もんぶかがくしょうかんけいけんきゅうかいはつシステムのかいかくのすいしんとうによるけんきゅうかいはつのうりょくのきょうかおよびけんきゅうかいはつとうのこうりつてきすいしんとうにかんするほうりつしこうきそく
文部科学省関係研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律施行規則
平成20年文部科学省令第32号
研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律施行令(平成20年政令第314号)第6条第4項第3号、第8条第5項(同令第11条第3項において準用する場合を含む。)及び第9条第5項(同令第12条第3項において準用する場合を含む。)の規定に基づき、並びに研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律(平成20年法律第63号)を実施するため、文部科学省関係研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律施行規則を次のように定める。
(本邦法人又は外国法人等の範囲)
第1条 科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律施行令(平成20年政令第314号。以下「令」という。)第6条第4項第3号の命令で定める本邦法人又は外国法人等は、次に掲げる本邦法人又は外国法人等とする。
一 発明者等が所属する本邦法人又は外国法人等(以下この条において「特定法人等」という。)により発行済株式の総数、出資口数の総数又は出資価額の総額(以下この条において「発行済株式の総数等」という。)の100分の50を超える数又は額の株式又は出資を所有されている法人(以下この条において「特定子会社」という。)
二 特定法人等の発行済株式の総数等の100分の50を超える数又は額の株式又は出資を所有する法人(以下この条において「特定親会社」という。)
三 法人で、特定法人等により所有されるその株式又は出資の数又は額と、当該特定法人等に係る特定子会社により所有されるその株式又は出資の数又は額に当該特定法人等の当該特定子会社に対する出資比率を乗じて計算した株式又は出資の数又は額とを合計した株式又は出資の数又は額の当該法人の発行済株式の総数等に占める割合が100分の50を超えるもの
四 法人で、その所有する特定法人等の株式又は出資の数又は額と、当該法人に係る子会社(当該法人により発行済株式の総数等の100分の50を超える数又は額の株式又は出資を所有されている会社をいう。)の所有する当該特定法人等の株式又は出資の数又は額に当該法人の当該子会社に対する出資比率を乗じて計算した株式又は出資の数又は額とを合計した株式又は出資の数又は額の当該特定法人等の発行済株式の総数等に占める割合が100分の50を超えるもの
五 特定親会社により発行済株式の総数等の100分の50を超える数又は額の株式又は出資を所有されている法人
六 特定法人等と、各当事者がそれぞれの保有する特許権等に係る特許発明又は登録実用新案の実施を他方の当事者に対して許諾する義務を定めた契約を締結している法人であって、令第6条第3項に掲げる特許権等が国と当該法人との共有に係る場合において、当該法人のその特許発明若しくは登録実用新案の実施について、国の持分に係る対価を受けず、若しくは時価よりも低い対価を受け、又は国有の当該特許権等について、当該法人に対し、通常実施権の許諾を無償とし、若しくはその許諾の対価を時価よりも低く定めることが、国際共同研究の円滑な推進に特に必要であると認められるもの
(出資の認可の申請)
第2条 令別表第2の5の項第2欄に掲げる研究開発法人が、科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律(平成20年法律第63号。以下「法」という。)第34条の6第2項の認可を受けようとするときは、次に掲げる事項を記載した申請書を文部科学大臣に提出しなければならない。
一 出資先の名称、住所又は居所及び代表者氏名(出資先が投資事業有限責任組合である場合にあっては、当該投資事業有限責任組合の名称及び事務所の所在地並びに無限責任組合員の氏名又は名称及び住所)
二 出資に係る財産の内容及び評価額
三 出資を行う時期
四 出資を必要とする理由
五 その他文部科学大臣が必要と認める事項
2 前項の申請書には、次に掲げる書類を添付しなければならない。
一 出資先の定款その他の基本約款(出資先が投資事業有限責任組合である場合にあっては、当該投資有限責任組合の組合契約書)又はこれに準ずるもの
二 出資先の貸借対照表、損益計算書その他の財務に関する書類
三 その他文部科学大臣が必要と認める書類
(国有施設の減額使用の手続)
第3条 令別表第1の1の項第2号に掲げる機関(以下「研究所」という。)の国有の試験研究施設の使用に関し令第8条第1項の認定を受けようとする者は、様式第1の申請書の正本1通及び副本1通を、文部科学大臣に提出しなければならない。
2 文部科学大臣は、前項の申請書を受理した場合において、令第8条第1項の認定をしたときは、その申請をした者に様式第2の認定書を交付するものとする。
(国有地の減額使用の手続)
第4条 研究所の敷地内に整備する施設の用に供する土地の使用に関し令第9条第1項の認定を受けようとする者は、様式第3の申請書の正本1通及び副本1通を、文部科学大臣に提出しなければならない。
2 文部科学大臣は、前項の申請書を受理した場合において、令第9条第1項の認定をしたときは、その申請をした者に様式第4の認定書を交付するものとする。
(中核的研究機関に係る特例)
第5条 法第37条第1項の規定による公示は、次に掲げる事項を官報に掲載して行うものとする。
一 中核的研究機関の名称
二 法第37条第1項に規定する特定の分野
第6条 研究所が中核的研究機関である場合において、当該中核的研究機関の国有の試験研究施設の使用に関し令第11条第1項の認定を受けようとする者は、様式第5の申請書の正本1通及び副本1通を、文部科学大臣に提出しなければならない。
2 文部科学大臣は、前項の申請書を受理した場合において、令第11条第1項の認定をしたときは、その申請をした者に様式第6の認定書を交付するものとする。
第7条 研究所が中核的研究機関である場合において、当該中核的研究機関の敷地内に整備する施設の用に供する土地の使用に関し令第12条第1項の認定を受けようとする者は、様式第7の申請書の正本1通及び副本1通を、文部科学大臣に提出しなければならない。
2 文部科学大臣は、前項の申請書を受理した場合において、令第12条第1項の認定をしたときは、その申請をした者に様式第8の認定書を交付するものとする。
附則
(施行期日)
第1条 この省令は、平成20年10月21日から施行する。
(文部科学大臣の所掌に係る研究の交流の促進に関する省令の廃止)
第2条 文部科学大臣の所掌に係る研究の交流の促進に関する省令(平成12年/総理府/文部省/令第8号)は、廃止する。
附則 (平成31年1月17日文部科学省令第1号)
この省令は、研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律の一部を改正する法律の施行の日(平成31年1月17日)から施行する。
附則 (平成31年4月22日文部科学省令第18号)
この省令は、公布の日から施行する。
附則 (令和元年7月1日文部科学省令第9号)
(施行期日)
1 この省令は、公布の日から施行する。
(経過措置)
2 この省令の施行の際、現に存する改正前の様式による用紙は、当分の間、これを取り繕って使用することができる。
様式第1(第3条第1項関係)
[画像]
様式第2(第3条第2項関係)
[画像]
様式第3(第4条第1項関係)
[画像]
様式第4(第4条第2項関係)
[画像]
様式第5(第6条第1項関係)
[画像]
様式第6(第6条第2項関係)
[画像]
様式第7(第7条第1項関係)
[画像]
様式第8(第7条第2項関係)
[画像]
インターネット六法に掲載している法令データは、原則、官報その他政府提供データを基にしています。
※原則とは、現在有効ではない法令の場合は図書館等にて収集しております
データ内容の正確性については万全を期しておりますが、官報に掲載された内容と異なる場合はそちらが優先します。
インターネット六法.comの利用に伴って発生した不利益や問題について、当サイトの運営者は何らの責任を負いません。
掲載している法令等に誤植(ふりがな等)がありましたら、「お問い合わせ」よりお知らせください。ご協力お願いいたします。
インターネット六法が少しでもあなたの役に立てれば光栄です。これからもインターネット六法を宜しくお願いします。
※スマホやタブレットで左の画像を読み込むと現在の法令ページを読み込めます。