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ひょうじゅんテレビジョンほうそうとうのうちデジタルほうそうにかんするそうしんのひょうじゅんほうしき

標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式

平成23年総務省令第87号
放送法(昭和25年法律第132号)第111条第1項及び第121条第1項の規定に基づき、標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式を次のように定める。

第1章 総則

(目的)
第1条 この省令は、放送法(昭和25年法律第132号。以下「法」という。)第111条第1項及び第121条第1項の規定に基づき、基幹放送設備、特定地上基幹放送局等設備及び基幹放送局設備に適用される標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送、データ放送及びマルチメディア放送のうちデジタル放送に関する送信の標準方式を定めることを目的とする。
(定義)
第2条 この省令において使用する用語は、法、電波法(昭和25年法律第131号)及び電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)において使用する用語の例によるほか、次の定義に従うものとする。
 「データ信号」とは、標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送により送信される2値のデジタル情報であって、映像信号及び音声信号に該当しないものをいう。
 「メタデータ信号」とは、映像信号、音声信号又はデータ信号を受信設備により蓄積、復元、変換その他の制御を経て影像又は音声その他の音響として視聴させるために必要な放送番組の内容又は配列に係る情報をいう。
 「パケット」とは、符号化信号の伝送のための符号系列及びその種類の識別のための符号系列の組をいう。
 「動き補償予測符号化方式」とは、映像信号の前後のフレーム又はフィールドからの動き量を検出し、動き量に応じて補正したフレーム又はフィールド信号と原信号との差分信号と動き量のみを送信することにより伝送する情報量を減らす方式をいう。
 「離散コサイン変換方式」とは、原画像を8画素4方の単位で空間周波数成分に変換し、その周波数成分を視覚特性を反映して量子化することにより情報量を減らす方式をいう。
 「可変長符号化方式」とは、統計的に発生頻度の高い符号は、短いビット列で表現し、発生頻度の低い符号は、長いビット列で表現することにより伝送するビット数を減らす方式をいう。
 「時間周波数変換符号化方式」とは、入力信号を変形離散コサイン変換によって周波数成分に変換し、各周波数成分のエネルギー偏差の減少を利用して情報量の削減を行う方式をいう。
 「聴覚心理重み付けビット割当方式」とは、人間に知覚されやすい帯域の信号劣化が最小となるよう符号割当ての重み付けを行う方式をいう。
 「ステレオホニック信号」とは、音響に立体感を与えるために、2以上の音声信号を組み合わせた信号をいう。
 「スクランブル」とは、国内受信者が設置する受信装置によらなければ受信することができないようにするため又は放送番組に関する権利を保護する受信装置によらなければ受信することができないようにするために、信号波を電気的にかくはんすることをいう。
十一 「シンボル」とは、デジタル信号により一の変調が行われた信号をいう。
十二 「伝送主シンボル」とは、伝送主信号から生成されるシンボルをいう。
十三 「SP信号」とは、同期変調による伝送主シンボルのための復調基準信号をいう。
十四 「SPシンボル」とは、電力拡散信号を加算したSP信号から生成されるシンボルをいう。
十五 「CP信号」とは、SP信号を補うための復調基準信号をいう。
十六 「CPシンボル」とは、電力拡散信号を加算したCP信号から生成されるシンボルをいう。
十七 「AC信号」とは、放送に関する付加情報信号をいう。
十八 「ACシンボル」とは、AC信号から生成されるシンボルをいう。
十九 「キャリア変調マッピング」とは、一定の手順に従って2値のデジタル情報をシンボルに変換することをいう。
二十 「TMCC情報」とは、変調波の伝送制御に関する信号をいう。
二十一 「輝度信号」とは、被写体の輝度を表す信号をいう。
二十二 「色差信号」とは、被写体の色相及び彩度を表す信号をいう。
二十三 「符号分割多重」とは、異なる拡散符号を加算して変調された同じ周波数の搬送波を重畳することをいう。
二十四 「パイロット情報」とは、符号分割多重に係る伝送制御等に関する情報をいう。
二十五 「パイロット信号」とは、同期信号、フレーム同期信号、スーパーフレーム同期信号及びパイロット情報に誤り訂正外符号を付加した信号から成る408バイトの信号を単位として生成される信号をいう。
二十六 「帯域分割符号化方式」とは、入力信号を32の帯域に等分割し、各帯域のエネルギー偏差の減少を利用して情報量の削減を行う方式をいう。
二十七 「ベースバンドヘッダ情報」とは、入力信号形式等に関する情報をいう。
二十八 「フィジカルレイヤヘッダ情報」とは、変調方式等に関する情報をいう。
二十九 「画面内予測符号化方式」とは、原信号の符号化対象画素とその近傍画素との差分値を符号化することにより伝送する情報量を減らす方式をいう。
三十 「整数変換方式」とは、原画像を4画素4方、8画素4方、16画素4方又は32画素4方の単位で整数精度の直交変換により空間周波数成分に変換し、その周波数成分を視覚特性を反映して量子化することにより情報量を減らす方式をいう。
三十一 「エントロピー符号化方式」とは、符号の出現確率をもとに、異なるビット列で表現することにより伝送するビット数を減らす方式をいう。
三十二 「信号点配置情報」とは、伝送に関する変調信号の位相及び振幅についての情報をいう。
三十三 「画素適応オフセットフィルタ方式」とは、デブロッキングフィルタ後の画素値に応じてオフセットを加算することにより画質を向上させる方式をいう。
三十四 「線形予測符号化方式」とは、過去の入力信号の線形結合を用いて現在の入力信号を予測し、入力値と予測値の残差と、線形結合の重み係数を符号化することで、伝送する情報量を減らす方式をいう。
(多重化)
第3条 符号化された映像信号、音声信号、データ信号及びメタデータ信号並びに関連情報(国内受信者が有料放送の役務の提供を受け、又はその対価として放送事業者が料金を徴収するために必要な情報、放送事業者が放送番組に関する権利を保護する受信装置によらなければ受信することができないようにするために必要な情報及びその他総務大臣が別に告示する情報をいう。以下同じ。)及び放送番組に関する権利を示す情報(以下「符号化信号」という。)は、次の各号により伝送するものとする。
 符号化信号は、パケットにより多重するものとする。
 符号化信号は、任意の長さでグループ化し、その構成は、別表第1号に示すPESパケット及びセクション形式によるものとする。
 PESパケット又はセクション形式による情報は、別表第2号に示すTSパケットにより伝送する。
2 符号化信号のうちTSパケットにより伝送するものの伝送制御は、次の各号に定める伝送制御信号により行うものとする。
 放送番組に関するPMTを伝送するTSパケットのパケット識別子を指定するPAT
 放送番組を構成する符号化信号(関連情報を除く。)を伝送するTSパケットのパケット識別子及び関連情報のうち総務大臣が別に告示で定める共通情報を伝送するTSパケットのパケット識別子を指定するPMT
 関連情報のうち総務大臣が別に告示で定める個別情報を伝送するTSパケットのパケット識別子を指定するCAT
 変調周波数その他伝送路の情報と放送番組を関連付ける情報を伝送するNIT
 伝送路上における放送番組の配列を示す番組配列情報
3 前項に規定する伝送制御信号の構成は、セクション形式によるものとする。
4 PESパケット、セクション形式及びTSパケットの送出手順並びに伝送制御信号及び別表第3号に示す各識別子の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(情報源符号化)
第4条 映像信号のうちPESパケットによるものの符号化は、動き補償予測符号化方式、離散コサイン変換方式及び可変長符号化方式を組み合わせたものとし、映像の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
2 映像信号のうちセクション形式によるものの送出手順は、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
第5条 音声信号のうちPESパケットによるものの符号化は、時間周波数変換符号化方式及び聴覚心理重み付けビット割当方式を組み合わせたものとし、音声の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
2 音声信号のうちセクション形式によるものの送出手順は、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
第6条 データ信号及びメタデータ信号の符号化方式及び送出手順について総務大臣が別に告示で定める場合は、それに従うものとする。
(音声信号)
第7条 音声信号のうちPESパケットによるものの標本化周波数は、32kHz、44・1kHz又は48kHzとする。
2 PESパケットによる音声信号のうちステレオホニック信号を構成する場合にあっては、各音声信号の標本化の時刻は、同一時刻であることとする。
3 音声信号のうちPESパケットによるものの入力量子化ビット数は、16ビット以上とする。
4 音声信号のうちPESパケットによるものの最大入力音声チャンネル数は、5チャンネル及び低域を強調する1チャンネルとする。
(スクランブル等)
第8条 スクランブルの方式は、次の各号に掲げるもののいずれかでなければならない。
 スクランブルの範囲をTSパケット(伝送制御信号及び関連情報を送るためのものを除く。)のペイロード部とするものであって、総務大臣が別に告示するもの
 スクランブルの対象をセクション形式の信号に限るものであって、総務大臣が別に告示するもの

第2章 地上基幹放送局を用いて行う超短波放送のうちデジタル放送

(適用の範囲)
第9条 この章の規定は、地上基幹放送局(地上基幹放送試験局及び地上基幹放送を行うための実用化試験局を含む。以下同じ。)を用いて行う超短波放送のうちデジタル放送(第4章に定める放送を除く。)に適用があるものとする。
(周波数帯幅等)
第10条 使用する周波数帯幅は、別表第4号に示すとおりとする。
2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。
(搬送波の変調等)
第11条 搬送波を変調する信号は、それぞれ次の各号に定めるシンボルから成る1個のOFDMセグメント(以下「1セグメント形式のOFDMフレーム」という。)、3個のOFDMセグメント(以下「3セグメント形式のOFDMフレーム」という。)又は1セグメント形式のOFDMフレーム若しくは3セグメント形式のOFDMフレームを連結したもの(以下この章及び別表第8号において「連結したOFDMフレーム」という。)を逆高速フーリエ変換し、別表第5号に示すガードインターバルの付加を行った信号とし、別表第6号に掲げる方程式によるものとする。
 伝送主シンボル
 TMCCシンボル(TMCC信号(TMCCシンボルのための復調基準信号、同期信号、セグメント形式識別信号及びTMCC情報を誤り訂正符号化した信号により構成される信号をいう。以下この章及び第3章において同じ。)から生成されるシンボルをいう。以下同じ。)
 SPシンボル
 CPシンボル
 ACシンボル
2 OFDMセグメントにおける伝送主シンボル、SPシンボル及びCPシンボルの配置は、別表第7号に示すとおりとし、TMCCシンボル及びACシンボルの配置は、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
3 OFDMフレーム(1セグメント形式のOFDMフレーム、3セグメント形式のOFDMフレーム又は連結したOFDMフレームをいう。)は、その変調波スペクトルが別表第8号に示す配置となるように構成するものとする。
4 別表第6号に示す有効シンボル期間長は、252マイクロ秒、504マイクロ秒又は1、008マイクロ秒とする。
5 ガードインターバル比(別表第6号に示すガードインターバル期間長の有効シンボル期間長に対する比率をいう。)は、4分の1、8分の1、16分の1又は32分の1とする。
6 変調の方式は、直交周波数分割多重変調とする。
7 搬送波を変調する信号の通信速度は、別表第9号に示すとおりとする。
(伝送主シンボル)
第12条 伝送主シンボルは、階層(3セグメント形式のOFDMフレームに含まれる3個のOFDMセグメントを2個に区分したもの及び1セグメント形式のOFDMフレームを構成する1個のセグメントをいう。以下この条において同じ。)ごとに分割された伝送主信号について、それぞれ4分のπシフト差動4相位相変調、4相位相変調、16値直交振幅変調又は64値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されたシンボルとし、階層合成、時間インターリーブ及び周波数インターリーブによりデータセグメントを構成するものとする。
2 データセグメントの送出手順は、別表第10号に示すとおりとし、時間インターリーブ及び周波数インターリーブの構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(TMCCシンボル等)
第13条 TMCC信号の構成は、別表第11号に示すとおりとする。
2 TMCC情報の誤り訂正は、別表第12号に示す短縮化差集合巡回符号方式とする。
3 TMCC情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
4 TMCCシンボルは、TMCC信号について、差動2相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されるシンボルとし、その構成は、別表第13号に示すとおりとする。
(SPシンボル、CPシンボル及びACシンボル)
第14条 SPシンボル及びCPシンボルは、それぞれ電力拡散信号を加算したSP信号及びCP信号について、2相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されるシンボルとし、その構成は、別表第14号に示すとおりとする。
2 ACシンボルは、AC信号について、差動2相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されるシンボルとし、その構成は、別表第13号に示すとおりとする。
(伝送主信号)
第15条 伝送主信号は、別表第15号に示す1多重フレームに含まれる数の主信号(TSパケットに誤り訂正外符号を付加した204バイトの信号をいう。以下この条において同じ。)を単位として生成される信号であり、その構成及び送出手順は同表に示すとおりとする。
2 主信号の誤り訂正は別表第12号に示す短縮化リードソロモン符号方式とし、伝送主信号の誤り訂正は同表に示す畳込み符号化方式とする。
(AC信号)
第16条 変調波の伝送制御に関する付加情報以外の情報は、AC信号により伝送してはならない。
(緊急警報信号)
第17条 緊急警報信号を送る場合は、緊急情報記述子により伝送するものとし、その構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。

第3章 地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものを除く。)を用いて行う標準テレビジョン放送のうちデジタル放送及び高精細度テレビジョン放送

(適用の範囲)
第18条 この章の規定は、地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものを除く。以下この章において同じ。)を用いて行う標準テレビジョン放送のうちデジタル放送及び高精細度テレビジョン放送に適用があるものとする。
(周波数帯幅等)
第19条 使用する周波数帯幅は、5・7MHzとする。
2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。
(搬送波の変調等)
第20条 搬送波を変調する信号は、それぞれ次の各号に定めるシンボルから成る13個のOFDMセグメント(以下この章において「OFDMフレーム」という。)を逆高速フーリエ変換し、別表第5号に示すガードインターバルの付加を行った信号とし、別表第16号に掲げる方程式によるものとする。
 伝送主シンボル
 TMCCシンボル
 SPシンボル
 CPシンボル
 ACシンボル
2 OFDMフレームは、その変調波スペクトルが別表第17号に示す配置となるように構成するものとする。
3 逆高速フーリエ変換のサンプル周波数は、63分の512MHzとする。
4 別表第16号に示す有効シンボル期間長は、252マイクロ秒、504マイクロ秒又は1、008マイクロ秒とする。
5 ガードインターバル比(別表第16号に示すガードインターバル期間長の有効シンボル期間長に対する比率をいう。)は、4分の1、8分の1、16分の1又は32分の1とする。
(伝送主シンボル)
第21条 伝送主シンボルは、階層(13個のOFDMセグメントを最大3個に区分したものをいう。以下この条において同じ。)ごとに分割された伝送主信号について、それぞれ4分のπシフト差動4相位相変調、4相位相変調、16値直交振幅変調又は64値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されたシンボルとし、階層合成、時間インターリーブ及び周波数インターリーブによりデータセグメントを構成するものとする。
(AC信号)
第22条 放送に関する付加情報のうち次の各号に掲げるもの以外の情報は、AC信号により伝送してはならない。
 変調波の伝送制御に関する付加情報
 気象業務法(昭和27年法律第165号)第13条第1項の規定により行われる地震動警報に関する情報(以下「地震動警報情報」という。)
2 セグメント番号0に配置されるACシンボルを生成するAC信号の構成は、別表第18号に示すとおりとする。
3 セグメント番号0以外のセグメントには、地震動警報情報を伝送するためのAC信号から生成されるACシンボルは配置してはならない。
(映像信号等)
第23条 映像信号のうちPESパケットによるものは、輝度信号及び色差信号から成るものとし、別表第19号に掲げる方程式によるものとする。
2 映像信号のうちPESパケットによるものの輝度信号及び色差信号の標本値は、8桁又は10桁の2進数字によって量子化を行うものとする。
3 映像信号のうちPESパケットによるものの映像の走査は、水平方向には左から右へ、垂直方向には上から下へ一定速度で行うものとする。
4 映像信号のうちPESパケットによるものの映像の走査線数、有効走査線数、走査方式、フレーム周波数、フィールド周波数、画面の横と縦の比、水平走査の繰返し周波数、標本化周波数(輝度信号及び色差信号)、1走査線当たりの標本化数(輝度信号及び色差信号)、1走査線当たりの有効標本化数(輝度信号及び色差信号)、ろ波特性、水平同期信号及び垂直同期信号は、別表第20号に示すとおりとする。
(準用規定)
第24条 第11条第2項、第6項及び第7項、第12条第2項、第13条から第15条まで並びに第17条の規定は、地上基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送のうちデジタル放送及び高精細度テレビジョン放送について準用する。

第4章 地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものに限る。)を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送

第1節 99MHzを超え108MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局を用いて行うマルチメディア放送のうちセグメント連結伝送方式によるもの

(適用の範囲)
第24条の2 この節の規定は、99MHzを超え108MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものに限る。)を用いて行うマルチメディア放送のうちセグメント連結伝送方式によるものに適用があるものとする。
(多重化)
第24条の3 符号化信号は、第3条第1項に規定されるもののほか、次に掲げる伝送方法によるものとする。
 パケットにより多重すること。
 任意の長さでグループ化し、その構成は、別表第22号に示すIPパケット又はIPパケットを圧縮したもの(以下「IPパケット等」という。)によること。
 IPパケット等による情報は、別表第23号に示すULEパケットにより伝送すること。
 ULEパケットによる情報は、TSパケットにより伝送すること。
2 TSパケットにより伝送される符号化信号の伝送制御は、第3条第2項に規定する伝送制御信号のほか、AMT(放送番組番号を識別するサービス識別子及びIPパケット等を関連付ける伝送制御信号をいう。以下この条において同じ。)により行うものとする。
3 AMTの構成は、セクション形式によるものとする。
4 IPパケット及びULEパケットの送出手順並びにAMTの構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(伝送主シンボル)
第24条の4 伝送主シンボルは、階層(第12条に規定する階層をいう。以下この条において同じ。)ごとに分割された伝送主信号について、それぞれ4相位相変調又は16値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されたシンボルとし、階層合成、時間インターリーブ及び周波数インターリーブによりデータセグメントを構成するものとする。
(AC信号)
第24条の4の2 放送に関する付加情報のうち次に掲げるもの以外の情報は、AC信号により伝送してはならない。
 変調波の伝送制御に関する付加情報
 地震動警報情報
 地域の防災又は安全に関する情報(前号に掲げるものを除く。別表第23号の2において「地域の防災・安全情報」という。)
2 ACシンボルを生成するAC信号の構成は、別表第23号の2に示すとおりとする。
3 1セグメント形式のOFDMフレーム又は3セグメント形式のOFDMフレームのセグメント番号0以外のセグメントには、地震動警報情報を伝送するためのAC信号から生成されるACシンボルは配置してはならない。
(映像信号の符号化)
第24条の5 映像信号のうちPESパケットによるものの符号化は、画面内予測符号化方式、動き補償予測符号化方式、整数変換方式(4画素4方又は8画素4方の単位のものに限る。)及びエントロピー符号化方式を組み合わせたものとし、その映像の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
2 映像信号のうちPESパケットによるものの符号化は、別表第26号に示す最大フレーム周波数、画面の横と縦の比並びに映像の輝度信号及び色差信号の画素数のとおり行うものとする。
3 第4条第1項の規定は、第24条の2に規定するマルチメディア放送には適用しない。
(映像信号)
第24条の6 映像信号のうちPESパケットによるものは、輝度信号及び色差信号から成るものとし、別表第69号に掲げる方程式によるものとする。
2 映像信号のうちPESパケットによるものの輝度信号及び色差信号の標本値は、8桁の2進数字によって量子化を行うものとする。
(音声信号の符号化)
第24条の7 音声信号のうちPESパケットによるものの符号化は、第5条第1項に規定するもののほか、線形予測符号化方式及び可変長符号化方式を組み合わせたものとし、その音声の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(音声信号)
第24条の8 第7条第1項の規定にかかわらず、音声信号のうちPESパケットによるものの標本化周波数は、32kHz以上とする。
(準用規定)
第24条の9 第10条、第11条、第12条第2項、第13条から第15条まで及び第17条の規定は、第24条の2に規定するマルチメディア放送について準用する。

第2節 207・5MHz以上222MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送のうちセグメント連結伝送方式によるもの

(適用の範囲)
第25条 この節の規定は、207・5MHz以上222MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものに限る。第33条において同じ。)を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送のうちセグメント連結伝送方式によるものに適用があるものとする。
(周波数帯幅等)
第26条 使用する周波数帯幅は、別表第21号に示すとおりとする。
2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。
(多重化)
第27条 符号化信号は、第3条第1項に規定されるもののほか次の各号により伝送するものとする。
 符号化信号は、パケットにより多重するものとする。
 符号化信号は、任意の長さでグループ化し、その構成は、IPパケット等によるものとする。
 IPパケット等による情報は、別表第23号に示すULEパケットにより伝送する。
 ULEパケットによる情報は、TSパケットにより伝送する。
2 符号化信号のうちTSパケットにより伝送されるものの伝送制御は、第3条第2項に規定する伝送制御信号のほか、INT(放送番組番号を識別するサービス識別子とIPパケット等とを関連付ける伝送制御信号をいう。以下同じ。)により行うものとする。
3 前項に規定するINTの構成は、セクション形式によるものとする。
4 IPパケット及びULEパケットの送出手順並びにINTの構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(搬送波の変調等)
第28条 搬送波を変調する信号は、それぞれ次の各号に定めるシンボルから成る13個のOFDMセグメント(以下この節、別表第9号、別表第10号、別表第14号、別表第15号、別表第24号及び別表第25号において「13セグメント形式のOFDMフレーム」という。)又は1セグメント形式のOFDMフレームと13セグメント形式のOFDMフレームを連結したもの(以下この節及び別表第25号において「連結したOFDMフレーム」という。)を逆高速フーリエ変換し、別表第5号に示すガードインターバルの付加を行った信号とし、別表第24号に掲げる方程式によるものとする。
 伝送主シンボル
 TMCCシンボル
 SPシンボル
 CPシンボル
 ACシンボル
2 OFDMフレーム(13セグメント形式のOFDMフレーム又は連結したOFDMフレームをいう。)は、その変調波スペクトルが別表第25号に示す配置となるように構成するものとする。
3 別表第24号に示す有効シンボル期間長は、252マイクロ秒、504マイクロ秒又は1、008マイクロ秒とする。
4 ガードインターバル比(別表第24号に示すガードインターバル期間長の有効シンボル期間長に対する比率をいう。)は、4分の1、8分の1、16分の1又は32分の1とする。
(伝送主シンボル)
第29条 伝送主シンボルは、階層(13セグメント形式のOFDMフレームに含まれる13個のOFDMセグメントを最大3個に区分したもの及び1セグメント形式のOFDMフレームを構成する1個のセグメントをいう。以下この条において同じ。)ごとに分割された伝送主信号について、それぞれ4分のπシフト差動4相位相変調、4相位相変調、16値直交振幅変調又は64値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されたシンボルとし、階層合成、時間インターリーブ及び周波数インターリーブによりデータセグメントを構成するものとする。
(適用除外)
第30条 第4条第1項の規定は、第25条に規定するテレビジョン放送及びマルチメディア放送には適用しない。
第31条 削除
(準用規定)
第32条 第11条第2項、第6項及び第7項、第12条第2項、第13条から第15条まで、第17条、第22条、第24条の5第1項及び第2項並びに第24条の6の規定は、第25条に規定するテレビジョン放送及びマルチメディア放送について準用する。この場合において、第22条第2項及び第3項中「セグメント番号0」とあるのは、「1セグメント形式のOFDMフレーム又は13セグメント形式のOFDMフレームのセグメント番号0」と読み替えるものとする。

第3節 207・5MHz以上222MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送のうち選択帯域伝送方式によるもの

(適用の範囲)
第33条 この節の規定は、207・5MHz以上222MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送のうち選択帯域伝送方式によるもの(以下「選択帯域伝送放送」という。)に適用があるものとする。
(用語の意義)
第34条 この節において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
 「TDMパイロット1信号」とは、スーパーフレーム同期のための同期信号をいう。
 「TDMパイロット1シンボル」とは、TDMパイロット1信号から生成されるシンボルをいう。
 「WIC信号」とは、ネットワーク識別のための信号をいう。
 「WICシンボル」とは、WIC信号から生成されるシンボルをいう。
 「LIC信号」とは、詳細なネットワーク識別のための信号をいう。
 「LICシンボル」とは、LIC信号から生成されるシンボルをいう。
 「TDMパイロット2信号」とは、TDMパイロット1シンボルを補うための信号をいう。
 「TDMパイロット2シンボル」とは、TDMパイロット2信号から生成されるシンボルをいう。
 「TPC信号」とは、伝送主シンボル及びOISシンボルの境界を示すための信号をいう。
 「TPCシンボル」とは、TPC信号から生成されるシンボルをいう。
十一 「FDMパイロット信号」とは、同期変調による伝送主シンボル又はOISシンボルのための復調基準信号をいう。
十二 「FDMパイロットシンボル」とは、FDMパイロット信号から生成されるシンボルをいう。
十三 「スタッフ信号」とは、伝送主シンボルのシンボル数の調整のために付加される信号をいう。
十四 「スタッフシンボル」とは、スタッフ信号から生成されるシンボルをいう。
十五 「PPC信号」とは、送信局の位置情報や送出タイミングに関する情報により構成される信号をいう。
十六 「PPCシンボル」とは、PPC信号から生成されるシンボルをいう。
十七 「SPC信号」とは、変調波の伝送制御に関する信号をいう。
十八 「SPCシンボル」とは、SPC信号から生成されるシンボルをいう。
(周波数帯幅等)
第35条 使用する周波数帯幅は、4・625MHz、5・55MHz、6・475MHz又は7・4MHzとする。
2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。
(多重化)
第36条 符号化信号は、次の各号により伝送するものとする。
 符号化された映像信号、音声信号、データ信号及びメタデータ信号(放送番組の内容又は配列に係る情報を除く。)は任意の長さでグループ化し、その構成はサービスパケット(別表第27号に示す同期パケット(他のパケットと同期する機能を有するパケットをいう。以下同じ。)又はファイル伝送パケット若しくはIPパケット等をいう。以下同じ。)によるものとする。
 サービスパケットによる情報及び放送番組の内容又は配列に係る情報は、別表第28号に示すトランスポートフレームにより伝送する。
 トランスポートフレームによる情報、関連情報のうち総務大臣が別に告示で定める共通情報及び放送番組に関する権利を示す情報は別表第29号に示すデータチャネルMACプロトコルカプセルにより伝送する。
 データチャネルMACプロトコルカプセルによる情報は、122バイトごとに分割し、別表第30号に示す物理層パケットにより伝送する。
2 符号化信号の伝送制御は、次の各号に定める伝送制御信号により行うものとする。
 放送番組を構成する符号化信号を伝送するデータチャネルMACプロトコルカプセルを示すFDM
 隣接する放送局に関する情報を伝送するENLDM
 次条に規定するスーパーフレームの構成に関する情報を伝送するOIS
3 FDM及びENLDMは、次の各号により伝送するものとする。
 当該信号は、別表第31号に示すコントロールプロトコルパケットにより伝送する。
 コントロールプロトコルパケットは、別表第32号に示すコントロールチャネルMACプロトコルカプセルにより伝送する。
 コントロールチャネルMACプロトコルカプセルは、122バイトごとに分割し、物理層パケットにより伝送する。
4 OISは、122バイトごとに分割し、物理層パケットにより伝送する。
5 トランスポートフレーム、データチャネルMACプロトコルカプセル及びコントロールプロトコルパケットの送出手順、第2項各号に定める伝送制御信号の構成並びに関連情報のうち共通情報の構成及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
6 第3条の規定は選択帯域伝送放送には適用しない。
(搬送波の変調等)
第37条 搬送波を変調する信号は、それぞれ次の各号に定めるシンボルから成るスーパーフレーム(以下この節、別表第34号及び別表第35号において「スーパーフレーム」という。)を逆高速フーリエ変換し、別表第33号に示すガードインターバルの付加を行った信号とし、別表第34号に掲げる方程式によるものとする。
 伝送主シンボル
 TDMパイロット1シンボル
 WICシンボル
 LICシンボル
 TDMパイロット2シンボル
 TPCシンボル
 OISシンボル
 FDMパイロットシンボル
 スタッフシンボル
 PPCシンボル
十一 SPCシンボル
2 スーパーフレームにおける前項各号に定めるシンボルの配置は、別表第35号に示すとおりとする。
3 ガードインターバル比(別表第34号に示すフラットガードインターバル期間長の有効シンボル期間長に対する比率をいう。)は、伝送主シンボル、TPCシンボル、OISシンボル、FDMパイロットシンボル及びスタッフシンボルにおいては4分の1、16分の3、8分の1又は16分の1とし、TDMパイロット1シンボル、WICシンボル、LICシンボル及びSPCシンボルにおいては8分の1、TDMパイロット2シンボルにおいては4分の1又は8分の1とし、PPCシンボルにおいては2分の1とする。
(伝送主シンボル)
第38条 伝送主シンボルは、4相位相変調及び16値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピングを行う伝送主信号においては一のデータチャネルMACプロトコルカプセル、16値直交振幅階層変調のためのキャリア変調マッピングを行う伝送主信号においては2のデータチャネルMACプロトコルカプセルごとに分割された伝送主信号について、それぞれ別表第36号に示す4相位相変調、16値直交振幅変調又は16値直交振幅階層変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されたシンボルとする。
(TDMパイロット1シンボル等)
第39条 TDMパイロット1シンボル、WICシンボル、LICシンボル、TDMパイロット2シンボル、TPCシンボル、FDMパイロットシンボル、スタッフシンボル、PPCシンボル及びSPCシンボルは、それぞれTDMパイロット1信号、WIC信号、LIC信号、TDMパイロット2信号、TPC信号、FDMパイロット信号、スタッフ信号、PPC信号及びSPC信号について別表第36号に示す4相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されるシンボルとする。
(OISシンボル)
第40条 OISシンボルは、伝送OIS信号について、別表第36号に示す4相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されるシンボルとする。
(伝送主信号)
第41条 伝送主信号は、物理層パケット(OISを伝送するものを除く。)を単位として生成される信号であり、その構成及び送出手順は別表第37号に示すとおりとする。
(TDMパイロット1信号等)
第42条 TDMパイロット1信号の構成及び送出手順は、別表第38号に示すとおりとする。
2 WIC信号、LIC信号、TDMパイロット2信号及びFDMパイロット信号の構成及び送出手順は、別表第39号に示すとおりとする。
3 TPC信号の構成及び送出手順は、別表第40号に示すとおりとする。
4 スタッフ信号の構成及び送出手順は、別表第41号に示すとおりとする。
5 PPC信号の構成及び送出手順は、別表第42号に示すとおりとする。
6 SPC信号の構成及び送出手順は、別表第43号に示すとおりとする。
(伝送OIS信号)
第43条 伝送OIS信号は、OISを伝送する物理層パケットを単位として生成される信号とし、その送出手順は、別表第44号に示すとおりとする。
(音声信号の符号化)
第44条 音声信号のうち同期パケットによるものの符号化は、時間周波数変換符号化方式及び聴覚心理重み付けビット割当方式を組み合わせたものとし、音声の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(音声信号)
第45条 音声信号のうち同期パケットによるものの標本化周波数は、32kHz、44・1kHz又は48kHzとする。
2 同期パケットによる音声信号のうちステレオホニック信号を構成する場合にあっては、各音声信号の標本化の時刻は、同一時刻であることとする。
3 音声信号のうち同期パケットによるものの入力量子化ビット数は、16ビット以上とする。
4 音声信号のうち同期パケットによるものの最大入力音声チャンネル数は、5チャンネル及び低域を強調する1チャンネルとする。
(緊急警報信号)
第46条 緊急警報信号を送る場合は、緊急警報放送メッセージをコントロールプロトコルパケットにより伝送するものとし、緊急警報放送メッセージの構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(スクランブル)
第47条 第8条の規定にかかわらず、スクランブルの範囲を同期パケットとするスクランブルの方式は、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(準用規定)
第48条 第11条第6項、第24条の5第1項及び第2項並びに第24条の6は、選択帯域伝送放送について準用する。この場合において、第24条の5第1項及び第2項並びに第24条の6中「PESパケット」とあるのは、「同期パケット」と読み替えるものとする。

第5章 11・7GHzを超え12・2GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送のうちデジタル放送

第1節 通則

(適用の範囲)
第49条 この章の規定は、11・7GHzを超え12・2GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局(衛星基幹放送試験局及び衛星基幹放送を行うための実用化試験局を含む。以下同じ。)を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送のうちデジタル放送に適用があるものとする。

第2節 広帯域伝送方式

(適用の範囲)
第50条 この節の規定は、広帯域伝送方式による標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送(以下「広帯域伝送デジタル放送」という。)に適用があるものとする。
(周波数帯幅等)
第51条 使用する周波数帯幅は、34・5MHzとする。
2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。
(搬送波の変調)
第52条 搬送波を変調する信号は、伝送主信号、電力拡散信号を加算したTMCC信号(TMCC情報に誤り訂正外符号を付加した信号をいう。以下この章において同じ。)及びフレーム同期信号に対して誤り訂正内符号化した信号並びに電力拡散信号を加算した位相基準バースト信号とし、その構成については、別表第45号に示すとおりとする。
2 搬送波の変調の形式は、伝送主信号に対して誤り訂正内符号化した信号については2相位相変調、4相位相変調又は8相位相変調とし、電力拡散信号を加算したTMCC信号及びフレーム同期信号に対して誤り訂正内符号化した信号並びに電力拡散信号を加算した位相基準バースト信号については2相位相変調とする。
3 搬送波を変調する信号の通信速度は、毎秒28・860メガボーとする。
4 搬送波の絶対位相偏位は、別表第46号に示すとおりとする。
5 搬送波の帯域制限を行うろ波器の周波数特性は、別表第47号に示すとおりとする。
(伝送主信号)
第53条 伝送主信号は、384個の主信号(TSパケットに誤り訂正外符号を付加した204バイトの信号(以下この節において「スロット」という。)の先頭の1バイトを除いたものをいう。以下この条において同じ。)を単位として生成される信号であり、その構成は別表第48号に示すとおりとする。
2 主信号の誤り訂正は別表第49号に示す短縮化リードソロモン符号方式とし、伝送主信号の誤り訂正は同表に示すトレリス符号化方式又は畳込み符号化方式とする。
(TMCC信号及びフレーム同期信号)
第54条 TMCC信号の構成及び送出手順並びにフレーム同期信号の構成及び送出手順は、別表第50号に示すとおりとする。
2 TMCC信号の誤り訂正は、別表第49号に示す畳込み符号と短縮化リードソロモン符号を組み合わせた方式とする。
3 TMCC情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(位相基準バースト信号)
第55条 位相基準バースト信号は、誤り訂正内符号化した伝送主信号に対して、203シンボルごとに4シンボル付加するものとし、その構成については別表第51号に示すとおりとする。
(準用規定)
第56条 第17条及び第23条の規定は、広帯域伝送デジタル放送について準用する。

第3節 高度広帯域伝送方式

(適用の範囲)
第57条 この節の規定は、高度広帯域伝送方式による標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送(以下「高度広帯域伝送デジタル放送」という。)に適用があるものとする。
(多重化)
第58条 符号化信号は、第3条第1項に規定されるもののほか次の各号により伝送するものとする。
 符号化信号は、パケットにより多重するものとする。
 符号化信号は任意の長さでグループ化し、その構成は別表第59号の2に示すMMTPパケットによるものとする。
 MMTPパケットによる情報は、IPパケット又は別表第60号に示す圧縮IPパケットにより伝送するものとする。
 IPパケット又は圧縮IPパケットによる情報は、別表第61号に示すTLVパケットにより伝送するものとする。
2 符号化信号のうちTLVパケットにより伝送されるものの伝送制御は、次の各号に定める伝送制御信号により行うものとする。
 変調周波数その他伝送路の情報と放送番組を関連付ける情報を伝送するNIT
 放送番組番号を識別するサービス識別子とIPパケット又は圧縮IPパケットとを関連付けるAMT
3 前項に規定する伝送制御信号の構成は、セクション形式によるものとする。
4 符号化信号のうちMMTPパケットにより伝送されるものの伝送制御は、次の各号に定める伝送制御信号により行うものとする。
 放送番組のテーブルを伝送するPAメッセージ
 セクション形式を伝送するM2セクションメッセージ
 スクランブル方式の識別の情報を伝送するCAメッセージ
5 MMTPパケット、圧縮IPパケット及びTLVパケットの送出手順並びに伝送制御信号及び別表第61号の2に示す各識別子の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(搬送波の変調)
第59条 搬送波を変調する信号は、伝送主信号、伝送TMCC信号、フレーム同期信号、スロット同期信号及び電力拡散信号を加算した信号点配置情報(以下「伝送信号点配置信号」という。)とし、その構成については別表第62号に示すとおりとする。
2 搬送波の変調の形式は、伝送主信号及び伝送信号点配置信号については2分のπシフト2相位相変調、4相位相変調、8相位相変調又は16値振幅位相変調とし、伝送TMCC信号、フレーム同期信号及びスロット同期信号については2分のπシフト2相位相変調とする。
3 搬送波を変調する信号の通信速度は、毎秒33・7561メガボーとする。
4 搬送波の絶対位相偏位は、別表第63号に示すとおりとする。
5 搬送波の帯域制限を行うろ波器の周波数特性は、別表第64号に示すとおりとする。
(伝送主信号)
第60条 伝送主信号は、主信号(TSパケットの先頭の1バイトを除いたものを連結したもの又はTLVパケットを連結したものをいう。以下この条において同じ。)及び主信号に関する情報(以下「スロットヘッダ」という。)に、誤り訂正外符号及び伝送主信号のビット数の調整のために付加される信号(以下「スタッフビット」という。)を付加し、電力拡散信号を加算した信号に対して誤り訂正内符号化した信号(以下この節において「スロット」という。)を単位として生成される信号であり、その構成は別表第65号に示すとおりとする。
2 伝送主信号の誤り訂正は、別表第66号に示すBCH符号及びLDPC符号を組み合わせた方式とする。
(伝送TMCC信号)
第61条 伝送TMCC信号はTMCC信号に電力拡散信号を加算し、誤り訂正内符号化した信号であり、その構成及び送出手順は別表第67号に示すとおりとする。
2 伝送TMCC信号の誤り訂正は、別表第68号に示すBCH符号とLDPC符号を組み合わせた方式とする。
3 TMCC情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(映像信号の符号化)
第62条 映像信号のうちTLVパケットによるものの送出手順について総務大臣が別に告示で定める場合は、それに従うものとする。
2 映像信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの符号化は、画面内予測符号化方式、動き補償予測符号化方式、整数変換方式、エントロピー符号化方式及び画素適応オフセットフィルタ方式を組み合わせたものとし、映像の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
3 第4条第1項の規定は高度広帯域伝送デジタル放送には適用しない。
(映像信号等)
第63条 映像信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものは、輝度信号及び色差信号から成るものとし、高精細度テレビジョン放送にあっては別表第19号、別表第69号又は別表第69号の2に掲げる方程式、超高精細度テレビジョン放送にあっては別表第69号の2に掲げる方程式によるものとする。
2 映像信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの輝度信号及び色差信号の標本値は、高精細度テレビジョン放送にあっては8桁又は10桁の2進数字、超高精細度テレビジョン放送にあっては10桁の2進数字によって量子化を行うものとする。
3 映像信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの映像の走査は、水平方向には左から右へ、垂直方向には上から下へ一定速度で行うものとする。
4 映像信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの映像の有効走査線数、走査方式、フレーム周波数、フィールド周波数、画面の横と縦の比並びに1走査線当たりの有効標本化数(輝度信号及び色差信号)は、別表第70号に示すとおりとする。
(音声信号の符号化)
第64条 音声信号のうちTLVパケットによるものの送出手順について総務大臣が別に告示で定める場合は、それに従うものとする。
2 音声信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの符号化は、次に掲げるもののいずれかとし、音声の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
 時間周波数変換符号化方式及び聴覚心理重み付けビット割当方式を組み合わせたもの
 線形予測符号化方式及び可変長符号化方式を組み合わせたもの
3 第5条第1項の規定は高度広帯域伝送デジタル放送には適用しない。
(音声信号)
第65条 音声信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの標本化周波数は48kHzとする。
2 PESパケット及びMMTPパケットによる音声信号のうちステレオホニック信号を構成する場合にあっては、各音声信号の標本化の時刻は、同一時刻であることとする。
3 音声信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの入力量子化ビット数は、16ビット以上とする。
4 音声信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの最大入力音声チャンネル数は、22チャンネル及び低域を強調する2チャンネルとする。
5 第7条の規定は、高度広帯域伝送デジタル放送には適用しない。
(スクランブル等)
第65条の2 スクランブルの方式は、第8条に規定するもののほか、MMTPパケット及びIPパケットを用いるものについては、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(準用規定)
第66条 第17条及び第51条の規定は、高度広帯域伝送デジタル放送について準用する。

第6章 12・2GHzを超え12・75GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送

第1節 通則

(適用の範囲)
第67条 この章の規定は、12・2GHzを超え12・75GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送に適用があるものとする。

第2節 狭帯域伝送方式

(適用の範囲)
第68条 この節の規定は、狭帯域伝送方式による標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送(以下「狭帯域伝送デジタル放送」という。)に適用があるものとする。
(周波数帯幅等)
第69条 使用する周波数帯幅は、27MHzとする。
2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。
(搬送波の変調)
第70条 搬送波の変調の形式は、4相位相変調とする。
2 搬送波を変調する信号は伝送信号とし、その信号の伝送速度は、毎秒42・192メガビットとする。
3 搬送波の絶対位相偏位は、別表第54号2で示されるP0、P1の符号がそれぞれ「0」、「0」のときを基準として、「1」、「0」のとき(+)90度、「0」、「1」のとき(−)90度及び「1」、「1」のとき(+)180度とする。
4 搬送波の帯域制限を行うろ波器の周波数特性は、別表第52号に示すとおりとする。
(伝送信号)
第71条 伝送信号は8TSパケットを単位とし、その構成は別表第53号に示すとおりとする。
2 伝送信号の誤り訂正は、別表第54号に示す畳込み符号と短縮化リードソロモン符号を組み合わせた方式とする。
(音声信号の符号化)
第72条 音声信号のうちPESパケットによるものの符号化は、第5条に規定するもののほか、帯域分割符号化方式及び聴覚心理重み付けビット割当方式を組み合わせたものとし、その音声の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
(映像信号)
第73条 映像信号のうちPESパケットによるものは、輝度信号及び色差信号から成るものとし、別表第55号に掲げる方程式によるものとする。
(緊急警報信号に適用する規定)
第74条 緊急警報信号を送る場合は、緊急警報信号を音声信号とみなし、この節の音声信号に関する規定(スクランブルに係る音声信号に関する規定を除く。)を適用する。
(準用規定)
第75条 第23条第2項から第4項までの規定は、狭帯域伝送デジタル放送について準用する。

第3節 広帯域伝送方式

(適用の範囲)
第76条 この節の規定は、広帯域伝送デジタル放送に適用があるものとする。
(準用規定)
第77条 第17条及び第23条並びに第51条から第55条までの規定は、広帯域伝送デジタル放送について準用する。

第4節 高度狭帯域伝送方式

(適用の範囲)
第78条 この節の規定は、高度狭帯域伝送方式による標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送(以下「高度狭帯域伝送デジタル放送」という。)に適用があるものとする。
(搬送波の変調)
第79条 搬送波の変調の形式は、8相位相変調及び2分のπシフト2相位相変調とする。
2 搬送波を変調する信号は伝送信号とし、その信号の伝送速度は毎秒69・718メガビットとする。
3 搬送波の絶対位相偏位は、別表第56号に示すとおりとする。
4 搬送波の帯域制限を行うろ波器の周波数特性は、別表第57号に示すとおりとする。
(伝送信号)
第80条 伝送信号は、ベースバンドフレーム信号(TSパケットの先頭の1バイトの代わりにCRC誤り訂正符号を付加したものにより構成される信号にベースバンドヘッダ情報を付加した信号をいう。)に対して誤り訂正符号化した64、800ビットの信号にフィジカルレイヤヘッダ信号(フィジカルレイヤヘッダ情報にフィジカルレイヤフレームの開始を示す符号を付加した信号をいう。)を付加した信号を単位とし、その構成は、別表第58号に示すとおりとする。
2 ベースバンドヘッダ情報及びフィジカルレイヤヘッダ情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
3 ベースバンドフレーム信号の誤り訂正は、別表第59号に示すLDPC符号及びBCH符号を組み合わせた方式とする。
(映像信号の符号化)
第81条 映像信号のうちPESパケットによるもの(標準テレビジョン放送及び高精細度テレビジョン放送に関するものに限る。)の符号化は、第4条に規定するもののほか、第24条の5第1項の規定(高精細度テレビジョン放送であって有効走査線数が1、080本以上であるものについては、同項のほか、第62条第2項の規定)を準用するものとする。
2 映像信号のうちPESパケットによるもの(超高精細度テレビジョン放送に関するものに限る。)の符号化は、第62条第2項の規定を準用するものとする。
(映像信号等)
第81条の2 映像信号のうちPESパケットによるものは、輝度信号及び色差信号から成るものとし、標準テレビジョン放送及び高精細度テレビジョン放送(有効走査線数が1、080本未満のものに限る。)にあっては別表第19号に掲げる方程式、高精細度テレビジョン放送(有効走査線数が1、080本以上のものであって、第4条第1項又は第24条の5第1項(前条第1項において準用する場合を含む。)の規定が適用されるものに限る。以下この項において「特定高精細度テレビジョン放送」という。)にあっては別表第19号又は別表第69号に掲げる方程式、高精細度テレビジョン放送(有効走査線数が1、080本以上のものであって、特定高精細度テレビジョン放送を除く。)にあっては別表第19号、別表第69号又は別表第69号の2に掲げる方程式、超高精細度テレビジョン放送にあっては別表69号の2に掲げる方程式によるものとする。
2 映像信号のうちPESパケットによるものの輝度信号及び色差信号の標本値は、標準テレビジョン放送及び高精細度テレビジョン放送にあっては8桁又は10桁の2進数字、超高精細度テレビジョン放送にあっては10桁の2進数字によって量子化を行うものとする。
3 映像信号のうちPESパケットによるものの映像の走査は、水平方向には左から右へ、垂直方向には上から下へ一定速度で行うものとする。
4 映像信号のうちPESパケットによるものの映像の有効走査線数、走査方式、フレーム周波数、フィールド周波数、画面の横と縦の比及び1走査線当たりの有効標本化数(輝度信号及び色差信号)は、次の各号に定めるところによる。
 第4条の規定を適用する場合及び第81条第1項の規定により第24条の5第1項の規定を準用する場合には、別表第20号に示すとおりとする。
 第81条第1項及び第2項の規定により第62条第2項の規定を準用する場合には、別表第71号に示すとおりとする。
(音声信号の符号化)
第81条の3 音声信号のうちPESパケットによるものの符号化は、第5条に規定するもののほか、第64条第2項の規定を準用するものとする。
(音声信号)
第81条の4 音声信号のうちPESパケットによるものの最大入力音声チャンネル数は、22チャンネル及び低域を強調する2チャンネルとする。
2 第7条第4項の規定は、高度狭帯域伝送デジタル放送には適用しない。
(準用規定)
第82条 第23条、第69条及び第74条の規定は、高度狭帯域伝送デジタル放送について準用する。

第5節 高度広帯域伝送方式

(適用の範囲)
第83条 この節の規定は、高度広帯域伝送デジタル放送に適用があるものとする。
(準用規定)
第84条 第17条及び第51条並びに第58条から第65条の2までの規定は、高度広帯域伝送デジタル放送について準用する。

第7章 雑則

(地上基幹放送試験局等に適用する規定)
第85条 標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びマルチメディア放送のうちデジタル放送を行う地上基幹放送試験局並びに標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送のうちデジタル放送を行うための衛星基幹放送局(内外放送を行うものに限る。)、衛星基幹放送試験局並びに基幹放送を行うための実用化試験局の送信の方式のうちこの省令の規定を適用することが困難又は不合理であるため総務大臣が別に告示するものについては、この省令の規定によらないことができる。

附則

(施行期日)
第1条 この省令は、放送法等の一部を改正する法律(平成22年法律第65号)の施行の日(平成23年6月30日)から施行する。
(省令の廃止)
第2条 標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式(平成15年総務省令第26号)は、廃止する。
附則 (平成25年2月20日総務省令第7号) 抄
(施行期日)
1 この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成25年12月10日総務省令第111号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成26年7月3日総務省令第59号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成26年10月21日総務省令第81号) 抄
(施行期日)
1 この省令は、公布の日から施行する。
附則 (平成28年7月29日総務省令第77号)
この省令は、公布の日から施行する。
別表第1号 PESパケット及びセクション形式の構成(第3条第1項第2号関係)
1 PESパケット
ヘッダ部 ヘッダ拡張部 データ部
48ビット
1 ヘッダ部は、PESパケットの種類の識別のために使用する。
2 ヘッダ拡張部は、ヘッダの付加情報を送るために使用する。
3 データ部は、データの伝送のために使用する。
2 セクション形式
(1) 通常形式
ヘッダ部 データ部
24ビット 8×Nビット
(2) 拡張形式
ヘッダ部 データ部 CRC
64ビット 8×Nビット 32ビット
1 Nは、正の整数を示す。
2 ヘッダ部は、セクション形式の種類の識別のために使用する。
3 データ部は、データの伝送のために使用する。
4 CRCは、データの誤り検出のための符号とする。
別表第2号 TSパケットの構成(第3条第1項第3号関係)
ヘッダ部 アダプテーションフィールド及びペイロード部
4バイト 184バイト
1 1バイトは、8ビットとする。
2 ヘッダ部は、TSパケットの種別の識別のために使用する。
3 アダプテーションフィールドは、ヘッダの付加情報を送るために使用する。
4 ペイロード部は、PESパケット及びセクション形式の情報の伝送に使用する。
別表第3号 各識別子とその機能(第3条第4項関係)
識別子 機能
テーブル識別子 セクションの種類の識別
記述子タグ 記述子の種類の識別
ストリーム形式識別子 符号化信号の種類の識別
サービス形式識別子 サービスの種類の識別
放送番組番号識別子 放送番組番号の識別
サービス識別子 放送番組番号の識別
ネットワーク識別子 ネットワークの識別
トランスポートストリーム識別子 トランスポートストリームの識別
限定受信方式識別子 限定受信方式の識別
システム管理識別子 放送、非放送及び放送信号形式の識別
階層符号化識別子 階層符号化の識別
スクランブル方式識別子 スクランブル方式の識別
別表第4号 使用する周波数帯幅(第10条関係)
 (6000⁄14×n+38.48)kHzを小数点以下切り上げた値
ただし、nは第11条第3項のOFDMフレームに含まれるOFDMセグメントの数。
別表第5号 ガードインターバルの付加(第11条第1項、第20条第1項及び第28条第1項関係)
 ガードインターバルは、以下に示すとおり、逆高速フーリエ変換の出力データのうち時間的に後端の出力データを有効シンボルの前に付加するものとする。
注 有効シンボルは、別表第6号、別表第16号又は別表第24号に示す有効シンボル期間長に対応する出力データとする。
別表第6号 搬送波を変調する信号を求める方程式(第11条関係)

ここで


s(t):RF信号
fc:送信波に含まれるいずれかのOFDMセグメントの中央の周波数
n:シンボル番号
S1:1セグメント形式のOFDMフレームの数
S3:3セグメント形式のOFDMフレームの数
b:1セグメント形式及び3セグメント方式のOFDMフレームの番号(周波数軸上左端のOFDMフレームを0とする)
N(b):OFDMフレームbのキャリア総数
(ただし、b≠S1+S3−1であるOFDMフレームについては、
1セグメント形式の場合、モード1:108、モード2:216、モード3:432、
3セグメント形式の場合、モード1:324、モード2:648、モード3:1296、
b=S1+S3−1であるOFDMフレームについては、送信波全体の周波数軸上右端にあるCPを含めて
1セグメント形式の場合、モード1:109、モード2:217、モード3:433、
3セグメント形式の場合、モード1:325、モード2:649、モード3:1297)
c(b,n,k):OFDMフレームb、シンボル番号n、キャリア番号kに対応する複素信号点ベクトル
k:OFDMフレームごとのキャリア番号(周波数軸上左端のキャリア番号を0とする)
Kfc:fcに対応するキャリア番号(周波数軸上左端のキャリア番号を0とし、連続した番号を用いて表す)
Tg:ガードインターバル期間長
(ただし、b≠S1+S3−1であるOFDMフレームについては、
1セグメント形式の場合、Tu=7N(b)/3×10−5、
3セグメント形式の場合、Tu=7N(b)/9×10−5、
b=S1+S3−1であるOFDMフレームについては、
1セグメント形式の場合、Tu=7(N(b)−1)/3×10−5、
3セグメント形式の場合、Tu=7(N(b)−1)/9×10−5
Ts:シンボル期間長(Ts=Tu+Tg)
Tu:有効シンボル期間長
Kc(b):OFDMフレームbの中央の周波数に対応するキャリア番号
(1セグメント形式の場合、モード1:54、モード2:108、モード3:216、
3セグメント形式の場合、モード1:162、モード2:324、モード3:648)
別表第7号 OFDMセグメントにおける伝送主シンボル、SPシンボル及びCPシンボルの配置(第11条第2項関係)
1 伝送主シンボルが差動変調(4分のπシフト差動4相位相変調)による場合のシンボルの配列
1 Si,jは、周波数インターリーブ後のデータセグメント内のシンボルを示す。
2 図はモード1の場合のシンボルの配列を示す。モード2の場合はキャリア番号は0から215、モード3の場合はキャリア番号は0から431とする。
3 CPはCPシンボルを示し、キャリア番号0番に挿入する。
4 AC(AC1、AC2)はACシンボルを示し、AC1は差動変調、同期変調ともに用いられる付加信号とし、AC2は差動変調のみに用いられる付加信号とする。
2 伝送主シンボルが同期変調(4相位相変調、16値直交振幅変調及び64値直交振幅変調)による場合のシンボルの配列
1 Si,jは、周波数インターリーブ後のデータセグメント内のシンボルを示す。
2 図はモード1の場合のシンボルの配列を示す。モード2の場合はキャリア番号は0から215、モード3の場合はキャリア番号は0から431とする。
3 SPはSPシンボルを示し、キャリア番号方向については12キャリアに1回、シンボル番号方向については4シンボルに1回挿入する。
別表第8号 OFDMフレームの変調波スペクトルの配置(第11条第3項関係)
 帯域の右端にはCPシンボルに対応するキャリアを配置する。
1 1セグメント形式のOFDMフレームを単独で送信する場合
2 3セグメント形式のOFDMフレームを単独で送信する場合
セグメント番号0は、部分受信部とする。
3 連結したOFDMフレームを送信する場合
1セグメント形式のOFDMフレームあるいは3セグメント形式のOFDMフレームを下記の例のように連結する。
別表第9号 搬送波を変調する信号の通信速度(第11条第7項関係)
 搬送波を変調する信号の通信速度Bは、次式に示すとおりとする。
Ts:別表第6号、別表第16号又は別表第24号に示すシンボル期間長
C :以下に示す伝送主シンボル、TMCCシンボル、SPシンボル、CPシンボル若しくはACシンボルに対応するキャリア数又はそれらの総数
モード1 モード2 モード3
伝送主シンボル 96×N 192×N 384×N
上記以外 12×N+1 24×N+1 48×N+1
(内訳) TMCCシンボル ns+5×nd 2×ns+10×nd 4×ns+20×nd
SPシンボル 9×ns 18×ns 36×ns
CPシンボル nd+1 nd+1 nd+1
ACシンボル 2×N+4×nd 4×N+9×nd 8×N+19×nd
108×N+1 216×N+1 432×N+1
伝送主シンボルが差動変調によるOFDMセグメント数:nd
伝送主シンボルが同期変調によるOFDMセグメント数:ns
((nd+ns=N)ただし、Nは、1セグメント形式のOFDMフレームの場合は1、3セグメント形式のOFDMフレームの場合は3、13セグメント形式のOFDMフレーム及び第20条に規定するOFDMフレームの場合は13とする。)
別表第10号 データセグメントの送出手順(第12条第2項関係)
1 キャリア変調マッピングの信号処理手順等は、別記1に示すとおりとする。
2 階層合成の信号処理手順は、別記2に示すとおりとする。
別記1 キャリア変調マッピング
キャリア変調マッピングの形式は、伝送主信号に対して誤り訂正内符号化した信号については4分のπシフト差動4相位相変調、4相位相変調、16値直交振幅変調又は64値直交振幅変調とする。
1 4分のπシフト差動4相位相変調のためのキャリア変調マッピング
(1) 信号処理手順
 位相計算は以下に示すとおりとする。
入力
P0’ P1’
出力
θj
0 0
π/4
0 1
−π/4
1 0
3π/4
1 1
−3π/4
 位相シフトは以下に示すとおりとする。

ただし、(Ij,Qj)は出力されるシンボル、(Ij−1,Qj−1)はその1つ前のシンボルを示す。
(2) 位相図
2 4相位相変調のためのキャリア変調マッピング
(1) 信号処理手順
(2) 位相図
3 16値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピング
(1) 信号処理手順
(2) 位相図
4 64値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピング
(1) 信号処理手順
(2) 位相図
1 ただし、P0からP5までは、誤り訂正内符号化後の0又は一の値とし、別表第12号3の出力順によるものとする。
2 キャリア変調マッピングの前に、以下の遅延補正を設けることとする。ただし、Nはその階層が使用するセグメント数を表す。
キャリア変調マッピング 遅延補正量(ビット数)
モード1 モード2 モード3
4分のπシフト差動4相位相変調4相位相変調 384×N−240 768×N−240 1536×N−240
16値直交振幅変調 768×N−480 1536×N−480 3072×N−480
64値直交振幅変調 1152×N−720 2304×N−720 4608×N−720
3 キャリア変調マッピングに際し、最大120ビットの遅延を入力側に挿入し、ビットインターリーブを行う。
4 位相図の点をZ(I+jQ)としたとき、以下に示す変調レベルの規格化を行うことにより、送信信号レベルを正規化する。
キャリア変調マッピング 規格化
4分のπシフト差動4相位相変調 Z/√2
4相位相変調 Z/√2
16値直交振幅変調 Z/√10
64値直交振幅変調 Z/√42
別記2 階層合成
キャリア変調マッピング後に各階層のシンボルを合成し、速度変換を行った上で、データセグメントを送出する。
1 ncの値はモード1の場合は96、モード2の場合は192、モード3の場合は384とする。
2 1セグメント形式のOFDMフレームの場合はNs1=1、Ns2=0及びNs3=0、3セグメント形式のOFDMフレームの場合はNs1=1、Ns2=2及びNs3=0、13セグメント形式のOFDMフレーム及び第20条に規定するOFDMフレームの場合はNs1+Ns2+Ns3=13とする。
別表第11号 TMCC信号の構成(第13条第1項関係)
TMCC信号の204ビットの符号割当ては、以下のとおりとする。
B0 TMCCシンボルのための復調基準信号
B1〜B16 同期信号
B17〜B19 セグメント形式識別
B20〜B121 TMCC情報
B122〜B203 パリティビット
1 TMCCシンボルのための復調基準信号は、別表第19号に示すWiと同一の値をとるものとする。
2 同期信号は、w0=0011010111101110又はw1=1100101000010001とし、フレームごとにw0とw1を交互に送出するものとする。
3 セグメント形式識別は、差動変調の場合は111、同期変調の場合は000とする。
別表第12号 地上基幹放送局を用いて行うデジタル放送の誤り訂正方式(第15条第2項、第13条第2項関係)
1 TSパケットの誤り訂正外符号は、短縮化リードソロモン(204,188)とする。短縮化リードソロモン(204,188)符号は、リードソロモン(255,239)符号において、入力データバイトの前に51バイトの00hを付加し、符号化後に先頭51バイトを除去することによって生成する。ここでリードソロモン(255,239)符号の多項式は次のとおりとする。
符号化生成多項式:g(x)=(x+λ0)(x+λ1)…(x+λ15) (λ=02h)
体生成多項式:p(x)=x8+x4+x3+x2+1
注 数値の後のhは、その数値が16進数表記であることを示す。
2 TMCCの誤り訂正符号は、差集合巡回符号(273,191)の短縮符号(184,102)とする。ここで差集合巡回符号(273,191)多項式は次のとおりとする。
符号化生成多項式:g(x)=x82+x77+x76+x71+x67+x66+x56+x52+x48+x40+x36+x34+x24+x22+x18+x10+x4+1
3 伝送主信号の誤り訂正内符号は、畳込み符号方式及びパンクチャド符号化方式の組み合わせによるものとする。
1 □Dは1ビット遅延素子を表す。
2 ○+は、排他的論理和の演算素子を表す。
3 パンクチャド符号の詳細は、次表のとおりとする。
パンクチャド符号詳細(入力信号列C1,C0がパンクチャドパターンによりPnになる。)
入力 C1
C0
X1
Y1
X2
Y2
X3
Y3
X4
Y4
X5
Y5
X6
Y6
X7
Y7
X8
Y8
X9
Y9
符号化率
1⁄2 パンクチャドパターン








Pn
X1 Y1 …
2⁄3 パンクチャドパターン ○×
○○
○×
○○
○×
○○
○×
○○

Pn
X1 Y1 Y2 …
3⁄4 パンクチャドパターン ○×○
○○×
○×○
○○×
○×○
○○×
Pn
X1 Y1 Y2 X3 …
5⁄6 パンクチャドパターン ○×○×○
○○×○×
○×○×
○○×○
Pn
X1 Y1 Y2 X3 Y4 X5 …
7⁄8 パンクチャドパターン ○×××○×○
○○○○×○×
○×
○○
Pn
X1 Y1 Y2 Y3 Y4 X5 Y6 X7 …
○:伝送ビット ×:非伝送ビット
Pnの欄ではパンクチャドパターン1周期分のみを具体的に示すものとし、「…」は以後同様のパターンを繰り返すことを意味する。
4 パンクチャド符号化はフレーム同期でリセットされるものとする。
別表第13号 TMCCシンボル及びACシンボルの構成(第13条第4項、第14条第2項関係)
TMCCシンボル及びACシンボルは、以下の構成とする。
B’iの値 変調信号の振幅(I,Q)
0 (4⁄3,0)
1 (−4⁄3,0)
1 TMCC信号については、差動符号化前の情報B0からB203に対し、差動符号化後の情報をB’0からB’203としたとき、
B’0=Wi(差動基準)
B’k=Bk・1(○+)Bk(k=1〜203、 ○+ :排他的論理和の演算素子)
とする。ただし、Wiは別表第14号に示すWiと同一の値をとるものとする。
2 AC信号については、上記注1を準用する。
別表第14号 SPシンボル及びCPシンボルの構成(第14条第1項関係)
 SP信号及びCP信号用の11次の電力拡散信号(x11+x9+1)は、下図に示す発生器により、全てのレジスタについて1を初期値としてセットし、OFDMフレームの全キャリアの左端から右端まで、キャリア番号ごとに順次連続して発生させるものとし、出力ビットWiに対し2相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行うこととする。
1 各レジスタの初期値は、以下のとおりとする。
(1) 1セグメント形式のOFDMフレーム及び3セグメント形式のOFDMフレームによるもの
OFDMフレームの中央の周波数を含むサブチャンネル番号 モード1の初期値 モード2の初期値 モード3の初期値
41,0,1 11100100101 00011011110 11100011101
2,3,4 11111111111 11111111111 11111111111
5,6,7 11011001111 01101011110 11011100101
8,9,10 01101011110 11011100101 10010100000
11,12,13 01000101110 11001000010 01110001001
14,15,16 11011100101 10010100000 00100011001
17,18,19 00101111010 00001011000 11100110110
20,21,22 11001000010 01110001001 00100001011
23,24,25 00010000100 00000100100 11100111101
26,27,28 10010100000 00100011001 01101010011
29,30,31 11110110000 01100111001 10111010010
32,33,34 00001011000 11100110110 01100010010
35,36,37 10100100111 00101010001 11110100101
38,39,40 01110001001 00100001011 00010011100
ただし、サブチャンネル番号とは、下図に示すように、6MHz帯域幅を1⁄7MHzごとに区切り、帯域の左端より番号付けしたものである。
(2) 13セグメント形式のOFDMフレーム及び第20条に規定するOFDMフレームによるもの
セグメント番号 モード1の初期値 モード2の初期値 モード3の初期値
11 11111111111 11111111111 11111111111
9 11011001111 01101011110 11011100101
7 01101011110 11011100101 10010100000
5 01000101110 11001000010 01110001001
3 11011100101 10010100000 00100011001
1 00101111010 00001011000 11100110110
0 11001000010 01110001001 00100001011
2 00010000100 00000100100 11100111101
4 10010100000 00100011001 01101010011
6 11110110000 01100111001 10111010010
8 00001011000 11100110110 01100010010
10 10100100111 00101010001 11110100101
12 01110001001 00100001011 00010011100
2 変調信号の振幅は、以下のとおりとする。
Wiの値 変調信号の振幅(I,Q)
0 (4⁄3,0)
1 (−4⁄3,0)
3 別表第8号及び別表第17号に示す帯域の右端のCP信号の変調信号は、以下のとおりとする。
右端のCPの変調信号
モード 変調信号の振幅(I,Q)
モード1 (−4⁄3,0)
モード2 (+4⁄3,0)
モード3 (+4⁄3,0)
別表第15号 伝送主信号の構成及び送出手順等(第15条第1項関係)
1 1多重フレームに含まれるTSパケット数
モード 1多重フレームに含まれるTSパケット数
ガードインターバル比1⁄4 ガードインターバル比1⁄8 ガードインターバル比1⁄16 ガードインターバル比1⁄32
1セグメント形式 モード1 80 72 68 66
モード2 160 144 136 132
モード3 320 288 272 264
3セグメント形式 モード1 320 288 272 264
モード2 640 576 544 528
モード3 1280 1152 1088 1056
13セグメント形式 モード1 1280 1152 1088 1056
モード2 2560 2304 2176 2112
モード3 5120 4608 4352 4224
注 1セグメント形式は1セグメント形式のOFDMフレームによるものを、3セグメント形式は3セグメント形式のOFDMフレームによるものを、13セグメント形式は13セグメント形式のOFDMフレーム及び第20条に規定するOFDMフレームによるものを表す。
2 伝送主信号の構成及び送出手順
1 TS再多重部において、多重フレームは、いずれかの階層で伝送されるTSパケット及び伝送主シンボルの生成に用いられないヌルデータの入ったTSパケットにより形成される。
2 階層に区分する場合には、キャリア変調マッピングの形式及び誤り訂正内符号の符号化率の組み合わせに応じて、TSパケットの同期バイトの次のバイトから次のTSパケットの同期バイトまでの204バイト単位で階層に分割する。ただし、最大階層数は、1セグメント形式のOFDMフレームについては1、3セグメント形式のOFDMフレームについては2とし、13セグメント形式のOFDMフレーム及び第20条に規定するOFDMフレームについては3とする。
3 ビット単位で信号処理を行う場合には、当該バイトの最上位ビットから先に行うこととする。
4 電力拡散信号は、別記1のとおりとする。
5 バイトインターリーブは、別記2のとおりとする。
別記1 電力拡散信号
1多重フレームを周期とし、各多重フレームの先頭の1バイトの次のバイトからX15+X14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を加算する。ただし、この間、周期内のTSパケットの同期バイトには加算は行わないが、擬似乱数符号系列の発生は継続するものとする。
別記2 バイトインターリーブ
1 バイトインターリーブは、204バイトのTSパケットに対して、畳込みインターリーブを行うものとする。また、インターリーブの深さは12バイトとする。ただし、同期バイトの次のバイトは遅延なしのパス0を通過するものとし、入力と出力は1バイトごとに、パス0、パス1、パス2、…パス11、パス0、パス1、パス2…と順次巡回的に切替えることとする。
2 バイトインターリーブの前に、以下の遅延補正を設けることとする。
ただし、Nはその階層が使用するセグメント数を表す。
キャリア変調マッピング 畳込み符号 遅延補正量(TSパケット数)
モード1 モード2 モード3
4分のπシフト差動4相位相変調
4相位相変調
1⁄2 12×N−11 24×N−11 48×N−11
2⁄3 16×N−11 32×N−11 64×N−11
3⁄4 18×N−11 36×N−11 72×N−11
5⁄6 20×N−11 40×N−11 80×N−11
7⁄8 21×N−11 42×N−11 84×N−11
16値直交振幅変調 1⁄2 24×N−11 48×N−11 96×N−11
2⁄3 32×N−11 64×N−11 128×N−11
3⁄4 36×N−11 72×N−11 144×N−11
5⁄6 40×N−11 80×N−11 160×N−11
7⁄8 42×N−11 84×N−11 168×N−11
64値直交振幅変調 1⁄2 36×N−11 72×N−11 144×N−11
2⁄3 48×N−11 96×N−11 192×N−11
3⁄4 54×N−11 108×N−11 216×N−11
5⁄6 60×N−11 120×N−11 240×N−11
7⁄8 63×N−11 126×N−11 252×N−11
別表第16号 搬送波を変調する信号を求める方程式(第20条第1項関係)

ここで

s(t):RF信号
fc:RF信号の中心周波数
n:シンボル番号
k:セグメント11番のキャリア0番を0とする全帯域連続なキャリア番号
K:キャリア総数(モード1:1405、モード2:2809、モード3:5617)
Kc:RF信号の中心周波数に対応するキャリア番号(モード1:702、モード2:1404、モード3:2808)
c(n,k):シンボル信号n、キャリア番号kに対応する複素信号点ベクトル
Tg:ガードインターバル期間長
Ts:シンボル期間長(Ts=Tu+Tg)
Tu:有効シンボル期間長(Tu=7(K−1)/39×10−6、キャリア間隔:1/Tu)
別表第17号 OFDMフレームの変調波スペクトルの配置(第20条第2項関係)
 部分受信部を挿入する場合には、セグメント番号0に挿入し、順次セグメント番号に従って、差動変調部、同期変調部と配置する。なお、帯域の右端には、CPシンボルに対応するキャリアを配置する。
別表第18号 セグメント番号0に配置されるACシンボルを生成するAC信号の構成(第22条第2項関係)
 セグメント番号0に配置されるACシンボルを生成するAC信号の204ビットの符号割当ては、以下のとおりとする。
B0 ACシンボルのための復調基準信号
B1〜B3 構成識別
B4〜B203 変調波の伝送制御に関する付加情報又は地震動警報情報
1 ACシンボルのための復調基準信号は、別表第14号に示すWiと同一の値をとるものとする。
2 構成識別は、変調波の伝送制御に関する付加情報を伝送する場合は000、010、011、100、101又は111とし、地震動警報情報を伝送する場合は001又は110とする。
3 地震動警報情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
別表第19号 地上基幹放送局、11.7GHzを超え12.2GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局及び12.2GHzを超え12.75GHz以下の周波数の電波を使用する高度狭帯域伝送デジタル放送を行うための衛星基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送及び超高精細度テレビジョン放送のうちデジタル放送の輝度信号及び色差信号の方程式(第23条第1項、第63条第1項及び第81条の2第1項関係)
Y=INT[219DE’Y+16D+0.5]
CR=INT[224DE’CR+128D+0.5]
CB=INT[224DE’CB+128D+0.5](標記は10進数)
1 INT[A]は、実数Aの整数部分を表す。
2 Yは輝度信号、CR及びCBは色差信号とし、Dは8桁の2進数で量子化する場合一、10桁の2進数で量子化する場合4とする。
3 E’Y、E’CR及びE’CBは、次のとおりとする。
E’Y=0.2126E’R+0.7152E’G+0.0722E’B
E’CR=(E’R−E’Y)/1.5748
E’CB=(E’B−E’Y)/1.8556
ただし、E’R、E’G及びE’Bはそれぞれ画素を走査した時に生ずる赤、緑及び青の各信号電圧をガンマ補正(受像管の赤、緑及び青に対する輝度が正しく再現されるよう送信側においてそれぞれの信号電圧ER、EG及びEBを受像管の特性の逆特性を持つように補正することをいう。)した電圧(基準白色レベルで正規化された電圧)であって、CIE表示系(国際照明委員会において制定した平面座標による色彩の定量的表示系をいう。)において次の表に掲げるx及びyの値を有する赤、緑及び青を3原色とする受像管に適合するものとする。
x y
0.640 0.330
0.300 0.600
0.150 0.060
ガンマ補正は、以下の特性によるものとする。
V=1.099L0.45−0.099 (1.00≧L≧0.018)
V=4.500L (0.018>L≧0)
ただし、Vは映像信号のカメラ出力及びLはカメラの入力光とし、いずれも下記4に示す基準白色により正規化した値とする。
4 基準白色は、次のとおりとする。
色差信号は白色の被写体に対して零になるものとする。
x y
0.3127 0.3290
別表第20号 映像信号の各パラメータ(第23条第4項及び第81条の2第4項第1号関係)
走査線数 525本 525本 750本 1125本
有効走査線数 483本 483本 720本 1080本
走査方式 1本おき 順次 順次 1本おき
フレーム周波数 30⁄1.001Hz 60⁄1.001Hz 60⁄1.001Hz 30⁄1.001Hz
フィールド周波数 60⁄1.001Hz 60⁄1.001Hz
画面の横と縦の比 16:9又は4:3 16:9 16:9 16:9
水平走査の繰返し周波数fH 15.750⁄1.001kHz 31.500⁄1.001kHz 45.000⁄1.001kHz 33.750⁄1.001kHz
標本化周波数 輝度信号 13.5MHz 27MHz 74.25⁄1.001MHz 74.25⁄1.001MHz
色差信号 6.75MHz 13.5MHz 37.125⁄1.001MHz 37.125⁄1.001MHz
1走査線当たりの標本化数 輝度信号 858 858 1650 2200
色差信号 429 429 825 1100
1走査線当たりの有効標本化数 輝度信号 720 720 1280 1920
色差信号 360 360 640 960
ろ波特性 別記1 別記2 別記3
水平同期信号 別記4 別記5 別記6
垂直同期信号 別記7 別記8 別記9 別記10
別記1 走査線数が525本であって、走査方式が1本おきの場合のろ波特性
輝度信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値) 色差信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値)
別記2 走査線数が525本であって、走査方式が順次の場合のろ波特性
輝度信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値) 色差信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値)
別記3 走査線数が750本であって、走査方式が順次の場合及び走査線数が1125本であって、走査方式が1本おきの場合のろ波特性
輝度信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値) 色差信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値)
別記4 走査線数が525本であって、走査方式が1本おき及び順次の場合の水平同期信号
水平同期信号のタイミング及びレベル
記号 項目 規定値
走査線数が525本であって、走査方式が1本おきの場合 走査線数が525本であって、走査方式が順次の場合
H 水平走査期間(μs) 1001⁄15.75 1001⁄31.5
a 水平ブランキング期間(μs) 10.70 5.35
b 映像信号開始点(μs) 9.20 4.60
c 映像信号終了点(μs) 1.50 0.75
d 負極性パルス幅(μs) 4.70 2.35
e 水平ブランキング立ち下がり時間(10—90%)(μs) 0.14 0.07
f 水平同期信号立ち下がり/立ち上がり時(10—90%)(μs) 0.14 0.07
Sm 負極性パルス振幅(mV) 300
V 映像信号振幅(mV) 700
別記5 走査線数が750本であって、走査方式が順次の場合の水平同期信号 水平同期信号のレベル
記号 項目 規定値
Sm 負極性パルス振幅(mV) 300
Sp 正極性パルス振幅(mV) 300
V 映像信号振幅(mV) 700
水平同期信号のタイミング
記号 項目 規定値
a 負極性パルス開始点(T) 40
b 映像信号終了点(T) 110
水平同期信号のレベルc 正極性パルス終了点(T) 40
d 映像信号開始点(T) 260
e パルス立ち上がり/立ち下がり時間(T) 4
注 Tは基準クロック期間を示し、輝度標本化周波数の逆数である。
別記6 走査線数が1125本であって、走査方式が1本おきの場合の水平同期信号 水平同期信号のレベル
記号 項目 規定値
Sm 負極性パルス振幅(mV) 300
Sp 正極性パルス振幅(mV) 300
V 映像信号振幅(mV) 700
水平同期信号のタイミング
記号 項目 規定値
a 負極性パルス開始点(T) 44
b 映像信号終了点(T) 88
c 正極性パルス終了点(T) 44
d クランプ終了点(T) 132
e 映像信号開始点(T) 192
f パルス立ち上がり/立ち下がり時間(T) 4
注 Tは基準クロック期間を示し、輝度標本化周波数の逆数である。
別記7 走査線数が525本であって、走査方式が1本おきの場合の垂直同期信号 垂直同期信号のタイミング
記号 項目 規定値
F 垂直走査期間(ms) 1001⁄30
D 垂直ブランキング期間 21H+a
A 等化パルス期間 3H
B 垂直同期パルス期間 3H
C 等化パルス期間 3H
s 垂直同期パルスの立ち上がり/立ち下がり時間(10—90%)(μs) 0.14
p 等化パルス幅(μs) 2.30
q 垂直セレーションパルス幅(μs) 4.70
注 H、a、b、c、Sm及びVは、別記4に示す値とする。
別記8 走査線数が525本であって、走査方式が順次の場合の垂直同期信号 垂直同期信号のタイミング
記号 項目 規定値
F 垂直走査期間(ms) 1001⁄60
D 垂直ブランキング期間 42H+a
A 垂直ブランキング期間の開始点直後の水平同期パルス開始点から垂直同期パルスの開始点 6H
B 垂直同期パルス期間 6H
C 垂直同期パルスの終了点直後の水平同期パルス開始点から垂直ブランキング期間の終了点直前の水平同期パルス開始点 30H
s 垂直同期パルスの立ち上がり/立ち下がり時間(10—90%)(μs) 0.07
q 垂直セレーションパルス幅(μs) 2.35
注 H、a、b、c、Sm及びVは、別記4の値とする。
別記9 走査線数が750本であって、走査方式が順次の場合の垂直同期信号 垂直同期信号及びフィールドに関する規定
記号 項目 規定値
H 1ライン期間(T) 1650
h 垂直同期パルス幅(T) 1280
画面の最上部のライン #26
画面の最下部のライン #745
垂直ブランキング期間 30H
フレームの開始 #1
注 Tは基準クロック期間を示し、輝度信号標本化周波数の逆数である。
別記10 走査線数が1125本であって、走査方式が1本おきの場合の垂直同期信号 垂直同期信号及びフィールドに関する規定
記号 項目 規定値
H 1ライン期間(T) 2200
g 1⁄2ライン期間(T) 1100
h 垂直同期パルス幅(T) 880
画面の最上部のライン 最初のフィールド #21
次のフィールド #584
画面の最下部のライン 最初のフィールド #560
次のフィールド #1123
垂直ブランキング期間 最初のフィールド 22H
次のフィールド 23H
フィールドの開始 最初のフィールド #1
次のフィールド #564
注 Tは基準クロック期間を示し、輝度信号標本化周波数の逆数である。
別表第21号 使用する周波数帯幅(第26条第1項関係)
(6000⁄14×n+38.48)kHzを小数点以下切り上げた値
ただし、nは第28条第2項のOFDMフレームに含まれるOFDMセグメントの数。
別表第22号 IPパケットの構成(第24条の3第1項第2号関係)
1 IPv4パケット
IPv4ヘッダ部 UDPヘッダ部 データ部
64ビット 8×Nビット
1 IPv4ヘッダ部及びUDPヘッダ部は、IPv4パケットの種類の識別のために使用する。
2 データ部は、データ伝送のために使用する。
3 Nは正の整数を示す。
2 IPv6パケット
IPv6ヘッダ部 UDPヘッダ部 データ部
64ビット 8×Nビット
1 IPv6ヘッダ部及びUDPヘッダ部は、IPv6パケットの種類の識別のために使用する。
2 データ部は、データ伝送のために使用する。
3 Nは正の整数を示す。
別表第23号 ULEパケットの構成(第24条の3第1項第3号及び第27条第1項第3号関係)
ヘッダ部 データ部 CRC
32ビット
1 ヘッダ部は、ULEパケットの種類の識別のために使用する。
2 データ部は、データ伝送のために使用する。
3 CRCは、データの誤り検出のための符号とする。
別表第23号の2 ACシンボルを生成するAC信号の構成(第24条の4の2第2項関係)
ACシンボルを生成するAC信号の204ビットの符号割当ては、以下のとおりとする。
B0 ACシンボルのための復調基準信号
B1〜B3 構成識別
B4〜B203 変調波の伝送制御に関する付加情報、地震動警報情報又は地域の防災・安全情報
1 ACシンボルのための復調基準信号は、別表第14号に示すWiと同一の値をとるものとする。
2 構成識別は、変調波の伝送制御に関する付加情報を伝送する場合は000、010、011、100、101又は111とし、地震動警報情報又は地域の防災・安全情報を伝送する場合は001又は110とする。
3 地震動警報情報及び地域の防災・安全情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
別表第24号 搬送波を変調する信号を求める方程式(第28条第1項関係)

ここで



s(t):RF信号
fc:送信波に含まれるいずれかのOFDMセグメントの中央の周波数
n:シンボル番号
S1:1セグメント形式のOFDMフレームの数
S13:13セグメント形式のOFDMフレームの数
b:1セグメント形式及び13セグメント形式のOFDMフレームの番号(周波数軸上左端のOFDMフレームを0とする)
N(b):OFDMフレームbのキャリア総数
(ただし、b≠S1+S13−1であるOFDMフレームについては、
1セグメント形式の場合、モード1:108、モード2:216、モード3:432、
13セグメント形式の場合、モード1:1404、モード2:2808、モード3:5616、
b=S1+S13−1であるOFDMフレームについては、送信波全体の周波数軸上右端にあるCPを含めて
1セグメント形式の場合、モード1:109、モード2:217、モード3:433、
13セグメント形式の場合、モード1:1405、モード2:2809、モード3:5617)
k:OFDMフレームごとのキャリア番号(周波数軸上左端のキャリア番号を0とする)
c(b,n,k):OFDMフレームb、シンボル番号n、キャリア番号kに対応する複素信号点ベクトル
Tu:有効シンボル期間長
Tg:ガードインターバル期間長
(ただし、b≠S1+S13−1であるOFDMフレームについては、
1セグメント形式の場合、Tu=7N(b)/3×10−5、
13セグメント形式の場合、Tu=7N(b)/39×10−5、
b=S1+S13−1であるOFDMフレームについては、
1セグメント形式の場合、Tu=7(N(b)−1)/3×10−5、
13セグメント形式の場合、Tu=7(N(b)−1)/39×10−5)
Ts:シンボル期間長(Ts=Tu+Tg)
Kc(b):OFDMフレームbの中央の周波数に対応するキャリア番号
(1セグメント形式の場合、モード1:54、モード2:108、モード3:216、13セグメント形式の場合、モード1:702、モード2:1404、モード3:2808)
Kfc:fcに対応するキャリア番号(ただし、キャリア番号は、連結送信の場合を含め、送信波全体の周波数軸上左端にあるキャリア番号を0とし、送信波全体で連続した番号を用いて表す)
Wk,b:別表第14号に示すWiの値のうちOFDMフレームbのキャリア番号kに対応する値
別表第25号 OFDMフレームの変調波スペクトルの配置(第28条第1項及び第2項関係)
1 13セグメント形式のOFDMフレームを単独で送信する場合
2 連結したOFDMフレームを送信する場合
1セグメント形式のOFDMフレームと13セグメント形式のOFDMフレームを下記の例のように連結する。13セグメント形式のOFDMフレームは、部分受信部を挿入する場合には、セグメント番号0に挿入し、順次セグメント番号に従って、差動変調部、同期変調部と配置し、帯域の右端には、CPシンボルに対応するキャリアを配置する。
別表第26号 映像信号の符号化パラメータ(第24条の5第2項関係)
最大フレーム周波数 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz
画面の横と縦の比 16:9 4:3 4:3 16:9 4:3 16:9 4:3 4:3 16:9 4:3 4:3 16:9 4:3 4:3 16:9
水平方向の映像の輝度信号の画素数 160 160 176 176 176 320 320 352 352 352 352 352 640 720 720
水平方向の映像の色差信号の画素数 80 80 88 88 88 160 160 176 176 176 176 176 320 360 360
垂直方向の映像の輝度信号の画素数 90 120 120 120 144 180 240 240 240 288 480 480 480 480 480
垂直方向の映像の色差信号の画素数 45 60 60 60 72 90 120 120 120 144 240 240 240 240 240
別表第27号 同期パケット及びファイル伝送パケットの構成(第36条第1項第1号関係)
1 同期パケット
ヘッダ部 データ部
1 ヘッダ部は、同期パケットの種類の識別及び同期パケット間の同期のために使用する。
2 データ部は、データ伝送のために使用する。
2 ファイル伝送パケット
ヘッダ部 データ部
1 ヘッダ部は、ファイル伝送パケットの種類の識別のために使用する。
2 データ部は、データ伝送のために使用する。
別表第28号 トランスポートフレームの構成(第36条第1項第2号関係)
1 ヘッダ部は、トランスポートフレームの分割・結合のために使用する。
2 データ部は、データ伝送のために使用する。
3 CRCは、データの誤り検出のための符号とし、省略してもよい。
4 パディングは、トランスポートフレームの長さを調整するために使用し、省略してもよい。
別表第29号 データチャネルMACプロトコルカプセルの構成(第36条第1項第3号関係)
1 スタッフィングは、データチャネルMACプロトコルカプセルの長さを調整するために使用する。
2 パディングは、ストリーム0の長さを調整するために使用する。
3 トレーラーは、ストリーム0、1及び2の構成の識別並びに連続するデータチャネルMACプロトコルカプセルの集合に関する情報の伝送のために使用する。
4 パリティは、誤り訂正外符号のために使用する。
5 誤り訂正外符号は、別記に示すリードソロモン符号方式とする。
6 スタッフィング、第36条第1項第3号に規定する共通情報、放送番組に関する権利を示す情報、パディング、トレーラー及びパリティ並びにストリーム2又はストリーム1のうち一方は、省略してもよい。
別記 誤り訂正外符号方式
データチャネルMACプロトコルカプセル及びコントロールチャネルMACプロトコルカプセルに用いる誤り訂正外符号は、符号化率8⁄16、12⁄16又は14⁄16のリードソロモンとする。ここでリードソロモン符号の多項式は次のとおりとする。
符号化生成多項式:g(x)=x8+α44x7+α231x6+α70x5+α235x4+α70x3+α231x2+α44x+1(符号化率8⁄16の場合)
符号化生成多項式:g(x)=x4+α201x3+α246x2+α201x+1(符号化率12⁄16の場合)
符号化生成多項式:g(x)=x2+α152x+1(符号化率14⁄16の場合)
体生成多項式:p(x)=x8+x4+x3+x2+1
別表第30号 物理層パケットの構成(第36条第1項第4号関係)
データ部 CRC 未定義 テール部
122バイト 2バイト 2ビット 6ビット
1 データ部は、データ伝送のために使用する。
2 CRCは、データの誤り検出のための符号とする。
3 未定義の値は、全て‘0’とする。
4 テール部の値は、全て‘0’とする。
別表第31号 コントロールプロトコルパケットの構成(第36条第3項第1号関係)
ヘッダ部 データ部 パディング
32又は40ビット 8×Nビット
1 Nは、正の整数を示す。
2 ヘッダ部は、コントロールプロトコルパケットの識別のために使用する。
3 データ部は、データ伝送のために使用する。
4 パディングは、コントロールプロトコルパケットの長さを調整するために使用する。
別表第32号 コントロールチャネルMACプロトコルカプセルの構成(第36条第3項第2号関係)
1 ヘッダ部は、コントロールチャネルMACプロトコルカプセル識別のために使用する。
2 データ部は、データ伝送のために使用する。
3 パリティは、誤り訂正外符号のために使用し、省略してもよい。
4 誤り訂正外符号は、別表第29号別記に示すリードソロモン符号方式とする。
別表第33号 ガードインターバルの付加(第37条第1項関係)
 ガードインターバルは、以下に示すとおり、逆高速フーリエ変換の出力データのうち時間的に後端の出力データを有効シンボルの前に、前端の出力データを有効シンボルの後にそれぞれ付加するものとする。
注 有効シンボルは、別表第35号に示す有効シンボル期間長に対応する出力データとする。
別表第34号 搬送波を変調する信号を求める方程式(第37条第1項関係)
SRF(t)=Re{SBB(t)}・cos(2πfct)—Im{SBB(t)}・sin(2πfct)
ここで

ym(t)=xm(t)・w(t)


SRF(t):RF信号
SBB(t):ベースバンド信号
fc:中心周波数
ym(t):ウィンドウ処理信号
m:シンボル番号(スーパーフレームの最初のシンボル番号を0とする)
Ts,k:サブキャリア番号kのシンボル期間長
xm(t):逆高速フーリエ変換後の連続信号
w(t):ウィンドウ関数
TWGI:ウィンドウガードインターバル期間長(TWGI=17/B)
T’s:全シンボル期間長(T’s=Tu+TWGI+TFGI+TPFI+TWGI)
NFFT:サブキャリア総数(ただし、1024、2048、4096又は8192)
k:サブキャリア番号(周波数軸上左端のキャリア番号を0とする)
Xk,m:複素変調シンボル
(Δf)SC:サブキャリア間隔((Δf)SC=B/NFFT)
TFGI:フラットガードインターバル期間長
Tu:有効シンボル期間長(Tu=NFFT/B)
TPFI:ポストフィックスインターバル期間長(ただし、ポストフィックスインターバル期間長は、別記に示すとおりとする)
B:使用する周波数帯幅
1 サブキャリア総数は、TDMパイロット1シンボル、WICシンボル、LICシンボル及びSPCシンボルの場合は、4096とする。
2 Im{A}は、Aの虚部を表すものとする。
別記 ポストフィックスインターバル期間長
ポストフィックスインターバル期間長は、次に示すとおりとする。
1 TDMパイロット2シンボルのポストフィックスインターバル期間長は、サブキャリア総数のうち伝送主シンボル、TDMパイロット2シンボル、TPCシンボル、FDMパイロットシンボル、OISシンボル、スタッフシンボル及びPPCシンボルに共通して適用されるもの(以下「共通サブキャリア総数」という。)により以下のとおりとする。
共通サブキャリア総数 ポストフィックスインターバル期間長
1024 1024/B
2048 2048/B
4096 0
8192 8192/B
2 TPCシンボルのうちスーパーフレームの最後に伝送されるもののポストフィックスインターバル期間長は、スーパーフレームを1秒とするために要する長さとする。
3 伝送主シンボル、TDMパイロット1シンボル、WICシンボル、LICシンボル、TPCシンボル(2に掲げるものを除く。)、OISシンボル、FDMパイロットシンボル、スタッフシンボル、PPCシンボル及びSPCシンボルのポストフィックスインターバル期間長は、0とする。
別表第35号 スーパーフレームにおける各シンボルの配置(第37条第2項関係)
1 スーパーフレームを構成するシンボル(TDMパイロット1シンボルを除く。)は、割り当てられたスロット(500変調シンボルの集合をいう。以下この表から別表第44号までにおいて同じ。)により、別記1に示すとおりサブキャリアに割り当てられるものとする。
2 TDMパイロット1シンボルは、共通サブキャリア総数により別記2に示すとおりサブキャリアに割り当てられるものとする。
3 PPCシンボルは、省略してもよい。
4 スーパーフレームの長さは、1秒とする。
別記1 スロットのサブキャリア割当て
 スロットに割り当てられるシンボルが、スーパーフレームを構成するシンボル(TDMパイロット1シンボル、TDMパイロット2シンボル、PPCシンボル及びSPCシンボルを除く。)である場合は次に示す1又は2によって、TDMパイロット2シンボルである場合は次に示す3によって割り当てられるインターレース番号のインターレースにより、PPCシンボル及びSPCシンボルである場合はスロット番号と同一のインターレース番号のインターレースにより伝送されるものとする。ただし、インターレース番号n(n=0,1,2,…,7)のインターレースは、共通サブキャリア総数により以下のサブキャリア番号のサブキャリアの集合を表すものとする。
共通サブキャリア総数 インターレース番号n サブキャリア番号
1024 0 16+i×8(i=0,1,2,…,61,63,…,124)
1,2,3 16+i×8+n(i=0,1,2,…,124)
4,5,6,7 8+i×8+n(i=0,1,2,…,124)
2048 0 24+i×8(i=0,1,2,…,124,126,…,250)
1,2,3,4,5,6,7 24+i×8+n(i=0,1,2,…,249)
4096 0 48+i×8(i=0,1,2,…,249,251,…,500)
1,2,3,4,5,6,7 48+i×8+n(i=0,1,2,…,499)
8192 0 96+i×n(i=0,1,2,…,499,501,…,1000)
1,2,3,4,5,6,7 96+i×8+n(i=0,1,2,…,999)
1 マッピング1によるインターレース割当て
2 マッピング2によるインターレース割当て
シンボル番号jのスロット番号0に割り当てられるインターレース番号n0,jは、シンボル番号jを8で除した剰余により以下のとおりとする。
jmod8 n0,j
0 0
1 3
2 6
3 1
4 4
5 7
6 2
7 5
シンボル番号jのスロット番号m(m=1,2,…,7)に割り当てられるインターレース番号nm,jは、次式により与えられる。
nm,j=(n0,j+D[(m−1−(2×j)mod7)mod7])mod8
ただし、D[x]は、xにより以下のとおりとする。
x D[x]
0 7
1 2
2 4
3 6
4 1
5 5
6 3
3 TDMパイロット2シンボルのインターレース割当て
共通サブキャリア総数 スロット数 インターレース番号
1024 1 1,3,5,7
7 0,2,4,6
2048 0 3,7
1 2,6
2 1,5
7 0,4
4096⁄8192 マッピング1によるインターレース割当てのうちシンボル番号3のものと同一とする。
1 マッピング1によるインターレース割当ては、1周期分のみを示すものとし、「…」は繰り返すことを意味する。
2 WICシンボル及びLICシンボルは、マッピング1によりサブキャリア割当てを行うものとする。
別記2 TDMパイロット1シンボルのサブキャリア割当て
共通サブキャリア総数 サブキャリア番号
1024 128+i×128(i=0,1,2,…,14,16,…,30)
2048 64+i×64(i=0,1,2,…,30,32,…,62)
4096 64+i×32(i=0,1,…,61,63,…,124)
8192 48+i×16(i=0,1,…,124,126,…,250)
別表第36号 キャリア変調マッピング(第38条—第40条関係)
1 4相位相変調の位相図
注 ただし、Dは伝送主シンボル、TDMパイロット2シンボル(共通サブキャリア総数が4096の場合を除く。)、TPCシンボル、OISシンボル、スタッフシンボル、PPCシンボルのうち予約状態のPPC信号から生成されるもの及びFDMパイロットシンボルにおいては1/√2、TDMパイロット1シンボルにおいては4√4096/NFFT(NFFTは共通サブキャリア総数)、WICシンボル、LICシンボル及びPPCシンボルのうち非アクティブ状態のPPC信号から生成されるものにおいては2、TDMパイロット2シンボルのうち共通サブキャリア総数が4096のものにおいては1、PPCシンボルのうち識別状態のPPC信号から生成されるものにおいては割当てスロット番号により、以下に示すとおりとし、SPCシンボルにおいては2√2とする。
共通サブキャリア総数 割当てスロット番号 D
1024⁄2048⁄4096 0,1,2,4,6 2⁄3
1024⁄2048⁄4096 3 4⁄3
8192 0,2,4,6 2⁄3
8192 1 2√2⁄3
8192 3 4√2⁄3
2 16値直交振幅変調の位相図
3 16値直交振幅階層変調の位相図
注1 α及びβは、ベースコンポーネント(S1とS3の組をいう。以下この表において同じ。)と拡張コンポーネント(S0とS2の組をいう。以下この表において同じ。)のエネルギー比rによって次式により与えられる。
α=√r/2(1+r)β=√1⁄2(1+r)
2 ベースコンポーネントのみの階層変調を行う場合は、4相位相変調の位相図を準用するものとし、D=1/√2とする。
別表第37号 伝送主信号の構成及び送出手順(第41条関係)
伝送主信号は、物理層パケット単位処理又は16個の物理層パケットを単位として行うブロック単位処理により生成されるものとする。
1 物理層パケット単位処理

2 ブロック単位処理
1 内符号化の誤り訂正方式は、別記1に示すターボ符号化方式とする。
2 ビットインターリーブは、別記2のとおりとする。
3 サブパケットは、ビットインターリーブされた信号を分割したものをいい、サブパケットインターリーブは、サブパケットの順序を並び替えることをいう。
4 スロット割当ては、スロット番号1から7までのうち1又は連続した複数のスロット番号とする。
5 電力拡散は、別記3のとおりとする。
6 拡張物理層パケットは、16値直交振幅階層変調による変調マッピングを行う場合に別表第36号の3注1に規定する拡張コンポーネントに割り当てられる物理層パケットをいう。
別記1 ターボ符号化方式
1 入力ビットは、物理層パケット単位処理の場合は物理層パケットのうちテール部を除いたものとし、ブロック単位処理の場合は16の物理層パケットから生成される15994ビットの符号系列とする。
2 §○+§は、排他的論理和の演算素子を表す。
3 □は1ビット演算子を表す。
4 入力ビット数の回数符号を発生させた後、要素符号化器1及び2のスイッチを下に切り替え、要素符号化器1のみから3回符号を発生させ、要素符号化器2のみから3回符号を発生させるものとする。
5 ターボインターリーブは、以下のとおりとする。
(1) 物理層パケット単位処理ターボインターリーブへの入力ビット(p993,p992,…,p0)は、カウンタ値m(m=0,1,2,…,1024)から与えられる値nmによりpnmが順に出力されるものとし、mの初期値を0とし、これを全ての入力ビットが出力されるまでmを1ずつ増加して繰り返すものとする。
ただし、nmは、
‘i9i8i7i6i5i4i3i2i1i0':カウンタ値mを2進数表示したもの
I0:‘i4i3i2i1i0'を10進数表示した値
I1:‘i9i8i7i6i5’を10進数表示した値
D[x]:xにより以下の表から与えられる値
‘j4j3j2j1j0’:D[I0]×(I1+1)により求められる値を2進数表示したものの下位5ビット
x D[x] x D[x]
0 27 16 21
1 3 17 19
2 1 18 1
3 15 19 3
4 13 20 29
5 17 21 17
6 23 22 25
7 13 23 29
8 9 24 9
9 3 25 13
10 15 26 23
11 3 27 13
12 13 28 13
13 1 29 1
14 13 30 13
15 29 31 13
としたとき、‘i0i1i2i3i4j4j3j2j1j0’を10進数表示した値とし、nmが994以上の場合は出力しないこととする。
(2) ブロック単位処理ターボインターリーブの入力ビット(p15993,p15992,…,p0)は、カウンタ値m(m=0,1,2,…,16384)から与えられる値nmによりpnmが順に出力されるものとし、mの初期値を0とし、これを全ての入力ビットが出力されるまでmを1ずつ増加して繰り返すものとする。
ただし、nmは、
‘i13i12i11…i2i1i0’:カウンタ値mを2進数表示したもの
I0:‘i4i3i2i1i0’を10進数表示した値
I1:‘i13i12i11i10i9i8i7i6i5’を10進数表示した値
D[x]:xにより以下の表から与えられる値
‘j8j7j6j5j4j3j2j1j0’:D[I0]×(I1+1)により求められる値を2進数表示したものの下位9ビット
x D[x] x D[x]
0 13 16 509
1 335 17 215
2 87 18 47
3 15 19 425
4 15 20 295
5 1 21 229
6 333 22 427
7 11 23 83
8 13 24 409
9 1 25 387
10 121 26 193
11 155 27 57
12 1 28 501
13 175 29 313
14 421 30 489
15 5 31 391
としたとき、‘i0i1i2i3i4j8j7j6j5j4j3j2j1j0’を10進数表示した値とし、nmが15994以上の場合は出力しないこととする。
6 パンクチャドパターンの詳細は、以下のとおりとする。
(1) 物理層パケット単位処理における物理層パケット(テール部を除く。)のパンクチャドパターン
符号化率
1⁄2 1⁄3 2⁄3
入力 X 11… 11… 1111…
Y0 10… 11… 1000…
Y1 00… 00… 0000…
X’ 00… 00… 0000…
Y’0 01… 11… 0001…
Y’1 00… 00… 0000…
1 1は伝送ビット、0は非伝送ビットを表すものとする。以下この表において同じ。
2 出力順は上から下の順とする。以下この表において同じ。
3 パンクチャドパターンは、1周期分のみを示すこととし、「…」は以後同様のパターンを繰り返すことを意味する。以下この表において同じ。
(2) 物理層パケット単位処理における物理層パケットのうちテール部のパンクチャドパターン
符号化率
1⁄2 1⁄3 2⁄3
入力 X 111000 111000 111000
Y0 111000 111000 101000
Y1 000000 000000 000000
X’ 000111 000111 000111
Y’0 000111 000111 000010
Y’1 000000 000000 000000
注 符号化率1⁄3でX及びX’を出力する場合は、同じ値を2度出力することとする。
(3) ブロック単位処理における物理層パケット(テール部を除く。)のパンクチャドパターン
符号化率
2⁄7 1⁄3 4⁄11 2⁄5 4⁄9 1⁄2 4⁄7 2⁄3
入力 X 1111… 11… 11111111… 1111… 11111111… 11… 11111111… 1111…
Y0 0001… 11… 00000000… 0000… 00000000… 10… 01001010… 1000…
Y1 1111… 00… 01111111… 1110… 01101101… 00… 00000000… 0000…
X’ 0000… 00… 00000000… 0000… 00000000… 00… 00000000… 0000…
Y’0 0100… 11… 00000000… 0000… 00000000… 01… 10100100… 0001…
Y’1 1111… 00… 11110111… 1011… 11010110… 00… 00000000… 0000…
(4) ブロック単位処理における物理層パケットのうちテール部のパンクチャドパターン
符号化率
2⁄7 1⁄3 4⁄11 2⁄5 4⁄9 1⁄2 4⁄7 2⁄3
入力 X 111000 111000 111000 111000 111000 111000 111000 111000
Y0 101000 111000 111000 101000 111000 111000 101000 101000
Y1 111000 000000 111000 111000 000000 000000 000000 000000
X’ 000111 000111 000111 000111 000111 000111 000111 000111
Y’0 000010 000111 000011 000010 000111 000111 000010 000010
Y’1 000111 000000 000111 000111 000000 000000 000000 000000
注 符号化率2⁄7又は1⁄3でX及びX’を出力する場合は、同じ値を2度出力することとする。
(5) 伝送OIS信号(テール部を除く。)のパンクチャドパターン
符号化率
1⁄5
入力 X 1…
Y0 1…
Y1 1…
X’ 0…
Y’0 1…
Y’1 1…
(6) 伝送OIS信号のうちテール部のパンクチャドパターン
符号化率
1⁄5
入力 X 111000
Y0 111000
Y1 111000
X’ 000111
Y’0 000111
Y’1 000111
注 X、Y1、X’及びY’1を出力する場合は、2度出力することとする。
別記2 ビットインターリーブ
1 物理層パケット単位処理内符号化した物理層パケットは4列のインターリーバに列方向の順に書き込まれ、奇数行については2列と3列を入れ替え、偶数行については1列と4列を入れ替え、行方向の順に読み出される。


2 ブロック単位処理内符号化した16個の物理層パケットは、インターリーバに順に書き込まれ、符号化率が1⁄2、4⁄7又は2⁄3の場合は15タップ線形帰還シフトレジスタ、2⁄7、1⁄3、4⁄11、2⁄5又は4⁄9の場合は16タップ線形帰還シフトレジスタにより生成された値のアドレスを順に読み出す。
1 インターリーバの大きさは内符号化した16個の物理層パケットの大きさNとする。
2 線形帰還シフトレジスタにより生成された値がN+1以上の場合は、読み出しをせず、次の値を生成することとなるアドレスがNの場合には出力アドレスは0とする。
3 15タップ線形帰還シフトレジスタは、次のとおりとする。

4 16タップ線形帰還シフトレジスタは、次のとおりとする。

5 §○+§は、排他的論理和の演算素子を表す。
別記3 電力拡散
X20+X17+1の線形帰還シフトレジスタにより発生する拡散符号系列を各スロットに割り当てられた信号に加算する。
1 §○+§は、排他的論理和の演算素子を表す。
2 レジスタの初期値は、シンボル番号及びシンボル種別の種別により与えられる値とする。
3 m0,m1,…,m9は、スロット番号により与えられる値とする。
4 モジュロ2加算器は、全ての入力信号を加算した値を2で除した余りを出力するものとする。以下同じ。
別表第38号 TDMパイロット1信号の構成及び送出手順(第42条第1項関係)
TDMパイロット1信号は、下図に示す発生器により2×NTDM1ビット発生させるものとする。
1 §○+§は、排他的論理和の演算素子を表す。
2 NTDM1はTDMパイロット1シンボルが配置されるサブキャリア数とし、その値は共通サブキャリア総数により下表のとおりとする。
共通サブキャリア総数 NTDM1
1024 30
2048 62
4096 124
8192 250
別表第39号 WIC信号、LIC信号、TDMパイロット2信号及びFDMパイロット信号の構成及び送出手順(第42条第2項関係)
1 WIC信号、LIC信号及びFDMパイロット信号のスロット割当てはそれぞれスロット番号3、スロット番号5及びスロット番号0とする。
2 TDMパイロット2信号のスロット割当ては、共通サブキャリア総数により別記のとおりとする。
3 電力拡散は、別表第37号別記3に示すとおりとする。
別記 TDMパイロット2信号のスロット割当て
共通サブキャリア総数 割当てスロット番号
1024 1,7
2048 0,1,2,7
4096 0,1,2,7
8192 0,1,2,3,4,5,6,7
別表第40号 TPC信号の構成及び送出手順(第42条第3項関係)
1 線形帰還シフトレジスタは、別記に示すとおりとする。
2 1000ビットの0により構成される符号系列のスロット割当てはスロット番号0、線形帰還シフトレジスタにより生成される符号系列のスロット割当てはスロット番号1から7までとする。
3 電力拡散は、別表第37号別記3に示すとおりとする。
別記 線形帰還シフトレジスタ 線形帰還シフトレジスタは、下図に示す発生器により1000ビット発生させるものとする。
注 §○+§は、排他的論理和の演算素子を表す。
別表第41号 スタッフ信号の構成及び送出手順(第42条第4項関係)
注1
1 線形帰還シフトレジスタは、別表第40号別記に示すとおりとする。
2 スロット割当ては、スロット番号1から7までのいずれかとする。
3 電力拡散は、別表第37号別記3に示すとおりとする。
別表第42号 PPC信号の構成及び送出手順(第42条第5項関係)
PPC信号は、非アクティブ状態、識別状態及び予約状態のいずれかとし、それぞれ以下に示す構成及び送出手順とする。
1 非アクティブ状態
1 線形帰還シフトレジスタは、別表第40号別記に示すとおりとする。
2 スロット割当ては、スロット番号7とする。
3 電力拡散は、別表第37号別記3に示すとおりとする。
2 識別状態
1 PPCパケット信号はPPC情報から生成される信号であり、その構成及び送出手順は、別記1に示すとおりとする。
2 線形帰還シフトレジスタは、別表第40号別記に示すとおりとする。
3 PPCパケット信号のスロット割当てはスロット番号3、線形帰還シフトレジスタにより生成される符号系列のスロット番号はスロット番号0、1、2、4及び6とする。
4 電力拡散は、別表第37号別記3に示すとおりとする。
3 予約状態
1 線形帰還シフトレジスタは、別表第40号別記に示すとおりとする。
2 スロット割当ては、スロット番号0から7までとする。
3 電力拡散は、別表第37号別記3に示すとおりとする。
別記1 PPCパケット信号の構成及び送出手順
1 PPC情報は56ビットの情報とし、その構成は、総務大臣が別に告示するところによるものとする。
2 ビットインターリーブ1は、別記2のとおりとする。
3 リードミュラー符号化は、7ビットを単位として行われるものとし、別記3に示すとおりとする。
4 ビットインターリーブ2は、別表第37号別記2のとおりとし、その入力信号は、一のPPC情報から生成されるリードミュラー符号化信号を2度繰り返したものに‘00000000’を付加して生成されるものとし、以下のような構成とする。
別記2 ビットインターリーブ
PPC情報は8行7列のインターリーバに列方向の順に書き込まれ、行方向の順に読み出される。
別記3 リードミュラー符号化
リードミュラー符号化は、7ビットの入力に対し、62ビットの値を出力するものとし、入力された7ビットの値をm6、m5、m4、m3、m2、m1、m0、出力される値のうち62ビットのk番目の値をck、kを2進数表示したものを‘t5,kt4,kt3,kt2,kt1,kt0,k’としたとき、ckは以下の式により生成される。
別表第43号 SPC信号の構成及び送出手順(第42条第6項関係)
1 線形帰還シフトレジスタは、別表第40号別記に示すとおりとする。
2 スロット割当ては、スロット番号0及び4とする。
3 電力拡散は、別表第37号別記3に示すとおりとする。
別表第44号 伝送OIS信号の送出手順(第43条関係)
1 内符号化の誤り訂正方式は、別表第37号別記1に示すターボ符号化方式とする。
2 ビットインターリーブは、別表第37号別記2のとおりとする。
3 スロット割当ては、スロット番号1から7までとする。
4 電力拡散は、別表第37号別記3に示すとおりとする。
別表第45号 搬送波を変調する信号の構成(第52条第1項関係)
1 w1、w2、w3はそれぞれW1、W2、W3の各信号の誤り訂正内符号化後のフレーム同期信号であり、32ビットの信号のうち後ろ20ビットについては、次の値とする。w1:ECD28h,w2:0B677h,w3:F4988h(hは16進数を意味する。)
2 フレーム同期信号W1、W2、W3は、別表第50号注1に示すとおりとする。
3 誤り訂正内符号化は、別表第49号に示す方式によるものとする。
4 別表第48号に示すスロットのうち、各フレームの第1スロットから第12スロットまでの各先頭1バイトは、フレーム同期信号及び電力拡散されたTMCC信号で置き換えるものとする。
別表第46号 搬送波の絶対位相偏位(第52条第4項関係)
変調方式 シンボル割付け 絶対位相偏位
2相位相変調 0 0度
1 (+)180度
4相位相変調 0,0 (+) 45度
0,1 (−) 45度
1,0 (+)135度
1,1 (−)135度
8相位相変調 0,0,0 0度
0,0,1 (+) 45度
0,1,1 (+) 90度
0,1,0 (+)135度
1,0,0 (+)180度
1,0,1 (−)135度
1,1,1 (−) 90度
1,1,0 (−) 45度

ただし、C0、C1、C2、P1及びP0は、誤り訂正内符号化後の「0」又は「1」の値とし、別表第49号3によるものとする。
別表第47号 11.7GHzを超え12.2GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行うデジタル放送及び広帯域伝送デジタル放送のろ波器の周波数特性(第52条第5項関係)
注 Fは周波数、Fnはナイキスト周波数、αはロールオフ率を表し、次の値とする。
Fn=14.430(MHz)
α=0.35
別表第48号 伝送主信号の構成(第53条第1項関係)
1 この表において「スロット」とは第53条第1項に規定するスロットをいう。
2 電力拡散信号は、別記1のとおりとする。
3 インターリーブは、別記2のとおりとする。
4 変調方式のスロット割当ては、別記3のとおりとする。
別記1 電力拡散信号
1スーパーフレーム(48スロットを1フレームとし、8フレームで構成されるもの)を周期とし、各スーパーフレームの先頭の1バイトを除き、X15+X14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列をスロット信号に加算する。この間、周期内のTS同期バイトには加算は行わないが、擬似乱数符号系列の発生は継続するものとする。
別記2 インターリーブ
インターリーブ方式は、バイト単位で8×203バイトのブロックインターリーブを行うものとし、スーパーフレーム方向で各フレームのスロット番号が同一のスロット間でインターリーブを行うものとする。
別記3 変調方式のスロット割当て
変調方式及び内符号誤り訂正方式の符号化率に応じて下表に示すスロット数を最小単位として割り当てるものとする。
変調方式(符号化率) スロット数の最小単位 有効スロット数 無効スロット数
2相位相変調方式
(1⁄2)
4 1 3
4相位相変調方式
(1⁄2)
2 1 1
4相位相変調方式
(2⁄3)
3 2 1
4相位相変調方式
(3⁄4)
4 3 1
4相位相変調方式
(5⁄6)
6 5 1
4相位相変調方式
(7⁄8)
8 7 1
トレリス符号化8相位相変調方式(2⁄3) 1 1 0
別表第49号 11.7GHzを超え12.2GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行うデジタル放送及び広帯域伝送デジタル放送の誤り訂正方式(第53条第2項、第54条第2項関係)
1 TSパケットの誤り訂正外符号は、短縮化リードソロモン(204,188)とする。短縮化リードソロモン(204,188)符号は、リードソロモン(255,239)符号において、入力データバイトの前に51バイトの「00h」を付加し、符号化後に先頭51バイトを除去することによって生成する。ここでリードソロモン(255,239)符号の多項式は次のとおりとする。
符号化生成多項式:g(x)=(x+λ0)(x+λ1)…(x+λ15)、(λ=02h)体生成多項式:p(x)=x8+x4+x3+x2+1
注 数値の後のhは、その数値が16進数表記であることを示す。
2 TMCCの誤り訂正外符号は、短縮化リードソロモン(64,48)とする。短縮化リードソロモン(64,48)符号は、リードソロモン(255,239)符号において、入力データバイトの前に191バイトの「00h」を付加し、符号化後に先頭191バイトを除去することによって生成する。ここでリードソロモン(255,239)符号の多項式は次のとおりとする。
符号化生成多項式:g(x)=(x+λ0)(x+λ1)…(x+λ15)、(λ=02h)体生成多項式:p(x)=x8+x4+x3+x2+1
3 誤り訂正内符号は、搬送波の変調が8相位相変調の場合は符号化率2⁄3のトレリス符号化方式とし、搬送波の変調が4相位相変調の場合は畳込み符号方式及びパンクチャド符号化方式の組み合わせによるものとし、搬送波の変調が2相位相変調の場合は符号化率1⁄2の畳込み符号方式とする。
1 □Dは1ビット遅延素子を表す。
2 ○+は、排他的論理和の演算素子を表す。
3 伝送主信号又は電力拡散されたTMCC信号は、8相位相変調の場合、最上位ビットから順にB1、B0に割り当てられ、4相位相変調及び2相位相変調の場合は、最上位ビットから順にB0に割当てられる。2相位相変調については内符号化後にC0、C1の順に送出する。
4 パンクチャド符号の詳細は、次表のとおりとする。
パンクチャド符号詳細
入力 C1
C0
X1
Y1
X2
Y2
X3
Y3
X4
Y4
X5
Y5
X6
Y6
X7
Y7
X8
Y8
X9
Y9
符号化率
1⁄2 パンクチャドパターン








P1
P0
X1
Y1
X2
Y2
X3
Y3
X4
Y4
X5
Y5
X6
Y6
X7
Y7
X8
Y8
X9
Y9
2⁄3 パンクチャドパターン ○○
○×
○○
○×
○○
○×
○×
○○

P1
P0
X1
Y1
Y3
X2
X4
X3
X5
Y5
Y7
X6
X8
X7
X9
Y9
3⁄4 パンクチャドパターン ○○×
○×○
○○×
○×○
○○×
○×○
P1
P0
X1
Y1
Y3
X2
X4
Y4
Y6
X5
X7
Y7
Y9
X8
5⁄6 パンクチャドパターン ○○×○×
○×○×○
○○×○
○×○×
P1
P0
X1
Y1
Y3
X2
Y5
X4
X6
Y6
Y8
X7
Y10
X9
7⁄8 パンクチャドパターン ○○○○×○×
○×××○×○
○○
○×
P1
P0
X1
Y1
X3
X2
Y5
X4
Y7
X6
X8
Y8
Y10
X9
(入力信号列C1,C0がパンクチャドパターンによりP1,P0になる)○:伝送ビット ×:非伝送ビット
5 パンクチャド符号化の位相の関係はパンクチャドパターンの先頭位相がスロット先頭と一致するものとする。
別表第50号 TMCC信号の構成及び送出手順並びにフレーム同期信号の構成及び送出手順(第54条第1項関係)
1 W1及びW2はスーパーフレームの第1フレームにおいて使用する。また、W1及びW3は第2フレームから第8フレームまでで使用する内符号化前のフレーム同期信号とし、次の値を使用するものとする。W1:1B95h、W2:A340h、W3:5CBFh(hは16進数表記を意味する。)
2 電力拡散信号は、別記1のとおりとする。
別記1 電力拡散信号 1スーパーフレームを周期とし、先頭の2バイトを除き、X15+X14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を同期信号挿入後のTMCC信号に加算する。この間、周期内のW1、W2及びW3には加算は行わないが、擬似乱数符号系列の発生は継続するものとする。
別表第51号 位相基準バースト信号の構成(第55条関係)
位相基準バースト信号用の9次の電力拡散信号(X9+X4+1、初期値:111101101)は、下図に示す発生器により1フレームを周期として発生するものとする。電力拡散信号の発生及び加算処理は位相基準バースト信号期間のみ行うものとする。

○+:排他的論理和の演算素子
位相基準バースト信号用の電力拡散信号の発生のタイミングと多重の形式は、下図のとおりとする。
別表第52号 狭帯域伝送デジタル放送のろ波器の周波数特性(第70条第4項関係)
注 Fは周波数、Fnはナイキスト周波数、αはロールオフ率を表し、次の値とする。
Fn=10.548(MHz)
α=0.35
別表第53号 伝送信号の構成(第71条第1項関係)
1 数値の横のhはその数値が16進数表記であることを示す。
2 電力の拡散信号は別記1、インターリーブは別記2によるものとする。
別記1 電力拡散信号 8パケットごとに反転された同期バイト(1バイトを8ビットとする。)の直後から、次の反転同期バイト直前のデータバイトまでの1503(188×8−1)バイトを1周期とし、次に示す図のようにX15+X14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を加算する。ただし、周期内の同期バイトには加算を行わない。この間、擬似乱数符号系列の加算は行わないが、擬似乱数符号系列の発生は継続するものとする。
別記2 インターリーブ インターリーブはバイト単位で周期12の畳込み方式とし、リードソロモン符号を付加したTSパケットにおいて、同期バイトの位置を0番としたとき、n番目の位置にあるバイトの遅延量Dは次式により与えられる。D=12×17×I(Iはnを12で除したときの剰余で0から11までの整数)
別表第54号 狭帯域伝送デジタル放送の誤り訂正方式(第71条第2項関係)
1 外符号は次式で示す短縮化リードソロモン(204,188)とする。短縮化リードソロモン(204,188)符号は、リードソロモン(255,239)符号において、入力データバイトの前に51バイトの「00h」を付加し、符号化後に先頭51バイトを除去することによって生成し、反転/非反転にかかわらず同期バイトにも適用する。
符号化生成多項式:g(x)=(x+λ0)(x+λ1)…(x+λ15)、(λ=02h)体生成多項式 :p(x)=x8+x4+x3+x2+1
注 数値の後のhは、その数値が16進数表記であることを示す。
2 内符号は次式に示すような畳込み符号方式及びパンクチャド符号方式とする。
1 □Dは1ビット遅延素子を表す。
2 ○+は、排他的論理和の演算素子を表す。
3 伝送信号の最上位ビットから入力される。
4 パンクチャド符号の詳細は、別表第49号3注4に同じとする。
別表第55号 12.2GHzを超え12.75GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行う狭帯域伝送方式による標準テレビジョン放送及び高精細度テレビジョン放送のうちデジタル放送の輝度信号及び色差信号の方程式(第73条関係)
Y=INT[219D E’Y+16D+0.5]CR=INT[224D E’CR+128D+0.5]
CB=INT[224D E’CB+128D+0.5](標記は10進数)
1 INT[A]は、実数Aの整数部分を表す。
2 Yは輝度信号、CR及びCBは色差信号とし、Dは8桁の2進数で量子化する場合一、10桁の2進数で量子化する場合4とする。
3 E’Y、E’CR及びE’CBは、次のとおりとする。E’Y=0.299E’R+0.587E’G+0.114E’B
E’CR=0.500E’R−0.419E’G−0.081E’B
E’CB=−0.169E’R−0.331E’G+0.500E’B
ただし、E’R、E’G及びE’Bはそれぞれ画素を走査した時に生ずる赤、緑及び青の各信号電圧をガンマ補正(受像管の赤、緑及び青に対する輝度は、格子に印加されるそれぞれの信号電圧のガンマ乗に比例するので、被写体の輝度が正しく再現されるよう送信側においてそれぞれの信号電圧E’R、E’G及びE’Bをそれぞれの値のガンマ分の1乗に補正することをいう。)した電圧(基準白色レベルで正規化された電圧)であって、CIE表示系(国際照明委員会において制定した平面座標による色彩の定量的表示性をいう。)において次に掲げるx及びyの値を有する赤、緑及び青を3原色とし、かつ、ガンマの値を2.2とする受像管に適合するものとする。
x y
0.67 0.33
0.21 0.71
0.14 0.08
4 色差信号は、白色の被写体に対して零になるものとする。
別表第56号 搬送波の絶対位相偏位(第79条第3項関係)
1 別表第58号に示す伝送信号のうち、ベースバンドフレーム信号に誤り訂正符号を付加した信号に対する搬送波の変調の形式は、8相位相変調とする。
変調方式 シンボル割付け 絶対位相偏位
8相位相変調 0,0,0 (+) 45度
1,0,0 (+) 90度
1,1,0 (+)135度
0,1,0 (+)180度
0,1,1 (−)135度
1,1,1 (−) 90度
1,0,1 (−) 45度
0,0,1 0度

ただし、C0、C1及びC2は、別表第58号別記2に示すインターリーブ処理後の「0」又は「1」の値とする。
2 別表第58号に示す伝送信号のうち、フィジカルレイヤヘッダ信号に対する搬送波の変調の形式は、2分のπシフト2相位相変調とする。フィジカルレイヤヘッダ信号(y1,y2,…,y90)は、次式に示す90個の2分のπシフト2相位相変調シンボルに変調される。
I2i—1=Q2i—1=(1/√2)(1—2y2i—1)、I2i=Q2i=—(1/√2)(1—2y2i)、(i=1,2,…45)
別表第57号 高度狭帯域伝送デジタル放送のろ波器の周波数特性(第79条第4項関係)
注 Fは周波数、Fnはナイキスト周波数、αはロールオフ率を表し、次の値とする。
Fn=11.652(MHz)
α=0.2
別表第58号 伝送信号の構成(第80条第1項関係)
1 TSパケットは、TSパケットの先頭の同期バイトを除く187バイトに対して8ビットのCRC誤り訂正(生成多項式:g(X)=X8+X7+X6+X4+X2+1)を行い、後続のTSパケットの同期バイトと置き換えるものとする。
2 ベースバンドフレーム信号に対する電力拡散信号は、別記1のとおりとする。
3 インターリーブは、別記2のとおりとする。
4 XFECフレーム信号は、FECフレーム信号について、8相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成される。
5 XFECフレーム信号は90シンボルから成るスロット単位に分割される。
6 フィジカルレイヤフレーム信号において、同期パイロット信号を挿入する場合は、36シンボルから成る無変調の同期パイロット信号を16スロット間隔で挿入する。ただし、次のフィジカルレイヤフレーム信号の先頭には同期パイロット信号を挿入しない。
7 フィジカルレイヤフレーム信号に対する電力拡散信号は、別記3のとおりとする。
8 フィジカルレイヤヘッダ信号の構成は、別記4のとおりとする。
別記1 ベースバンドフレーム信号に対する電力拡散信号 x15+x14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を加算する。
別記2 インターリーブ インターリーブは、FECフレーム信号に対してビット単位でブロックインターリーブを行うものとする。FECフレーム信号のデータは、21600行×3列の行列構造とし、インターリーバに列方向の順に書き込まれ、行方向の順に読み出される。なお、ベースバンドヘッダ情報のMSBは、符号化率2⁄3の場合は最初に読み出され、符号化率3⁄5の場合は3番目に読み出される。
別記3 フィジカルレイヤフレーム信号に対する電力拡散信号 フィジカルレイヤフレーム信号(フィジカルレイヤヘッダ信号を除く。)のキャリア変調マッピングされた信号(I+jQ)に(CI+jCQ)を乗算する。電力拡散後の信号ISCRAMBLED及びQSCRAMBLEDは次式により与えられる。
ISCRAMBLED=(ICI−QCQ)QSCRAMBLED=(ICQ−QCI)
ここで、CI(i)+jCQ(i)は次式で表され、R(i)は下図に示す発生器により発生する。
CI(i)+jCQ(i)=exp(jR(i)π/2)

別記4 フィジカルレイヤヘッダ信号の構成 
1 SOFは、フィジカルレイヤフレーム信号の開始を示す符号で、18D2E82h(hは16進数表記)の固定値を使用する。
2 PLSCODEは、7ビットのフィジカルレイヤヘッダ情報について、(64,7)の2値直交符号化を行う。

(32,6)符号化は、次に示す生成行列gにより行うものとする。

3 (64,7)の2値直交符号化後のPLSCODEは、次に示すビット列と排他的論理和をとることにより電力拡散を行う。0111000110011101100000111100100101010011010000100010110111111010
別表第59号 高度狭帯域伝送デジタル放送の誤り訂正方式(第80条第3項関係)
1 誤り訂正外符号はBCH符号、内符号はLDPC符号とし、その構成は以下のとおりとする。
LDPH符号化率 BCH符号化前ビット数
[Kbch]
BCH符号化後ビット数
[Nbch]
LDPC符号化前ビット数
[kldpc]
BCH誤り訂正ビット
[t]
LDPC符号化後ビット数
[n1dpc]
3⁄5 38688 38880 38880 12 64800
2⁄3 43040 43200 43200 10 64800
2 BCH符号の生成多項式は、次表に示すt(BCH誤り訂正ビット)番目までの多項式の積で表されるものとする。
t 生成多項式
1 g1(X)=1+X2+X3+X5+X16
2 g2(X)=1+X+X4+X5+X6+X8+X16
3 g3(X)=1+X2+X3+X4+X5+X7+X8+X9+X10+X11+X16
4 g4(X)=1+X2+X4+X6+X9+X11+X12+X14+X16
5 g5(X)=1+X+X2+X3+X5+X8+X9+X10+X11+X12+X16
6 g6(X)=1+X2+X4+X5+X7+X8+X9+X10+X12+X13+X14+X15+X16
7 g7(X)=1+X2+X5+X6+X8+X9+X10+X11+X13+X15+X16
8 g8(X)=1+X+X2+X5+X6+X8+X9+X12+X13+X14+X16
9 g9(X)=1+X5+X7+X9+X10+X11+X16
10 g10(X)=1+X+X2+X5+X7+X8+X10+X12+X13+X14+X16
11 g11(X)=1+X2+X3+X5+X9+X11+X12+X13+X16
12 g12(X)=1+X+X5+X6+X7+X9+X11+X12+X16
3 LDPC符号は、パリティ検査ビットpn(n=0,1,…,nldpc−kldpc−1)、情報ビットim(m=0,1,…,kldpc−1)としたとき、情報ビットについて360ビットごとに次の演算を繰り返す。なお、パリティ検査ビットの初期値は、p0=p1=p2=…=Pnldpc−kldpc−1=0とする。
px=px○+im、(m=0,360,720,…)
py=py○+im、(m=1,…,359,361,…,719,721,…)
全ての情報ビットについて演算を行った後、pnは次式により与えられる。
p0=p0○+i0
pn=pn ○+ pn−1、(n=1,…,nldpc−kldpc−1)
1 ○+は、排他的論理和の演算素子を表す。
2 xは、別記1の(m/360+1)行目で指定されるパリティ検査ビット位置を示す。
3 yは、{x+(mmod360)×q}mod(nldpc−kldpc)により表されるパリティ検査ビット位置を示す。ただし、xは、別記1の([m/360]+1)行目で指定されるパリティ検査ビット位置を示す([]は整数部を意味する。)。また、qは符号化率に応じて決まる定数を示し、次表のとおりとする。
符号化率 q
3⁄5 72
2⁄3 60
別記1 パリティ検査ビット位置符号化率3⁄5の場合
22422 10282 11626 19997 11161 2922 3122 99 5625 17064 8270 179
25087 16218 17015 828 20041 25656 4186 11629 22599 17305 22515 6463
11049 22853 25706 14388 5500 19245 8732 2177 13555 11346 17265 3069
16581 22225 12563 19717 23577 11555 25496 6853 25403 5218 15925 21766
16529 14487 7643 10715 17442 11119 5679 14155 24213 21000 1116 15620
5340 8636 16693 1434 5635 6516 9482 20189 1066 15013 25361 14243
18506 22236 20912 8952 5421 15691 6126 21595 500 6904 13059 6802
8433 4694 5524 14216 3685 19721 25420 9937 23813 9047 25651 16826
21500 24814 6344 17382 7064 13929 4004 16552 12818 8720 5286 2206
22517 2429 19065 2921 21611 1873 7507 5661 23006 23128 20543 19777
1770 4636 20900 14931 9247 12340 11008 12966 4471 2731 16445 791
6635 14556 18865 22421 22124 12697 9803 25485 7744 18254 11313 9004
19982 23963 18912 7206 12500 4382 20067 6177 21007 1195 23547 24837
756 11158 14646 20534 3647 17728 11676 11843 12937 4402 8261 22944
9306 24009 10012 11081 3746 24325 8060 19826 842 8836 2898 5019
7575 7455 25244 4736 14400 22981 5543 8006 24203 13053 1120 5128
3482 9270 13059 15825 7453 23747 3656 24585 16542 17507 22462 14670
15627 15290 4198 22748 5842 13395 23918 16985 14929 3726 25350 24157
24896 16365 16423 13461 16615 8107 24741 3604 25904 8716 9604 20365
3729 17245 18448 9862 20831 25326 20517 24618 13282 5099 14183 8804
16455 17646 15376 18194 25528 1777 6066 21855 14372 12517 4488 17490
1400 8135 23375 20879 8476 4084 12936 25536 22309 16582 6402 24360
25119 23586 128 4761 10443 22536 8607 9752 25446 15053 1856 4040
377 21160 13474 5451 17170 5938 10256 11972 24210 17833 22047 16108
13075 9648 24546 13150 23867 7309 19798 2988 16858 4825 23950 15125
20526 3553 11525 23366 2452 17626 19265 20172 18060 24593 13255 1552
18839 21132 20119 15214 14705 7096 10174 5663 18651 19700 12524 14033
4127 2971 17499 16287 22368 21463 7943 18880 5567 8047 23363 6797
10651 24471 14325 4081 7258 4949 7044 1078 797 22910 20474 4318
21374 13231 22985 5056 3821 23718 14178 9978 19030 23594 8895 25358
6199 22056 7749 13310 3999 23697 16445 22636 5225 22437 24153 9442
7978 12177 2893 20778 3175 8645 11863 24623 10311 25767 17057 3691
20473 11294 9914 22815 2574 8439 3699 5431 24840 21908 16088 18244
8208 5755 19059 8541 24924 6454 11234 10492 16406 10831 11436 9649
16264 11275 24953 2347 12667 19190 7257 7174 24819 2938 2522 11749
3627 5969 13862 1538 23176 6353 2855 17720 2472 7428 573 15036
0 18539 18661
1 10502 3002
2 9368 10761
3 12299 7828
4 15048 13362
5 18444 24640
6 20775 19175
7 18970 10971
8 5329 19982
9 11296 18655
10 15046 20659
11 7300 22140
12 22029 14477
13 11129 742
14 13254 13813
15 19234 13273
16 6079 21122
17 22782 5828
18 19775 4247
19 1660 19413
20 4403 3649
21 13371 25851
22 22770 21784
23 10757 14131
24 16071 21617
25 6393 3725
26 597 19968
27 5743 8084
28 6770 9548
29 4285 17542
30 13568 22599
31 1786 4617
32 23238 11648
33 19627 2030
34 13601 13458
35 13740 17328
36 25012 13944
37 22513 6687
38 4934 12587
39 21197 5133
40 22705 6938
41 7534 24633
42 24400 12797
43 21911 25712
44 12039 1140
45 24306 1021
46 14012 20747
47 11265 15219
48 4670 15531
49 9417 14359
50 2415 6504
51 24964 24690
52 14443 8816
53 6926 1291
54 6209 20806
55 13915 4079
56 24410 13196
57 13505 6117
58 9869 8220
59 1570 6044
60 25780 17387
61 20671 24913
62 24558 20591
63 12402 3702
64 8314 1357
65 20071 14616
66 17014 3688
67 19837 946
68 15195 12136
69 7758 22808
70 3564 2925
71 3434 7769
符号化率2⁄3の場合
0 10491 16043 506 12826 8065 8226 2767 240 18673 9279 10579 20928
1 17819 8313 6433 6224 5120 5824 12812 17187 9940 13447 13825 18483
2 17957 6024 8681 18628 12794 5915 14576 10970 12064 20437 4455 7151
3 19777 6183 9972 14536 8182 17749 11341 5556 4379 17434 15477 18532
4 4651 19689 1608 659 16707 14335 6143 3058 14618 17894 20684 5306
5 9778 2552 12096 12369 15198 16890 4851 3109 1700 18725 1997 15882
6 486 6111 13743 11537 5591 7433 15227 14145 1483 3887 17431 12430
7 20647 14311 11734 4180 8110 5525 12141 15761 18661 18441 10569 8192
8 3791 14759 15264 19918 10132 9062 10010 12786 10675 9682 19246 5454
9 19525 9485 7777 19999 8378 9209 3163 20232 6690 16518 716 7353
10 4588 6709 20202 10905 915 4317 11073 13576 16433 368 3508 21171
11 14072 4033 19959 12608 631 19494 14160 8249 10223 21504 12395 4322
12 13800 14161
13 2948 9647
14 14693 16027
15 20506 11082
16 1143 9020
17 13501 4014
18 1548 2190
19 12216 21556
20 2095 19897
21 4189 7958
22 15940 10048
23 515 12614
24 8501 8450
25 17595 16784
26 5913 8495
27 16394 10423
28 7409 6981
29 6678 15939
30 20344 12987
31 2510 14588
32 17918 6655
33 6703 19451
34 496 4217
35 7290 5766
36 10521 8925
37 20379 11905
38 4090 5838
39 19082 17040
40 20233 12352
41 19365 19546
42 6249 19030
43 11037 19193
44 19760 11772
45 19644 7428
46 16076 3521
47 11779 21062
48 13062 9682
49 8934 5217
50 11087 3319
51 18892 4356
52 7894 3898
53 5963 4360
54 7346 11726
55 5182 5609
56 2412 17295
57 9845 20494
58 6687 1864
59 20564 5216
0 18226 17207
1 9380 8266
2 7073 3065
3 18252 13437
4 9161 15642
5 10714 10153
6 11585 9078
7 5359 9418
8 9024 9515
9 1206 16354
10 14994 1102
11 9375 20796
12 15964 6027
13 14789 6452
14 8002 18591
15 14742 14089
16 253 3045
17 1274 19286
18 14777 2044
19 13920 9900
20 452 7374
21 18206 9921
22 6131 5414
23 10077 9726
24 12045 5479
25 4322 7990
26 15616 5550
27 15561 10661
28 20718 7387
29 2518 18804
30 8984 2600
31 6516 17909
32 11148 98
33 20559 3704
34 7510 1569
35 16000 11692
36 9147 10303
37 16650 191
38 15577 18685
39 17167 20917
40 4256 3391
41 20092 17219
42 9218 5056
43 18429 8472
44 12093 20753
45 16345 12748
46 16023 11095
47 5048 17595
48 18995 4817
49 16483 3536
50 1439 16148
51 3661 3039
52 19010 18121
53 8968 11793
54 13427 18003
55 5303 3083
56 531 16668
57 4771 6722
58 5695 7960
59 3589 14630
別表第59号の2 MMTPパケット(第58条第1項第2号関係)
1 ヘッダ部は、MMTPパケットの種類の識別のために使用する。
2 ペイロード部は、MMTPパケットの情報の伝送に使用する。
別表第60号 圧縮IPパケットの構成(第58条第1項第3号関係)
ヘッダ部 データ部
8×Nビット
1 ヘッダ部は、ヘッダ圧縮したIPパケットの種類の識別のために使用する。
2 データ部は、データ伝送のために使用する。
3 Nは正の整数を示す。
別表第61号 TLVパケットの構成(第58条第1項第4号関係)
ヘッダ部 データ部
32ビット 8×Nビット
1 ヘッダ部はTLVパケットの種類の識別のために使用する。
2 データ部はデータの伝送のために使用する。
別表第61号の2 各識別子(第58条第5項関係)
識別子 機能
記述子タグ 記述子の種類の識別
限定受信方式識別子 限定受信方式の識別
スクランブル方式識別子 スクランブル方式の識別
サービス識別子 放送番組番号の識別
別表第62号 搬送波を変調する信号の構成(第59条第1項関係)
1 この表において「スロット」とは第60条第1項に規定するスロットをいう。
2 フレーム同期信号FSync、!FSync及びスロット同期信号SSyncは次の値とする。FSync=52F866h、!FSync=AD0799h、SSync=36715Ah(hは16進数を意味する。)
3 インターリーブは別記1のとおりとする。
4 スタッフビットの値は、‘111111’とする。
5 変調方式のスロットの割当ては、別記2のとおりとする。
6 伝送信号点配置信号の値は、以下のとおりとし、その電力拡散信号は別記3のとおりとする。
(1) スロットの変調方式が16値振幅位相変調の場合、‘0000’を開始値として1ずつ増加させた値を‘1111’まで順に並べ、これを2回繰り返したものとする。
(2) スロットの変調方式が8相位相変調の場合、‘000’を開始値として1ずつ増加させた値を‘111’まで順に並べ、これを4回繰り返したものとする。
(3) スロットの変調方式が4相位相変調の場合、‘00’を開始値として1ずつ増加した値を‘11’まで順に並べ、これを8回繰り返したものとする。
(4) スロットの変調方式が2分のπシフト2相位相変調の場合、‘01’を16回繰り返したものとする。
別記1 インターリーブ インターリーブは、16値振幅位相変調又は8相位相変調が割り当てられたスロットに対してビット単位でブロックインターリーブを行うものとする。ただし、16値振幅位相変調又は8相位相変調以外の変調方式が割り当てられたスロットに対してはインターリーブを行わない。インターリーバの書き込み及び読み出しについては、以下のとおりとする。
(1) 16値振幅位相変調スロットは11220行×4列の行列構造のインターリーバに列方向の順に書き込まれ、行方向の順に読み出される。MSBは符号化率61⁄120以上の場合は先に読み出され、符号化率が49⁄120以下の場合は4番目に読み出される。
(2) 8相位相変調スロットは14960行×3列の行列構造のインターリーバに列方向の順に書き込まれ、行方向に順に読み出される。MSBは符号化率61⁄120以上の場合は先に読み出され、符号化率が49⁄120以下の場合は3番目に読み出される。
別記2 変調方式のスロット割当て 1フレーム(120スロットで構成されるもの)に対して、5スロットを単位として、変調方式の割当てを行うものとし、変調方式に応じて下表に示すスロット数を最小単位として割り当てるものとする。
変調方式 スロット割当単位
有効スロット数 無効スロット数
16値振幅位相変調方式 5 4 1
8相位相変調方式 5 3 2
4相位相変調方式 5 2 3
2分のπシフト2相位相変調方式 5 1 4
別記3 電力拡散信号 1フレームを周期とし、次に示す図のようにx15+x14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列の0あるいは1に応じて、I—Q直交座標上の信号点座標を0度あるいは180度回転させることにより行う。信号点配置情報以外の区間については、電力拡散回路の擬似乱数符号系列の発生を停止するものとする。
別表第63号 搬送波の絶対位相偏位(第59条第4項関係)
1 別表第62号に示す1フレーム内で伝送される2分のπシフト2相位相変調のシンボルSi(i=1,2,3,・・・)は次式に示す2分のπシフト2相位相変調シンボルに変調される。i2i−1=Q2i−1=(1/√2)(1−2S2i−1)、I2i=Q2i=−(1/√2)(1−2S2i)、(i=1,2,3,・・・)、i=1:フレーム先頭
2 16値振幅位相変調の場合は、R1とR2を半径比r(=R2/R1)で表し、次のとおりとする。ただし、電力を1とするとき、4R12+12R22=16とする。
符号化率 半径比r
41⁄120 3.09
49⁄120 2.97
61⁄120 3.93
73⁄120 2.87
81⁄120 2.92
89⁄120 2.97
93⁄120 2.87
97⁄120 2.73
101⁄120 2.67
105⁄120 2.76
109⁄120 2.69
別表第64号 高度広帯域伝送デジタル放送のろ波器の周波数特性(第59条第5項関係)
注 Fは周波数、Fnはナイキスト周波数、αはロールオフ率を表し、次の値とする。
Fn=16.87805(MHz)
α=0.03
別表第65号 伝送主信号の構成(第60条第1項関係)
1 この表において「スロット」とは第60条第1項に規定するスロットをいう。
2 スロットヘッダは、当該スロットがTSパケットにより構成される場合は全てのビットを‘1’とし、TLVパケットにより構成される場合は別記1の構成とする。
3 電力拡散信号は、別記2のとおりとする。
4 一のTLVパケットは、複数のスロットにまたがってもよい。
別記1 TLVパケットにより構成されるスロットにおけるスロットヘッダの構成
1 先頭TLV指示は、未定義の直後から、スロットごとに包含される最初のTLVの先頭位置を示し、スロット中の最初のTLVの先頭バイトの位置を、スロットヘッダを除いたスロット先頭からのバイト数で示す。ただし、先頭バイトが存在しない場合、その値は0xFFFFとする。
2 未定義は、全てのビットを‘1’とする。
別記2 伝送主信号に対する電力拡散信号 別表第62号に示す1フレームを周期とし、次に示す図のようにx25+x22+1(25次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を加算する。ただし、LDPC符号パリティ部分及び無効スロットについては電力拡散を行わないこととし、電力拡散を行わない区間については電力拡散回路の擬似乱数符号系列の発生を停止するものとする。
別表第66号 高度広帯域衛星デジタル放送方式の主信号に関する誤り訂正方式(第60条第2項関係)
1 誤り訂正外符号はBCH符号、誤り訂正内符号はLDPC符号とし、その構成は以下のとおりとする。
符号化率 スロットヘッダビット数[H] 主信号ビット数[D] BCHパリティビット数[Pbch] スタッフビット[S] LDPCパリティビット数[Pldpc] LDPC符号化後ビット数[Nldpc]
41⁄120 176 14960 192 6 29546 44880
49⁄120 176 17952 192 6 26554 44880
61⁄120 176 22440 192 6 22066 44880
73⁄120 176 26928 192 6 17578 44880
81⁄120 176 29920 192 6 14586 44880
89⁄120 176 32912 192 6 11594 44880
93⁄120 176 34408 192 6 10098 44880
97⁄120 176 35904 192 6 8602 44880
101⁄120 176 37400 192 6 7106 44880
105⁄120 176 38896 192 6 5610 44880
109⁄120 176 40392 192 6 4114 44880
2 BCH符号の生成多項式は、次表に示す多項式の積で表されるものとする。
g1(x) 1+x+x3+x12+x16
g2(x) 1+x2+x3+x4+x8+x9+x11+x12+x16
g3(x) 1+x2+x3+x7+x9+x10+x11+x13+x16
g4(x) 1+x+x3+x6+x7+x11+x12+x13+x16
g5(x) 1+x+x2+x3+x5+x7+x8+x9+x11+x13+x16
g6(x) 1+x+x6+x7+x9+x10+x12+x13+x16
g7(x) 1+x+x2+x6+x9+x10+x11+x15+x16
g8(x) 1+x+x3+x6+x8+x9+x12+x15+x16
g9(x) 1+x+x4+x6+x8+x10+x11+x12+x13+x15+x16
g10(x) 1+x+x2+x4+x6+x8+x9+x10+x11+x15+x16
g11(x) 1+x6+x8+x9+x10+x13+x14+x15+x16
g12(x) 1+x+x2+x3+x5+x6+x7+x10+x11+x15+x16
3 LDPC符号は、パリティ検査ビットpn(n=0,1,…,nldpc−kldpc−1)、情報ビットim(m=0,1,…,kldpc−1)としたとき、情報ビットについて374ビットごとに次の演算を繰り返す。なお、パリティ検査ビットの初期値は、p0=p1=p2=…=Pnldpc−kldpc−1=0とする。
px=px○+im、(m=0,374,748,…)py=py○+im、(m=1,…,373,375,…,747,749,…)
全ての情報ビットについて演算を行った後、pnは次式により与えられる。
p0=p0○+i0
pn=pn ○+ pn−1、(n=1,…,nldpc−kldpc−1)
1 ○+は、排他的論理和の演算素子を表す。
2 xは、別記1の(m/374+1)行目で指定されるパリティ検査ビット位置を示す。
3 yは、{x+(mmod374)×q}mod(nldpc−kldpc)により表されるパリティ検査ビット位置を示す。ただし、xは、別記1の([m/374]+1)行目で指定されるパリティ検査ビット位置を示す。([ ]は整数部を意味する。)また、qは符号化率に応じて決まる定数を示し、次表のとおりとする。
符号化率 q
41⁄120 79
49⁄120 71
61⁄120 59
73⁄120 47
81⁄120 39
89⁄120 31
93⁄120 27
97⁄120 23
101⁄120 19
105⁄120 15
109⁄120 11
別記1 パリティ検査ビット位置
1 符号化率41⁄120の場合
625 1750 2125 3750 15250 18750 19250 27375 29000
4375 6750 7125 7500 13125 16250 19375 28875 29250
1500 6125 6533 13500 23500 25500 26000 27625 28750
6500 7625 9625 14875 16875 18000 18500 27500 27750
250 4204 6000 12500 17125 21204 21875 22079 23750
125 9125 11250 11875 12000 14000 14125 15875 24125
4875 9875 11000 11125 13000 16500 19000 25125 26375
2941 8500 12362 15125 16375 18250 20250 21375 24000
0 750 19875 21625 21750 22125 23250 27329 28375
875 2750 3125 8625 18875 20000 23375 26125 26829
500 5533 18375 18625 20125 20375 24625 25250 27875
1250 10000 10658 17000 17750 19500 19625 25875 29375
2250 3000 4000 5250 9375 11750 14750 24875 29500
5000 5750 12375 16625 17579 18125 21250 22625 26625
2500 3783 4625 9250 10875 15500 17625 22375 28500
1125 5500 9737 13329 13750 13875 16829 22750 24375
375 6875 10454 11375 12875 13375 14250 19750 23125
3375 4750 8375 10125 14500 17875 22500 24829 25829
1625 3500 5625 6783 8987 12250 21158 23625 24250
1000 12750 16204
3875 15000 16000
14625 15375 21500
7875 11625 24500
1875 2875 9000
8875 20500 28625
14375 17375 27125
8000 20875 26500
11500 20750 22329
4329 7250 12625
7750 13704 25000
3329 5875 23875
7000 17250 28250
5125 7375 22875
8125 26875 29125
25625 26250 28000
1375 15750 19125
4500 10625 15625
2079 9750 10250
2375 6250 28125
20625 23000 27000
8250 10750 25375
2 符号化率49⁄120の場合
1165 4327 5257 6652 8977 14185 16417 17440 21346 22183 22741 25810
2002 2653 3769 7467 10930 19672 19951 23392 23671 24787 25159 26368
5908 7768 12489 13441 13999 15487 16324 16882 17161 17254 18370 18835
1072 1422 1723 3304 4513 5815 6187 8605 12024 13720 15673 19300
3025 4699 9349 9677 10279 12210 15766 17905 20974 21160 21532 22418
2910 6280 6931 8539 10186 10651 14907 18326 19021 22834 23485 25908
700 4048 5443 8047 12675 14721 17768 19858 22462 22648 24229 26160
4026 4792 6001 6838 9163 11023 13255 13534 18818 20695 24393 24601
235 2095 7210 15022 19486 20416 20952 21718 21953 23206 25903 26182
1515 2188 4141 5071 6537 11608 11674 11767 19464 19765 21067 25531
1909 5629 8233 10886 14535 16816 17347 18698 20509 22555 23113 26461
4420 9721 16975 20230
6094 12325 25717 26275
7024 9907 16789 22090
1537 3862 14092 24880
6559 7117 11116 24415
12303 18649 21625 24043
935 6373 9442 17068
886 8419 15930 17719
8884 14371 16138 18928
2445 8698 18277 22369
421 5421 15952 23857
3211 5793 7861 21253
7653 11581 12511 25066
328 8791 24136 24579
11209 14557 15301 20673
1258 3397 10465 24973
142 2932 5164 20044
6745 10093 16045 16231
3260 4234 14814 16510
7374 16696 19207 25252
10443 10837 21439 25438
1630 9699 11860 23950
2538 8512 17998 20859
2560 9327 9814 23578
12954 13047 18091 21997
10000 13233 20323 23020
14278 15208 15580 18742
12697 13069 19579 24694
607 3676 4978 17604
12046 12790 13813 22927
1050 2423 11302 15394
3583 7959 8211 9141
4606 11488 15115 23299
3490 7489 17812 19114
5536 13627 15000 25996
1887 2746 4885 21904
514 13419 13906 20279
8025 10558 23764 25700
3 符号化率61⁄120の場合
935 1458 2280 7022 7261 10304 13046 14232 14442 19132
1219 2960 12710 16907 17635 18558 18607 20783 21275 21527
1713 3083 3992 8208 11182 14002 15040 19443 19860 21268
4595 8550 8796 9519 11520 15723 16495 17628 19287 20007
1324 5883 6312 6626 8651 11192 11796 12394 15476 16860
2150 3938 5484 5966 6871 10755 13112 15299 20144 21625
2503 3253 3414 4829 5574 6401 8181 10063 13159 17765
2408 4033 4160 5921 6539 7938 9001 15716 16189 16411
422 3861 7506 11878 11939 15138 15617 17293 18581 19050
4003 6185 7743 8979 11367 11605 14867 16383 18641 18700
8862 8986 12553 13230 13908 13986 16632 18386 20073 20655
325 2041 2891 5428 9469 9497 11906 16679 16693 20615
1483 2177 5196 7977 9040 9168 9712 9869 15086 18396
717 2863 2884 3614 6766 8413 12640 13271 14420 21818
1742 2267 5713 6214 16642 16847 18468 20656 21540 21830
2175 5642 6972 7614 9616 9955 10631 12293 12916 18984
12742 19462 20458
11100 11954 19267
1120 3218 7998
6212 15705 19295
8774 11612 12712
9661 17108 21492
6296 6815 8590
767 1804 3167
2793 10075 15390
4493 6855 21361
7432 7927 16108
879 9629 11718
12879 16882 19590
4982 19254 20006
7798 14941 15386
13088 14120 19159
5082 9270 12298
1372 8658 20254
4719 19278 21161
3106 3773 5181
3892 11004 19423
17566 18234 22002
10589 11280 18876
6845 9704 18378
17541 19105 19788
7463 17311 21787
11607 19830 21371
4359 12892 19222
2419 12692 14590
440 10303 14235
4683 7984 14856
3228 14298 15614
3549 16686 17386
1733 7291 20212
1502 12471 17171
10919 16678 18344
1559 19353 21032
15999 20879 21230
5138 16012 17488
507 18359 19398
2745 4062 11305
4976 4994 11744
3390 16158 20308
2524 9477 17992
3977 13357 16270
4 符号化率73⁄120の場合
357 954 7119 7201 7951 8660 8833 10902 13537 15019 16162 17393 17414
415 1005 2768 4478 6376 6992 10421 11744 13008 13294 16054 16103 17398
33 1278 5158 7309 7692 7725 10635 12376 12386 14426 14624 15432 17361
1005 2169 2215 3348 3667 4112 6118 8391 9296 9353 14480 16954 17519
789 1675 1751 6153 6377 13166 13887 13905 14217 14507 14753 15707 15896
355 1880 2959 3279 3328 6405 7962 9391 11195 11415 13999 14370 17134
1487 2810 3059 3354 3515 4282 8082 14613 15099 15268 16682 17303 17559
1140 2561 2662 2668 3505 4851 5341 6138 10407 12194 13150 13223 13239
3068 3856 4550 8151 8244 9602 9752 11365 11636 11768 12134 13566 17105
1435 1664 2304 3212 4974 8135 11314 11588 11667 12195 15385 15715 16714
1741 1947 2773 4045 4340 8244 9170 9583 12382 13645 13768 14027 16709
4247 5364 12994
24 1585 9160
5678 9509 12795
1584 2932 7313
5311 6685 16318
1053 9398 14842
9448 12744 13810
3040 3679 7686
9816 11028 13609
352 3396 7645
293 6003 12642
6840 11000 13886
3030 6910 11489
4601 16312 16351
5633 5708 9483
6931 12266 15863
4080 11013 16587
6077 6901 8660
11160 12563 16833
12610 13589 17255
597 6780 12541
3572 5296 16178
2772 10557 16953
8315 9497 12811
9076 10590 17513
9464 11633 12939
117 11613 11782
4008 7056 12120
2156 6956 9614
11255 11681 14684
374 5204 5316
5750 10140 10754
3246 15326 16788
4839 13725 14859
3760 13834 16089
2988 3455 12733
5093 8924 16859
3592 3621 16569
6053 7951 8316
7331 13216 17181
8094 11141 16500
1956 3488 10371
2852 5454 8847
3016 3177 10250
2990 12736 13293
8599 10333 12826
11154 13241 16994
6472 14558 15541
309 3770 15650
3890 6732 12686
1791 5409 16925
10464 14384 14699
1282 10278 15135
5851 9569 10063
9527 13932 17090
4192 6788 17248
2322 2357 9161
1381 7313 16246
196 3561 7252
5881 10640 14399
1451 14495 17425
2911 8369 9439
5 符号化率81⁄120の場合
4958 6639 6721 8238 9540 9550 10491 11742 11641 12092 13056 13460
1135 1453 1545 1594 2703 3390 4538 4466 6018 11272 11598 12726
4975 4835 7828 9796 9878 11211 11805 11887 12215 12732 13357 14181
477 1914 3849 5397 5569 7818 7910 10083 10247 11108 13025 13558
918 2825 3050 3130 3347 9325 11410 11549 12972 13560 14292 14183
1996 6166 6176 6922 7396 8318 8722 8976 9837 10272 11541 12611
899 1746 2968 3374 5260 5393 6379 7054 8048 9534 10696 14550
1166 4372 5364 5573 10123 10104 10586 10967 10971 10780 13320 14450
653 1703 1713 3800 4999 7275 7457 8366 8515 9175 9770 14341
897 1176 1100 1689 2011 1912 2195 3827 4942 5395 6179 8525
883 1697 2535 2785 7982 8505 8794 9803 10643 10411 12033 13592
4688 4907 6004 6338 6537 9299 11769 12841 13341 13843 13650 14362
5526 6516 10983
11959 13659 13523
2947 5532 8679
8687 12867 13486
5450 6719 10727
1432 3767 12129
735 4095 11557
9755 10288 13978
694 5899 6270
5696 6393 10124
4384 4710 7582
7500 11231 12010
5694 9259 11477
5983 6762 8156
2004 8197 11969
1881 4872 8853
7242 9017 9751
241 2168 8361
7254 7375 10401
3236 3726 5446
4979 5151 5778
4093 5858 6926
3714 13072 14265
2537 6752 9503
3599 10153 10534
2406 6141 14388
2334 12379 12664
2086 9319 14140
895 11639 13814
405 4456 13349
3601 8072 11104
7908 11344 12523
362 8113 10934
2330 3931 9632
1266 3150 3564
2494 4013 7900
1186 9395 9216
1553 7090 7377
4085 6389 8894
8730 9591 12502
6434 7131 13691
7172 7295 10575
1184 9936 14358
5284 8884 10438
407 5149 14548
5079 7049 13527
3685 7642 7992
2209 2453 3177
2978 4341 8029
846 3478 12943
2332 10276 13322
1871 8802 13277
2580 4292 10329
3277 7785 14210
6832 12949 13117
1994 4257 4425
2158 4782 13568
530 11096 11723
3183 12564 14152
403 6842 9509
9895 14161 14474
487 3318 11590
2517 6266 14306
3031 3769 11928
3029 3154 11846
6268 14052 14585
3933 5327 11826
6514 12785 13158
7888 11414 12662
6 符号化率89⁄120の場合
1372 1492 2242 2362 3502 3622 6472 7912 8362 10252
3775 4732 6682 7942 9712 10162 10501 10343 10852 11184
1086 2482 2812 2932 5550 5602 6807 6862 8433 10042
1282 2844 5543 6147 7492 8122 8842 10282 10582 11573
682 986 2274 5780 5872 6595 7712 7674 7972 10828
1552 3000 5218 5182 5423 5635 7528 8756 9742 10553
473 2431 4224 4952 4762 6542 7413 8905 9446 11242
1262 1582 1793 3865 4590 4852 7854 8032 10137 11433
1109 1225 2302 3382 4232 6352 7312 8637 9757 10134
1922 4882 4972 5307 5610 7913 9204 10372 10860 11582
1111 2123 3833 4711 6238 6353 7102 8260 8872 11512
563 2003 3988 3748 3832 6515 7105 8550 10588 10617
689 1102 1735 2724 3023 4135 5309 7026 8334 9532
1384 1882 3594 4385 5784 9832 10752 11064 11274 11393
1316 1373 2040 4287 5483 6239 8878 9745 10855 11454
5243 7344 7493
1710 3597 11007
3472 6323 10974
1649 3082 5812
6444 9481 9809
1134 3352 9502
4553 8782 10972
4462 7073 8814
4781 10023 9989
2303 5754 6262
3055 5513 7162
3053 8337 9952
4012 4853 7015
3685 4583 10709
4588 5184 5242
3952 4288 7884
3112 5303 11152
803 5999 9144
688 1734 3202
2363 9412 9862
3052 7223 7794
8453 9954 11572
562 5093 9172
4709 5693 10095
5752 8573 11004
2244 4403 8452
4258 9442 9534
3263 5157 10919
7553 8932 11488
1402 3683 4644
3353 6684 8062
2093 8002 10164
2820 7432 7824
5363 6804 9232
3203 7734 10167
8518 9085 9052
2723 2995 9802
3328 9112 10614
3474 5046 8583
653 7137 7434
1294 6059 11484
1224 1343 1912
2184 4253 8512
1764 6474 8367
4915 6237 7914
1073 10494 11182
2453 2997 3292
4468 6954 10497
5964 6273 7252
3773 8572 8664
2008 2097 2064
4858 4942 8939
623 4764 8392
2760 6983 10192
982 2573 2694
1732 3743 9024
6712 9332 11223
1252 11363 11544
4312 6365 8662
3303 6925 11135
2753 6811 7225
4314 10823 11062
3448 3924 9562
5453 7704 9622
742 6628 7174
867 833 5632
6481 6717 11373
2452 7583 9324
2640 7222 8902
6173 9352 10889
1222 1522 7582
5758 6234 11452
2100 7020 10822
2633 4792 8214
7 符号化率93⁄120の場合
521 781 2081 2419 3589 5877 6085 6267 6657
1769 2029 2315 5799 6215 7255 7281 7385 9361
547 651 1873 2159 2471 7671 8581 8659 8919
2107 3069 3953 4851 5851 8555 9113 8815 9049
131 4935 5038 5565 6406 7515 7593 8074 7905
495 1821 2705 3095 3485 7459 8452 8503 8841
638 880 2073 2426 5014 6475 7307 8968 9179
27 910 2731 3199 4915 7923 8061 9543 9595
869 3081 3396 4109 6137 6345 7320 7880 8619
2226 1979 2178 4701 5331 6423 9738 9224 9491
2353 2937 4337 3458 4496 4375 4889 9532 9725
9138 1381 1809 1449 1535 4655 8303 8113 8269
4855 7552 6470 8936 7994 7002 9233 9174 9647
1991 6823 3584 6083 6115 5899 7302 7463 8529
2777 2603 2707 3615 3823 5123 6995 9153
573 1941 7936 7524 7112 7047 9023 9673
1892 1847 2689 7176 7661 8559 7801 9465
7764 7894 7957
3756 5481 8893
3403 7657 8373
3572 4670 4343
8924 7853 8217
4000 6095 9101
1743 6759 7541
1249 7827 9439
3312 5833 7177
3017 5985 5773
497 5080 9231
1301 5407 4837
878 2598 2887
7100 5900 6605
2644 5537 8243
4601 5311 5253
6722 8930 9777
3332 4132 5227
8551 8991 9335
2419 2602 4421
5390 4626 8035
4110 5955 7879
2589 5643 6709
917 6697 8139
838 7638 9517
1230 2913 7619
2497 3519 5903
3307 4131 4577
5096 5435 7021
4121 7554 9621
8 符号化率97⁄120の場合
1215 1303 1606 1628 1804 2200 2244 5522 8475 8514
1364 2122 3569 4163 4554 4906 5418 4109 7150 8250
1043 1220 2916 4604 4827 6094 6492 6996 7527 8275
1134 2530 4052 3072 6060 5711 6170 6210 6938 8409
1321 1672 2073 2426 3481 4480 7678 7421 7835 8519
1598 1611 2200 2024 4938 5106 5216 6434 7750 8011
1932 1677 2800 3345 5811 6161 7132 7326 7713 7524
1855 1084 5315 5399 5846 6047 6497 7567 8414 7907
1262 3747 4097 5788 5733 6109 6832 6976 8437 8489
902 2082 1986 2479 2926 3666 4527 6857 8145 8522
1067 2848 4332 4822 4603 4759 5250 6182 6296 7900
2465 4449 4402
3939 5505 8147
4444 5346 7062
2046 3235 4116
2427 4335 5033
2118 4322 7480
819 1277 8343
3834 5128 6248
1877 2377 2513
2179 5632 8492
3332 7656 7925
930 2332 6424
804 6056 7350
2757 6645 7174
3547 5232 6940
2229 5493 7943
2008 2794 2884
2135 3158 3874
1149 2883 8010
4423 4445 8379
688 3036 4011
3272 3882 5414
890 1722 3239
4453 5638 7806
2730 4847 5588
1240 3058 7788
4533 6798 6954
3037 6715 7866
871 3640 6426
2797 8097 8421
1830 3549 3762
3786 3938 4229
3702 4752 7722
748 1023 7568
2150 2136 2913
3307 8301 8580
1543 5172 6956
684 6249 7876
6030 7041 7634
2048 2597 5109
2795 4555 6842
3306 4050 5214
3631 4957 8272
2514 4889 8541
2784 6759 8234
3940 5084 8382
6297 6634 6580
1129 8300 8470
2420 3349 7239
1480 6475 6804
841 2028 6436
3301 5766 6116
552 5045 7539
3279 4539 7422
2333 6820 8118
2268 6870 8316
4026 5921 8013
731 1212 6167
3438 5509 6688
1282 5594 8123
1903 3791 7551
893 1440 1501
1914 4340 6628
2647 2994 5018
2786 3245 8016
1614 3743 5258
1018 5065 6293
4291 6937 7640
3636 6077 7992
1265 1586 5765
3830 4599 6716
1122 7508 8213
1567 3213 6471
4978 5544 5874
2993 4405 5786
1826 4885 5681
4664 5907 6338
2621 3542 6491
2178 6143 6974
4105 7267 7282
1232 1431 5808
947 6103 7182
3752 5173 6060
2816 3635 6073
1343 4226 7744
3241 7047 7546
9 符号化率101⁄120の場合
836 3140 3644 3968 4238 5858 5930 6470 6542 6866
1183 2385 3689 3248 3680 4112 4616 4868 5210 6344
494 1179 2908 3158 3715 5432 5426 5617 6998 6600
1325 2485 3466 5228 4605 5244 6102 6286 5107 6955
880 2704 3752 4204 4493 5403 6368 6308 5265 6950
538 1209 1201 1330 2205 2887 2931 3016 3613 6036
1699 2414 2441 1307 3886 4716 5761 6712 6817 5491
1299 1143 1974 2683 3880 4554 4851 5714 5811 6896
913 2626 4797 2922 3181 4324 5023 5936 6717 2455
2620 2983 3267 3036 4460 5026 5366 6428 6442 6644
2115 3862 3472 4369 4889 6431 6995 6743 7086 6093
3375 5631 7082
972 1348 5296
1001 1365 1684
1396 4861 4841
5103 5607 6092
1089 2876 5303
2731 4742 5733
1214 1594 5145
2046 4078 5566
3252 6375 6528
2138 2942 6892
983 3759 5216
1402 1888 4552
4033 6110 6794
2510 4725 6459
1188 3936 6868
430 900 3284
651 6083 6115
2973 4458 4475
2592 3141 5737
2194 5620 6060
3785 4332 4562
1652 4412 4736
778 2943 7104
695 2619 6133
2104 3650 6099
1680 6920 6970
1526 2109 3268
732 1075 3914
2958 3393 5055
1858 6297 6926
3673 3667 6852
3445 5500 6503
787 3071 6512
477 712 2852
914 2121 2898
2187 3251 3769
391 4383 6766
1338 1713 5858
1182 1905 2622
459 685 2150
2048 4077 4976
389 2360 2858
482 3852 5918
1666 4881 6507
1304 2709 5788
578 5561 6276
1938 2456 4323
929 1559 5859
1941 3070 3266
2710 3820 4452
4295 5300 5717
841 1845 4461
2087 3257 5057
3199 4322 4796
3992 4258 4639
3547 3786 5040
1099 3646 5320
1199 1593 2116
1835 6078 6693
1360 4214 5686
1655 2661 5662
3478 5227 5993
3201 4482 5066
659 1701 6062
4720 5070 6264
2408 4415 6264
2259 5124 7054
5558 5810 5863
3205 4959 6353
1305 3467 6132
639 4348 5894
567 3050 4065
1082 2497 4129
2006 5420 5247
1358 1600 3883
1060 1136 2716
1620 2407 6841
1899 6146 6386
1492 1792 4762
606 1648 4064
679 2534 7084
4403 6195 6601
3704 4840 5560
612 2406 2755
523 5545 6783
2296 3774 6996
1413 4713 7033
2386 3119 5283
3291 4930 6981
10 符号化率105⁄120の場合
93 1986 2504 2631 2810 2877 3763 4354 4824
76 385 1193 1434 3481 3979 4379 4436 4587
160 350 911 964 1180 1428 2212 3465 4738
130 389 620 865 1966 1999 2315 3714 4392
139 2226 2900 2932 3167 3550 4630 5155 5271
163 519 902 1789 2809 3731 3759 5270 5287
390 2117 2436 2877 3378 3731 4882 5205 5463
2131 3304 3681 4382 4462 4594 4808 4929 4985
592 676 3162 3391 3817 4392 4847 5492 5513
640 1392 1583 1742 2649 3827 3918 4029 4319
479 669 1097 1380 2222 2538 2809 3727 3750
1214 1592 2559 3574 3966 4108 4284 4646 4930
205 641 1947 2048 2066 2589 3277 3999 4869
424 662 1243 1414 1873 1943 2212 3271 3493
993 1122 1453 2626 3469 3568 3981 4930 5392
892 928 3979
90 2273 4406
1890 2999 3206
2411 4980 5104
712 3958 4361
497 1159 3611
3145 4022 4896
1120 2568 3522
132 888 980
934 1275 2660
2797 3622 5588
2797 4621 5312
4070 4922 5171
851 2474 3190
57 2355 2527
3254 3519 5061
484 1948 4085
405 1895 5547
4288 4338 5337
1695 4773 5356
810 2881 5523
1077 2731 3000
796 3631 5170
1028 1679 3049
1138 3176 3866
2928 3499 4448
1079 1322 4875
1651 2305 3871
3223 3792 5541
833 2418 5504
1918 3292 5534
2953 4430 5553
1487 4715 4964
2396 2686 3438
4201 4519 5427
179 1193 3181
848 987 2822
1136 2399 4467
2909 3650 4553
129 1325 5190
3046 5252 5403
4120 4290 4687
150 3304 5605
16 4685 5478
2910 3667 4453
2471 2565 4228
1694 4247 4900
2116 4092 4412
3003 4733 5351
1377 1432 5404
1024 3100 3224
681 2154 5526
1844 1985 4974
330 2520 3746
2573 3454 5496
2088 4939 5384
1072 3111 3171
3672 3858 5543
2211 5080 5325
673 1822 2238
2003 2825 4007
2880 3302 4719
2080 2877 5362
402 756 2132
2318 2523 5597
241 1344 5488
3164 3215 5465
24 1943 2458
1704 5151 5608
1071 2514 3944
645 2392 3526
1484 1586 5052
3551 4029 5016
891 2493 5049
1686 3183 5438
3366 3538 3698
2033 3490 3792
1366 5137 5476
635 2040 5395
1678 1694 4675
268 849 1655
1400 2723 5093
363 1781 5053
1925 2804 2956
505 1267 2720
1880 2601 4547
2258 3386 5337
2094 5123 5159
1881 2988 3881
201 690 1016
11 符号化率109⁄120の場合
220 484 3688 3808
880 1335 2704 4106
544 556 2092 2416
1504 1660 2152
1336 3700 3891
1564 2320 4024
1168 2644 4060
1958 2056 3712
938 2992 3004
3100 3459 4047
1045 1576 3050
278 1826 2235
1000 1984 3255
1178 3662 3724
172 2907 3532
160 2380 3064
628 1116 1790
579 2212 3328
302 435 1264
1479 1792 3796
1300 3591 3901
820 1143 3856
724 1093 2968
1106 3099 3604
255 2164 2656
951 1684 3472
592 2027 2308
2473 2487 3887
1024 1288 2269
736 1851 3172
1166 2436 2547
374 1312 2848
854 1924 3304
456 1108 1372
950 2091 2799
915 1708 1970
304 1059 3804
292 2030 2620
841 1240 1827
1492 2376 3160
546 976 1813
2127 2786 3972
604 2871 3652
471 2822 3040
290 640 3544
2282 2824 3784
1204 3500 4055
699 1743 3364
527 1599 2978
1250 3748 4074
316 373 2692
3220 3324 3490
925 3431 3736
1934 2007 3904
734 1971 2584
2055 3279 3964
1551 1672 4108
1596 2488 2560
1518 3614 3916
2607 3013 4012
663 2942 3940
1659 3267 3730
1740 2559 2752
496 1539 1800
2437 2798 4094
817 1420 3649
1480 1863 2200
2031 2187 2884
274 2716 3049
1491 2960 3232
1899 2523 3316
844 1655 2428
2339 2474 3919
388 2869 3952
999 2139 3508
1180 2115 2668
2379 3520 3589
564 2728 3903
616 1153 3196
697 759 3388
975 1864 3347
711 1418 2307
405 827 1712
1466 3107 3396
2691 3480 3992
952 2173 2605
519 543 1744
1146 1931 2812
1702 2919 3411
687 1593 1634
3384 3460 3528
856 2232 3170
195 411 1443
2522 3190 3988
1406 2377 2464
387 3202 3976
1320 2248 2795
243 2087 2367
448 1227 3698
1478 2999 3208
2546 2619 2632
196 1107 2272
2943 3178 3855
1252 1742 3551
364 591 3076
807 1404 1900
1192 3239 3579
890 2068 3650
793 1850 4048
別表第67号 伝送TMCC信号の構成及び送出手順(第61条第1項)
1 ヌルデータの値は全て‘0’とする。
2 電力拡散信号は、別記1のとおりとする。
3 誤り訂正方式は別表第68号に示すとおりとする。
別記1 電力拡散信号 別表第62号別記4に示す1フレームを周期とし、次に示す図のようにx15+x14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を加算する。ただし、TMCC信号以外の区間については、電力拡散回路の擬似乱数符号系列の発生を停止するものとする。
別表第68号 高度広帯域デジタル放送方式のTMCC信号に関する誤り訂正方式(第61条第2項関係)
1 誤り訂正外符号はBCH符号、誤り訂正内符号はLDPC符号とする。
2 BCH符号の生成多項式は、別表第66号2の規定を準用する。
3 LDPC符号は、別表第66号3の規定を準用するものとし、その符号化率は120分の61とする。
別表第69号 輝度信号及び色差信号の方程式(第24条の6第1項、第63条第1項及び第81条の2第1項関係)
D’Y=INT[(219E’Y+16)・2m−8]D’CB=INT[(224E’CB+128)・2m−8]
D’CR=INT[(224E’CR+128)・2m−8](標記は10進数)
1 D’Yは輝度信号、D’CB及びD’CRは色差信号とし、mは輝度信号及び色差信号の量子化ビット数とする。
2 演算子INT[A]は実数Aの、小数点以下第1位の四捨五入により与えられる整数を表す。
3 E’Y、E’CB及びE’CRは、次のとおりとする。
E’Y=0.2126E’R+0.7152E’G+0.0722E’BE’CB=(E’B−E’Y)/1.8556
E’CR=(E’R−E’Y)/1.5748
ただし、E’R、E’G及びE’Bはそれぞれ画素を走査したときに生ずる赤、緑及び青の各信号電圧をガンマ補正(受像管の赤、緑及び青に対する輝度が正しく再現されるよう送信側においてそれぞれの信号電圧E’R、E’G及びE’Bを受像管の特性の逆特性を持つように補正することをいう。)した電圧(基準白色レベルで正規化された電圧)であって、CIE表示系(国際照明委員会において制定した平面座標による色彩の定量的表示系をいう。)において次の表に掲げるx及びyの値を有する赤、緑及び青を3原色とする受像管に適合するものとする。
x y
0.640 0.330
0.300 0.600
0.150 0.060
ガンマ補正は、以下の特性によるものとする。
ただし、E’は映像信号のカメラ出力及びLはカメラの入力光とし、いずれも下記4に示す基準白色により正規化した値とする。広色域システムの場合にのみ、L<0及び1<Lを許容する。α及びβは、次の連立方程式の解とし、計算に当たっては小数点以下第3位未満の端数は四捨五入した値を用いてもよい。
4 基準白色は、次のとおりとする。
色差信号は白色の被写体に対して零になるものとする。
x y
0.3127 0.3290
別表第69号の2 輝度信号及び色差信号の方程式(第63条第1項及び第81条の2第1項関係)
D’Y=INT[876E’Y+64]D’CB=INT[896E’CB+512]
D’CR=INT[896E’CR+512](標記は10進数)
1 D’Yは輝度信号、D’CB及びD’CRは色差信号とする。
2 演算子INT[A]は実数Aの小数点以下第1位の四捨五入により与えられる整数を表す。
3 E’Y、E’CB及びE’CRは、次のとおりとする。
E’Y=0.2627E’R+0.6780E’G+0.0593E’BE’CB=(E’B−E’Y)/1.8814
E’CR=(E’R−E’Y)/1.4746
ただし、E’R、E’G及びE’Bはそれぞれ画素数を走査したときに生ずる赤、緑及び青の各信号電圧をガンマ補正(受像管の赤、緑及び青に対する輝度が正しく再現されるよう送信側においてそれぞれの信号電圧E’R、E’G及びE’Bを受像管の特性の逆特性を持つように補正することをいう。)した電圧(基準白色レベルで正規化された電圧)であって、CIE表示系(国際照明委員会において制定した平面座標による色彩の定量的表示系をいう。)において次の表に掲げるx及びyの値を有する赤、緑及び青を3原色とする受像管に適合するものとする。
x y
0.708 0.292
0.170 0.797
0.131 0.046
4 ガンマ補正は、次のいずれかの特性によるものとする。
(1) 標準ダイナミックレンジの場合
E’=αL0.45−(α−1) (β≦L≦1)E’=4.50L (0≦L<β)
ただし、E’は映像信号のカメラ出力に、Lはカメラの入力光に比例した電圧とし、いずれも注5に示す基準白色により正規化した値とする。α及びβは、次の連立方程式の解とし、計算に当たっては小数点以下第3位未満の端数は四捨五入した値を用いてもよい。
4.5β=αβ0.45−α+1
4.5=0.45αβ−0.55
(2) 高ダイナミックレンジの場合(輝度信号及び色差信号の標本値について、10桁の2進数字によって量子化を行うものに限る。)以下のいずれかの特性によるものとする。
 
E’= a・ln(12L−b)+c (1⁄12<L≦1)ただし、E′は映像信号のカメラ出力に、Lはカメラの入力光に比例した電圧とし、いずれも0から1の範囲で正規化した値とする。a、b及びcは定数であり、以下のとおりとする。
a=0.17883277
b=0.28466892
c=0.55991073
 
ただし、E’は映像信号のカメラ出力に比例した電圧とする。Lはカメラの入力光に比例した電圧とし、L=1が表示輝度10,000cd/m2に対応するものとする。m1、m2、c1、c2及びc3は定数であり、以下のとおりとする。m1=2610⁄4096×1⁄4=0.1593017578125
m2=2523⁄4096×128=78.84375
c1=3424⁄4096=0.8359375=c3−c2+1
c2=2413⁄4096×32=18.8515625
c3=2392⁄4096×32=18.6875
別表第70号 映像信号の各パラメータ(第63条第4項関係)
有効走査線数 1080本 1080本 2160本 4320本
走査方式 1本おき 順次 順次 順次
フレーム周波数 30⁄1.001Hz
30Hz
60⁄1.001Hz
60Hz
60⁄1.001Hz
60Hz
120⁄1.001Hz
120Hz
60⁄1.001Hz
60Hz
120⁄1.001Hz
120Hz
フィールド周波数 60⁄1.001Hz
画面の横と縦の比 16:9 16:9 16:9 16:9
1走査線当たりの有効標本化数 輝度信号 1920 1920 3840 7680
色差信号 960 960 1920 3840
別表第71号 映像信号の各パラメータ(第81条の2第4項第2号関係)
有効走査線数 1080本 1080本 2160本
走査方式 1本おき 順次 順次
フレーム周波数 30⁄1.001Hz
30Hz
60⁄1.001Hz
60Hz
60⁄1.001Hz
60Hz
120⁄1.001Hz
120Hz
フィールド周波数 60⁄1.001Hz
画面の横と縦の比 16:9 16:9 16:9
1走査線当たりの有効標本化数 輝度信号 1920 1920 3840
色差信号 960 960 1920

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