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ハンセンやまいもんだいのかいけつのそくしんにかんするほうりつしこうきそく

ハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則

平成21年厚生労働省令第75号
ハンセン病問題の解決の促進に関する法律(平成20年法律第82号)第15条第3項及び附則第10条の規定に基づき、並びに同法第19条の規定を実施するため、ハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則を次のように定める。

第1章 ハンセン病療養所退所者給与金

(退所者給与金の額)
第1条 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律(以下「法」という。)第15条第1項に規定するハンセン病療養所退所者給与金(以下この章及び次章において「退所者給与金」という。)は、月を単位として支給するものとし、その月額は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ当該各号に掲げる額とする。
 同一の世帯に属する認定退所者(次条第1項の規定により認定を受けた退所者(法第8条第1項に規定する退所者をいう。以下同じ。)をいう。以下同じ。)が1人である場合 17万6100円
 同一の世帯に属する認定退所者が2人以上である場合 10万5600円に当該世帯に属する認定退所者の数を乗じて得た額に7万500円を加えた額を当該世帯に属する認定退所者の数で除して得た額
2 認定退所者の属する世帯において認定退所者が、認定退所者でない配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。以下同じ。)又は1親等の尊属を扶養するときの当該世帯に属する認定退所者に支給する退所者給与金の月額は、前項の規定にかかわらず、同項に規定する月額に1万6000円を当該世帯に属する認定退所者の数で除して得た額を加算した額とする。
3 認定退所者の属する世帯において、平成14年4月1日以後に国立ハンセン病療養所等(法第2条第2項に規定する国立ハンセン病療養所等をいう。以下同じ。)を退所した認定退所者(以下この項及び次項において「新規認定退所者」という。)があるときの当該世帯に属する認定退所者に支給する退所者給与金の月額は、第1項の規定にかかわらず、相当の期間、同項に規定する月額(前項の規定の適用がある場合においては、同項の規定による加算後の額)に、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ当該各号に掲げる額を加算した額とする。
 同一の世帯に属する新規認定退所者が1人である場合 8万8000円を当該世帯に属する認定退所者の数で除して得た額
 同一の世帯に属する新規認定退所者が2人以上である場合 5万2900円に当該世帯に属する新規認定退所者の数を乗じて得た額に3万5100円を加えた額を当該世帯に属する認定退所者の数で除して得た額
4 前項の規定は、新規認定退所者が次のいずれかに該当する場合には、適用しない。
 退所者給与金が支払われたことがあり、かつ、退所者給与金が支払われた後に退所者に該当しなくなったことがある場合
 生活の実態に照らして、平成14年4月1日前に主に国立ハンセン病療養所等の外で自立した日常生活を営んでいると厚生労働大臣が認めた場合
(認定)
第2条 退所者は、退所者給与金の支給を受けようとするときは、次に掲げる事項を記載して署名又は記名押印した請求書を厚生労働大臣に提出し、その受給資格及び退所者給与金の額について、認定を受けなければならない。
 請求者の氏名、性別、生年月日及び住所
 請求者が入所していた国立ハンセン病療養所等において前号の氏名と異なる氏名を用いていた場合にあっては、当該国立ハンセン病療養所等において用いていた氏名
 請求者が入所していたすべての国立ハンセン病療養所等の名称
 前号の国立ハンセン病療養所等について、それぞれ入所した年月日及び退所した年月日
 請求者の前年(当該請求を1月から5月までの間に行う場合にあっては、前々年とする。第5条第1項において同じ。)の所得の額(第5条第3項の規定により計算した所得の額をいう。以下この章において同じ。)
 請求者が、認定退所者でない配偶者又は1親等の尊属を扶養しているか否かの別(認定退所者でない配偶者又は1親等の尊属を扶養している場合にあっては当該配偶者又は1親等の尊属(当該配偶者及び1親等の尊属が2人以上ある場合は、その全員。第6条第2項第3号において同じ。)の氏名、性別、生年月日、請求者との続柄及び住所)
 請求者と同一の世帯に属する他の退所者が、第1項の規定により認定を受けている場合又は認定の請求をしている場合にあっては、当該他の退所者の氏名、性別及び生年月日
 金融機関の預金口座への払込みを希望する者にあっては、当該金融機関の名称及び預金通帳の記号番号
 郵便貯金銀行(郵政民営化法(平成17年法律第97号)第94条に規定する郵便貯金銀行をいう。以下同じ。)の営業所又は郵便局(簡易郵便局法(昭和24年法律第213号)第2条に規定する郵便窓口業務を行う日本郵便株式会社の営業所であって郵便貯金銀行を所属銀行とする銀行代理業(銀行法(昭和56年法律第59号)第2条第14項に規定する銀行代理業をいう。)の業務を行うものをいう。)(以下「郵便貯金銀行の営業所等」という。)での払渡しを希望する者(前号に規定する者を除く。)にあっては、当該郵便貯金銀行の営業所等の名称及び所在地
2 前項の請求書には、次に掲げる書類を添えなければならない。
 住民票の写しその他の前項第1号に掲げる事項を証明することができる書類
 請求者の生存を証明することができる書類
 請求者が最後に国立ハンセン病療養所等を退所した年月日を明らかにすることができる書類
 前項第5号に掲げる事項についての市町村長(特別区の区長を含む。以下同じ。)の証明書
 前項第6号に掲げる事項を明らかにすることができる書類
 前項第7号に規定する場合にあっては、住民票の写しその他の同号に規定する他の退所者の氏名、性別、生年月日及び住所を証明することができる書類
 前項第8号に規定する者にあっては、当該金融機関の名称及び預金通帳の記号番号を明らかにすることができる書類
3 第1項の規定により請求書を提出すべき場合において、厚生労働大臣は、特別な事由があると認めたときは、その書類の添付を省略させ、又は認定に係る審査のために必要な書類の提出を求めることができる。
4 第1項の認定を受けた者が、退所者給与金の支給要件に該当しなくなった後再びその要件に該当するに至った場合において、その該当するに至った後の期間に係る退所者給与金の支給を受けようとするときも、前3項と同様とする。
(支給期間等)
第3条 退所者給与金の支給は、前条第1項の規定による認定の請求があった日の属する月の翌月から始め、退所者給与金を支給すべき事由が消滅した日の属する月で終わる。
2 退所者給与金は、毎年2月、4月、6月、8月、10月及び12月の6期に、それぞれの前月までの分を支払う。
3 退所者給与金の額の計算においては、その額に100円未満の端数があるときは、その端数は切り捨てるものとする。
(退所者給与金の額の改定)
第4条 認定退所者に退所者給与金の月額を変更すべき事実が生じたとき(次項に規定する場合を除く。)は、その事実が生じた日の属する月の翌月から退所者給与金の額を改定する。
2 認定退所者の属する世帯において、認定退所者が認定退所者でない配偶者又は1親等の尊属を扶養しているか否かの別及び認定退所者の前年の所得の額(同一の世帯に属する認定退所者が2人以上である場合にあっては、そのすべての認定退所者の前年の所得の額を合算した額を当該世帯に属する認定退所者の数で除して得た額とする。次条第1項において同じ。)に応じて、その年の8月から当該世帯に属する認定退所者に支給する退所者給与金の額を改定する。
(退所者給与金の支給の制限等)
第5条 認定退所者の前年の所得の額が第1条の規定による退所者給与金の額に12を乗じて得た額を超えるときは、前年の所得の額から当該退所者給与金の額に12を乗じて得た額を減じた額に10分の5を乗じて得た額に相当する部分(以下この項において「支給停止相当額」という。)の支給をその年の8月から翌年の7月までは停止する。ただし、支給停止相当額が当該退所者給与金の額以上であるときは、退所者給与金の全部の支給を停止するものとする。
2 前条第2項及び前項に規定する所得は、地方税法(昭和25年法律第226号)第4条第2項第1号に掲げる道府県民税(都が同法第1条第2項の規定によって課する同法第4条第2項第1号に掲げる税を含む。以下この条において同じ。)についての同法その他の道府県民税に関する法令の規定による非課税所得以外の所得とする。
3 前条第2項及び第1項に規定する所得の額は、その所得が生じた年の翌年の4月1日の属する年度分の道府県民税(以下この項において「当該年度分道府県民税」という。)に係る地方税法第32条第1項に規定する総所得金額、退職所得金額及び山林所得金額、同法附則第33条の3第1項に規定する土地等に係る事業所得等の金額、同法附則第34条第1項に規定する長期譲渡所得の金額、同法附則第35条第1項に規定する短期譲渡所得の金額、同法附則第35条の4第1項に規定する先物取引に係る雑所得等の金額、外国居住者等の所得に対する相互主義による所得税等の非課税等に関する法律(昭和37年法律第144号)第8条第2項(同法第12条第5項及び第16条第2項において準用する場合を含む。)に規定する特例適用利子等の額、同法第8条第4項(同法第12条第6項及び第16条第3項において準用する場合を含む。)に規定する特例適用配当等の額、租税条約等の実施に伴う所得税法、法人税法及び地方税法の特例等に関する法律(昭和44年法律第46号)第3条の2の2第4項に規定する条約適用利子等の額並びに同条第6項に規定する条約適用配当等の額の合計額(以下この項において「基本所得額」という。)とする。ただし、次の各号に該当する者については、当該各号に掲げる額を基本所得額からそれぞれ控除するものとする。
 当該年度分道府県民税につき、地方税法第34条第1項第1号、第2号、第4号又は第10号の2に規定する控除を受けた者については、当該雑損控除額、医療費控除額、小規模企業共済等掛金控除額又は配偶者特別控除額に相当する額
 当該年度分道府県民税につき、地方税法第34条第1項第6号に規定する控除を受けた者については、その控除の対象となった障害者1人につき27万円(当該障害者が同号に規定する特別障害者であるときは、40万円)
 当該年度分道府県民税につき、地方税法第34条第1項第8号に規定する控除を受けた者(同法第23条第1項第11号イ中「夫と死別し、若しくは夫と離婚した後婚姻をしていない者又は夫の生死の明らかでない者で政令で定めるもの」とあるのを「婚姻によらないで母となった女子であって、現に婚姻をしていないもの」と読み替えた場合において同号イに該当する所得割(同項第2号に規定する所得割をいう。以下この号において同じ。)の納税義務者(同項第13号に規定する合計所得金額が125万円を超える者に限る。以下この号において同じ。)及び同項第12号中「妻と死別し、若しくは妻と離婚した後婚姻をしていない者又は妻の生死の明らかでない者で政令で定めるもの」とあるのを「婚姻によらないで父となった男子であって、現に婚姻をしていないもの」と読み替えた場合において同号に該当する所得割の納税義務者を含む。)については、27万円(当該控除を受けた者が同法第34条第3項に規定する寡婦(同法第23条第1項第11号イ中「夫と死別し、若しくは夫と離婚した後婚姻をしていない者又は夫の生死の明らかでない者で政令で定めるもの」とあるのを「婚姻によらないで母となった女子であって、現に婚姻をしていないもの」と読み替えた場合において同法第34条第3項に該当する者を含む。)であるときは、35万円)
 当該年度分道府県民税につき、地方税法第34条第1項第9号に規定する控除を受けた者については、27万円
 当該年度分道府県民税につき、地方税法附則第6条第1項に規定する免除を受けた者については、当該免除に係る所得の額
4 認定退所者が死亡した場合において、その死亡した者に支払うべき退所者給与金で、まだその者に支払っていなかったものがあるときは、その未支払の退所者給与金を、その者の配偶者、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹であって、その者の死亡の当時その者と生計を同じくしていたもの(以下「遺族」という。)に支払うことができるものとし、支払うべき遺族がないときは、当該死亡した者の相続人に支払うことができるものとする。この場合において、退所者給与金を支払うべき遺族の順位は、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹の順序による。ただし、退所者給与金を支払うべき同順位者が2人以上あるときは、その全額をその1人に支払うことができるものとする。
(届出)
第6条 認定退所者は、各支払期月の前月の1日から20日までの間に、氏名、性別、生年月日及び住所を記載した届書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
2 認定退所者は、次に掲げる事項を記載して署名又は記名押印した現況届を、毎年8月12日から9月11日までの間に、厚生労働大臣に提出しなければならない。
 認定退所者の氏名、性別、生年月日及び住所
 認定退所者の前年の所得の額
 認定退所者が、認定退所者でない配偶者又は1親等の尊属を扶養しているか否かの別(認定退所者でない配偶者又は1親等の尊属を扶養している場合にあっては当該配偶者又は1親等の尊属の氏名、性別、生年月日、請求者との続柄及び住所)
 届出をする認定退所者と同一の世帯に属する他の認定退所者がある場合にあっては、その者の氏名、性別及び生年月日
3 前項の現況届には、次に掲げる書類を添えなければならない。
 住民票の写しその他の前項第1号に掲げる事項を証明することができる書類
 前項第2号に掲げる事項についての市町村長の証明書
 前項第3号に掲げる事項を明らかにすることができる書類
4 認定退所者は、次に掲げる事項が生じたときは、遅滞なく、当該事項が生じたことを明らかにすることができる書類を添えて、その旨を厚生労働大臣に届け出なければならない。
 氏名又は住所を変更したとき。
 退所者に該当しなくなったとき。
5 認定退所者は、払渡しを受けることを希望する金融機関又は郵便貯金銀行の営業所等を変更しようとするときは、その旨を厚生労働大臣に届け出なければならない。
6 認定退所者が、第1項、第2項又は第4項の規定による届出をしないときは、退所者給与金の支給を一時差し止めることができる。

第2章 特定配偶者等支援金

(法第15条第2項の厚生労働省令で定める者)
第7条 法第15条第2項の厚生労働省令で定める者は、死亡した認定退所者が退所者給与金の支給を受けていた期間において第2条第1項第6号又は第6条第2項第3号の規定により第2条第1項に規定する請求書又は第6条第2項に規定する現況届に記載されていたことのある認定退所者の配偶者及び父母(認定退所者の死亡後に婚姻(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。以下同じ。)をした配偶者の父母を除く。)をいう。
(特定配偶者等支援金の額)
第8条 法第15条第2項に規定する特定配偶者等支援金(以下この章及び次章において「特定配偶者等支援金」という。)は、月を単位として認定特定配偶者等(次条第1項の規定により認定を受けた特定配偶者等(法第15条第2項に規定する特定配偶者等をいう。以下同じ。)をいう。以下同じ。)に支給するものとし、その月額は、次の各号に掲げる区分に応じ、それぞれ当該各号に掲げる額とする。
 認定非入所者(第18条第1項の規定により認定を受けた非入所者(法第8条第1項に規定する非入所者をいう。以下同じ。)をいう。以下同じ。)以外の者 12万8000円
 認定非入所者 12万8000円から第15条及び第17条第1項の規定に基づき支給される非入所者給与金(法第15条第3項に規定するハンセン病療養所非入所者給与金をいう。以下同じ。)の月額を減じた額(ただし、当該額が零を下回る場合には、零とする。)
(認定)
第9条 特定配偶者等は、特定配偶者等支援金の支給を受けようとするときは、次に掲げる事項を記載して署名又は記名押印した請求書を厚生労働大臣に提出し、その受給資格及び特定配偶者等支援金の額について、認定を受けなければならない。
 請求者の氏名、性別、生年月日及び住所
 死亡した認定退所者の氏名
 死亡した認定退所者と請求者との続柄
 請求者が認定非入所者であるか否かの別
 請求者が1親等の尊属である場合において、死亡した認定退所者に特定配偶者等である1親等の尊属が2人以上あるときは、請求者以外の特定配偶者等全員の氏名、性別、生年月日及び住所並びに当該認定退所者との続柄
 請求者の前年(当該請求を1月から5月までの間に行う場合にあっては、前々年とする。第13条第1項において同じ。)の所得の額(第13条第4項の規定により計算した所得の額をいう。以下この章において同じ。)
 金融機関の預金口座への払込みを希望する者にあっては、当該金融機関の名称及び預金通帳の記号番号
 郵便貯金銀行の営業所等での払渡しを希望する者(前号に規定する者を除く。)にあっては、当該郵便貯金銀行の営業所等の名称及び所在地
2 前項の請求書には、次に掲げる書類を添えなければならない。
 住民票の写しその他の前項第1号に掲げる事項を証明することができる書類
 請求者の生存を証明することができる書類
 認定退所者の死亡を証明することができる書類
 前項第6号に掲げる事項についての市町村長の証明書
 前項第7号に規定する者にあっては、当該金融機関の名称及び預金通帳の記号番号を明らかにすることができる書類
 請求者が認定退所者の死亡の当時において、認定退所者と生計を共にしていた事実を証明することができる書類
 請求者が死亡した認定退所者の1親等の尊属であるときは、当該認定退所者に配偶者が存在しない事実若しくは配偶者の死亡又は婚姻の事実を証明することができる書類
 請求者が死亡した認定退所者の1親等の尊属であるときは、請求者以外の特定配偶者等全員の同意書。ただし、死亡した認定退所者が遺言により支給を受ける1親等の尊属である特定配偶者等を別に定めた場合は、この限りでない。
3 第1項の規定により請求書を提出すべき場合において、厚生労働大臣は、特別な事由があると認めたときは、その書類の添付を省略させ、又は認定に係る審査のために必要な書類の提出を求めることができる。
4 第1項の認定を受けた者が、特定配偶者等支援金の支給要件に該当しなくなった後再びその要件に該当するに至った場合において、その該当するに至った後の期間に係る特定配偶者等支援金の支給を受けようとするときも、前3項と同様とする。
5 認定特定配偶者等が死亡し、他の特定配偶者等が特定配偶者等支援金の支給を受けようとするときも、第1項から第3項までと同様とする。
(特定配偶者等支援金の転給の請求)
第10条 認定特定配偶者等が1年以上所在不明である場合であって第14条第6項の規定により特定配偶者等支援金の支給を1年以上停止されているときは、他の特定配偶者等が特定配偶者等支援金の支給の申請を行うことができる。
2 前項の規定により特定配偶者等支援金の支給を受けようとする特定配偶者等は前条に定めるところにより認定を受けなければならない。
(支給期間等)
第11条 特定配偶者等支援金の支給は、第9条第1項の規定による認定の請求があった日の属する月の翌月から始め、特定配偶者等支援金を支給すべき事由が消滅した日の属する月で終わる。
2 特定配偶者等支援金は、毎年2月、4月、6月、8月、10月及び12月の6期に、それぞれの前月までの分を支払う。
3 特定配偶者等支援金の額の計算においては、その額に100円未満の端数があるときは、その端数は切り捨てるものとする。
(特定配偶者等支援金の額の改定)
第12条 認定特定配偶者等に特定配偶者等支援金の月額を変更すべき事実が生じたとき(次項に規定する場合を除く。)は、その事実が生じた日の属する月の翌月から特定配偶者等支援金の額を改定する。
2 認定特定配偶者等の前年の所得の額に応じて、その年の8月から当該特定配偶者等に支給する特定配偶者等支援金の額を改定する。
(特定配偶者等支援金の支給の制限等)
第13条 認定特定配偶者等の前年の所得の額が153万6000円を超えるときは、前年の所得の額から153万6000円を減じた額に相当する部分(以下この項において「支給停止相当額」という。)の支給をその年の8月から翌年の7月までは停止する。ただし、支給停止相当額が153万6000円以上であるときは、特定配偶者等支援金の全部の支給を停止するものとする。
2 第5条第2項の規定は、前条第2項及び前項の所得について適用する。
3 第5条第3項の規定は、前条第2項及び第1項の所得の額の算定について適用する。
4 認定特定配偶者等が死亡した場合において、その死亡した者に支払うべき特定配偶者等支援金で、まだその者に支払っていなかったものがあるときは、その未支払の特定配偶者等支援金を、その者の遺族に支払うことができるものとし、支払うべき遺族がないときは、当該死亡した者の相続人に支払うことができるものとする。この場合において、特定配偶者等支援金を支払うべき遺族の順位は、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹の順序による。ただし、特定配偶者等支援金を支払うべき同順位者が2人以上あるときは、その全額をその1人に支払うことができるものとする。
(届出)
第14条 認定特定配偶者等は、各支払期月の前月の1日から20日までの間に、氏名、性別、生年月日及び住所を記載した届書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
2 認定特定配偶者等は、次に掲げる事項を記載して署名又は記名押印した現況届を、毎年8月12日から9月11日までの間に、厚生労働大臣に提出しなければならない。
 認定特定配偶者等の氏名、性別、生年月日及び住所
 認定特定配偶者等の前年の所得の額
3 前項の現況届には、次に掲げる書類を添えなければならない。
 住民票の写しその他の前項第1号に掲げる事項を証明することができる書類
 前項第2号に掲げる事項についての市町村長の証明書
4 認定特定配偶者等は、次に掲げる事項が生じたときは、遅滞なく、当該事項が生じたことを明らかにすることができる書類を添えて、その旨を厚生労働大臣に届け出なければならない。
 氏名又は住所を変更したとき。
 特定配偶者等に該当しなくなったとき。
5 認定特定配偶者等は、払渡しを受けることを希望する金融機関又は郵便貯金銀行の営業所等を変更しようとするときは、その旨を厚生労働大臣に届け出なければならない。
6 認定特定配偶者等が、第1項、第2項又は第4項の規定による届出をしないときは、特定配偶者等支援金の支給を一時差し止めることができる。

第3章 ハンセン病療養所非入所者給与金

(非入所者給与金の額)
第15条 非入所者給与金は、月を単位として支給するものとし、その月額は、次の各号に掲げる認定非入所者の区分に応じ、それぞれ当該各号に掲げる額とする。
 市町村民税非課税者(第18条第1項の規定による認定の請求を行う月の属する年度(当該請求を4月又は5月に行う場合にあっては、前年度)分の地方税法の規定による市町村民税(同法の規定による特別区民税を含むものとし、同法第328条の規定によって課する所得割を除く。)が課されない者(市町村(特別区を含む。)の条例で定めるところにより当該市町村民税を免除された者を含むものとし、当該市町村民税の賦課期日において同法の施行地に住所を有しない者を除く。)をいう。)である認定非入所者 6万7290円
 前号に掲げる者以外の認定非入所者 5万600円
2 認定非入所者の属する世帯において認定非入所者が、認定非入所者又は認定退所者でない配偶者又は1親等の尊属を扶養するときの当該世帯に属する認定非入所者に支給する非入所者給与金の月額は、前項の規定にかかわらず、同項に規定する月額に1万4090円を当該世帯に属する認定非入所者の数で除して得た額を加算した額とする。
3 認定非入所者の属する世帯において認定非入所者が、生計困難のため、援護のための金銭の給付(以下「援護加算」という。)を要する状態にあると厚生労働大臣が認めるときの当該世帯に属する認定非入所者に支給する非入所者給与金の月額は、第1項の規定にかかわらず、同項第2号に規定する月額に第17条第1項の規定に基づき算定した援護加算の額を当該世帯に属する認定非入所者の数で除して得た額を加算した額とする。ただし、当該認定非入所者が法律(生活保護法(昭和25年法律第144号)を除く。)に定める扶助(特定配偶者等支援金を除く。)を受けることができる場合においては、その受けることができる扶助の限度においては、その法律の定めるところによる。
(非入所者給与金の額の自動改定)
第16条 非入所者給与金(援護加算を除く。)の額については、総務省において作成する年平均の全国消費者物価指数(以下この条において「物価指数」という。)が平成20年(この条の規定による非入所者給与金の額の改定の措置が講じられたときは、直近の当該措置が講じられた年の前年)の物価指数を超え、又は下るに至った場合においては、その上昇し、又は低下した比率を基準として、その翌年の4月以降の当該非入所者給与金の額を改定する。
(援護加算の額の算定等)
第17条 援護加算の種類、範囲、程度その他援護加算に関し必要な事項については、ハンセン病問題の解決の促進に関する法律第19条に規定する援護に関する政令(平成21年政令第22号)第1条及び第2条(第6項、第12項及び第13項を除く。)の規定を準用する。この場合において、「援護」とあるのは「援護加算」と、「要援護者」とあるのは「要援護加算者」と、第2条第1項中「要援護者、その扶養義務者(民法(明治29年法律第89号)に定める扶養義務者をいう。)又はその他の同居の親族」とあるのは「要援護加算者」と、同条第2項、第4項、第7項、第9項及び第10項中「都道府県知事」とあるのは「厚生労働大臣」と、同条第2項、第7項、第8項及び第10項中「決定」とあるのは「認定」と、同条第7項中「被援護者が」とあるのは「援護加算を受けている者(以下この条において「被援護加算者」という。)が」と、同条第7項及び第9項中「被援護者に」とあるのは「被援護加算者に」と、同条第10項中「必要があるときは」とあるのは「必要があるときは、要援護加算者の同意を得た上で、」と読み替えるものとする。
2 厚生労働大臣は、必要があると認めるときは、社会福祉法(昭和26年法律第45号)第22条に規定する社会福祉法人及び一般社団法人又は一般財団法人に対し、援護加算の認定及び実施に関する事務の一部を委託することができる。
(認定)
第18条 非入所者は、非入所者給与金の支給を受けようとするときは、次に掲げる事項を記載して署名又は記名押印した請求書を厚生労働大臣に提出し、その受給資格及び非入所者給与金の額について、認定を受けなければならない。
 請求者の氏名、性別、生年月日及び住所
 削除
 請求者の前年(当該請求を1月から5月までの間に行う場合にあっては、前々年とする。第21条第1項及び第23条第1号において同じ。)の所得に基づき算出した課税総所得金額(地方税法第314条の3第2項に規定する課税総所得金額をいう。以下同じ。)
 請求者が、認定非入所者又は認定退所者でない配偶者又は1親等の尊属を扶養しているか否かの別
 請求者と同一の世帯に属する他の非入所者が、第1項の規定により認定を受けている場合又は認定の請求をしている場合にあっては、当該他の非入所者の氏名、性別及び生年月日
 援護加算の開始又は変更の申請を行う者にあっては、職業及び援護加算の開始又は変更を必要とする理由
 金融機関の預金口座への払込みを希望する者にあっては、当該金融機関の名称及び預金通帳の記号番号
 郵便貯金銀行の営業所等での払渡しを希望する者(前号に規定する者を除く。)にあっては、当該郵便貯金銀行の営業所等の名称及び所在地
2 前項の請求書には、次に掲げる書類を添えなければならない。
 請求者が、現に国との間でハンセン病に関する裁判上の和解(ハンセン病の患者であった者と国との間で合意された平成14年1月28日付けの基本合意書に基づく裁判上の和解をいう。)が成立している者である場合にあっては、当該裁判上の和解に関し、訴えを提起した裁判所名、原告の番号及び和解の期日を明らかにすることができる書類
 請求者が、前号に規定する者以外の者である場合にあっては、医師の診断書その他のハンセン病を発病した年月日を明らかにすることができる書類
 住民票の写しその他の前項第1号に掲げる事項を証明することができる書類
 請求者の生存を証明することができる書類
 前項第3号に掲げる事項についての市町村長の証明書
 前項第4号に掲げる事項を明らかにすることができる書類
 前項第5号に規定する場合にあっては、住民票の写しその他の同号に規定する他の非入所者の氏名、性別、生年月日及び住所を証明することができる書類
 前項第6号に規定する者にあっては、資産及び収入の調査に必要な書類
 前項第7号に規定する者にあっては、当該金融機関の名称及び預金通帳の記号番号を明らかにすることができる書類
3 第1項の規定により請求書を提出すべき場合において、厚生労働大臣は、特別な事由があると認めたときは、その書類の添付を省略させ、又は認定に係る審査のために必要な書類の提出を求めることができる。
4 第1項の認定を受けた者が、非入所者給与金の支給要件に該当しなくなった後再びその要件に該当するに至った場合において、その該当するに至った後の期間に係る非入所者給与金の支給を受けようとするときも、前3項と同様とする。
(支給期間等)
第19条 非入所者給与金の支給は、前条第1項の規定による認定の請求があった日の属する月の翌月から始め、非入所者給与金を支給すべき事由が消滅した日の属する月で終わる。
2 非入所者給与金は、毎年2月、4月、6月、8月、10月及び12月の6期に、それぞれの前月までの分を支払う。
3 非入所者給与金の額の計算においては、その額に100円未満の端数があるときは、その端数は切り捨てるものとする。
(非入所者給与金の額の改定)
第20条 認定非入所者に非入所者給与金の月額を変更すべき事実が生じたとき(次項に規定する場合を除く。)は、その事実が生じた日の属する月の翌月から非入所者給与金の額を改定する。
2 認定非入所者の属する世帯において、認定非入所者が認定非入所者又は認定退所者でない配偶者又は1親等の尊属を扶養しているか否かの別及び認定非入所者の前年の所得に基づき算出した課税総所得金額(同一の世帯に属する認定非入所者が2人以上である場合にあっては、そのすべての認定非入所者の前年の所得に基づき算出した課税総所得金額を合算した額を当該世帯に属する認定非入所者の数で除して得た額とする。第21条第1項及び第23条第1号において同じ。)に応じて、その年の8月から当該世帯に属する認定非入所者に支給する非入所者給与金の額を改定する。
(非入所者給与金の支給の制限等)
第21条 認定非入所者の前年の所得に基づき算出した課税総所得金額が75万円を超えるときは、当該金額から75万円を減じた額に100分の97(当該認定非入所者が、第15条第2項に規定する加算を受けているときは、100分の124とする。)を乗じて得た額に相当する部分(以下この項において「支給停止相当額」という。)の支給をその年の8月から翌年の7月までは停止する。ただし、支給停止相当額が第15条の規定による非入所者給与金の月額に12を乗じて得た額以上であるときは、非入所者給与金の全部の支給を停止するものとする。
2 認定非入所者が死亡した場合において、その死亡した者に支払うべき非入所者給与金で、まだその者に支払っていなかったものがあるときは、その未支払の非入所者給与金を、その者の遺族に支払うことができるものとし、支払うべき遺族がないときは、当該死亡した者の相続人に支払うことができるものとする。この場合において、非入所者給与金を支払うべき遺族の順位は、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹の順序による。ただし、非入所者給与金を支払うべき同順位者が2人以上あるときは、その全額をその1人に支払うことができるものとする。
(届出)
第22条 認定非入所者は、各支払期月の前月の1日から20日までの間に、氏名、性別、生年月日及び住所を記載した届書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
2 認定非入所者が、援護加算を受けている場合にあっては、前項の届書に、資産及び収入の調査に必要な書類を添えなければならない。
3 認定非入所者は、次に掲げる事項を記載して署名又は記名押印した現況届を、毎年8月12日から9月11日までの間に、厚生労働大臣に提出しなければならない。
 認定非入所者の氏名、性別、生年月日及び住所(援護加算を受けている場合にあっては、これらに加えて、職業)
 認定非入所者の前年の所得に基づき算出した課税総所得金額
 認定非入所者が、認定非入所者又は認定退所者でない配偶者又は1親等の尊属を扶養しているか否かの別
 届出をする認定非入所者と同一の世帯に属する他の認定非入所者がある場合においては、その者の氏名、性別及び生年月日
4 前項の現況届には、次に掲げる書類を添えなければならない。
 住民票の写しその他の前項第1号に掲げる事項を証明することができる書類
 届出をする認定非入所者の生存を証明することができる書類
 前項第2号に掲げる事項についての市町村長の証明書
 前項第3号に掲げる事項を明らかにすることができる書類
 援護加算を受けている場合にあっては、資産及び収入の調査に必要な書類
5 認定非入所者は、次に掲げる事項が生じたときは、遅滞なく、当該事項が生じたことを明らかにすることができる書類を添えて、その旨を厚生労働大臣に届け出なければならない。
 氏名又は住所(援護加算を受けている場合にあっては、これらに加えて、職業)を変更したとき。
 非入所者に該当しなくなったとき。
6 認定非入所者は、払渡しを受けることを希望する金融機関又は郵便貯金銀行の営業所等を変更しようとするときは、その旨を厚生労働大臣に届け出なければならない。
(支給停止)
第23条 非入所者給与金は、次の各号のいずれかに該当する場合においては、その額の全部又は一部を支給しないことができる。
 認定非入所者の前年の所得に基づき算出した課税総所得金額が、法令に違反する事実があったことを直接の原因として一時的に137万5000円を下回るとき。
 認定非入所者が、前条第1項、第3項又は第5項の規定による届出をしないとき。

第4章 親族に対する援護

第24条 法第19条第1項の規定による援護(以下単に「援護」という。)の開始又は変更の申請は、援護を要する状態にある者(以下この条において「要援護者」という。)の居住地(居住地がないか、又は明らかでないときは、現在地)を管轄する都道府県知事に、次に掲げる事項を記載した書面を提出して行わなければならない。
 要援護者の氏名、性別、生年月日、居住地又は現在地、職業及び申請者との関係
 国立ハンセン病療養所(厚生労働省設置法(平成11年法律第97号)第16条第1項に規定する国立ハンセン病療養所をいう。以下この号において同じ。)に入所している者の氏名、性別、生年月日、入所している国立ハンセン病療養所の名称及び要援護者との続柄
 援護の開始又は変更を必要とする理由

第5章 雑則

(検討)
第25条 第1章から第3章までの規定については、少なくとも2年ごとに再検討を加え、必要があると認めるときは、これを変更するものとする。

附則

(施行期日)
第1条 この省令は、平成21年4月1日から施行する。
(らい予防法の廃止に関する法律第6条に規定する援護に関する省令の廃止)
第2条 らい予防法の廃止に関する法律第6条に規定する援護に関する省令(平成8年厚生省令第22号)は、廃止する。
附則 (平成22年3月31日厚生労働省令第37号)
この省令は、平成22年4月1日から施行する。
附則 (平成22年5月28日厚生労働省令第73号)
この省令は、平成22年6月1日から施行する。
附則 (平成23年3月31日厚生労働省令第36号)
(施行期日)
第1条 この省令は、平成23年4月1日から施行する。
(経過措置)
第2条 平成23年3月以前の月分のハンセン病問題の解決の促進に関する法律第15条第2項に規定するハンセン病療養所非入所者給与金(次項において「非入所者給与金」という。)の額については、なお従前の例による。
2 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則(以下「促進法規則」という。)第13条第1項ただし書の規定による非入所者給与金の支給の停止に係る非入所者給与金の月額については、平成23年7月までの間は、この省令による改正後の促進法規則第7条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則 (平成24年3月28日厚生労働省令第38号)
(施行期日)
第1条 この省令は、平成24年4月1日から施行する。
(経過措置)
第2条 平成24年3月以前の月分のハンセン病問題の解決の促進に関する法律第15条第2項に規定するハンセン病療養所非入所者給与金(次項において「非入所者給与金」という。)の額については、なお従前の例による。
2 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則(以下「促進法規則」という。)第13条第1項ただし書の規定による非入所者給与金の支給の停止に係る非入所者給与金の月額については、平成24年7月までの間は、この省令による改正後の促進法規則第7条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則 (平成24年9月28日厚生労働省令第135号)
この省令は、平成24年10月1日から施行する。
附則 (平成26年3月31日厚生労働省令第47号)
(施行期日)
第1条 この省令は、平成26年4月1日から施行する。
(経過措置)
第2条 平成26年3月以前の月分のハンセン病問題の解決の促進に関する法律(平成20年法律第82号)第15条第2項に規定するハンセン病療養所非入所者給与金(次項において「非入所者給与金」という。)の額については、なお従前の例による。
2 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則(以下「促進法規則」という。)第13条第1項ただし書の規定による非入所者給与金の支給の停止に係る非入所者給与金の月額については、平成26年7月までの間は、この省令による改正後の促進法規則第7条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則 (平成27年4月10日厚生労働省令第84号)
(施行期日)
第1条 この省令は、平成27年4月1日から施行する。
(経過措置)
第2条 平成27年3月以前の月分のハンセン病問題の解決の促進に関する法律第15条第2項に規定するハンセン病療養所非入所者給与金(次項において「非入所者給与金」という。)の額については、なお従前の例による。
2 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則(以下「促進法規則」という。)第13条第1項ただし書の規定による非入所者給与金の支給の停止に係る非入所者給与金の月額については、平成27年7月までの間は、この省令による改正後の促進法規則第7条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則 (平成27年6月29日厚生労働省令第119号)
(施行期日)
第1条 この省令は、平成27年10月1日から施行する。
(経過措置)
第2条 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律の一部を改正する法律(以下「改正法」という。)附則第2条の規定により改正法による改正後の法第15条第2項の規定が適用される同条第1項のハンセン病療養所退所者給与金の支給を受けていた退所者で改正法の施行前に死亡したものの死亡の当時生計を共にしていた配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)及び1親等の尊属のうち当該退所者に扶養されていたことのあるものについては、第7条の規定にかかわらず、法第15条第2項の特定配偶者等とする。
2 前項に規定する者のうち、この省令による改正前の第1条第2項に規定する加算の対象となっていなかったものが第9条第1項の認定を受けようとする場合における同条第2項の規定の適用については、同項中「掲げる書類」とあるのは、「掲げる書類及び死亡した認定退所者が第1条第2項に規定する加算を受けていた期間において請求者が死亡した認定退所者に扶養されていた事実を証明する書類」とする。
附則 (平成28年3月24日厚生労働省令第37号)
この省令は、平成28年4月1日から施行する。
附則 (平成28年3月31日厚生労働省令第70号)
(施行期日)
第1条 この省令は、平成28年4月1日から施行する。
(経過措置)
第2条 平成28年3月以前の月分のハンセン病問題の解決の促進に関する法律第15条第3項に規定するハンセン病療養所非入所者給与金(次項において「非入所者給与金」という。)の額については、なお従前の例による。
2 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則(以下「促進法規則」という。)第21条第1項ただし書の規定による非入所者給与金の支給の停止に係る非入所者給与金の月額については、平成28年7月までの間は、この省令による改正後の促進法規則第15条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則 (平成28年5月23日厚生労働省令第101号) 抄
(施行期日)
1 この省令は、平成28年6月1日から施行する。
附則 (平成28年12月14日厚生労働省令第174号)
この省令は、平成29年1月1日から施行する。
附則 (平成29年3月31日厚生労働省令第36号)
(施行期日)
第1条 この省令は、平成29年4月1日から施行する。
(経過措置)
第2条 平成29年3月以前の月分のハンセン病問題の解決の促進に関する法律(平成20年法律第82号)第15条第3項に規定するハンセン病療養所非入所者給与金(次項において「非入所者給与金」という。)の額については、なお従前の例による。
2 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則(以下「促進法規則」という。)第21条第1項ただし書の規定による非入所者給与金の支給の停止に係る非入所者給与金の月額については、平成29年7月までの間は、この省令による改正後の促進法規則第15条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則 (平成30年3月30日厚生労働省令第53号)
(施行期日)
1 この省令は、平成30年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 平成30年3月以前の月分のハンセン病問題の解決の促進に関する法律(平成20年法律第82号)第15条第3項に規定するハンセン病療養所非入所者給与金(次項において「非入所者給与金」という。)の額については、なお従前の例による。
3 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則第21条第1項ただし書の規定による非入所者給与金の支給の停止に係る非入所者給与金の月額については、平成30年7月までの間は、この省令による改正後の同規則第15条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
附則 (平成30年7月30日厚生労働省令第94号)
(施行期日)
1 この省令は、平成30年8月1日から施行する。
(経過措置)
2 この省令による改正後のハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則第5条第3項第3号(同令第13条第3項において適用する場合を含む。)の規定は、平成30年8月以後の月分の退所者給与金及び特定配偶者等支援金の支給の制限について適用し、同年7月以前の月分の退所者給与金及び特定配偶者等支援金の支給の制限については、なお従前の例による。
附則 (平成31年3月29日厚生労働省令第52号)
(施行期日)
1 この省令は、平成31年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 平成31年3月以前の月分のハンセン病問題の解決の促進に関する法律(平成20年法律第82号)第15条第3項に規定するハンセン病療養所非入所者給与金(次項において「非入所者給与金」という。)の額については、なお従前の例による。
3 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則第21条第1項ただし書の規定による非入所者給与金の支給の停止に係る非入所者給与金の月額については、平成31年7月までの間は、この省令による改正後の同規則第15条の規定にかかわらず、なお従前の例による。

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