は、法第38条の5第3項の個人が、同項の規定により読み替えられた租税特別措置法第70条の7の4第1項の規定の適用を受けようとする場合について準用する。

第5章 登録免許税法等の特例

(東日本大震災の被災者等が新築又は取得をした建物に係る所有権の保存登記等の免税)
第15条 法第39条第1項の規定の適用を受けようとする者は、その登記の申請書に、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める書類を添付しなければならない。
 東日本大震災により滅失した建物又は東日本大震災により損壊したため取り壊した建物の所有者 令第30条第1項又は第2項第2号若しくは第4号の市町村長又は特別区の区長の証明に係る書類で同条第1項に規定する滅失建物等(以下この条において「滅失建物等」という。)の所有者の氏名又は名称及び住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地並びに当該滅失建物等の所在地の記載があるもの(当該登記に係る建物が令第30条第3項第2号に該当する建物である場合にあっては、当該書類及び同号に規定する証明に係る書類)
 警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していた建物の所有者(前号に掲げる者を除く。) 同号に定める書類並びに当該警戒区域設定指示等の内容、当該警戒区域設定指示等が行われた日、当該警戒区域設定指示等が解除された日(当該登記の申請の日において当該警戒区域設定指示等が解除されている場合に限る。)及び法第39条第1項に規定する代替建物(次項第4号ハにおいて「代替建物」という。)の新築又は取得の日を明らかにする書類
2 相続人若しくは合併法人若しくは分割承継法人又は3親等内の親族(それぞれ令第30条第2項各号に規定する相続人若しくは合併法人若しくは分割承継法人又は3親等内の親族をいう。以下この項において同じ。)が法第39条第1項の規定の適用を受けようとする場合には、その登記の申請書に、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める書類を添付しなければならない。ただし、第2号又は第3号に掲げる者がその者の会社法人等番号(商業登記法(昭和38年法律第125号)第7条(他の法令において準用する場合を含む。)に規定する会社法人等番号をいう。第16条の2第2項及び第17条第3項において同じ。)を登記所に提供した場合には、当該書類(同号に掲げる者にあっては、同号の分割承継法人に該当することを証する書類に限る。)を添付することを要しない。
 相続人 当該相続人の戸籍の謄本その他のその適用を受けようとする者が当該相続人に該当することを証する書類
 合併法人 当該合併法人の登記事項証明書その他のその適用を受けようとする者が当該合併法人に該当することを証する書類
 分割承継法人 当該分割承継法人の登記事項証明書その他のその適用を受けようとする者が当該分割承継法人に該当することを証する書類並びに滅失建物等に係る事業に関して有する権利義務を当該分割承継法人が承継したことを当該分割承継法人に係る法人税法第2条第12号の2に規定する分割法人及び当該分割承継法人が共同して証明する書類
 3親等内の親族 次に掲げる書類
 令第30条第1項の証明を受けた者(以下この項において「滅失建物等所有者」という。)が、代替建物(住宅用の建物に限る。)の新築又は取得をすることができないことを明らかにする書類
 戸籍の謄本その他の書類でその適用を受けようとする者が滅失建物等所有者の3親等内の親族であることを証する書類
 滅失建物等が所在していた市町村(特別区を含む。ニにおいて同じ。)の市町村長(特別区の区長を含むものとし、地方自治法第252条の19第1項の指定都市にあっては、区長又は総合区長とする。ニにおいて同じ。)から交付を受けた滅失建物等所有者の属する世帯の住民票の写し又は消除された住民票の写しその他の書類で、平成23年3月10日(当該滅失建物等が警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していた場合にあっては、当該警戒区域設定指示等が行われた日の前日)においてその適用を受けようとする者が当該滅失建物等に当該滅失建物等所有者と同居していたことを証するもの
 代替建物が所在する市町村の市町村長から交付を受けた滅失建物等所有者の属する世帯の住民票の写しその他の書類で、その適用を受けようとする者が当該代替建物に当該滅失建物等所有者と同居する者であることを証するもの(前項の登記の申請の日までに当該滅失建物等所有者と同居していない場合にあっては、当該滅失建物等所有者と同居すると見込まれることを明らかにするもの)
3 令第30条第3項第1号に規定する住宅用の建物として財務省令で定めるものは、その登記簿の表題部に記録された主たる建物の種類が居宅、寄宿舎又は共同住宅(これらの種類に類するもの及びこれらの種類とこれら以外の種類がともに記録されているものを含む。)とされているものとする。
4 令第30条第3項第2号に規定する証明は、法第39条第1項の規定の適用を受けようとする者の申請に基づき、その者が行う事業のうち主たるものを所管する主務大臣が、当該申請に係る建物が同号に掲げる建物に該当する旨を記載した書類により行うものとする。
5 前項の証明を受けようとする者は、その申請書に、その所有していた建物が滅失建物等に該当する旨を証する市町村長又は特別区の区長の書類の写し及び当該建物に代わるものとして新築又は取得をした建物の詳細を明らかにする書類を添付しなければならない。
(東日本大震災の被災者等が被災代替建物に係る土地を取得した場合の所有権の移転登記等の免税)
第16条 法第40条第1項の規定の適用を受けようとする者は、その登記の申請書に、令第31条の滅失建物等(以下この条において「滅失建物等」という。)の床面積の合計又は当該滅失建物等の敷地の用に供されていた土地の面積を明らかにする書類(当該土地が警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していた滅失建物等に係る被災代替建物(同項に規定する被災代替建物をいう。以下この条において同じ。)の敷地の用に供される土地に該当する場合にあっては、当該書類及び当該土地の取得の日を明らかにする書類)のほか、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める書類を添付しなければならない。
 法第40条第1項の規定の適用を受けようとする土地が、被災代替建物の敷地の用に供されると見込まれる土地である場合 次に掲げる書類
 令第30条第1項又は第2項第2号若しくは第4号の市町村長又は特別区の区長の証明に係る書類で、滅失建物等の所有者であった者の氏名又は名称及び住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地並びに当該滅失建物等の所在地の記載があるもの
 当該土地が、被災代替建物の敷地の用に供されると見込まれる土地であることを明らかにする書類
 当該登記を受けようとする者が前条第2項第4号に掲げる者である場合 同号イからハまでに掲げる書類
 法第40条第1項の規定の適用を受けようとする土地が、被災代替建物の敷地の用に既に供されている土地である場合 次に掲げる書類
 前号イに掲げる書類
 当該土地が、被災代替建物の敷地の用に既に供されている土地であることを明らかにする書類
 当該土地に係る被災代替建物が令第30条第3項に規定する建物(同項第2号に係るものに限る。)に該当する場合には、前条第4項に規定する証明に係る書類の写し
(東日本大震災の被災者等が取得した農用地に係る所有権の移転登記等の免税を受けるための手続)
第16条の2 法第40条の2第1項の規定の適用を受けようとする者は、その登記の申請書に、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める書類を添付しなければならない。
 東日本大震災によりその所有する農用地(法第40条の2第1項に規定する農用地をいう。以下この条において同じ。)に被害を受けた者 次に掲げる書類
 被災農用地(法第40条の2第1項に規定する被災農用地をいう。以下この条において同じ。)の所在地の農業委員会の証明書で、同項に規定する被災者が農業を営む者であること、令第31条の2第1項第1号に掲げる者に該当すること、当該被災農用地に代わる農用地の取得後においても同条第3項に規定する従前農用地を耕作又は養畜の用に供することができないと見込まれること及び当該被災農用地の面積の記載があるもの
 被災農用地に代わるものとして取得した農用地の所在地の農業委員会又は市町村長の証明書で、当該農用地が当該被災農用地に代わるものとして取得した農用地であること及び当該農用地の面積の記載があるもの
 警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していた農用地の所有者(前号に掲げる者を除く。) 次に掲げる書類
 被災農用地の所在地の市町村長の証明書で、法第40条の2第1項に規定する被災者が農業を営む者であること、令第31条の2第1項第2号に掲げる者に該当すること、当該被災農用地が警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していたこと、当該警戒区域設定指示等の内容、当該警戒区域設定指示等が行われた日、当該警戒区域設定指示等が解除された日(当該登記の申請の日において当該警戒区域設定指示等が解除されている場合に限る。)及び当該被災農用地の面積の記載があるもの
 被災農用地に代わるものとして取得した農用地の所在地の農業委員会又は市町村長の証明書で、当該農用地が当該被災農用地に代わるものとして取得した農用地であること、当該農用地の面積及びその取得の日の記載があるもの
2 相続人若しくは合併法人若しくは分割承継法人又は世帯員等に該当する者(それぞれ令第31条の2第2項各号に規定する相続人若しくは合併法人若しくは分割承継法人又は世帯員等に該当する者をいう。以下この項において同じ。)が法第40条の2第1項の規定の適用を受けようとする場合には、その登記の申請書に、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める書類を添付しなければならない。ただし、第2号又は第3号に掲げる者がその者の会社法人等番号を登記所に提供した場合には、当該書類(同号に掲げる者にあっては、同号の分割承継法人に該当することを証する書類に限る。)を添付することを要しない。
 相続人 当該相続人の戸籍の謄本その他のその適用を受けようとする者が当該相続人に該当することを証する書類
 合併法人 当該合併法人の登記事項証明書その他のその適用を受けようとする者が当該合併法人に該当することを証する書類
 分割承継法人 当該分割承継法人の登記事項証明書その他のその適用を受けようとする者が当該分割承継法人に該当することを証する書類並びに被災農用地に係る事業に関して有する権利義務を当該分割承継法人が承継したことを当該分割承継法人に係る法人税法第2条第12号の2に規定する分割法人及び当該分割承継法人が共同して証明する書類
 世帯員等に該当する者 被災農用地に代わるものとして取得をした農用地の所在地の農業委員会又は市町村長の証明書でその適用を受けようとする者が当該世帯員等に該当する者であることを証する書類
(被災関連市町村から特定の交換により土地を取得した場合の所有権の移転登記の免税を受けるための手続)
第16条の3 法第40条の3の規定の適用を受けようとする者は、その登記の申請書に、当該登記が同条の規定に該当するものであることについての同条に規定する被災関連市町村の長の証明書で、その者が当該被災関連市町村に対し交換により譲渡した土地に関する権利が同条に規定する復興整備事業の同条に規定する実施区域内に所在すること、当該土地に関する権利が当該復興整備事業の用に供されるものであること、当該登記に係る土地の所有権が当該実施区域外に所在すること及びその者が当該土地の所有権を取得した日の記載があるものを添付しなければならない。
(東日本大震災の被災者等が建造又は取得をした船舶又は航空機に係る所有権の保存登記等の免税)
第17条 法第41条第1項の規定の適用を受けようとする者は、その登記の申請書に、令第32条第1項に規定する被災証明書類(第5項において「被災証明書類」という。)で東日本大震災によりその所有していた船舶に被害を受けた者の氏名又は名称及び住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地並びに当該船舶の船籍港(漁船の場合にあっては、船籍港又は主たる根拠地)の記載があるもの(当該登記に係る船舶が同条第3項第2号ロに定める船舶に該当する場合には、当該書類及び同号ロに規定する証明に係る書類)を添付しなければならない。
2 令第32条第1項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類(東日本大震災により滅失した船舶であること又は東日本大震災により損壊したため取り壊した船舶であることを明らかにするものに限る。)のうちいずれかの書類とする。
 船舶原簿に記録されている事項を証明した書面で当該船舶の登録が抹消された事実を証するもの
 漁船原簿の謄本で当該漁船の登録が抹消された事実を証するもの
 船員法(昭和22年法律第100号)第19条の規定による報告(同条第1号に係るものに限る。)に関する書類の写しで船員法施行規則(昭和22年運輸省令第23号)第15条の規定による地方運輸局長の証明があるもの
 当該船舶につき被害を受けたことを証する市町村長が発行する書類
3 相続人又は合併法人若しくは分割承継法人(それぞれ令第32条第2項各号に規定する相続人又は合併法人若しくは分割承継法人をいう。以下この項において同じ。)が法第41条第1項の規定の適用を受けようとする場合には、その登記の申請書に、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める書類を添付しなければならない。ただし、第2号又は第3号に掲げる者がその者の会社法人等番号を登記所に提供した場合には、当該書類(同号に掲げる者にあっては、同号の分割承継法人に該当することを証する書類に限る。)を添付することを要しない。
 相続人 当該相続人の戸籍の謄本その他のその適用を受けようとする者が当該相続人に該当することを証する書類
 合併法人 当該合併法人の登記事項証明書その他のその適用を受けようとする者が当該合併法人に該当することを証する書類
 分割承継法人 当該分割承継法人の登記事項証明書その他のその適用を受けようとする者が当該分割承継法人に該当することを証する書類並びに東日本大震災により被害を受けた船舶に係る事業に関して有する権利義務を当該分割承継法人が承継したことを当該分割承継法人に係る法人税法第2条第12号の2に規定する分割法人及び当該分割承継法人が共同して証明する書類
4 令第32条第3項第2号ロに規定する証明は、法第41条第1項の規定の適用を受けようとする者の申請に基づき、その者が行う事業のうち主たるものを所管する主務大臣が、当該申請に係る船舶が同号ロに定める船舶に該当する旨を記載した書類により行うものとする。
5 前項の証明を受けようとする者は、その申請書に、その所有していた船舶の被災証明書類及び当該船舶に代わるものとして建造又は取得をした船舶の詳細を明らかにする書類を添付しなければならない。
6 法第41条第3項の規定の適用を受けようとする者は、その登録の申請書に、令第32条第4項において準用する同条第1項に規定する被災証明書類で東日本大震災によりその所有していた航空機に被害を受けた者の氏名又は名称及び住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地並びに当該航空機の定置場の記載があるものを添付しなければならない。
7 令第32条第4項において準用する同条第1項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類(東日本大震災により滅失した航空機又は東日本大震災により損壊したため取り壊した航空機(第9項において「滅失航空機等」という。)であることを明らかにするものに限る。)のうちいずれかの書類とする。
 航空機登録原簿の謄本又は抄本で当該航空機の登録が抹消された事実を証するもの
 当該航空機につき被害を受けたことを証する市町村長が発行する書類
8 第3項本文の規定は、令第32条第4項において準用する同条第2項各号に規定する相続人又は合併法人若しくは分割承継法人が法第41条第3項において準用する同条第1項の規定の適用を受けようとする場合について準用する。
9 令第32条第5項に規定する財務省令で定めるところにより明らかにされた航空機は、滅失航空機等に代わるものとして建造又は取得をした航空機の詳細を明らかにする書類がその登録の申請書に添付された航空機とする。
(経営強化計画に基づき行う登記の税率の軽減を受けるための手続等)
第17条の2 法第41条の2第1項の規定の適用を受けようとする者は、その登記の申請書に、当該登記が同項の規定に該当するものであることについての主務大臣の証明書で、当該登記を受ける事項が同項の規定に該当するものであること及びその者が同項に規定する特定金融機関等であること並びに同項の変更後の経営強化計画に係る同項の主務大臣の承認の日及び当該変更後の経営強化計画が提出された日の記載があるものを添付しなければならない。
2 令第32条の2に規定する財務省令で定める方策は、東日本大震災の被災者への信用供与の状況及び当該被災者への支援をはじめとする法第34条第1項に規定する指定地域における東日本大震災からの復興に資する方策とする。
3 登録免許税法施行規則(昭和42年大蔵省令第37号)第12条第1項、第2項及び第6項の規定は、法第41条の2第1項第2号に規定する財務省令で定めるものについて準用する。
4 法第41条の2第2項の規定の適用がある場合における第1項の規定の適用については、同項中「第41条の2第1項」とあるのは「第41条の2第1項(同条第2項を含む。以下この項において同じ。)」と、「当該登記が同項」とあるのは「当該登記が同条第1項」と、「こと及び」とあるのは「こと、」と、「並びに」とあるのは「、その者が分割により当該登記を受けようとする不動産の所有権又は抵当権を取得したこと、」と、「提出された日」とあるのは「提出された日並びに当該分割の日」とする。
(東日本大震災の被災者等が受ける本店等の移転の登記等の免税)
第17条の3 法第41条の3の規定の適用を受けようとする者は、その登記の申請書に、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める書類を添付しなければならない。
 法第41条の3第1号イからホまでに掲げる建物又は同条第2号イからニまでに掲げる建物が東日本大震災により滅失(通常の修繕によっては原状回復が困難な損壊を含む。以下この号において同じ。)をしたことにより同条の規定の適用を受けようとする者 令第32条の3第1項の市町村長又は特別区の区長の証明に係る書類で当該建物を使用していた者の氏名又は商号若しくは名称及び住所又は本店、主たる事務所若しくは日本における営業所の所在地並びに当該建物の所在地の記載があるものその他の書類で法第41条の3の規定の適用を受けようとする者が使用していた建物が滅失をしたことを明らかにするもの
 前号の建物が警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していたことにより法第41条の3の規定の適用を受けようとする者 同号に定める書類並びに当該警戒区域設定指示等の内容、当該警戒区域設定指示等が行われた日及び当該警戒区域設定指示等が解除された日(当該登記の申請の日において当該警戒区域設定指示等が解除されている場合に限る。)の記載がある書類
2 令第32条の3第2項各号に規定する相続人が法第41条の3の規定の適用を受けようとする場合には、当該相続人の戸籍の謄本その他のその適用を受けようとする者が当該相続人に該当することを証する書類を添付しなければならない。
3 法第41条の3第1号ホに規定する財務省令で定める書類は、次の各号に掲げる法人の区分に応じ、当該各号に定める書類とする。
 株式会社 会社法第435条第2項又は第441条第1項に規定する書類
 保険業法(平成7年法律第105号)第2条第5項に規定する相互会社 同法第54条の3第2項に規定する書類
 会社法第2条第2号に規定する外国会社又は保険業法第2条第10項に規定する外国相互会社 日本における前2号に掲げる法人と同種の法人又は最も類似する法人の種類に従い、当該各号に定める書類と同種又は類似の書類
 資産の流動化に関する法律(平成10年法律第105号)第2条第3項に規定する特定目的会社 同法第102条第2項に規定する書類
(株式会社商工組合中央金庫が受ける抵当権の設定登記等の税率の軽減を受けるための手続)
第17条の4 株式会社商工組合中央金庫が、法第41条の4の規定により読み替えられた所得税法等の一部を改正する法律(平成19年法律第6号)附則第132条第6項(同条第7項の規定により読み替えて適用する場合を含む。)の規定によりなおその効力を有するものとされる同法第12条の規定による改正前の租税特別措置法第78条の3第1項の規定の適用を受けようとする場合には、その登記又は登録の申請書に、次に掲げる書類を添付しなければならない。
 株式会社商工組合中央金庫の書類で、次に掲げる事項の記載があるもの
 当該登記又は登録に係る資金の貸付け等(資金の貸付け若しくは手形の割引又は債務の保証若しくは手形の引受けをいう。以下この条において同じ。)を株式会社商工組合中央金庫が令第32条の4第1項に規定する業務として行った旨
 イの資金の貸付け等を受けた者の氏名又は名称及び住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地
 次に掲げるいずれかの書類
 前号イの資金の貸付け等を受けた者の事務所(本店若しくは支店若しくは会社法第2条第2号に規定する外国会社の日本における営業所又は主たる事務所若しくは従たる事務所をいう。ロ及びハにおいて同じ。)又は事業の用に供する資産が東日本大震災により全壊、流失、半壊、床上浸水その他これらに準ずる損害を受けた旨を証する市町村長又は特別区の区長の証明に係る書類で、その者の氏名又は名称及び住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地の記載があるもの
 前号イの資金の貸付け等を受けた者の事務所が警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していたことを明らかにする書類
 前号イの資金の貸付け等を受けた者が、次に掲げる者の事業活動に相当程度依存している旨を証する経済産業局長の書類
(1) その事務所又は事業の用に供する資産について、東日本大震災により全壊、流失、半壊、床上浸水その他これらに準ずる損害を受けた者
(2) 警戒区域設定指示等が行われた日において当該警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していた事務所を有する者
 前号イの資金の貸付け等に係る消費貸借に関する契約書(法第47条第1項の規定により印紙税を課さないこととされたものに限る。)の写し
 当該登記又は登録に係る資金の貸付け等を受けた者が東日本大震災に係る風評被害者である場合にあっては、経済産業局長の証明書で、当該資金の貸付け等が前号イの資金の貸付け等(株式会社商工組合中央金庫が、東日本大震災により被害を受けた者に対して危機対応業務(株式会社日本政策金融公庫法(平成19年法律第57号)第11条第2項の規定により認定された同法第2条第5号に規定する危機対応業務をいう。)として行う同条第4号に規定する特定資金の貸付けに限る。)に該当することの記載があるもの

第6章 自動車重量税法等の特例

(被災自動車等に係る自動車重量税の還付)
第18条 法第45条第2項に規定する東日本大震災を原因として軽自動車の使用を廃止したものとして財務省令で定めるものは、被災届出軽自動車(同項に規定する被災届出軽自動車をいう。以下この条において同じ。)に係る軽自動車届出済証(道路運送車両法施行規則(昭和26年運輸省令第74号)第63条の2第3項に規定する軽自動車届出済証をいう。次項において同じ。)を、東日本大震災を原因として被災届出軽自動車が滅失し、解体し、又は被災届出軽自動車の用途を廃止した場合において、同令第63条の6第1項の規定に基づき、運輸監理部長又は運輸支局長に返納する手続がされたものとする。
2 令第35条第7項第5号に規定する財務省令で定める事務は、被災届出軽自動車に係る軽自動車届出済証の返納の事務とする。
(印紙税の非課税の対象となる消費貸借に関する契約書の要件)
第19条 令第37条第2項第1号イに規定する財務省令で定める条件は、貸付金の貸付限度額、償還期間、返済の方法、使途、担保(保証人の保証を含む。)の提供、借換えの可否又は保証料の料率とする。
2 令第37条第5項第2号に規定する財務省令で定める要件は、貸付金の償還期間が1年以上であること及びその金銭の貸付けの条件が同項に規定する被災者等に該当しない場合の条件に比して不利なものでないこととする。
(東日本大震災により滅失した消費貸借に関する契約書等に代わる文書の作成を求めようとする旨の届出書の記載事項)
第20条 法第48条第2項の規定による届出書には、同条第1項の規定の適用を受ける同項各号に掲げる文書の作成を求めようとする旨のほか、次に掲げる事項を記載しなければならない。
 届出者の氏名又は名称及び住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地
 法第48条第1項の規定の適用を受ける同項各号に掲げる文書の作成を求めようとする同条第2項に規定する金融機関の営業所等の所在地
 法第48条第1項に規定する滅失文書に代わるものとして作成を求めようとする同項各号に掲げる文書ごとの作成予定数量
 その他参考となるべき事項
(東日本大震災の被災者が作成する船舶又は航空機の取得又は建造に係る船舶又は航空機の譲渡に関する契約書等の印紙税の非課税)
第21条 令第41条第1項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類(東日本大震災により滅失した船舶であること又は東日本大震災により損壊したため取り壊した船舶であることを明らかにするものに限る。)のうちいずれかの書類とする。
 船舶原簿に記録されている事項を証明した書面で当該船舶の登録が抹消された事実を証するもの
 漁船原簿の謄本で当該漁船の登録が抹消された事実を証するもの
 船員法第19条の規定による報告(同条第1号に係るものに限る。)に関する書類の写しで船員法施行規則第15条の規定による地方運輸局長の証明があるもの
 小型船舶登録原簿に記載されている事項を証明した書面で当該小型船舶の登録が抹消された事実を証するもの
 当該船舶につき被害を受けたことを証する市町村長が発行する書類
2 令第41条第5項において準用する同条第1項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類(東日本大震災により滅失した航空機又は東日本大震災により損壊したため取り壊した航空機であることを明らかにするものに限る。)のうちいずれかの書類とする。
 航空機登録原簿の謄本又は抄本で当該航空機の登録が抹消された事実を証するもの
 当該航空機につき被害を受けたことを証する市町村長が発行する書類

附則

(施行期日)
第1条 この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成23年6月30日財務省令第35号) 抄
(施行期日)
第1条 この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成23年7月26日財務省令第51号)
この省令は、東日本大震災に対処して金融機関等の経営基盤の充実を図るための金融機能の強化のための特別措置に関する法律及び金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律(平成23年法律第80号)の施行の日(平成23年7月27日)から施行する。
附則 (平成23年12月14日財務省令第93号)
(施行期日)
第1条 この省令は、公布の日から施行する。
(登録免許税の特例に関する経過措置)
第2条 東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律(平成23年法律第119号。以下「改正法」という。)附則第17条第1項に規定する被災者等、同条第5項に規定する被災者等、同条第7項に規定する被災者等又は東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令の一部を改正する政令(平成23年政令第391号。以下「改正令」という。)附則第5条第1項に規定する被災者等(以下この条において「被災者等」と総称する。)が改正法附則第17条第2項、第4項、第6項若しくは第8項又は改正令附則第5条第2項の規定に基づき登録免許税法(昭和42年法律第35号)第31条第2項の請求をする場合には、登録免許税法施行令(昭和42年政令第146号)第31条第2項の請求書に、次の各号に掲げる被災者等の区分に応じ、当該各号に定める書類を添付して提出しなければならない。この場合において、当該被災者等に係る同法第31条第2項及び第8項第4号の規定の適用については、これらの規定中「当該登記等を受けた日」とあるのは、「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律(平成23年法律第119号)の施行の日の翌日」とする。
 改正法附則第17条第2項又は改正令附則第5条第2項の規定の適用を受けようとする被災者等 改正後の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則(以下「新令」という。)第15条第1項各号に掲げる者の区分に応じ当該各号に定める書類及び当該被災者等が同条第2項各号に掲げる者である場合には当該各号に定める書類
 改正法附則第17条第4項の規定の適用を受けようとする被災者等 前号に定める書類及び新令第16条各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める書類
 改正法附則第17条第6項の規定の適用を受けようとする被災者等 新令第16条の2第1項各号に掲げる者の区分に応じ当該各号に定める書類及び当該被災者等が同条第2項各号に掲げる者である場合には当該各号に定める書類
 改正法附則第17条第8項の規定の適用を受けようとする被災者等 新令第17条の3第1項各号に掲げる者の区分に応じ当該各号に定める書類及び当該被災者等が同条第2項の相続人である場合には同項の書類
附則 (平成24年1月10日財務省令第3号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成24年3月31日財務省令第32号)
この省令は、平成24年4月1日から施行する。ただし、第3条の2第1号の改正規定、第3条の3の改正規定、同条の次に1条を加える改正規定、第5条の3第2項第1号の改正規定、第6条の2第1号の改正規定、第6条の3の改正規定、同条の次に1条を加える改正規定、第9条の2第1号の改正規定、第9条の3の改正規定及び同条の次に1条を加える改正規定は、福島復興再生特別措置法(平成24年法律第25号)の施行の日又はこの省令の施行の日のいずれか遅い日から施行する。
附則 (平成24年7月19日財務省令第48号)
この省令は、公布の日の翌日から施行する。
附則 (平成24年12月3日財務省令第65号) 抄
(施行期日)
1 この省令は、都市の低炭素化の促進に関する法律(平成24年法律第84号)の施行の日(平成24年12月4日)から施行する。
附則 (平成25年3月30日財務省令第23号)
この省令は、平成25年4月1日から施行する。ただし、第3条の3の2(見出しを含む。)の改正規定、同条を第3条の3の3とする改正規定、第3条の3の次に1条を加える改正規定、第6条の3の2(見出しを含む。)の改正規定、同条を第6条の3の3とする改正規定、第6条の3の次に1条を加える改正規定、第9条の3の2(見出しを含む。)の改正規定、同条を第9条の3の3とする改正規定及び第9条の3の次に1条を加える改正規定は、福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律(平成25年法律第12号)の施行の日から施行する。
附則 (平成25年5月31日財務省令第40号)
この省令は、平成26年1月1日から施行する。
附則 (平成25年7月1日財務省令第48号)
(施行期日)
1 この省令は、平成27年1月1日から施行する。
(被災した認定贈与承継会社等に係る非上場株式等についての納税猶予の特例に関する経過措置)
2 所得税法等の一部を改正する法律(平成25年法律第5号。以下「改正法」という。)附則第100条第2項の規定によりなおその効力を有するものとされる改正法第9条の規定による改正前の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律第38条の3及び第38条の4の規定並びに東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令の一部を改正する政令(平成25年政令第170号)附則第2条第1項の規定によりなおその効力を有するものとされる改正前の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令第29条の3及び第29条の4の規定に基づく改正前の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第14条の3(第3項第2号、第5項、第8項第2号、第10項、第12項第2号及び第14項を除く。)及び第14条の4の規定は、なおその効力を有する。
3 改正法附則第86条第4項各号に掲げる経営承継受贈者、同条第8項各号に掲げる経営承継相続人等又は同条第12項各号に掲げる経営相続承継受贈者が改正法附則第100条第3項の規定の適用を受けた場合には、改正後の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第14条の3第4項第2号、第6項、第10項第2号、第12項、第14項第2号及び第16項の規定を適用する。
附則 (平成26年1月17日財務省令第2号)
この省令は、産業競争力強化法(平成25年法律第98号)の施行の日(平成26年1月20日)から施行する。
附則 (平成26年3月31日財務省令第31号)
この省令は、平成26年4月1日から施行する。
附則 (平成26年7月9日財務省令第66号)
1 この省令は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成25年法律第27号)附則第1条第4号に掲げる規定の施行の日から施行する。
2 改正後の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則(以下「新規則」という。)第3条第1項及び第2項の規定は、この省令の施行の日(以下「施行日」という。)以後にこれらの規定により行う申出について適用し、施行日前に改正前の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第3条第1項及び第2項の規定により行った申出については、なお従前の例による。
3 新規則第7条第2項第1号、第4項第1号及び第5項第1号並びに第10条第2項第1号、第4項第1号及び第5項第1号の規定は、施行日以後に提出する東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(以下「震災特例法」という。)第19条第10項、震災特例法第20条第17項において準用する租税特別措置法(昭和32年法律第26号)第65条の7第11項、震災特例法第20条第3項若しくは第5項、震災特例法第27条第10項、震災特例法第28条第18項において準用する租税特別措置法第68条の78第11項又は震災特例法第28条第4項若しくは第6項の書類について適用し、施行日前に提出した震災特例法第19条第10項、震災特例法第20条第17項において準用する租税特別措置法第65条の7第11項、震災特例法第20条第3項若しくは第5項、震災特例法第27条第10項、震災特例法第28条第18項において準用する租税特別措置法第68条の78第11項又は震災特例法第28条第4項若しくは第6項の書類については、なお従前の例による。
4 新規則第14条の3第4項、第10項及び第14項の規定は、施行日以後に提出する震災特例法第38条の3第2項、第4項又は第6項の届出書について適用し、施行日前に提出した同条第2項、第4項又は第6項の届出書については、なお従前の例による。
附則 (平成26年12月26日財務省令第99号) 抄
(施行期日)
1 この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成27年3月31日財務省令第33号)
(施行期日)
1 この省令は、平成27年4月1日から施行する。ただし、第5条の3第2項の改正規定及び第7条第2項第1号の改正規定(「代表者」の下に「(人格のない社団等で代表者の定めがなく、管理人の定めがあるものについては、管理人。以下この条において同じ。)」を加える部分を除く。)は、平成28年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 所得税法等の一部を改正する法律(平成27年法律第9号)第13条の規定による改正後の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律(以下「新法」という。)第38条の2第2項第1号に規定する被災受贈者が行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成25年法律第28号)附則第3号に掲げる規定の施行の日の前日までに同項第5号に規定する住宅取得等資金を贈与(贈与をした者の死亡により効力を生ずる贈与を除く。)により取得した場合における新法第38条の2第10項に規定する申告書に添付する書類については、改正前の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則(以下「旧規則」という。)第14条の2第12項(第1号イ(5)、ロ(3)及びハ(4)、第2号イ(2)、ロ(3)及びハ(1)(i)並びに第3号イ(2)、ロ(3)及びハ(4)に係る部分に限る。)及び第13項の規定は、なおその効力を有する。この場合において、旧規則第14条の2第12項第1号ロ(3)中「イ(5)」とあるのは「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則の一部を改正する省令(平成27年財務省令第33号)附則第2項の規定によりなおその効力を有するものとされる同令による改正前の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則(以下「平成27年旧規則」という。)第14条の2第12項第1号イ(5)」と、同号ハ(4)中「及び(6)」とあるのは「及び平成27年旧規則第14条の2第12項第1号イ(5)」と、同項第2号ロ(3)中「イ(2)」とあるのは「平成27年旧規則第14条の2第12項第2号イ(2)」と、同号ハ(1)(i)中「書類」とあるのは「書類及び平成27年旧規則第14条の2第12項第2号イ(2)に掲げる書類」と、同項第3号ロ(3)中「イ(2)」とあるのは「平成27年旧規則第14条の2第12項第3号イ(2)」と、同号ハ(4)中「から(4)まで」とあるのは「及び(3)(工事完了年月日及び工事費用の額等を明らかにするものに限る。)並びに平成27年旧規則第14条の2第12項第3号イ(2)」とする。
附則 (平成27年5月7日財務省令第52号)
この省令は、福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律(平成27年法律第20号)の施行の日から施行する。
附則 (平成27年8月7日財務省令第70号)
この省令は、平成27年8月10日から施行する。
附則 (平成28年3月31日財務省令第25号)
1 この省令は、平成28年4月1日から施行する。ただし、第14条の3第4項第1号の改正規定並びに同条第10項第1号及び第14項第1号の改正規定並びに次項の規定は、平成29年1月1日から施行する。
2 改正後の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則第14条の3第4項、第10項及び第14項の規定は、平成29年1月1日以後に提出する所得税法等の一部を改正する法律(平成28年法律第15号。以下「改正法」という。)第13条の規定による改正後の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律第38条の3第2項、第4項又は第6項の届出書について適用し、同日前に提出した改正法第13条の規定による改正前の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律第38条の3第2項、第4項又は第6項の届出書については、なお従前の例による。
附則 (平成29年3月31日財務省令第26号)
(施行期日)
第1条 この省令は、平成29年4月1日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
 第5条の3第2項の改正規定(同項第1号に係る部分を除く。) 平成30年1月1日
 第3条の3の3の改正規定、第6条の3の3の改正規定、第6条の7に2項を加える改正規定、第7条の改正規定、第9条の3の3の改正規定及び第9条の7に2項を加える改正規定 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律(平成29年法律第32号)の施行の日
(個人の被災者向け優良賃貸住宅の割増償却に関する経過措置)
第2条 東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令の一部を改正する政令(平成29年政令第116号。以下「改正令」という。)附則第2条の規定によりなおその効力を有するものとされる改正令による改正前の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行令(以下「旧令」という。)第13条の2第3項の規定に基づく改正前の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則(以下「旧規則」という。)第3条の5の規定は、なおその効力を有する。
(法人の被災者向け優良賃貸住宅の割増償却に関する経過措置)
第3条 改正令附則第3条の規定によりなおその効力を有するものとされる旧令第18条の2の規定に基づく旧規則第6条の5の規定は、なおその効力を有する。
(連結法人の被災者向け優良賃貸住宅の割増償却に関する経過措置)
第4条 改正令附則第4条の規定によりなおその効力を有するものとされる旧令第23条の2の規定に基づく旧規則第9条の5の規定は、なおその効力を有する。この場合において、同条中「第6条の5各号」とあるのは「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則の一部を改正する省令(平成29年財務省令第26号)附則第3条の規定によりなおその効力を有するものとされる同令による改正前の東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律施行規則(以下この条において「旧効力規則」という。)第6条の5各号」と、「第6条の5第2号」とあるのは「旧効力規則第6条の5第2号」とする。
附則 (平成30年3月31日財務省令第29号)
この省令は、平成30年4月1日から施行する。
附則 (平成31年3月29日財務省令第19号) 抄
(施行期日)
1 この省令は、平成31年4月1日から施行する。
附則 (平成31年4月12日財務省令第31号) 抄
1 この省令は、公布の日から施行する。

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